CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

気付きました

2005-05-31 00:34:01 | 雑感
唐突ですが、わたくしのブログで
感想文とかレビウーという項目で
あれこれと自分が読んだものに
いちゃもんつけては、他人の笑いを誘おうと
必死なわけですが

本当のレビウとか感想文とは何かわからないので
とりあえず有名なそういうサイトを見たりとかして
研究したところによると
なるほど、とりあえず、ネタバレはせずに
その本が面白いからみんなで読もうぜ
みたいなお話にするものらしいとか

そういうことを
先日、友人のけんさん(仮名)と暇を持て余している最中
話をしており、なるほどと感銘を受けて
わたくしのサイトのレビウで言ってることが
変化球すぎてダメではないかという一つの問題が浮上
つまるところうちのレビウというのは、

俺が読んだここの部分だけどさ、
なんというかこんな感じじゃね?で、こうじゃね?
と会話しようと思ってるわりには、
自分の理屈だけしかこねない、困った会話不全の若者の戯言

という感じになるわけであります
ゆゆしき事態なのかなんなのかわかりませんが
ああ、俺も読んだ、そう思ったよしよし
そうやって思ってくれる
凄くニッチな層を獲得するため
ボクは、ここでブログを続けています

ブログで友達ゲットだぜ

ライム戦奇憚

2005-05-30 08:29:32 | 昆虫学
ライムを育てているわたくしでありますが
先日、すさまじい勢いで花が咲き
さすが、去年はさぼったけど今年は
枯れるんじゃねぇかっつうほど肥料やっただけあるなと
一人大喜びというか
ある種生態実験のようなことをしておったんですが

水遣りの最中に
葉っぱに食害の痕跡を発見

捜索の結果、芋虫を捕獲いたしました
まだ、1齢、あるいは2齢程度の生まれたばかりという印象
わたくしこの類への造詣が浅いもので
はたして、何某蝶の幼虫なのか区別がつかず
とりあえず、キアゲハの幼虫と著しく相似が見られるので
そうだと決め付けて、3頭を捕獲(注:幼虫を数えるときは’頭’が正式)

さて

私が昆虫野郎だからか、ライムにとっては
明らかに害虫である彼らを
どうしても殺せない
いかん、情けをかけるわけにはいかん
正直3頭も養えるほど、うちのライムは大きくない
遠くない将来に間違い無く丸裸にされてしまうという
恐ろしい結果を迎える

昨年は、様々なストレス実験(注:水、肥料やり忘れ)
の結果、1個も実が付かなかったんだから
今年こそはならせて、ウォツカに絞って呑むんだ
だけども、だからといって無垢な
ああ、ちょっと触ると角を出すような
いたいけな幼虫を俺は、俺はっ

というわけで、困った挙句
一番大きい1頭だけ残し、4齢くらいまで育てて
蝶の種類を同定したあと殺そうと(酷い)思いつつ
他2頭はこの日中に殺そうともくろむ

しかし、前述の通りかわいくて殺せない
だからといって、とりあえず葉っぱから離して
そこらへ捨てるんだったら、むしろ
飢餓の苦しみを味わわせるだけ残酷だ
ここでひとおもいに殺してしまわないといけない
だけど、うああ

というわけで、最終的には
わたくしの家にすっかり済みついている
ハエトリグモではないクモに餌として与えたとさ

餌だと思うと
途端に芋虫どもが、かわいく見えなくなるんだから
不思議さねぇ

キリンカップ

2005-05-29 00:22:07 | スポーツ
見ました、ペルー戦とUAE戦

小野はやっぱりすごいなぁ
ということと
大黒はゴールの気配があるなぁ

そんなところであります
来週のバーレーン戦がはたしてどうなるのか
テストマッチというか、色々経験つむための
今回のキリンカップだったけども
経験が積めたかどうか
わかりませんが、素人感覚で行くと
やっぱり海外でやっている選手は
うまいんだろうなと
ありていなことになってしまいます

どうしてなのかわかりませんが、Jだと活躍している人は
代表になると無理くさい
これは、やっぱりJの場合
Jの中のクラブチームでみっちり練習しているからでしょうか
そうなると代表はいっそのこと
どっかのチームを丸ごと召集みたいな
そういうことをしたらいいのかしらとか

思わないでもないわけです
そうなると、今の代表見てるかぎり
鹿島かガンバかを呼ぶことになるのか・・・

余計なことは考えないようにします

もう時間がないので、どうなるだかわかりませんが
とりあえず何が何でもワールドカップに行って貰わないことには
日本で放送される試合が減るから
本当、頑張って欲しいと思います

