ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子からのアドバイス

2008年12月04日 | アドバイス
著書から「いつまでも元気できれいな人」史輝出版 2004年4月発行
   ☆ 毎日の食事で抗酸化物質をとろう
 個人差はあるようですが、わたしたちは40歳を過ぎた頃からだんだん
老化するのに伴い体のいろいろな機能が衰え、さまざまな症状が表れはじめ
ます。 気分はいくら若くても、残念ながら、体は正直なものですね。
ですから、体内で発生する活性酸素を取り除き、免疫力を高めるような食生活が
いつまでも健康と若さを保つためには、絶対に欠かせません。
 体には「恒常性(ホメオスターシス)」機能が備わっていますが、それは一言で
言うと、わたし達が生まれたときから、健康で快適に生きていけるようにセッテングされている機能です。ところが、食生活の乱れや、睡眠不足、忙しすぎる毎日
ストレス過剰などのさまざまな要素が、生来持っている恒常性を低下させるため
病気の原因になるのです。日常生活でもっとも大切なのは、毎日の食事ですが
その中でも、活性酸素を抑えるために、抗酸化食品を心して摂るようにすると
老化予防に大変効果があります。

 一日およそ30品目の食品を摂るのが目安とされているのは、栄養素の問題
だけではなく、多くの抗酸化物を摂る必要があるためのようです。
 抗酸化物を多く含むものとして、ビタミンA,ビタミンC,ビタミンEは「ビタ
ミン抗酸化トリオ」と呼ばれていますが、これは皮膚の粘膜の生成や、お肌の美し
さを保つためにも欠かせないものです。
 わたし達女性にとって不可欠の要素ですね。赤緑黄などの色鮮やかな野菜や
果物は、ビタミンC、ビタミンE、ベーターカロテンなどの抗酸化物が多く
含まれています。 野菜や果物以外にも、赤い色の魚や、エビなど熱を加える
と赤くなる魚介類にも沢山含まれています。
 きれいな色をふんだんに取り入れたお料理は、見た目も美しく食欲を誘う上
栄養のバランスも良く抗酸化物も豊富なので、体にとっては最高なのです。
 抗酸化物が多く含まれた食品をご紹介しますので、参考になさってくださいね。
  ◆ 渋みや苦みや酸味など
 ポリフェノールを多く含む赤ワイン、緑茶、紅茶、ウーロン茶などは、それ
ぞれの渋みがありますが、お茶をたくさん飲む習慣があるわたし達は、昔から知ら
ずに沢山の抗酸化物をとっていたことがわかりました。
  ◆ 玄米
 玄米は完全食品といわれます。残留農薬の不安があるようですが、無農薬栽培の
お米でしたら良いと思います。しかし、毎日玄米を食べるのも、調理に時間がかか
るので最近では「発芽玄米」がありますので、ふつうのお米に混ぜて炊くのも簡単で効果があるようです。
  ◆ そば
 おそばは「畑の牛肉」と言われるほど高タンパク食品です。タンパク質の構成
比を示すアミノ酸の含有量が、白米は65、小麦粉は45、大豆86に対して
そば粉は何と92もあるそうです。さらに、おそばにはルチンが大量に含まれて
います。ルチンはビタミンPの一種ですが、毛細血管を強くし、血圧を低くする
働きがあります。心臓病や高血圧の予防にもなり、インスリンの分泌を昂進させる
ため、糖尿病の予防にも約立つようです。
  ◆ 野菜、果物類
 野菜の代表では、赤ピーマン、カボチャ、小松菜、ニラ、サツマイモ、トマト
ニンジン、玉ねぎ、白菜、長ネギなど。果物はキューイ、バナナ、レモン、柿
スイカ、アボカド、マンゴーなどが代表的です。
  ◆ 魚介類
 鯖、鰯、筋子、エビ 金目鯛、うなぎ、かき、帆立、わかさぎ、カニなど、青魚
や熱すると赤くなるものに含まれています。
 食品の名前をあげたらきりがありませんが、一応目安にしていただけたらと
ご紹介いたしました。
 前述したように、食品添加物が多く含まれている加工食品や、バランスが悪く
なりがちの外食をできるだけ避けることが重要です。
 毎日の食事はあまり好き嫌いをせず、バランスよくとることが、体内の活性
酸素を減らし、また健康維持や若さを保つためにも欠かせません。
 食事はその日の気分だけではなく、「頭を使って食べること」を、ぜひ心がけ
ていただきたいものですね。そして、あなたの大切な体が悲鳴を上げて、病気に
なったり、他人より老化するスピードが早くならないように気をつけましょう。

 ※ これは本に書いただけではなく、わたし自身が長年実践しています。
  ですから、同世代の人とは比較にならないほど「健康で若さを保っている」
  と自負しています。  (高齢者だけど元気印の能里子から)

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