2009年8月9日(日) マチネ 世田谷パブリックシアター 2階 B列 43番
東京公演千秋楽。
各地から集まってきた内野ファンが各々固まりを作るロビー。
残念ながら満席とはならなかったが、少なくとも数公演を経験した客席は、遅れてくる人も少なく、モノを落とす音も目立たなく(2階席だったから感じなかったダケかな?)、幕が降りると同時に暖かい拍手が沸き上がった。
昨日と引き続き伊藤さんの声はかすれ気味だったが、舞台の雰囲気も、客席の雰囲気も、良い緊張感を保っていたように思う。
この3公演を観て、さらに終演後には仲間達と意見を通わせたけど、やっぱりウーナの方に感情移入してしまうのだ。
本当に関係を持った少女はウーナ一人だったのか、当時は純粋だったかもしれないが、その前は?その後は?
ラストで、彼らの“その後”を想像するに、恐らく修羅場が待っているのであろう。
または、レイは再び逃げ出し、新しい名前・新しい職業・新しい“12歳”で、やり直すかもしれない。そこに追いかけてくる、かつての“12歳だった少女達”――
なんて考えも成り立つのか。
2階席の超カミテだったので、ロッカーは全く見えなかった。
が、暗転時の照明の当たり方。某所で拝見したのだが、本当に光の十字架のようで、この練り上げられた照明プランと音響プランに、また感心した。
地方公演を経た最終地・大阪で、再び どんな新しい2人が観られるのか、楽しみである。
2人の挨拶はナシ。伊藤さんは自分のそばにあるゴミをどかして挨拶。それを見た内野さんも、ゴミをどかして。
次は子役の少女と一緒に。まるで劇中の関係をそのままに。少女の肩を抱くレイに、嫉妬するウーナの関係。
後ろめたいように、少女と逃げるように刷りガラスの向こうへ去る内野さん。それを追う伊藤さん、のような図式。でもオチャメさ満載でした。
終演後はキャロット・タワーの最上階のレストランで、なんと14人という大所帯のお茶会となった。
また新しい交友関係が広がった。百戦錬磨と言っては失礼かもしれないが、私達より遙かに昔からファンだった方々のお話を聞き、そして大阪・名古屋・九州から遠征されてきた方々に、凄いパワーをいただくことができた。
この行動力。そして好きだという気持ちが、新しいことに向かわせるチカラ、明日への活力になっているのだと。
とても楽しいお茶会だった。ハタからみたら異様な集団だったと思うが(笑)。
年齢層バラバラな、女性ばかりのハイテンションな集団でした♪
1次会解散後、いつものメンバーで2次会へ突入しちゃいました。
ほんと、久しぶりで楽しかったです。