チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

昔の仕事

2010年04月16日 11時10分33秒 | 日記
切り抜き用の雑誌がほしくて
神保町にセキドと赴く

雑誌ばかりの古本屋があって
その店に直行
ところが!
1冊ずつ全部ビニール袋に入れられ封がしてある
中身を見ることかなわず
「もうまったくうーー」
とうなりながら別の店に向かう

雑誌の古本はなかなか見つからず
やっと「サライ」「和楽」「芸術新調」「カントリーハウス」
などが店先においてある店を見つける

ぱらぱら中身を見ていると
サライを見ていたセキドが
「あっナカタニヒサコ!」
と叫ぶ
「なになに」
20ページの特集「男の着物」
其れのプロジュースをしている

ローマに長くすんでヴァチカンの絵の写真を撮っていた
岡村さんや男物の産地米沢紬の織元社長
袴仕立ての職人更にモデルの河内さん

それぞれすばらしい着こなしで登場
「良い仕事してるじゃあないの」
またもや自画自賛

「これ二冊あります。買っておきましょう」
二冊で300円
今から12年前の寅年の仕事ぶり

持ち帰りポマンダーとレイキで浄化
ヨシダが食い入るようにページを見ていて
「男の着物って格好いいですね、着てみたいなあ」

素人さんは裾が短く
芸人は裾長く着ている
どちらも人それぞれの好みだけど
「わたしはヤハリ健さんの着方が一番好き!」
とヨシダ

健さんこと高倉健の着物の寸法は七・五・三
この寸法で着こなせる人が本当の粋な人

「寅年に、寅年にした仕事と出会うということは
男のきものにも力を入れなさい」
ということかなあ
コメント
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