きんちゃんのぷらっとドライブ&写真撮影

「しんぶん赤旗」の記事を中心に、政治・経済・労働問題などを個人的に発信。
日本共産党兵庫県委員会で働いています。

NHKらしさが求められている。 経営委員と大学生が語り合う。

2009-11-27 23:17:00 | 政治・社会問題について
NHK経営委員と直接視聴者の意見を聞く取り組みが東京・武蔵野大学で行われた。


東京で経営委員と語る会
初めて大学生と対話
「NHKらしさ」求める声次々


 NHK経営委員が視聴者の意見を聞く「視聴者のみなさまと語る会」がこのほど、東京・武蔵大学で開かれました。学生のみを対象として、車座で対話するという初めての試みでした。学生は、NHKをどう見ているのでしょう。
 参加した学生は60人。NHKは経営委員4人、理事4人の計8人が出席しました。それぞれ、A~Dの4グルトプに分かれて話し合いました。
 テーマは、①「NHKへの接触者率(注)を3年後、80%に」への提言②受信料の「支払率を3年後、75%(5年後、78%)に」への提言③どのような、NHKであってほしいか」でした。
 討論後、グループごとに学生がまとめの意見を発表しました。
 ①の接触者率については、NHKが思うほど大事な問題とは考えていないようでした。
 Dグループは「若者接に見てもらおうとあまり気にすることではない」との意見が多く出たといいます。Cグループは、そもそもテレビを「アルバイトなどで見られない場合が多い」。
 「テレビ自体が面白くない」「インターネッ下の方が便利という意見が多く出た」というのはAグループ。必要な情報は携帯電話でも見られるといいます。
 NHKのよいイメージは、「信頼性、客観性」「ニュースに強い」。
 マイナスイメージは「硬い、つまらない」「友達と情報が共有できない」で、どのグループもほぼ共通でした。
 テーマ②では、いずれのグループからも「接触者率を上げれば、支払率も自然と増える」という意見が出ます。学生から受信料を取ることへの反発の声もありました。
 テーマ③では、「NHKらしさ」を求める声が多く出ました。
「民放のようにはなってほしくない」とDグループ。ニュースで容疑者を連行している場面をかなり追いかけていて幻滅した」と具体的。Aグループも「視聴率を気にせず独自路線でNHKらしい番組を続けてほしい」。Cグループは「今よりもっと面白い番組をというのも分かりますが、そうするにはNHKらしい番組づくり、原点に返っていくことが必要だと思います」。
 若者のテレビ離れが言われる中、総じてNHKに対して「硬い」と思いつつ、「民放のようにはなってほしくない」と考えていることが特徴的でした。一時の視聴率ではなく、本当に視聴者に必要な情報を大切にしてほしい。それが、学生たちの願いではないでしょうか。

【接触者率】 1週間に5分以上NHKのメディア(ネット等を含む)に接触した人の率。
「しんぶん赤旗」日刊紙 2009年11月24日より転載。


NHKの報道は、従軍慰安婦や「坂の上の雲」などでいろいろな意見がありますが・・・。
NHKへの期待の声があるのは・・・。
そうは言っても、民放にできない、数年間にわたる地道な取材、教育番組の様にためになる番組があるからだと思います。

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