No.169 「スウィート・チャリティ」

2006年９月17日（日）　マチネ　ル・テアトル銀座　24列　15番

チャリティ・ホープ・ヴァレンタイン＝玉置成実、オスカー・リンクィスト＝岡田浩暉、ニッキー＝樹里咲穂、ヘレン＝初風緑、ハーマン/ポンペイクラブの支配人＝赤坂泰彦、ウースラ・マーチ＝岡千絵、ヴィットリオ・ヴィダル/ビッグ・ダディ＝石井一孝、他。
演出・振付＝川崎悦子。

東京公演楽日（ソワレもあったが）と言うのに後ろの方はスッカスカ。
こんなに空いてる舞台は…たぶん無かったかな(^_^;)
作品的にもブロードウェイ物ということでビミョーだし。余程BWに関心がある人か、ヅカOG２人が好きな人、玉置さんファンらしきヲタさん、岡田・石井がな～、という人か…。
フォッシーの原案、という事だったのだが、私的にはもっと、「エロティシズムを感じさせる“ねっとりした”雰囲気」があっても良かったのでは無いかと。健康的でしたね。
思ったより暗転多くて長い。セットはピンク色でポップだが安っぽちい。オケをセット上部に出したら良かったのに。

チャリティはダンスホールで働くホステス。お人好しで男に騙されてばかり。仲間のニッキーやヘレンと、いつかは抜け出していい暮らしをしたいとグチを言う日々。
ある日偶然にも映画スターのヴィットリオと出会い、一夜を過ごす（と言ってもチャリティはクローゼットの中だったが）
夢のような一夜も所詮は叶わず、カルチャースクールのエレベーターでオスカーと閉じこめられてしまう。それをきっかけにオスカーと交際、婚約するもオスカーのヤキモチが原因でドタキャンに。結局チャリティは元のホステスへと戻っていくのだった。

玉置さんは小さいながらも（というか樹里・初風の２人がデカすぎるのか…）ダンスは遜色無く、歌もきちんと歌えていて、好感度は高い。役に恵まれれば今後注目の人となるかも。
岡田さんは閉所恐怖症・情けなさ過ぎ・若干ヲタ？っぽい役がピタッと。
樹里・初風のお二人は、足細っっ！立派な女優さんっぷりですた。しかし２人とも顔・背格好・声質が似ているので、差が解りづらいな。
２役の石井さんは、ミュー俳優の貫禄たっぷり。特に「びっぐ・だでぇー」はアフロのカツラと顔黒塗り、大きなサングラス・ベルボトムのパンツとハジケてますた。もっと観たかったなぁ。

全体的にカッたるい。BWモノを日本人が演じるのは、まだまだだな。と思わずにいられない作品でした。

遅くなったけど

内野さんお誕生日おめでとうございます！

もう今日も終わりやんけ(^_^;)
今年は充実してたなー（まだ終わってないけどね）舞台が。
来年も頑張るよ、私も。
ってことで今日は久しぶりに電話と格闘。
来年の蜷川さんの舞台「コリオレイナス」と「恋の骨折り損」２公演が同時に取れるという先行が“ぴあ”であった。
約１時間格闘の末、無事ゲト。うーんオペレーター対応なんて何年振りだろう…

さてと、明日も劇場へ出没してくるかな。

ケツカッチン

今日、ついに念願の歌舞伎のチケット取りますたー！
やほーっ
芸術祭十月大歌舞伎、夜の部「仮名手本忠臣蔵（かなでほんちゅうしんぐら）」の五段目、六段目と「梅雨小袖昔八丈（つゆこそでむかしはちじょう）」ってーのです。
忠臣蔵なら何とか理解できるだろー(^_^;)という単純回路と、10月は「ペテン師と詐欺師」の１公演しか予定なかったので入れてみました。
しかも「ペテン師」マチネ、「歌舞伎」ソワレ（ソワレって…）
チケット取ってから気づいた…歌舞伎４時30分開演。
終演後ケツカッチン（滝汗）
間に合うのかも不明。なにしろ「ペテン師」の上演時間がまだ未定。
相変わらずアホや。
ミュージカルから古典芸能まで幅広く舞台を愛して逝きたいです。はい。
残すは小劇場か？
ららら、しもきたいじょう～　ららら、はらじゅくみまーん♪

会報キタ

ろくろっ首になる程待ったぜ聖陽流会報Vol.3。
今回もオサレな作りだわ。
中川原さん、いつも　うっちぃを格好良くしてくださって有り難う。
文章を読んで今更ながら素敵さを噛み締めております。