と、なんだか凄く嫌な感じのコメントになってしまったんですが
勝って欲しいと、せつせつ願っています
このメンバーで出られないなんて、寂しすぎるよねきっと
中田、中村、小野、稲本
次回に名前が無いかもしれないと思ったら
絶対に今回、ワールドカップを経験しておいて欲しいと
なぜか思うのであります

今週の怪獣の家

2005-05-28 00:02:24 | 星里もちる
今週のレビューに入る前に

先日実家に帰ってきたので、久しぶりに
実家へと眠らせてあるもちる本を漁ってしまったんですが
私が社会人になってから発売された
オムライス以降のシリーズ・・・あれ?
オムライスのときはまだ俺大学か?

まぁ、いいや
ともかくだ、スペリオールの夢かもより後のシリーズは
個人的にとてもまったり読む
ステキなもちる空間と勝手に思っていたのですが
すげぇ久しぶりに読み返した、何をって
本気のしるし
・・・・。
あ、あれ?よ、読んだはずなのに、あれ?なんで?
どうして俺ちゃんと覚えてないの
っつうかなにこの高まり、この描写、嘘っ
かきむしられるような悪夢の数々、ちょっと、ま、待って、え?え?
と、慌てふためいて、思わず全巻読破
ルナハイツのまったり加減からは想像もできないくらい
左右に揺れるいい漫画だったんだと
改めて痛感いたしました

これから実家に帰る度に、もう一度古いのやら
新しいのやらのもちる作品を読み返そうと思います
やっぱ単行本で読まないとダメね
真剣にそう思いながら

連載上でもどうしたらいいかと切なくなるのが怪獣の家
一瞬、女優さんがこのままフェードアウトで
あめちゃんと切ない二人きり、そこへもう一人また
別の女の人が来て、また三角とか
そういうステキなことを思ったりしたんだが
そうではなく、女優になるのと、女になるのと
なんだか似たものの三人だったのが
一人だけ抜きんでた形になったステキ展開

今後、妹のキーはともかく
あめちゃんがどんだけ可愛いかに
すげぇ期待しようと思う
いいなぁ、「だめじゃん」とか一人ごちるところ
先生のなんでもないような台詞を
さらっと言う女の子が大好きだ羽子とか

そういう具合で
本当、毎回とりあえず扉で
単行本の発売日をチェックするんだが
好評発売中のルナハイツ四巻の宣伝ばかり
は、早く、早く一巻を
思いは募るばかりです

愛知万博4

2005-05-26 00:31:31 | 陶磁器を探す旅と名物
少し間が空いてしまいましたが
愛知万博奇行その4
北欧美人に囲まれて、とてもとても幸せになったところで
疲れを圧して今度は
グローバルコモン2へと向かいます

ちなみに万博会場内は、大きなメインストリートが
ずらりと通っているのですが、このメインストリートに沿って
色々な歩いて抜かせる自動車みたいなものとか
バンコクだかにあるテクテクに似たような自転車だとか
そういう乗り物も多くあり
キッコロゴンドラとかステキなものが
山ほどあるんだがどれも混んでて乗れたもんじゃねぇ
ということなのでひたすら歩き歩き大会

相方が流石に4時間歩き通しという実態に
本気でキレてしまい
なだめすかすことも考えて会場中央にある
よくわからんごく普通の売店というかレストランでレスト

そこに辿り着く途中で
日本館なのか、なんか
瀬戸だかどっかの町の人が踊りを披露してるところとか
市民会館みたいなところを素通りし
「ここからさつきとメイの家には行けません」という
なんというか、お前はなんのために立っているんだと
頭を捻る看板など見てきたわけですが
ちなみに、そのトトロな空間は場内でも少し外れたところにあり
また、周りに何もある様子すらなかったので
見送り、遠目からでも見ることだけはできると
話は訊いているので頑張って見た人の感想を訊きたいところです
いいんだ、トトロは心の中に居るんだから
ねぇ、パズー(違う)

