貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

佐渡の比叡山

2006年06月22日 | Weblog
      夏の霧 大佐渡小佐渡の 峰隠れ

佐渡を回っている内に、ここって日本の縮図のようだはー、 と私は思った、 それって?
貴族・武士・商人・町人・漁民の文化が仏教・神社に解け合い、技術・芸術と結びつき、生活に活かされていると感じたからかもしれない。

      夕凪や 牡蠣養殖の 浮き輪哉

東京都の1、5倍、沖縄に次ぎ2番目に大きく、冬暖かく夏涼し、流人は政争に敗れた人、約80人、中でも 順徳上皇、世阿弥、日蓮 が名高い。 都(京都)の鬼門に位地するため、天皇の勅をうけ空海が鎮護のため開山し小比叡山と名づける。
      
      小比叡山 蓮華峰寺の 四葩かな

             

境内は広く躑躅が終わり、地元では紫陽花(四葩)寺として親しまれている。
石に刻まれた梵字で三十三観音巡りもあり、金堂、骨堂など重要文化財も多い。

             都をば 想う架け橋 天の川

芭蕉の句「・・佐渡によこたふ・・」を詠った時は雨で星は見えないはず、とか夏の日本海は穏やかだ、などといろいろ言われていますが、・・私は大好きですし、自分なりの解釈をしてまーす。   つづく

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