貴美華が巡る奥の細道

芭蕉の「奥の細道」を巡り終え、新たな旅を計画中、間日常の出来事を十七文字で遊びます。

奥の細道 最上川

2005年11月09日 | Weblog
2005/ 7月24日 (晴れ)

いよいよ奥の細道一番の難所出羽三山に入ります。
この三山詣で46歳の芭蕉はかなりの体力を消耗したようですが、実際には大変です。
私は60歳、歩くなんて とんでもない、そこで三山巡りツーアーを探します。
一人での参加はできない とのこと 相棒をみつけます。

梅雨明けて夫とツアーの出羽の旅
つばさ客車窓に映る青田かな

東京(新幹線)ー新庄駅ー古口(最上川舟くだり、昼食)ー草薙ー鳥海ブルーラインー鳥海(鉾立展望台)ーブルーラインーあつみ温泉ー萬国屋

出羽三山へ行く前に最上川を下らなければ。     紅の花最上の川の舟番所
   
  涼風や唄い漕ぎ出す最上川
          串刺しの鮎ほうばりって川下り
              舟に酔い冷や酒に酔い芭蕉丸

陸に上がってみれば二人で六合飲みました、夫婦の旅は示唆しぶりだったのと、最上川は穏やかで涼しく、舟唄も唄いました、昼食もとりましたし、スケッチもしました、アッと言う間の60分です。

庄内の田波打ちて夏の風

秋田県側からブルーラインに入り鉾立展望台です、ここは鳥海山の五合目にあたり此処までは車でこられます、この先は開発されておらず、登ってみたい山です。

鳥海の残雪を背に日本海

今日は飲みすぎて足元がふらふらしています、あまり歩かず日本海を眺めます。
右へ左へ山と海をみて、今日の宿 温海温泉へ向かいます。

風呂自慢味自慢なり萬国屋
         キュキュと岩牡蠣こじあけ口の中
                  鮑焼くミニ七輪や香りたつ
             
宿ゆかた着て花笠や笛太鼓
        
露天風呂夜空にふんわり蛍かな

今回のエースツアーに割増利金で申し込んだ萬国屋は満足のいく宿でした。
寄り道 鳥海山です、いつか登ってみたいのですが、だんだん体力は衰えます。