さて、休憩して気合いを取り戻し
一路グローバルコモン2へ、というか
入場の時間が遅かったこともあり
そろそろ時間が妖しくなってきたので
足早に到達
UNと、あとアメリカとか、なんか
そんなパビリオンが、ごつごつとあったんですが
結構な混雑ぶり
だがここのメインは、どんなパビリオンよりも
トルコアイス
最早トルコアイスという名前かどうかすら妖しい
伸びるアイスクリームであります
なぜこれを、トルコのパビリオン横で発売せず
このアメリカンな場所で販売してるのか
素人の私にはわかりませんでしたが
いい塩梅のおっさんが、おちゃらけながらアイスクリーム作ってくれました
面白かった
おっさんとその相方なのか、息子なのか若い兄ちゃんが一人いるんだが
こっちが凄く無愛想で、早よ帰りたいみたいな雰囲気出してんだが
それを一蹴するかのように
おっさんのテケトーマジックが炸裂して
なんというかな、アイスに代金払うんでなくて
あのおっさんにお金払ったという気分になれました

後から聞いたら、なにやら
このおっさんは結構有名人らしく
あのパフォーマンスはそれなりの技だったんだなぁと
改めて感心しましたが
小粋なデザートを楽しめます
味は、バターみたいな味のするアイスクリームだったような気がするが
私の味覚はあてにならないのでみんな並んで買うんだ
おいらが買った時は
既に日が傾いて、うすら寒くなってたので
誰も買ってなかったけどなヽ( ´ー`)丿

と、さて、そろそろ時間となってしまったので
残念ながら、韓国やら中国やらのある
ある種、一番見ておかないといけないような気がするところは
豪快にスルー、ついでにエジプト関係もスルーで
ここでわたくしの旅は終わったわけですが

帰り際の土産物屋の
レジ通るまでに30分待ちという姿には
流石に驚きました、どんだけ並ぶの好きやねんとか
いや、そういうことじゃないけどさ
お土産は先に買って、どっかにしまっておくのが吉のようです

とまぁ、所詮半日程度では
ほとんど見てまわることができない結構な広さの万博であります
他の経験者の話を聞いたところ
並ぶのは仕方ないけど
ヒタチは超おすすめらしいので、それだけでも
見る価値があるんだとか

個人的に企業パビリオンは
わたくしが小学生のとき、名古屋限定で大賑わいだった
デザイン博というのを思い出しましたが
トヨタが出展してても、時計は貰えない様子でありましたとさ
わかる人、いい、手とかあげなくても
心で笑って、そして、自慢してくれ
ナナメから見たら、じゃんけんのネタがわかるとかそういう話は・・・

ピアノマン

2005-05-25 00:48:46 | 雑感
最近話題のピアノマンという人のお話

聞きかじりというか
どっかのニュースでなんか訊いたという
適当極まりない情報しか当方得ていないんですが
なんか、記憶喪失なのかなんなのか
とりあえず西洋人で、ある日、雨の中
ずぶぬれのタキシードでふらふらしている男が発見された

何を訊いても、怯えているばかりで
何も答えてくれない
スケッチブックを渡したら、ピアノの絵を書いたので
とりあえずピアノの前へと連れていったら
これがまた、凄い上手だった

で、お前誰だ?

というわけで、現在西欧諸国で
大ブームになっているらしいピアノマン
情報が少なすぎて、もう一つわからないのですが
私が最初訊いた時は
なんか、ハリウッドでピアノマンて映画が既にあって
それのリアルなプロモーションの一巻だとかいう話だったんですが
もの凄いデマらしく
実際は、彼の生い立ちというかこの奇妙な事件を
ハリウッド映画にしたいねなんて話まで上がってるほど
話題なんだぜとか、そういうことらしいです

で、彼、発見されてから結構経ってるはずですが
全国、いや、全世界から様々な情報が寄せられる中
なかなか本当のことがわからず
そして、彼自身も決して物を語ろうとしない
3カ国語くらいで語り変えたそうだが
どれにも反応せず、ただ、ピアノを弾くばかり
最近では、作曲までしだしたというが
いったい誰なのか、世界が注目・・・

と、以上のことが私の知りうる限りのピアノマンなんだが
私は彼の正体というか、彼の立場がわかってしまった

彼は、ある組織に追われているんだ

おそらく事の顛末はこうだろう
彼はある有力な民族解放組織の一員なのだ
ただ傍らでピアノをたしなんでいて、腕前もそこそこだが
その素性(諜報員)ゆえに、決して表舞台でそのピアノが披露されることは無かった
そんな彼が、抗争の最中、海へと突き落とされた
敵対組織は彼を殺したものだと思って
死体を確かめずにそこを後にする

