ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

全力投球の果て

2007年08月13日 | Weblog
  ☆ どうしても起きられない
 昨日の午前はかなり重症のうつ病と思われる女性と、午後は音楽家夫妻と
会った。音楽家は奥さんを指導したが、ご主人がぜひ一緒に面談したいと
希望したためだったので、少しだけお話しをして、すぐに退室していただいたが
なかなか素敵なカップルだった。好きな仕事とはいえ、他人の悩み事を聞くの
は大変エネルギーがいる。ことに欝が強い人はとても疲れるが、わたしはどんな
相手にも決して手抜きすることはしない主義だ。
 昨日は仕事だけでなく、自分のためのすべてのレッスン、夫がでかけたため
ペットの散歩も家事もすべてやった。毎朝五時に起きるわたしだが
 さすがに疲れて今朝は起きられなかった。
 神経を酷使した日は、夢をよく見るが朝まで奇妙な夢ばかりだった。
でもわたしはこの仕事が大好きで、來会する度に変化するクライアントに
会うのが無上の喜びで、それが心の支えになっているのかもしれない。

 わたしの戦力だったアシスタントが、うつ病になったのもうなずけるが
真心と、パワーと、洞察力や客観性、その他にも感受性の強さが必要だ。
 もっとも効き目があるのが、自分で「確かにそうだ」と納得できる
性格分析だが、分析はしても「あなたはこんな性格です」と言うだけの
ところがほとんだ。だから相談者は内心(そんなことはわかっている)と
思うだけで終わることが多く、不満が残るようだ。
 わたしは來会時には必ずさまざまなテストを行い、それを分析し、それらが
マイナス方向であれば、それらをどう改善できるかについて、詳しくアドバイス
するので、「自分を向上させるための方向性が明確になる」のだ。
 共感と、受容と、傾聴だけがほとんどのカウンセリングだけでは、問題は
解決しないことが多いようだ。なぜなら、自分の内面を知らなければ、決して
自分を改善することはできないと思うから。
 我ながら(ホント、わたしの態度は熱いな)なと、少々呆れながらも
ヤッパリこんなに疲れても人間大好きわたしは、この仕事が向いていると感じる。
  07:8:13 8・55AM              能里子



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