宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

ワンダラーの使命 ~ オイカイワタチ

2012年11月13日 | オイカイワタチ
 
「目を覚ましなさい!」と呼びかける、金星の長老・サナンダ。呼びかけている相手は、「ワンダラー」と「リンゴ」だ。

ワンダラーもリンゴも、地球では一見、ただの人間だ。オイカイワタチにも、「一介の労務者であったり、また地位も学歴もない一般人である場合が多い」と書かれている。自分のような無力な者に、そんなことを語りかけたところで、いったい何の役に立つというのか・・・と思ってしまうのは、そのためだ。

オイカイワタチによれば、宇宙人の多くが地球に来はじめたのは、「近世では百年以上も前から」だという。19世紀後半には、宇宙人は特に大勢来て地球に住みつき、地球人の妻をめとり、その子孫はいま地球に相当いる・・・ということだ。

ワンダラーとして、ほかの遊星から地球に生まれ変わった者たちは、地球のカルマを見て、地球での使命を果たすのに最も重要で適切な時期を、1900年代の後半と見たのである。

これに対して、宇宙の側も、手をこまねいて見ていたわけではない。1940~50年代から、地球にUFOが出現することが目立って多くなってきたのは、この人たちの目覚めを促し、前途の使命に備えての準備をするよう気づかせるためだった。そのため、目を覚ますワンダラーやリンゴが徐々に増えてきた。

しかし、地球の環境は、あまりに苛酷だ。波動の悪さが、ハンパではない。いわく、

>地球という悪の力の大きい、きわめて誘惑の多い悪条件下にある世界、そして低い粗雑なバイブレーションのため、一生を眠ったまま、使命に、素性に目覚めないで終わる者もある。
 
「使命に目覚める」と言ったって、ワンダラーが突如として神がかりになり、新興宗教を始めて信者を集める・・・というわけではない。また、

>演説や文章で人を説得したり、あるいは唯一独善の教義だといって自己の考えを他の人々に強要するのでもない。

というから、「この福音を人々に宣べ伝えることが、私の使命なのだ・・・!」というわけでもないみたい(笑)。

本当に重要なのは、ここからだろう。


>ワンダラーはまさに宇宙の煙突掃除夫である。

>地球という暗黒の煙突の中に入り、真っ黒な煤(すす)を全身にかぶり(地球のカルマを全身で体験して)、その中で、どす黒い煤(カルマ)を落とす(解く)のである。

>決してキレイ事ではすまされないのである。全身に泥(カルマ)をかぶり、同じ泥の中で喘ぐ(あえぐ)人類と地球と共にあって、地球のカルマを身で体験し、そのカルマの根を理解し、それを真で解くのである。

>だから、彼らワンダラーの多くは、特殊の立場とか地位にはいないであろう。彼らは、ごく一部の人を除いては、平凡な目立たない一市民として存在している。
 

地球を称して「暗黒のエントツ」とは、まさしく言い得て妙だ。ここは、いつもホコリにまみれてドロドロしている。ここにいるだけで、ススにまみれて真っ黒けになり、息が詰まってくる。
 
ひどく汚れた床を、雑巾でフキ掃除したときは、雑巾が真っ黒になるものだ。雑巾を洗ったバケツの水も、ついでに黒い泥水になってしまう。

ワンダラーも、そんな雑巾と同じなのだ。自分自身が泥を浴びて真っ黒になりつつ、地球の汚れをせっせとフキ掃除しているのである。