そして、後日、ピアノマンとして彼は街に戻ってしまった

驚愕の敵対組織、そして、味方の解放組織
彼は表に立ってはならない存在なのに
こんなに大きく報道されてしまった
両者共に名乗り出ることができない、彼の素性を知りながら
彼に近づくことが、それぞれの組織にとって
とんでもないことになる
だから未だにだれだかわからない

と、まぁ、ここまでは誰でも思いつく展開だろう
しかし、違う、もう一つわかっていることがある
実はピアノマンは記憶を失ったりしていることはない

3カ国語で語りかけて反応が無かったというのは
言葉がわかった上で無視、いや、そういう芝居をしているのだ
なぜなら、彼は任務のために披露できなかった
ピアノを今、衆目の前で弾いている(非公式だが)
そんな幸せを手に入れてしまったのだ
優秀だった彼も、そういう、手に入らない望みを
少しだけ、少しだけ幸せとして今甘受している最中

だが、そんなことをいつまでも続けるわけにはいかない
彼は自分の仕事がわかっているはずだ
しかし、記憶を取り戻したとして娑婆に出ては
敵対組織に消される可能性や
味方組織が明るみに出る可能性もある
それらの可能性を出来うる限りなくすため
彼は、何もわからないフリ、いや、無反応を続けているんだ

キナ臭いことを考えれば
おそらく、熱湯か、凄く冷たい水をいきなり背後からかけたら
きっとロシア語あたりで「熱い」と叫ぶだろう(古典的な)
おそらく近い将来、彼の看護をする看護士の中に
敵対組織の人間が入り込んでくるだろう
そして上記のようなテストをするか、あるいは、そこで急死させるか

時間がない、ピアノマンはそこまで推理できている
彼は聡明な男だろう、ピアノを弾きながら
自分を解放しながら、最高の手段に手を染めている
そう、ここで出てくるキーワードが

自ら作曲している

この事実だ
もうおわかりだろう、彼が今作曲しているものは
味方組織へと情報を伝える暗号なのだ
いずれ彼の作曲したピアノはどこかで演奏されることだろう
それを訊いた味方組織はなんらかの情報を
そう、ピアノマンが命をはって手に入れた情報を受け取るのだ
コードに謎が含まれるか、それとももっと凄い仕掛けがあるのか
そこはアガサクリスティや、コナンドイルに任せるとして
彼は今、その作業に没頭しているはずだ

そう、今まで封印されていた
表に立つことが許されないピアノ
その旋律が、今奇しくも、彼の願いである
公共での演奏とともに彼の仕事を完遂する

曲が発表
あるいは、彼が弾くことによって彼の任務は終わる
その後、ひっそりと、誰に知られるわけでもなく
呆気なく死んでしまうんだ
殺されてしまうか、自分から死ぬかそれはわからない
ただ、おそらく

彼はもう、どちらの組織にとっても
危険な存在になってしまったのだから・・・




とか、だったら凄く燃えるなぁとか
なんか既に誰かやってそうですが
あれだな、オチをもっと凄いことにしないと
誰かと被ってしまうな、うーん、そうだな
追ってる組織が実は集A社で、彼の所属組織がK談社とすれば
なるほど、モーニングのピアノの森のCMでしたでいかがか

国家論

2005-05-24 00:03:47 | 読書感想文とか読み物レビウー
やっと読み終わった
いや、読み終わったのはもう一ヶ月くらい前な気がする
何回読んでも意味わかんねぇから、3回も読み直した
俺の読解力の低下が非常に危ぶまれるところであります

さて、というわけでスピノザの国家論
無事読み終えました
多分、先に君主論を読んでいたせいで
あれくらい分かり易くて、そしてオモロいもんだと
勝手に思ってたから、たらたら読み流してしまい
ちっとも意味わかんなかったというか
のっけからの神がどうしたとか、自然権がどうしたとか
哲学的要素から入られたのがダメだったんだろう
哲学なんてだいきらいよ

というわけで、そういう要素ありきの内容かと言うと
そうでもなく
スピノザという人がどうやら晩年にしたためて
なんと書いてる途中でくたばったらしく
一番好いところで終わってる
おいおい、夏目漱石じゃねぇんだから中途なことは
すんじゃねぇよと、思ったりなんだったりしながら読む本です

まず、最初は人間てのは
基本的に悪いことしかしないけど、それは生きてる以上仕方ねぇよ?
って話を自然権という言葉で説明しております
自然とそうするもので、そうやってできる範囲内のことは
全て自分の意志の下でやってるから、それはそいつに許された権利だ
そんな具合です

で、そんなのばっかが集まると大喧嘩になって大変なんですが
人間は群れると国家を形成したがりますという具合
じゃぁ、国家ってなに?それはね
法律でがんじがらめにされた、理性的な統一精神だよだよ?

