宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

ワンダラーは、地球で進化する

2009年12月04日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
       
現代の地球には、大勢のワンダラーが転生している。これは、数字の上からもナットクできることだ。地球には現在、60億人を超える人類がいる。古代や中世とは、人口がケタ違いもいいとこ。全員が、地球の古代や中世に転生履歴を持っているとは考えにくい。宇宙からの転生者ばかりでなく、いまだ人間としての生を送ったことのない、発展途上の魂も大量に生まれていると推測される。今の地球はまさしく、カオス状態だ。
 
ワンダラーの人数は、「一億人」とも言われる。実際にはそこまで多くないにしても、かなりの数におよんでいるのは確かだろう。
 
そもそも、どこまでが地球土着の魂で、どこからが宇宙の転生者なのか、その線引きだって微妙なところなのだ。それは、日本人も遠い祖先をたどれば皆、どこかの時点で大陸や南洋諸島から渡ってきた人々だというのに似ている。結局、古参なのか、新参なのかの違いでしかない。
  
宇宙各地を渡り歩いている、時空の旅人みたいなワンダラーもいるという。地球のような惑星に来ては、意識進化を手助けする、ヘルパー専門のような意識存在だ。まるで、流しのギタリストみたい。近い将来、地球人類の意識進化が実現した暁には、地球からもそういう存在が出て行くことだろう。

ワンダラーは、「地球の意識進化を助けるために来ている」とよく言われる。・・・といっても、、地球人を指導しに来たわけではない。中にはそんな宇宙指導員(?)もいるのだろうが、大半のワンダラーにとっては、地球での人生を生き抜くだけでも大変なことだ。でも、難しい第三密度から第四密度への移行期を乗り切るためには、第四密度またはそれ以上の経験者が、どうしても、それなりに集まる必要があった。こればっかりは、それに合った意識の持ち主をある程度はそろえておかないと、どうにもならない。こうして集まった人々は、この時期が終われば、また地球を去っていく。
  
せっかく、地球で生き抜くすべを身につけつつあったのに、終了するのはもったいないかもしれないが・・・(笑)。
 
ラー文書によれば、ワンダラーにとっても、地球での人生は、大きな意識進化のチャンスだという。
 
「ワンダラーは、もし忘れることなく奉仕に献身するならば、高次密度の触媒力の、はるかに青白い領域におけるより、ずっと急速にプラスとマイナスに分極化するだろう・・・」。(ラー文書の一節、出典は『アセンション版・宇宙人の魂を持つ人々』)
 
ここでいう「青白い」(イーティオレイティド)というのは、弱々しい日ざしの中で育ったモヤシとか、そういう植物や人間を意味する言葉。つまり、地球に来る前のワンダラーは、優しい環境に慣れきった、「モヤシのような人」(?)。地球生活は、モヤシを鍛えて強くする、鉄火場修行というわけだ。
 
「これ(地球上で得られる速習効果)は、第三密度の集中的な人生体験ともろもろの機会による。それゆえプラス指向のワンダラーは、わざわざ忘却する危険を冒してまで、他人に愛をまき散らして奉仕する。その忘却が打ち破られた場合、第三密度における触媒力は、もっと高次の調和した密度でも見られないほど効果的にワンダラーを分極化する量になるだろう」。(同上)
 
「ラー文書」において、第三密度から第四密度への意識進化とは、「プラスとマイナスへの分極化」を意味する。プラスとマイナス、ポジティブとネガティブへの分極化だ。ポジティブとは、大いなるすべてとの合一を目指して、愛と調和の道を目指す統合指向のこと。ネガティブはその逆で、大いなるすべてとの合一に背を向け、自力を強めていく分離指向の道だ。
 
通常、「意識の進化」といえば、ポジティブ側に特化していくことを意味するのが普通なのだが、「ネガティブな意識進化の道もある」とするのが、ラー文書の際立った特徴。

ラーによれば、第四密度の意識段階に達した世界では、ポジティブ・サイドの人間と、ネガティブ・サイドの人間にハッキリと分かれる。第三密度では、この両者が混ざり合って渾沌(こんとん)としている。どちらを選ぶかは、人それぞれの自由。意識が進化するにつれて、どちらかに特化していく。
 
