貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

當麻寺

2011年03月05日 | Weblog
憧れの当麻です・・・なぜ・・・私は絵をよくみにいきますが、「當麻寺の桜」を描いた絵はなぜか私をひきつけます。

ひきつける理由を探すため、あの地方の書かれた本を読みます・・「死者の書」「古寺巡礼」「街道をゆく」「役行者・・」他

そして今日この地に下りたち、ひかれる分けが解ったような気がしました。 やはり旅っていいですよね・・・


                 雨上がり霞む当麻の峰峰よ

 

     春雷や古刹を守る仁王門                 たいま路の蹴速の塚よ冴返る

 

蹴速塚とは「日本書紀」に書かれている伝説かな?  当麻蹴速(たぎまのけはや)と言う相撲取りの塚で、相撲のルーツです。

仁王門は東門で三重の塔は境内から見ます。    東西の塔を控える本来の南門は見当たりません。       

           東塔                       西塔

 

 中将姫さまが感得された、「當麻曼荼羅」の複製写の一部です、私の部屋に飾るため求めました。

    

            春きざす當麻曼荼羅釈迦かこみ


當麻寺に着いたのは4時40分でした、今日最後の拝観者となりましたが、ご親切に案内していただきまして、感謝いたします。

 ありがとうございました。     雨上がり靄立つ山並み二上山を、後ろ髪ひかれる思いで後にしました。          


 

   山覚めり神とも暮らす供えあり                   踏切や当麻の駅の春灯り        

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