miniな舞台

観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

今後の観劇予定

直近はナシです… コロナめ!

No.281 「ダンス・オブ・ヴァンパイア」

2009年08月02日 17時04分49秒 | 過去の観劇記録
2009年8月1日(土) ソワレ 帝国劇場 1階 W列 23番

クロロック伯爵=山口祐一郎、サラ=知念里奈、アルフレート=泉見洋平、シャガール=安崎求、レベッカ=阿知波悟美、マグダ=シルビア・グラブ、ヘルベルト=吉野圭吾、クコール=駒田一、アブロンシウス教授=石川禅、他。
音楽=ジム・スタインマン、脚本・歌詞=ミヒャエル・クンツェ、演出=山田和也、指揮=西野淳、他。

3年降りの再演に、行ってきちゃいますた(汗)
初演の時は、最初はどうなることかと思う程の出来だったのに、公演後半に向かってどんどん盛り上がってきて、あれよあれよと言う間に人気作品になっちゃいました。

今回は色々レベルアップしている所も沢山あり、純粋に楽しかったですわ~。
まずはキャスト編(?)
今回変更になったので、初演キャスト書いておきます。
サラ=剣持たまき(大塚ちひろさんとのWキャスト)、シャガール=佐藤正宏、マグダ=宮本裕子、アブロンシウス教授=市村正親
でしたな。
知念里奈さんのサラ。実は知念さん、少しニガテだったんですけど、今回のサラでは、かなりミュージカル寄りの歌い方になってきて、トレーニングを積んだ様子が伺えました。少し細すぎですかね?
シャガールは佐藤さん(ワハハ本舗)から安崎さんに役代わり。歌のレベルは相当UPしましたぁ~!!でもUPしすぎて、人のいいオッサン風が無くなっちゃった…
マグダは宮本さんからシルビアさんに。こちらも歌レベルUP!それとエロさもUP(笑)
一番は、やっぱり教授でしょうねぇ。市村さんから石川さんへ。
すごい軽いよ!石川さん。助手いらないじゃん(爆)ハイトーンボイス凄い。市村さんが持っていた、いい意味でのオアソビは少なめ。

初演の時の味も捨てがたいなぁ、今思うと。

さらにはセット編。
シャガールの宿屋で、風呂場の戸に板を打ち付ける時の効果音が、初演より倍くらい早くなった(セットじゃないじゃん・笑)
伯爵の城の風呂場がゴーヂャスにスケールUP。デカイっ。城のセットが回転するときに、階段横に書き割りが付いた気がする。伯爵のクレーンの足元が見えなくなった(サブセンから観たからかな?)
伯爵の城、霊廟内。教授が降りようとする所。ドアの枠にしがみつく形に(初演はワイヤーで吊るされてた)

クロロック伯爵用通路(笑)のチケ取ってみました。
ああ、デカイです。スッと入ってくるので、なんだかこちらが妙に緊張してしまいました。
歌は相変わらず素晴らしいです(最初のナンバーで、ちょっとカスレ気味)
クレーン登場シーンでは、やっぱりツボに入ってしまい、笑いをこらえるのに必死で。マントをバッと捌く所なんか、格好いいとは思うんですけど orz
動きは…(以下自粛)なので、他のキャストがダンスしている様子をオペラでガン見しました。
特に今回ヴァンパイア・ダンサーとして初参加の森山開次さんのダンス。リアルヴァンパイアかと思う程、贅肉が そぎ落とされた肉体。しなやかなダンスで、かなりコンテンポラリーなんですけど、また祐サマの歌と相まって、素晴らしかったです(墓場のシーンなんかホントすごかった)
アルフレートの泉見クンは、更にナサケなさ増し。石川教授が元気だから、余計かな?
ヘル様の綺麗な おみ足・オシリ堪能しましたw(初演ではあった、太ももにタトゥー風のシールは無かった)
風呂場のカーテンが開くと、ウサちゃんの耳みたいな手の動きに場内爆笑。
クコール劇場は、BGMが「ママ、どこなの?」byエリザ。ママからのお手紙を読むクコールさんでした(客席から「クコール、がんばって!」と声が掛かると、「おまえもがんばれよ!」と返すクコさん)

ラストは客席スタンディングで踊ってまいりました。いつの間にか、振付がついてるんですね(^_^;)

No.280 「ウエスト・サイド・ストーリー」

2009年08月02日 16時19分31秒 | 過去の観劇記録
2009年8月1日(土) マチネ オーチャードホール 1階 35列 4番

トニー=スコット・サスマン、マリア=ケンドール・サリー、アニタ=オネイカ・フィリップス、ベルナルド=エマニュエル・デ・ヘスース、リフ=アレックス・ストール、他。
原案=ジェームズ・ロビンス、脚本=アーサー・ロレンツ、音楽=レナード・バーンスタイン、作詞=スティーブン・ソンドハイム、音楽監督・指揮=ドナルド・ウイング・チャン、演出・振付=ジョーイ・マクニーリー。

超久しぶりのオーチャードホール。
無駄にデカいロビーとか(笑)、イマイチ位置が悪いトイレとか。
そこは置いておいて。

後ろから数えた方が早いっていう座席ですが、来日公演はチケが高い!!
おまけに字幕もビミョーな感じでした。筋は解ってるし、ダンスと歌とが堪能できればいいや、位なレベルで観て来ました。
客層は思った以上に年配のご夫婦が多くて、やはり作品が持っている歴史を感じます。

いやぁ~、やっぱナンバーが珠玉です。
「トゥナイト」も「マリア」も「アメリカ」も「クール」も、いいわー。
オケもレベル高かったです。だけど、歌の方が… マイクレベルだと思うけど、少し弱く感じてしまって、残念。
それと、まぁ仕方無いんですけど、キャストの年齢が若干高め?(特にマリア)
歌はキレイなソプラノでした。

セットは簡素で、カミテ・シモテに移動式の、鉄骨を組み立てようなバルコニー兼家にもなる大きなものだけ。あとは後ろにホリゾント。そこにNYの街並みが映し出されます。照明の力が大きかった。

来日公演の強みっていうか、いつも良く書いてるけど、人種の多様さは日本人キャストだけでは出せない所。
この作品なんかも、白人とプエルトリコ人との根強い差別があってのものだと思うので。
ダンスシーンもダイナミックで良かったっす。

休憩20分入れて、約2時間20分と短めです。