例えて言えば、人間もアカチャンの頃は男女の見分けがつかないが、成長するにつれて、「男は男らしく、女は女らしく」という具合に分極化していくようなものだろう。それと同じように、意識の進化もまた、ポジティブとネガティブへの分極化という道すじをたどる。
 
ネガティブな第四密度の進化段階に達したネガティブETたちは、「オリオン・グループ」と呼ばれる勢力を形成しており、銀河の各地でポジティブ勢力とシノギを削っている。地球にも盛んに干渉してきているという。
  
今は、地球人たちと同様、たまたま地球に居合わせたワンダラーたちにとっても、急速に分極化が進む絶好のチャンスというわけだ。「地球に来る前はポジティブ側だったのに、地球暮らしを通じて自我に目覚めた結果、ネガティブ側に回って意識進化を再開した」というようなワンダラーも出てくるだろう。昔はいい人だったのに、成長してからダークサイドに回ったという、スターウォーズのダースベーダーみたいなタイプ(笑)。
 
ワンダラーにとって、地球での人生はまさしく試練となる。愛と知恵にあふれた世界からの訪問者にとって、この競争的環境に調子を合わせて生きてゆくのは、容易なことではない。でも、それも遠からず終了だ。まもなく、地球人類の意識が変わり、それに伴って地球環境も変容する。
  
これが地球での生の総決算であることは、ワンダラーにとっても変わらない。マンデルカー博士も、これが、われわれにとって「地球での最後の生」であることを強調する。いわく、

>世の中のワンダラーたちの大半について言えば、あなたたちはほどなく帰郷することになる。意外なほど早く、この地球での人生は夢となり、一連の鮮明な経験は、長いこと知らずにいた大きな意識の中に、たちまち溶け込むだろう。
 
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ワンダラーも、地球で転生する

2009年12月03日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
           
ワンダラーとは、他の惑星から、地球に転生してきた「宇宙人の魂を持つ人々」だ。魂は宇宙人だが、身体は地球人と変わらない。その多くは、漠然と「地球には、なじめない・・・」と感じているだけで、ワンダラーであることを自覚していない。これに対して、ウォークインは、地球人の身体に乗り移った宇宙人の魂。自分が宇宙からの使者であることを十分に自覚した、意識的な訪問者だ。
  
ワンダラーの多くは、地球での人生が初めてだ。あまりにも不慣れなため、最初はなかなかうまくいかない。でも、そういう人ばかりではなく、地球で数多くの輪廻転生を重ねているワンダラーも少なくないという。このような「長期滞在型(?)」のワンダラーは、すでにかなりの地球経験者だ。
  
数百年、数千年ならともかく、中には「何万年も地球で転生しているワンダラーもいる」ということだ。そうなると、地球土着の魂とはどう違うのか、微妙なところだろう(笑)。
 
もちろん、違いはある。「ワンダラーは、地球よりも意識的に進化した未来的な環境を離れて、わざわざ地球を訪れている」というのが、なんといっても最大の違い。
 
便利で快適な現代社会から、いきなり、未開で荒削りな古代社会に逆戻りしたようなものだ。このように、意識的な進化の流れに背を向ける形で、あえて逆戻りした環境に身を置くのが、ワンダラー。

例えてみれば、現代のサラリーマンが、タイムマシンで古代社会に来た。現地の状況はよく分からないのだが、「とりあえず、行けばなんとかなるさ」と思ってた。来てみると、なんと、毛皮をまとった原始人たちが、雄たけびを上げながら石槍を投げて戦争しているではないか。彼らは、「何をボヤボヤしているんだ。オマエも一緒に戦え」という。さあ、どうする。・・・地球におけるワンダラーが置かれた一般的な状況は、これに近いものがある。
 
地球には、地球の論理がある。ここは、強烈に刺激的で、ハマってしまう環境だ。最初は地球環境に不慣れで、手も足も出なかったワンダラーも、だんだん地球の何たるかが分かってくる。そうなると、もう一度、地球での人生をやり直してみたくなるのが人情というもの。ルドルフ・シュタイナー風に言うならば、「これが、生だったのか。さあ、それなら、もう一度!」。
 
こうして、かなりの数のワンダラーが地球環境に飲み込まれ、そのまま地球人たちと一緒に、地球での輪廻転生を開始する。「マシュー君のメッセージ」で言う、「ワンダラーがとらえられる罠」だ。
 
筆者も幼少の頃から、「宇宙人」とよく言われる。マンデルカー博士の著書には、「自分は宇宙人であると告白したが故に、周囲から奇人変人あつかいされ、散々な目にあっている人」が多数登場する (もちろん、マンデルカー博士自身もその一人だ!) のだが、筆者の場合は、もともと「宇宙人」と言われているので、わざわざカミングアウトするまでもない。これは、良いことなのか・・・?
  
