貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

那谷寺

2010年04月12日 | Weblog
二日目のスケジュールは一杯で忙しいでーす。

山中温泉発ー那谷寺ー小松・多太神社-安宅の関ー犀川土手の桜(室生犀星碑)ー一笑塚ー西の茶屋ー東茶屋(卯辰/懐石料理)-金沢城・兼六園の夜桜ーホテル

山中温泉で芭蕉翁が入ったといわれている菊の湯は、今日では 男湯・女湯に分かれた共同浴場になって町の人々に親しまれています。

    湯の名残今宵は肌の寒からむ   -芭蕉ー

  
女湯 

  
男湯

   やまなかや菊はたおらじ湯のにおい   -芭蕉ー

旅日記では、芭蕉はこの山中で八泊した後、那谷寺により小松に引き返してます。
私達も那谷寺へいそぎます。

私は以前この那谷寺でゆっくりしましたが、奇岩には上りませんでした、今回はぜひ・・

   浅き春奇岩めぐりて那谷寺

 

この寺は平安時代に花山天皇が法皇となられた時、西国33ヶ所霊場の第1番那智寺と第33番谷汲寺の頭文字をとって那谷寺と命名され、ここに参拝すれば西国33ヶ所を回ったご利益があるとされています。

  訪れを待つかの様なさくら哉

 

 年月を重ね明かせし春の苔

御朱印帖は菊の門が入った立派なものです。前回御朱印を頂き今回は丁度裏側の一番目です。



         白生の気界霊山花の影