チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

生まれて初めて

2012年12月15日 09時26分38秒 | 日記
生まれて初めてある新人候の補選挙事務所で
電話応援依頼のボランテイアをした
浮き世の義理じゃテ

むかし
ある町の市長選に立候補をした友人のお父様の
選挙演説の文章の草稿をかいたり
自動車に乗ってウグイス嬢をやったり
訪れる支援者にオチャを振る舞ったりと
浮き浮き楽しんで一週間も泊まり込んでお手伝いしたことがある

暇だったのだなあ

しかし今回電話を握りしめ見えない相手に支援を依頼する
こう言う選挙活動というのは無意味だなと思い
「私向いていないわこの仕事」
と宣言しておしゃべりばかりしていた

電話の向こうでは
「●●候補の選挙事務所の者です」
と名乗り上げたとたん
「ぎゃちゃん」と受話器を置く人
最後まで聞き置くが不承不承をあらわにする人
一つ一つ合図地を打って聞いてくれる人
最後まで何も言わないで聞いていて「くろうさま」とねぎらう人
「私はこう思う」と意見を言う人
「ガンバッテね応援しているから」といってくれる人

でもだいたい留守が多い
都会の人は出かけている人が多いのだ

電話は固定電話だから家にいらっしゃる人はおとしめした方か
子育てで忙しいお母さん

無意味だなあとつくづく思った
私の所に来る電話も「切り上げてほしい」
と言う気持ちで聞いているもの

しかし候補者はたいへんだなあとつくづく思った
肉声を聞くのが一番だが
チャコちゃん先生の住む十二社は
今日この時間まで一人の選挙カーも来ない
都庁の裏側になるのに
都知事の立候補者の顔も見ない声も聞かない

自ら情報を取らなければならないとすれば
マスコミ情報を鵜呑みにする人が多いのもうなずける
家にいる方はテレビの情報が一番と思うもの
それが多くの日本人ではないかしら

それを利用している國があるとも知らない人が多い
コメント
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