もっとも、先日、「過去世で筆者と会った」という人物に出くわした。独立してベンチャー企業を起こし、国際ビジネスをやっている有能な元・商社マンなのだが、別の顔もある。なんと、「霊感があり、言うことがズバズバ当たる」という評判なのだ。筆者とは初対面だったが、いきなり、「ボクがこの人と会ったのは、この人生が始めてじゃありません。かつて、われわれが中東やギリシャで生きていた頃、彼は『とても博識な人がいる』という評判になってました。ボクも、分からないことは何でも彼に聞いてました・・・」と言い出した。当時の記憶が、ふいにフラッシュバックしたのだという。通常なら、「奇妙なトンデモ発言」として片付けられるところなのだが、妙に説得力があるので周囲の人々も引き込まれ、思わずうなずいていた・・・。してみると、筆者にも地球での過去世はあると見るべきか!?(笑)。
 
それはともかく、問題は、「地球で転生を開始したワンダラーは、一体どうなってしまうのか?」ということだろう。
 
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ワンダラーの目的と役割

2009年12月02日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
 
「宇宙人の魂を持つ人々」は、ワンダラー(他の惑星からの転生者)とウォークイン(地球人の肉体に乗り移った宇宙人の魂)について、徹底的に語り尽くした本だ。先頃、日本でも翻訳された「アセンション版・宇宙人の魂を持つ人々」は、長年の精神世界探求の成果が盛り込まれ、前作よりさらに充実した内容となっている。

著者のスコット・マンデルカー博士は、チャネリング界の聖典・「ラー文書」に深く傾倒している。「ラー文書があれば、他のチャネリング書は要らない」とまで言い切り、講演でもしばしば解説している。

マンデルカー博士は、カウンセラーとしても活躍しており、数多くのワンダラーたちと面談を重ねてきた。いわく、ワンダラーの多くは、地球での目的を見出せずに悩んでいるという。「私は、ここで何をしたらいいんでしょうか?」、「私は、何のためにここにいるんでしょうか?」・・・。口々に、質問が浴びせられた。

せっかく、愛と知恵にあふれた故郷を離れ、慣れない地球環境で悪戦苦闘しているというのに、目的を見失うとは残念なことだ。「やってられない」とは、このことだろう。マンデルカー博士によると、そんな迷えるワンダラーの指針となるのは、やっぱり、「ラー文書」。

ラーによると、「ワンダラーの目的」は、このように提示される。

>1.求められるどんな方法でも、この惑星の生物たちに奉仕するのがワンダラーの目的だった。

>2.その共振パターンで惑星の振動全体をやわらげるのも、ワンダラーの目的だった。・・・・・

ラーによれば、ワンダラーたちは、特定の目的や使命を持って、地球に生まれてきたわけではないらしい。ということは、ワンダラーは、目的を見失って悩んでいるのではない。もともと、特定の目的などなかったのだ。そこに、まだ気付いていないだけ。

この一節には、続きがある。「ここは、くり返し唱える価値がある」と、太鼓判を押されている箇所だ。

いわく、「光と愛は求められ、必要とされるどんな場所へも向かうが、その目標はあらかじめ計画されていない」。

なんということだ。「ボクは、地球に生まれたら、こんな人生を送って、このようなことを成し遂げよう」とかなんとか、そんな地球での人生計画など、最初からなかったのだ・・・(!)。
 
地球に転生するということは、敵味方が入り乱れた戦場に、単身、パラシュートで降下するようなものだろう。まさに、無謀のきわみと言える。地球は、厳しい環境だ。そこに、「失敗するのは覚悟の上だ」と言って、とりあえず乗り込むのである。そして、たいていのワンダラーは、本当に失敗する(泣)。
  
