CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

坂の上の雲 二〇三高地

2011-12-11 20:59:07 | ドラマ映画テレビ感想
NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」
見ました、とうとう港の船を狙撃

そんなわけで、なんというかな、今回もまた
凄いたくさんの突撃シーンに加えて、
最終的には、白兵戦まで見せてもらえるとはと
もう、血が滾って仕方ないと
そんな内容で、たまりませんでした
だいぶ苦情もいくんでしょうが、知ったことじゃない

史実とどうなのかというのはわかりませんが、
児玉がやってきて劇的に戦争が転換するというのは
なかなか、見ていてこう、胸がすくというのか、
あれだけの苦戦を見せられた後だけに、
とても面白かったと思うのでありますが、
それにしたって、劇的すぎるだろうとちょっとだけ
しっくりこない自分が残念でありました
たぶん、乃木が相当がんばって、あとツモるところまで
もっていってたんでしょうね

そんなことはさておき、
まさに軍隊というべきの、知恵を出せとほえる上層という
立派なそれが、このときに確立されたんだなぁと
しみじみ思うのであります、これが後々
大変なことになるんだなぁとしみじみであります
しかし、陸軍パートなのに
兄さんの活躍がないのは、いた仕方ないとはいえ
最終的に陸戦を見せないと聞いている以上
残念で仕方ないのでありますが、
乃木にもっていかれたと、そんな印象の一話でありました

柄本さんの乃木の、あの、寂寥というのか
児玉とのやりとりも含めて、見事でありました
決して小物ではない、あの泰然自若とした
不思議な空気がよくよく出ていたように思いました、
次男の戦死に触れたときの感じも
抜群によかった、どんどん透明になっていくような
あの不思議なそれが魅力的すぎたと思われるのでありました

あとはもう、ひたすら突撃の連続に見ほれたというのか
凄い、すばらしいばかりでありました
ただ、どの突撃も同じ角度からばっかりで
ひょっとすると、同じテイクを違うふうに見せられてるだけ?と
思ったりもしましたが、それはそれとして
面白いからよいのだと思うのでありました

さて、そして船が沈んだというあのシーンにおいて、
実際は、馬鹿海軍が宴会というか
何かパーティーしてたと原作に書いてあったような
そんな記憶を見ていて思い出したんですが
それがないと、なんで船がらあきであんなんなのかと
ちょっと理屈というか、説明つかないよなと
やはり、いろいろはしょられている箇所を見つけると
切なくなってしまうのであります
仕方ありませんがね


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2 コメント

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Unknown (T.A)
2011-12-11 21:30:04
こんばんは。凄かったですね。

>だいぶ苦情もいくんでしょうが、知ったことじゃない

あー、これ一語一句私も同じことを考えていました。いや、正確には「知ったことじゃない、とNHKには思ってほしい」ですかね。

テレビが面白くなくなったとよく言われますが、家で今チャンネルの権利を握っていて、すぐに変なクレームを入れる層がテレビを面白くなくしている部分も大きいのではないかと私は思ってます(あとそういう層に過度に敏感な最近のテレビ局の姿勢も原因の一つかもしれません)。

このまま、そして出来ればこの先も、NHKには「知ったこっちゃねー」で行ってもらいたいものです。

では。
レス (管理人)
2011-12-11 22:42:46
>T.A.さま

いつもありがとうございます
おっしゃるとおりで、私のコメントも
「(そんなこと言うやつ)知ったことじゃない」と、
そんな意味であります
時代だとか、なんだとか、いろいろ言われますが、
視聴層の移り変わりはいかんともしがたいですね、
事実としてこれを楽しめる層が減っているんでしょう

どっかで、今年の大河より視聴率が悪いとか、
そんな不穏なうわさを聞きましたが
なんというか、そういうことなんだろうと
最近は心穏やかな感じです

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