初めてアンケートなるものがついてました。
色々意見を聴いて欲しいもんです。ファンのキモチを余り解ってないような所があるので。

えーと、内野さんが焼いたサザエを食べてみたい

☆　☆　☆　☆　☆

夜ネットをしようとPCを立ち上げるも、ネットに繋がらないという有様が何日か続いて、やる気さえ失い睡眠へと走る。
「メタルマクベス」DVDも予約した。予告編を見ただけで体内のボルテージが上昇していくのが解るわ（笑）
もちろん「すぺしゃるえでぃしょん」。
はやく来ないかなーｗ
履歴書もボチボチ書き上がってきました。
来年の「タイタニック」と「オペラ座の怪人」取りました。オペラ座は出来るだけ楽近く…と思うも３月17日（土）ソワレ確保。
というか日曜日のチケに手が出せない(^_^;)
だって「風林火山」見たいぢゃない。
これから狙うは「トーチング・トリロジー」「コリオレイナス」「恋の骨折り損」、“こまつ座の新作（タイトル未定）”かな。
来年７月に来日公演がある「ヘアスプレー」も要チェック公演。

☆　☆　☆　☆　☆

来年と言えば2007年11月にオープンする「シアター・クリエ」。
旧・芸術座の跡地に建設中ですな。地下が劇場で地上がホテルらしいっす。
支配人が女性で、しかも20代。
うーん。自分より年下だよー。支配人かー。
他女性スタッフさん多数らしいので、とにかく！トイレよろしく。
こけら落とし公演の三谷幸喜書き下ろし「恐れを知らぬ川上音二郎一座」も何気にチェック。

No.168 「オレステス」

2006年９月10日（日）　マチネ　シアターコクーン　１階　S列　６番

オレステス＝藤原竜也、エレクトラ＝中嶋朋子、ピュラデス＝北村有起哉、メネラオス＝吉田鋼太郎、ヘレネ＝香寿たつき、アポロン＝寺泉憲、テュンダレオス＝瑳川哲朗、他。
作＝エウリピデス、翻訳＝山形治江、演出＝蜷川幸雄。

不倫の末、父アガメムノンを殺した実の母親クリュタイムネストラを殺し、父の仇討ちを見事に果たしたオレステス（藤原竜也）。しかし彼はその後、復讐の女神たちに呪われ、正気と錯乱を繰り返して衰弱していった。姉エレクトラ（中嶋朋子）は、全てを捧げ必死に看病するが狂気の発作は一向に癒えない。
そして今日にもアルゴス人たちは母殺しの姉弟の処刑方法を投票で決めようとしている。
絶体絶命となったエレクトラの一縷の望みは、叔父のメネラオス（吉田鋼太郎）の帰国だ。クリュタイムネストラの妹ヘレネ（香寿たつき）が巻き起こしたトロイアの戦いからまもなく戻ってくるのだ。メネラオスに助けを求めるオレステス。
そこへ祖父のテュンダレオス（瑳川哲朗）がやってくる。かつて仲のよかった祖父と孫は、今や娘を殺された父と父を殺された息子となり、ののしりあい、憎しみ合う。頼みの綱のメネラオスにもすげなくされ、悲嘆にくれるオレステス。
そんな中、とうとう二人の死刑が決定する。
その知らせを聞き、怒りと絶望の果てにエレクトラは、さらに恐ろしい計画を思いつく。ヘレネを殺し、メネラオスとヘレネの娘、ヘルミオネを人質にとるというのだ。そうすればメネラオスも心動かされるだろう。それでも力を貸さないようであれば、ヘルミオネも殺してしまえばいい。今や唯一の味方、母親殺しにも手を貸してくれた親友ピュラデス（北村有起哉）とともに計画を実行に移すオレステス。
そこへ神アポロンが現れる…。
（あらすじはホリプロHPより）

ナナメ後ろを振り返ったら、蜷川さんがいらして、妙に緊張した（私が緊張しても意味はナイが）。
セットはシンプルで、黒い壁と、大きなバツ印が書かれた扉。カミシモにナマ演奏用のドラムやパーカッション類。八百屋舞台に大量の雨が降る。場面によってはとても効果的だが、音でセリフが消されてしまい、少し残念。それにしてもズブ濡れでの演技。藤原君はほぼ裸に近く、転げ回ったり壁に体ごと激突したり、膝で滑ったりしているので、体中がアザだらけ。足首付近からは出血していた。
私はギリシャ悲劇を初めて観たのだが、やはりギリシャ悲劇といったらコロスなわけだ。女性15人だ。
ギリシャ悲劇は、もっと解りにくいモノかと想像していたが、思った程では無かった（ただ役名がねー。理解するのに…。頭わるすぎ・汗）
藤原君ね～。童顔だからオヒゲがビミョーなんだが(^_^;)運命に弄ばれた悲劇の弟。あれだけ姉との姉弟愛・さらにはピュラデスとの友情（どうやらプログラムによると男同士の(*^_^*)もあるようだが）ってすごいなーと。
「ライフ・イン・ザ・シアター」の時より輝いて見えました。
中嶋さんも突っ走っていく姉を好演。ほそーい。小さーい。
北村さん。いやー、非常に好男子です。さーっと来て泣けるセリフを吐き、なんかとてもオイシイわ。
吉田鋼太郎さん。甲冑がガランガラン言ってた。自分と家族（妻ラヴｗ）の事はとても大事なのだ。甥や姪の罪まで背負いたくはないのだな。
香寿さん。えー出番それだけ…　絶世の美女、全ての元凶であるヘレネ。まぁ美しいから良しとするか？
寺泉さんに至っては声しか聞こえず…。瑳川さん、いつもながらにシブイおぢーさまｗ（孫のした行為にはキレてるけどね）