地球的でない愛と知恵を持ったワンダラーたちが、大挙して地球にやってくる。そのこと自体に、意味がある。それによって、殺伐とした地球の波動環境は、大なり小なり改善に向かう。地球のアセンションは、それを抜きにして語れない。
 
ラーによれば、ETソウル(宇宙人の魂を持つ人々)による奉仕の形態には、3通りがあるという。

>(1).地球上の愛と光の作用を倍増させるとともに、(2).灯台や羊飼いとなって奉仕する基本的な役割を負うなかで、(3).どのワンダラーにも独自の能力や偏向や得意分野があり・・・これは転生前のさまざまな才能の反映であって、この次元で発現することもある・・・。

つまり、ワンダラーは、「地球で業績(?)を挙げよう」とか、「ここで、一定の社会的役割を果たそう」などと、難しく考える必要はない。ワンダラーが地球にもたらすべきものは、愛と光。言い変えれば、「優しさ」と「賢さ」・・・。
 
ただし、そんな中で、もしも才能を発揮できるのなら、それはそれで良いことだ。それが、ラーが指し示す、「ワンダラーの第3の役割」。「才能を発揮」といっても、分野はいろいろだ。アーティストもいるだろうし、ビジネスマンとして才能を発揮する人もいるだろう。占いが得意な人は、占いをやればよい。屋根の修理や、コンピュータの修理が得意な人もいるだろう。マンデルカー博士によれば、「サンフランシスコで優秀なリムジンバスのドライバー」をやっているワンダラーが、博士の知人にいるという。
 
だが、最も重要なのは、なんといっても第1の役割。地球で愛と光を放射して波動を調和させる、いわば「波動調整装置」としての役割だ。最大のテーマがここにあるということを、忘れてはいけない。そもそも、なんとか人間社会に溶け込もうとして、ムリな努力をしすぎるのが、ワンダラーにありがちな傾向だと言える。「一定の社会的な役割」その他に、こだわりすぎていたのかもしれない。
  
次に重要なのは、地球での奉仕活動。ワンダラーには、ボランティアとして活動する人もいれば、スピリチュアル界で働く人もいる。でも、普通の職業で身を粉にして働く人は、さらに多い。

できれば、日常生活に煩わされることなく、精神世界とアートの探求に全エネルギーを集中するのが理想なのだが、せちがらい現代社会において、それは実現困難だ。

筆者の日常生活も、ハタから見れば、ワーカホリック(仕事中毒者)としか見えないだろう。かつては、しばしば、「仕事や日常生活のことより、精神世界とアートに目を向けている」という批判を浴びていた。だが、環境は人を変えていく。人は、変われば変わるものだ!! ・・・もっとも、仕事をしているフリをして、実はブログや掲示板をやってることも少なくないのだが(笑)。
 
いずれにしても、ワンダラーは社会の灯台となり、闇夜を明るく照らす。うーん、今の地球には、まさしく「夜明け前の闇」という表現が似つかわしい・・・。
  
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ワンダラーは、覚醒の起爆剤となる

2009年11月23日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々

            
ワンダラー(他の惑星から、地球に転生してきた人)は、一見、普通の地球人と変わらないのだが、魂は宇宙人そのものだ。ワンダラーの地球生活は、たいていの場合、大きな困難を伴う。制約が多くて過酷な地球環境で生きていくのは、地球生活に慣れた土着の魂を持つ人々にとっても、容易なことではありません。まして、「異邦人」ではなおさら・・・。
 
でも、なんのためにワンダラーが地球に大勢いるのかといえば、「覚醒の起爆剤になるため」というのが、最大の目的と言えるだろう。

人類の多くは、相変わらず、日常生活に埋没した日々を送っている。特に、現在のように世の中が不景気だと、さらに日常生活に汲々として、他のことに目を向ける余裕もなくなってくる。

もちろん、それ自体は悪いことではない。変な新興宗教にハマッたりするよりは、よほど健康的だろう(笑)。 でも、「これから良い世界になっていく」というような期待感がしぼみ、冷めたムードが蔓延するのは残念なことだ。
 
こんなときこそ、ワンダラーの出番。地球人類が急速に覚醒する時期を迎えた今、「最初に覚醒する人々」が必要だ。覚醒した人々の精神的な影響力は大きく、加速度的に広がっていく。「覚醒の起爆剤になる」というのは、そういうこと。いわば、呼び水になることを意味する。地球的でない意識を持つ人々が、ここに大勢やってきているのは、そのためだろう。
   
