miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.170 「魔界転生」

2006年09月24日 22時13分32秒 | 過去の観劇記録
2006年9月23日(土) マチネ 新橋演舞場 2階 1列 43番

柳生十兵衛=中村橋之助、天草四郎=成宮寛喜、お縫=藤谷美紀、お品=馬渕英俚可、お銭=遠藤久美子、柳生但馬守=六平直政、徳川頼宣=升毅、宮本武蔵=西岡徳馬、他。原作=山田風太郎、脚本・演出=G2。

島原の乱が幕府軍によって鎮圧された夜。亡くなったはずの天草四郎の周辺で不思議なことが起こっていた。それから8年―。柳生の郷で暮らす十兵衛のもとに紀州から知らせが届く。紀州藩主徳川頼宣は魔物に憑かれている……。頼宣を救うべく紀州へと旅立つ十兵衛。その頃、紀州の隠れ屋敷では十兵衛の父・柳生但馬守が四郎から魔界への転生を促されていた。すでに転生を果たしたのは荒木又右衛門、宮本武蔵、宝蔵院胤舜……。四郎は魔界衆とともに幕府転覆をもくろんでいたのだ。
(以上、あらすじは演舞場HP「魔界転生」“みどころ”より)

初めて新橋演舞場での観劇。やはり花道の存在は大きい。盆が回りながらセットがセリ上がってくるとか、うぉーw状態。
立ち回りのツケの音が気持ちよい。
G2さんの演出らしい、というか若干ミュージカルの雰囲気を感じた。盆の回し方も、何となくTVカメラで撮影しているのを観ているような…。

橋之助さん、立ち姿がキレイ。立ち回りも流石。若干お顔がデカ…(いやいや、舞台映えするといふ・汗)花道でキメ台詞を言う所など、良い感じで見得が決まって、やはり歌舞伎役者だわー。
成宮くん。ビミョーなオネエキャラ(というか何故、天草四郎は「美少年」というだけでカマキャラなのだよ?)楽が近いせいか、声が嗄れていて弱かった。
女性陣では馬渕さんが健闘。
升さん演じる頼宣は四郎らに利用されていることを最後には知るワケだが、升さんのキャラだけに、悪代官っぽい(^_^;)
西岡さん、やはり舞台を締める。存在感たっぷりの武蔵。

演舞場は3幕ぢゃないとダメだそうなので、ムリヤリに3幕にしているのか??
2幕目なんて30分しか上演時間がないのだ。3幕目中盤あたりはダルいし。
それと上演中の飲食物の匂いとか音とかに気が散る。少しギャグも挟まれていたが、年配の方は理解していたかなぁ?
あと、昔 新感線の舞台で「SHIROH」を観ていたせいもあって、“松平伊豆守”って台詞が出るたびに、江守徹さんの伊豆守が歌って踊っているシーンが頭に浮かんで、思わず笑いそうになってしまった(^_^;)

柳生七人衆の一人、「金丸内匠」役の陰山泰さんが気になるぅ。この方、ハゲレットでホレーシオを演じた人なのだが、ちょっとヤバい魅力を感じたw
そして内野さん@演舞場で舞台が観たいっっ!と切望しますた。着流しで立ち回りなんてハナヂ出そうでしょ♪