写真は最後のシーンで大量に撒かれたチラシ。1000枚くらいあったのではないか？
アメリカの国歌「星条旗よ永遠なれ」とかが流れて、なんだか少し蜷川さん流の皮肉を感じた。

☆　☆　☆　☆　☆

以下、ネタばれ含む。



そりゃー不倫した母も悪いだろうけどさ、オレステスの台詞で「父からは命の種を貰った、母は畑だ…　だから種の方を尊敬する」というようなのがあったのだが（違ったらゴメン）、でも畑が無かったら種は育たんって。
作品が書かれた時代背景がそうだったのかも知れないが、“オンナは所詮弱いもの”という風に取れてしまったので、少しムカツいてしまった。

最後はどうなるのか？と言うと、ヘレネを殺し損ねたオレステスとピュラデスはヘレネの娘を人質に取る。メネラオスは「娘を助けてくれ！」と懇願するも、オレステス達は館に火を着けた。
燃え上がる最中にアポロンが登場して、事の次第を話す。自分が命令して姉弟に母を殺させたこと、ヘレネは天界へ行き神となること、オレステスは追放された後、復讐の女神の許しをもらってヘルミオネと結婚する事になると。エレクトラとピュラデスも目出度く結ばれること。メネラオスはヘレネと別れ、違う妻を貰えと。
みんなアポロンの言う通りにするんだな、これが。

っていうかー。アポロン登場遅すぎるよっ。マヂで「水戸黄門」かと思った。
８時45分頃に印籠出して「静まれ～　このお方を　どなたと心得る！」みたいな(^_^;)
ムチャクチャやー。

ハラハラ…

もう、今日の土スタ…。
もし放送されなかったらどうしよっ！と思うた。
自民党総裁選挙の候補者演説が延びて、ハラハラしますた。
というか、最初２時から予約掛けてまして、新聞見たら３時からになってたので慌てて直しました。
もし気づかなくて出かけてたら、それこそアフォー(^_^;)

くぅぅ～っ
あぁ寿命が延びそうなほど（？）な勘助。
某掲示板では「あれほどボロが似合うヒトはいない♪」などと書かれてたりしますが（笑）
いや～何を着ててもイイっすｗ

☆　☆　☆　☆　☆

映画「あかね空」の公開が2007年４月に決定とか。
おお忙しっっ

うまーｗ

内野さんが乗ってらっしゃるお馬さんになりたいわー。
ってな位、素敵すぎて壁紙にしてみますた。

さ、やっと１週間が終わったぞー。
明日の土スタ、再び録画予約OKですね？皆様。

早くも2008年度大河ドラマの主役が宮崎あおいさんに決定とか。
世の中どんどん進んでおります(^_^;)

日曜日はシアターコクーンに「オレステス」観にいきます。
でもって今日は新感線FCでも通信がUPされていて、メタマクの写真が。
あーあ。再演してほしい…

ダンス　オブ　ヴァンパイアはどうなんでしょうね？
ついにリー君日記（ブログ）が最終回を迎えてましたが。
あれだけ千秋楽に向かってレベルがUPしたから、絶対再演するでしょう。

しっかりしろ、自分！

いや、浮き足立ってるワケでは無いと思うが、昨日凄まじいイキオイで何とか間に合わせた仕事。
今朝、もう一回確認してみよう…　ぅげ（核爆＆滝汗）
３カ所ミス発見。。。。。。。。

確認してもらうと、まだ営業さんの手元にあるとのこと。
急いでやり直し差し替えて貰う。
おい、自分。しっかりしろぉぉぉぉっ。
こうやってだんだん仕事が恐くなってくる。

前にも書いたと思うが我が社は９月決算。
今は期末だ。
予定に達していない売り上げを上げようと、どの部署も必死。
いつもよりも注意しなくてはならないというのに。

他部署から来るモノに関しては、かなりの確率でミスを発見している。
やはり他人の目で見るのが重要なのだ。

舞台が無いと話題が固いね。

私も出陣?!

「毒」にコメント有り難うございました。
えっと、出陣の準備、実は初めています（汗）。
今日帰宅途中で証明写真撮ってきました。
応募用履歴書のコピーも取りました。
何年に入学して卒業し、入社したか調べている…そんな感じです。

どうせ撃沈すると思いますが、性格上　やらないと気が済まないんです。
ものすごい後悔するヒトなので。
第一次書類選考（あるよね、普通。）で篩い落とされるでしょうが。

2007年NHK大河ドラマ「風林火山」●いざ出陣

↑写真小さいですけど。

・読売新聞山梨版

（アドレスは現在違うか、使用されていない場合があります）