でも、ワンダラーの人生は、かなりの困難を伴うのが普通だ。あまりにも地球的でない精神生活と、あまりにも地球的な日常生活とを両立させることは、非常に難しいと言わざるを得ない。多くのワンダラーは、慣れない地球環境で生き抜くことに必死。心の病を抱えて、沈んでいる人々も少なくない。そんな現実の中、いかにして、ライトワーカーに変身するか。 
  
難しい状況なのは確かだけど、とりあえず、今までどおり、これからも意識の覚醒に向かって、精神世界を探求していくしかないでしょうな・・・(笑)。
 
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地球環境に慣れる

2009年11月18日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々

  
人間にとって非常に重要であるにもかかわらず、日頃はまず話題にならないことがある。それは、「地球環境に慣れる」ということ。

人は、引越しをしたら、新しい生活環境に適応しようとするものだ。海外に移住でもしようものなら、なおさらだろう。転職したら、新しい職場環境に慣れようとする。飲み会に初参加したら、早く飲み仲間と打ち解けようとするものだ。それが、人間として当たり前の姿勢と言えるだろう。

しかし、最も重要な視点が欠落している。それは、「そもそも、地球には適応できてるんですか?」という視点。これは、「大阪の水に慣れよう」とか、「アフリカの気候になじもう」とか、その程度の問題ではない。もっと根本的な問題だ。
 
赤ちゃんの時はみんな白紙状態。ゼロからのスタートで、人生経験を積んでいく・・・というのが、通常の考え方だろう。近代イギリスの大思想家、ジョン・ロックが「人間知性論」で強く唱えて以来、この説はデファクト・スタンダードと化した観がある。

でも現実問題として、地球生命圏のシステムは、そうなっていない。何百回も地球で輪廻転生してきたベテランは、最初から何の違和感もなく人生をスタートできる。そういう人は、5歳や10歳くらいでも、明らかに人生そのものに慣れている。一方では、「しまった、地球を甘く見すぎていたか。なんとかなると思ったのが誤りだった・・・」と、深層意識で悔やんでいる人もいる。他の惑星からの転生者(ワンダラー)が、それに該当する。一度の人生で、この経験の差を埋めるのは難しい。50歳や100歳になっても、追いつくのは無理・・・。
 
実際のところ、地球という環境そのものに、なかなかなじめない人がいる。いつまでたっても方向感覚がなく、しょっちゅう道に迷ったり、エイヤッと電車に飛び乗れば、たいてい逆方向だったり・・・(泣)、というようなタイプ。時間の感覚が、世間の一般人とは何時間もズレている人。っていうか、何年もズレている人・・・。
 
そんな人は、意外と多い。地球は、過去から未来へと一定の早さで時間が流れ、空間もガッチリと固まっている世界。これは、第三密度の特徴だ。この環境に慣れるのは、簡単なことではない。ホンの何十年かの人生でなじめるほど、容易な問題ではない。

このような、地球特有のガチガチな時間と空間も実に厄介なものだけど、それ以上に難物なのは、あまりにもエゴが強い、地球人そのものだろう。地球で長く輪廻転生してきた人々は、この環境に深く適応している。エゴをぶつけあって生きていくのに慣れているので、戸惑いがない。
 
「なぜ、エゴが強い人の人生がうまくいって、善良な人がバカを見るのか」というのは、よく言われることだけど、「地球での生活における熟練度」という視点が、そこには欠落していることが多い。っていうか、そういう視点を持っている人を、そもそも見たことがない・・・。

でも、現実問題として、何事も練習あるのみ。地球生活も、それと同じだろう。地球でうまく生きられるかどうかは、ゴルフやカラオケなどと同様、技術的な面によるものが大きい。ローマは、一日にしてならず。やっぱり、地球(もしくは、地球と似たような第三密度の環境)で地道に人生経験を積み重ね、スキルアップを図るしかない。
 
