ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

朝からウットリ

2007年02月05日 | Weblog
☆ 永遠のエレガンス
 昨日の朝夫が朝の仲間とウオーキングの遠出をしたので、わたしは
いつもとは違う番組を見た。テレビのスイッチを入れてチャンネルを
選んでいたら英会話の時間だったが、その後が「パリオペラ座、永遠の
エレガンス」という番組で、オペラ座の「ロミオとジュリエット」の
模範演技の練習風景だった。わたしの目は釘付けになった。
 それはトロテ・ジルベールと言うダンサーのジュリエット役と、
エルウエル・モローと言うロミオ役の練習だったが、二人のデュエット
はとても華麗で素晴しかった。

 素人のわたしから見ると完璧なバレーだったが、コーチは速度が速い
遅い、背中の方向が違う、視線が合わない、音楽にずれている、方向が
違う、早く動くためには、その前に呼吸を整える、手の動きが遅い
など、戯れて踊るというか、こう動くとコチコチが消えて、など実に細かい
アドバイスをする。そして「こんな感じで」コーチが見本を示すが、その動き
は完璧で「さすが、プロ!」感じられるほどと実に素晴しかった。
 練習風景とはいえ模範演技で、超一流のダンサーであることは確かだが
本当に優雅で美しく、わたしは時間を忘れて見とれた。
 パリのオペラ座は中を見学をしただけだが、オペラ座ではこんなに
芸術性の高いものを、いつでも上演しているのだと改めて知った。
 そして「真実、それが世界で一番美しい」と、最後にコーチが言った
言葉が大変印象に残った。夫がいないために久しぶりで、思いがけなく
素晴しい番組を見られて、わたしはとても得をしたような気分で嬉しかった。

 そしてパリに滞在していたときのことを思い出した。、オペラ座の手前を
右に入って、入り口で牡蠣を剥いている素敵なレストランがあるが、そこ
のワインがとても美味しくて、わたし達はスッカリ気に入りお財布を気に
しながら、三回も通ったこともあった。
 最後に言ったのは、確かムーランルージュのショーの後だったかしら?
あれからもう十年近いが、去年チェコに住む友人と行く予定をキャンセル
したが、やっぱりもう一度パリに行きたい。
 そしてわたしが今もっとも行きたいのは、パリ郊外のクロード、モネの
庭園「ジベルニー」だが、もう一度絶対に行こうと心の奥から渇望
するように思った。
                            能里子

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