先日のあまりにも激変した空模様を思い出していて、ふっともし
かしたら人生も、それと同じなのかしら?と思った。
私はまったく覚えていないけれど、生後7カ月のときに母と引き
離なされた。でもその「母に去られた淋しさが潜在意識にシッカリ
インプットされている」と、知ったのは心理学を学んでからだった。
他人には理解できないどうしようもない寂寥感は、高齢になった
今でも、しばしば私に襲いかかる。
母が継母だと知ったのは、人一倍感受性が強かった私の15歳の時
だった。「みつごの魂百まで」と言う諺があるが、私はまさしくその
典型かも知れない。普通に両親に囲まれて育った人には、まったく理解
できないと思えるトラウマが私の中に存在している。
自分を知りたくて心理学にのめりこんだが、そのため、私は子供達に
そんな悲しい体験をさせないため、自分なりに人一倍家庭を大事にして
きたつもりだ。
都内に帰って黄色い大きなお月様を、バスの中から見た時、私は
感じた。人生には宿命と運命があるそうだが、宿命は変えることは
できないが運命は変えられるそうだ。そうだとしたら、私は自分の運命
は、自分の力で開り拓いたと思う。
幸せなことに、長い人生には、あられ、雷、雹、激しい風雨の日など
あまりなかったし、いつも明るい日のあたる道を歩いていた。
「ラストステージの幕おろしのさまざまな催し」は、私の心の火を静め
る大きな効き目があった。これからは等身大の自分と向き合って、穏や
かに生きていけそうだ。そんなことを考えていた早朝、夫は一人で起きて
ウオーキングの身支度を始めた。彼の手伝いをしながら、今日もペット
を連れて元気に出かける、そんなあたり前の平和な朝に感謝できた。
かしたら人生も、それと同じなのかしら?と思った。
私はまったく覚えていないけれど、生後7カ月のときに母と引き
離なされた。でもその「母に去られた淋しさが潜在意識にシッカリ
インプットされている」と、知ったのは心理学を学んでからだった。
他人には理解できないどうしようもない寂寥感は、高齢になった
今でも、しばしば私に襲いかかる。
母が継母だと知ったのは、人一倍感受性が強かった私の15歳の時
だった。「みつごの魂百まで」と言う諺があるが、私はまさしくその
典型かも知れない。普通に両親に囲まれて育った人には、まったく理解
できないと思えるトラウマが私の中に存在している。
自分を知りたくて心理学にのめりこんだが、そのため、私は子供達に
そんな悲しい体験をさせないため、自分なりに人一倍家庭を大事にして
きたつもりだ。
都内に帰って黄色い大きなお月様を、バスの中から見た時、私は
感じた。人生には宿命と運命があるそうだが、宿命は変えることは
できないが運命は変えられるそうだ。そうだとしたら、私は自分の運命
は、自分の力で開り拓いたと思う。
幸せなことに、長い人生には、あられ、雷、雹、激しい風雨の日など
あまりなかったし、いつも明るい日のあたる道を歩いていた。
「ラストステージの幕おろしのさまざまな催し」は、私の心の火を静め
る大きな効き目があった。これからは等身大の自分と向き合って、穏や
かに生きていけそうだ。そんなことを考えていた早朝、夫は一人で起きて
ウオーキングの身支度を始めた。彼の手伝いをしながら、今日もペット
を連れて元気に出かける、そんなあたり前の平和な朝に感謝できた。