どうしても地球になじめず、心の病を抱えたワンダラーも少なくない。人生修行の必要性を、痛感する。
 
もっとも、「地球での人生経験は、地球でしか役に立たない可能性が高い」ということを、付け加えておきたいと思う(笑)。
 
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ワンダラーは、地球にいるだけで貢献している

2009年01月21日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々
   
スコット・マンデルカー博士の著書「宇宙人の魂をもつ人々」によると、ワンダラーは、単に地球に滞在しているだけでも地球貢献になってるんだそうだ。

ここでいう「ワンダラー」とは、地球に転生したETを指す。他の惑星に住む知的生物の魂が、宇宙のどこかから地球に転生して、地球人の赤ちゃんとなって生まれるという現象だ。今日では一般的な精神世界用語として、かなり普及した観がある。

要は、「外見は地球人だけど、中身は宇宙人そのもの」という人々だ。スターピープル、スターボーン、スターチルドレンなどとも呼ばれる。

これと対になる概念に、「ウォークイン」というのがある。これは、不慮の事故などで死んでしまった地球人の肉体を、死の瞬間に宇宙人の魂が転移して乗っ取るという現象だ。つまり、仮死状態になって息を吹き返した後は、外見は同じだけど中身は別人になってしまっている、というわけ。

マンデルカー博士によれば、博士の師匠にあたる人が、かつてこう言ったという。

「真に覚醒した霊魂は、目に見えるレベルでの結果は期待せずに、世界に奉仕する」と。

すなわち、真に霊性の高い人の最も肝要な奉仕は、その人の放つ輝きである。「極めて真実で強力な、だがまったく目には見えないオーラ」を放射することだ。

ワンダラーが地球にいる目的は、高い意識を地球にもたらすことなのだ。

それは必ずしも、「ボランティア活動をする」とか、そういった目に見える行為とは限らない。ワンダラーは、何もしていないときでさえ、高い意識の波動を発している。それが、周囲の人々の精神にも影響をもたらす。ひいては、殺伐とした地球環境を調和することにつながる。この「愛と光明の放射」がなくては、アセンションもあり得ない。

つまり、ワンダラーにとっては、地球にいるだけで立派な貢献になっているのだ(笑)。

これを見れば、偉大なヨガ行者や達人や東洋の導師たちが、なぜ人里離れた孤独な洞窟にとどまるのかも解る。それは、彼らが高次のエネルギーを意識的に放射するすべを心得ているからに他ならない。そして、思念が物理的現実に影響を及ぼすことも知っているからだ・・・。
 、 
 

宇宙人の魂を持つ人々

2008年03月05日 | ワンダラー ~ 宇宙人の魂を持つ人々



スコット・マンデルカー氏の「宇宙人の魂を持つ人々」は、もはや精神世界の古典の仲間入りをしたといっていいだろう。

この本の主張はよく知られている。60億を超える地球人類の中には、1億人以上もの「ETソウル」が紛れ込んでいるというのだ。

ETソウルというのは、「宇宙人の魂を持つ人」である。肉体は地球人とまったく変わらないのだが、魂は地球人ではない。別の生命系から来ている。

そのため、地球土着の魂とは、かなり文化が異なる。地球生命系に特有の、制約の多い時空間、個体分離が進んだ競争環境に慣れなければならない。多くの場合、結局は異質な存在として人生を送る・・・・・。

ETのうちの95%はワンダラー(別の天体から地球生命系に生まれた、さまよえる宇宙人)であり、5%はウォークイン(人生の途中で、宇宙からの魂が肉体に入った人)であるという。

当然のことながら、マンデルカー氏自身もワンダラーだ。
 
ともに、慣れない地球環境で悪戦苦闘しつつ、来るべき「アースチェンジ」の衝撃をやわらげるため、地球生命系の片隅で待機している仲間である。

来るべき地球の大変化は、地球人の想像を絶するものだ。彼らだけでは、間違いなく大混乱になる。気楽に受け入れられるのは我々、宇宙人しかいない・・・。
 
注目すべきことに、1996年に出版された本書において、マンデルカー博士のインタビューを受けたワンダラー達は、「2010~12年頃のアースチェンジ」を口々に語っている。
 
 「地球は一大転換期にある」(ビッキー)
 「地球規模のエネルギー転換期だ」(ビリンダ)
 「惑星全体の意識が高揚している」(バーバラ)
 「来るべき地球の精神的変化」(バリー)
 「地球の意識は急速に進化している」(ポーリン)
 
その点でも先駆的な本だった。当時、この本を読んで「2010年か。まだだいぶ先だな」と思ったものだ。