miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.284 「BLACKBIRD」

2009年08月09日 23時39分15秒 | 過去の観劇記録
2009年8月9日(日) マチネ 世田谷パブリックシアター 2階 B列 43番

東京公演千秋楽。
各地から集まってきた内野ファンが各々固まりを作るロビー。

残念ながら満席とはならなかったが、少なくとも数公演を経験した客席は、遅れてくる人も少なく、モノを落とす音も目立たなく(2階席だったから感じなかったダケかな?)、幕が降りると同時に暖かい拍手が沸き上がった。

昨日と引き続き伊藤さんの声はかすれ気味だったが、舞台の雰囲気も、客席の雰囲気も、良い緊張感を保っていたように思う。
この3公演を観て、さらに終演後には仲間達と意見を通わせたけど、やっぱりウーナの方に感情移入してしまうのだ。
本当に関係を持った少女はウーナ一人だったのか、当時は純粋だったかもしれないが、その前は?その後は?
ラストで、彼らの“その後”を想像するに、恐らく修羅場が待っているのであろう。
または、レイは再び逃げ出し、新しい名前・新しい職業・新しい“12歳”で、やり直すかもしれない。そこに追いかけてくる、かつての“12歳だった少女達”――
なんて考えも成り立つのか。

2階席の超カミテだったので、ロッカーは全く見えなかった。
が、暗転時の照明の当たり方。某所で拝見したのだが、本当に光の十字架のようで、この練り上げられた照明プランと音響プランに、また感心した。

地方公演を経た最終地・大阪で、再び どんな新しい2人が観られるのか、楽しみである。

2人の挨拶はナシ。伊藤さんは自分のそばにあるゴミをどかして挨拶。それを見た内野さんも、ゴミをどかして。
次は子役の少女と一緒に。まるで劇中の関係をそのままに。少女の肩を抱くレイに、嫉妬するウーナの関係。
後ろめたいように、少女と逃げるように刷りガラスの向こうへ去る内野さん。それを追う伊藤さん、のような図式。でもオチャメさ満載でした。

終演後はキャロット・タワーの最上階のレストランで、なんと14人という大所帯のお茶会となった。
また新しい交友関係が広がった。百戦錬磨と言っては失礼かもしれないが、私達より遙かに昔からファンだった方々のお話を聞き、そして大阪・名古屋・九州から遠征されてきた方々に、凄いパワーをいただくことができた。
この行動力。そして好きだという気持ちが、新しいことに向かわせるチカラ、明日への活力になっているのだと。
とても楽しいお茶会だった。ハタからみたら異様な集団だったと思うが(笑)。
年齢層バラバラな、女性ばかりのハイテンションな集団でした♪
1次会解散後、いつものメンバーで2次会へ突入しちゃいました。
ほんと、久しぶりで楽しかったです。

No.282/283 「BLACKBIRD」

2009年08月09日 23時33分59秒 | 過去の観劇記録
No.282 2009月8月8日(土) マチネ 世田谷パブリックシアター 1階 O列 16番

3週間振りの「BLACKBIRD」は、オドロキの観劇となった。
伊藤歩さんの成長っぷりが凄い。
まるでモノクロの映像が、カラーになったかのような表現力。セリフの間合い。
そこには27歳の中の、12歳の少女がいて、いったり来たりしている。独白のシーンでは、そこに12歳の少女がいるかのような錯覚さえ感じた。動きも激しくなっている。
それを受けて、内野さんも演技が変わってきた。

レイがとことん嫌なヤツに思えてきた(笑)
どうもウーナの立場に立って観るようになったからかも?

レイとウーナが過去への記憶をさまようシーンでは、低い機械音が響く。

内野さんは相変わらず汗だくのYシャツがまたセクシーで、意味もなく「前身頃だけ生地が厚いわ~」とか「独白のシーンでどんどん乾いていくなぁ」とか(汗)そんな事を思ってしまった。

初めて観た時みたいに引き込まれてしまった。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

No.283 2009年8月8日(土) ソワレ 世田谷パブリックシアター 1階 F列 12番

続いてソワレ。
一番シモテで、まぁある意味オイシイ席です(笑)

伊藤さんの声がだんだんかすれてきて、少し痛々しい。
あと足の青アザ。
内野さんも口の左端が何となく青くくすんでいて、もしかして何かぶつかったのかもしれない。
それだけバトルも激しくなってる。
ラストではウーナが倒れ込む際に、段ボールとゴミ箱の蓋がかなり前の方に出てしまい、幕が降りなかった(暗転して終わり)

近くで観ると表情は尚更いいのだが、両端にいると あっちみて、こっちみて…と思ったより疲れるねぇ。
で、やっぱりレイが信じられないオトナに思えて、本当に関係を持ったのがウーナ一人だけだったのか、あの少女との関係はどうなのか、その辺がどうも。

いよいよ明日は東京千秋楽。
再びじっくりと取り組みたいと思います。

パワー頂いて

2009年08月09日 21時00分22秒 | その他いろいろ
今、帰路の電車内です。地震の影響受けて少し遅れそう。

今までに無い緊張感に満ち溢れた舞台になりました。
モチロン客席も。

ラストの恐さがジワジワ残る。
ずっと2人の関係を考えてしまう。
こんな作品を有り難う。そんな感じ。

終演後は14人の大所帯で、キャロットタワー最上階。
半分以上の方と初対面なご挨拶。自己紹介だけで時間が終わっちゃったかな~
でも超有意義なお茶会でした。名古屋・大阪・九州からの遠征組も!
皆様のバイタリティーには感服しまくりでした。