チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

コロナにかかった知人の話

2021年05月02日 10時18分37秒 | 日記
用があり一年ぶりに知人に電話をしたのが年明けだった
「今入院しているんですよ」
「あらすみません容態はよろしいの?」
「コロナですよ」
「ーーーーお大事に」

4月の末にお会いした
興味津々のチャ子ちゃん先生、事務的な用はそっちのけで
「コロナってどんな感じなの?苦しい?」
「インフルエンザにかかったことある?」
「ただの一度もないわ、風邪は引くけど」
「インフルエンザの強いもの、つまり全く味がないの、もちろん食欲はない、水を飲んでも味ががない、熱も一気に高くなるので苦しいよね」
「亡くなる人もいらっしゃるんでしょう?」
「大体糖尿病とか血圧が高いとか持病のある人は危険だね」
「お部屋は個室?」
「いや、大部屋だよ」
「それじゃあ閉じ込められてかえって病原菌が増殖しない?」
「だよね」

後から入院してきた人と病状がまるっきり違うので、コロナは一種類ではないと思ったそうだ
治療法も確たるものはなく
点滴で栄養が付き、ゆっくり休養をした感じで徐々に元の体に戻っていく
「これみて、シミが取れたし、手の老人斑点がきれいになくなった。退院して3か月だけど肌もつやつやしてるでしよ?」
「本当ね、肌に艶が出てきてる、どんな薬飲んだのかしら」
「知らんね」

どうしてコロナにかかったのかと経路を聞く
「行きたくない行きたくないと重い足を引きずって飲み会に出たのね、気持ちが沈んでいるから楽しくない。そうすると楽しくなさそうなお仲間と逆に話をするようになる。その人がコロナ菌を持っていたらしく、その人が箸をつけたものを食べたり、お酌し合ったり、ひそひそと顔をくっつけて仲間の悪口を言う、そしてら夜中に熱が出て咳が止まらず、救急車で病院に担ぎ込まれたらコロナと診断」
「そのお相手は?」
「勿論彼のことを話したよ、でも検査したら彼は陰性だった」
「おかしくない?通常はマスクしていたの?」
「そうマスクは意味ないと思っちゃった」
「しーーー」

「ところで費用もたいへんでしょう?保険が効くの?」
「無料だよ、国が払ってくれるんだ」
「えええー全員?」
「そうだよ、だから1銭もかからない、いい休養だった」
「不埒な奴だ、今日はランチご馳走しなさい、私税金払っているんだから(笑)」
「わかった!勿論、ところで仕事の話?」
「食事しながらね」
コメント
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