2010年10月10日(日) マチネ 帝国劇場 1階 K列 18番
エリザベート=瀬奈じゅん、トート=石丸幹二、ルドルフ=浦井健治、ゾフィー=寿ひずる、ルドヴィカ=春風ひとみ、少年ルドルフ=菊池駿。
今年2回目のエリザは瀬奈&石丸&浦井の組み合わせで。
石丸トートがどんな風なのか… むちゃくちゃ気になってましたよん。キャスト発表時にはフランツの間違いじゃないかとも思ったけどさ。
まずは瀬奈さん。ヅカ時代にはルキーニ、シシィ、トートと3役を演じたことのある人ですわ。
とっても男前(?)なシシィでしたけど、歌は上手かった。はっきり言って朝海さんよりは上手かも。少女時代もとってもお転婆で、黄色いドレスだった。
「私だけに」でベッドの上に立つとデカイ!石丸さんはそんなに背が高いほうではないので、並ぶとバランス的に微妙か。
やはり年齢が上になってくる2幕後半になると、もう少し深みが欲しいところ。
浦井くんのルドルフは、もうベテランの域に達していて、非常に安定して観ていられる。ダンスもキレが良かった~。「闇が広がる」で“僕は何も出来ない 縛られて”のあたりは少し歌い方を変えたのかな。それも良くなっていた。
ゾフィーはやはり寿さん!流石!この貫禄。「ゾフィーの死」の場面は自分を捨てて王家に尽くしたゾフィーの生き様が感じられて感動した(泣)
でもって。石丸トートですが。「最後のダンス」リプライズ含めて。
ど~にかしてぇ(爆) すまん爆笑。
石丸さんの頑張りが違うベクトルに向かっている気がする。スタッカート効き過ぎ。
「い・ま・こ・そッ! で・か・け・よッ!」って感じなのです。
母音法も考え物なのかぁ~? 普通でいいと思う。
他のナンバーは歌唱力の点からは何も文句は無いです。それと手の動きとか表情とか、細かい所はいい。城田くんのトートは静かでクールなトートだが、石丸さんのトートは熱い!粘っこい!
できれば闇広はハシゴでなくポール降りで行きましょう。
それと羽ペンの新しい使い方講座←舐めるべし。
ヤスリの新しい使い方講座←タクトのように振るべし。
茶系のコートが微妙だったなぁ。城田くんの時にも書いたけど、腰まわりのドレープって必要なのか?
あ~、あとはオケのレベルがもう少し上がると良いのだが。
また私の中の幻の閣下がお目見えしてしまいましたが、何とか乗り切りました…
終演後ロビーをウロウロしていたら、朝海さんが通路を通っていきましたw