ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

記憶の彼方から

2007年02月06日 | Weblog
  ☆ ズット眠れない
 夜中に夢を見てからどうしても眠れない。とうとう起きてしまった。
それはわたしがもっとも感じやすかった中学生の頃の夢だった。
 わたしは私立の中学に通っていたが、何故か都立高校に進学したくなった。
同じように考えた友人が何人かいたが、公立中学に通学していないと
公立高校の受験資格がないため「アチーブメントテスト」が必要だった。
 あまりにも昔のことなので定かではないか、確か数人ぐらいそのテストを
受けた。そのときにクラスメートでもっとも優秀だったTさんと親しくなった。
 彼女は文学少女で何かと目立ち、わたしは尊敬していたが、それ以来
Tさんが好きになり、彼女の関心をひくためにいろいろな努力をした。
 まるでガラス細工のような神経の持ち主だったわたしは、その激しく
どうしようもない感情を持て余したが、それは明らかに恋心で、二人で
いるときは本当に夢心地だった。
 そしてわたしはそのまま高校に進学したが、Tさんはその頃から有名
進学校であるK高校に進学した。彼女とはそれ以来ずっと会っていな
かったが、確か三十代にあるホテルで行われた同窓会で、久しぶりに
会ったが、あまりの変わりように仰天しがっかりしたことを思い出した。

今親しい友人はその高校を卒業していて、そして昨日その同窓会の打ち
合わせのために出かけたのを知っていた。もしかしてそんな関連から
大昔の夢を見たのだろうか?
 潜在意識の中には、には「生まれたときから経験したことのすべてが
インプット」されているようだが、カウンセラーとして客観的に見ても
他人からは想像できないほどの、わたしの内面にある「エキセントリック」
な面を夢の中で垣間見たような気がした。
 心理学で説く「ジョハリーズ・ウンンドーズ」のように、もしかして
誰にでも心の闇はあるのかもしれない。人生とは自分の心と対峙しながら
自分自身の道を見つけて、歩き続けるものだろう。
 間もなく朝の四時になるが、もうこのまま起きてしまおう。外は真っ暗
だけれど-----
                          能里子

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