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観劇記録+日記@不定期更新。俳優・内野聖陽さんを勝手に応援中!時々サカナクション。

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2007年NHK大河ドラマ「風林火山」●第28回 両雄死す

2007年07月15日 21時06分32秒 | ウチノなお仕事
天文17年2月、晴信(市川亀治郎)は信濃に出陣、対する村上義清(永島敏行)も兵を挙げ、両軍は上田原で激突した。武田の先陣は板垣(千葉真一)、甘利(竜雷太)の両名。既に死を覚悟していた板垣は、勘助(内野聖陽)に「まことの軍師となれ」と遺言し、合戦では本陣にあって晴信を守るよう命じた。そして自分の兵のみで村上を討つべく突撃する。
夜、甘利は予ねての約束通り武田を裏切り、単身、村上本陣に駆け込んだ。
裏切りを知った晴信は激怒、しかし勘助はこれこそが甘利の策だと見抜いた。
勘助の読み通り、甘利は隙を見て村上に斬りかかるが、平蔵(佐藤隆太)のとっさの矢に阻まれ、捕えられる。
一方、板垣は深追いを禁じた晴信の命を無視して突出し、敵に囲まれていた。板垣を救うため全兵力で攻めかかる武田軍。同時に村上も総攻撃を命じた。
その隙を突いて逃げ出した甘利だが、無数の矢を受け板垣の面前で討死する。劣勢覆い難い武田軍だったが、突如、晴信の本陣を示す旗が板垣陣に翻った。それは窮地に備え板垣が用意していた影武者だった。
板垣は村上勢を一手に引き付け奮戦するが、ついに力尽き息絶える。戦場に板垣の名を呼ぶ晴信の絶叫が響き渡った。



あらすじ及び写真はNHK大河ドラマHPより。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

あーもう神回決定!
6時のハイビジョンでも、8時の総合でも存分に泣かせていただきました。
「甘利殿は御屋形様の槍となり、板垣様は盾となられたのです」
これぞ武士(もののふ)の誉れなり!
常に武田家のこと、御屋形様のことを考えて、甘利も板垣も行動をしました。
死を覚悟して、馴れない謀をした甘利。裏切りを知った晴信の、“人間て、こんな顔もできるのね…”な感もありますが、飯富さんも必死で「おまちくだされ!」と言ってましたね。甘利の意向をくみ取った勘助。ですがせっかく御屋形様自からが陣を進めないようにしたのにもかかわらず、晴信は出陣してしまいます。これを止められなかった勘助の顔が、もう(T_T)
板垣が影武者の伝平衛に着せるため用意した晴信の鎧兜。それを我が子の頭を撫でるように、愛おしそうに撫でる仕草にぐっと来ました。ここの伝平衛とのやりとりも良いですな~。
甘利が背中に矢を射られながらも板垣に退陣をつげに来て、板垣に見守られながら息を引き取るシーンにも涙涙。
久々の合戦ロケ。板垣@千葉さんの、なんと勇壮なこと!
敵に囲まれながらも、槍に突かれながらも刀を振るい、最期の最期まで武士そのもの、いや板垣そのものでした。
御屋形様をお守りするのだ!と家臣達も次々に参戦。ここで少しバラバラになりかけていた武田家が一つにまとまるのですね(その中でも小山田サンはクールw)
斬りつけられた板垣、青い空を眺めながら、「若…」。
もうね、本当に千葉真一さんが板垣で良かったです。

●視聴率●
19.3%