既にこれを書いている私が混乱を究めておりますが
ともかくそういう具合

つまり、国家というのは一種人間のようなもので
複数の人間の精神があたかも一つの共有した意識を持った集合体
それが国家である
そんな具合であります、じゃぁ、その国家ってのは
人間における自然権はどうなるの?
それはね、国家を司る最高権力というのがあってね

という具合で、今度はその権力がどこまで及ぶかとかを
ちまちまくどくど、あーでもねぇ、こーでもねぇ
しかしここで、こういうツッコミが入るかもしれない
だけど俺はこう答えるね、黙れお前

以上、国家論の論述形式をかいつまんで書いてみましたが
ともかく、国家ってのを定義づけるために
色々自分で質問を用意して、それに答えて
反論とかも想定して、それへの返答も作る
大学入学の時に勉強した、小論文の書き方そのまんまなのですが
なるほど、大変勉強になりました
こういう書き方をすれば、正しい論文になるわけであります(違う)

で、国家論自体は何を言っていたかというと
君主国家と貴族国家という体制について
こういうのが理想っぽいし、しかも現実的だよという例をいくつか挙げる
そういうことをしております
そして、君主国家<貴族国家<民主国家の順番でステキ度合いが高いんだが
それらを叶えるにはなかなか難しい
議会とか、その議会を監視する役だとか、またその監視する役を監視する市民だとか
様々な人の目による拘束を用いることで
結局、みんなの為になることをしないと罰を受ける
そういう法律を作って国家を形成したら万事okですよ

そんなことが書いてあったように
私には読めました
この本を読んで、なるほどと思ったのは
空想論のことを「キマイラ」と呼ぶということ
ああ、モーニングで連載していたアレは、このことだったんだと
しみじみ感動

あとは、あれだ
衆議院と参議院と、いわゆる現状の民主主義?なのか
日本の体制については、おおよそこれで説明ができるのかと
中学生くらいで読まなくてはならないのではないかと
感じたのでありました

20代後半の大卒男子の読解力なんざ
この程度ですよという、イケナイ見本になった気がしますが
理屈っぽくなりたい方は読んでみましょう

鎌倉の人質

2005-05-23 01:07:10 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ義経
快調に放映されております
今回の源氏仲違い騒動
いつもの通り、大変面白かったです

義仲のいけいけ押せ押せ具合が
今日も大炸裂しておりましたが
あの叔父上である、行家の嫌な奴っぷりが
本当すげぇな、ああいうおっさんだったんだろうなきっと

よくは知らないけども
ああいう人居るよなぁとしみじみ
ああなってくると、義仲は可哀想な人になりそうで
今後のいや、来週の展開に期待です

で、その義仲の周り、特に巴がよかった
事情に精通しない、まぁ、政治に疎いせいで
行家ごときにまるめこまれるところも面白かったが
あれは、最後に出てきた平家において
ご母堂が頼朝から逃げてきた侍女に
「同じ女に生まれて、そのようなものが」
という台詞でステキに対比されていたように思います
どっちも荒ぶる魂を持ってるが
政治というキーが政子にはあって、巴には無い
ふと、ここで政子と義仲という組み合わせだったら
それはそれで面白い時代が築けたんじゃないかなと
思ったりなんだったりします
義仲に足らなかったのは優秀な軍師、あるいは
身辺のものだったのかもとか

さて、そんなことはさておき
義経の相変わらずステキ殺陣も炸裂してて
非常に見応えがありました
天狗話の時は、ちょっとやりすぎだろうと思ったけども
その前の佐藤兄弟のどっちか(覚えろ俺)、と
手合わせしているときの動きが、かなりよかったように見えます
ステキ、いよいよ来週は出陣なので
ああやってばんばん動いて貰えれば、どれくらい楽しいかと
今から期待です

と、つれづれ色々書いてきましたが
政治ができる政子の恐ろしさと鋭さ、
強勢の中にいないと前に出られないところがある義仲、
宗盛の阿呆っぷりと、知盛のできるっぷり
三方のそれぞれの内情が見えて面白かった今回、
今後の行く末が楽しみになりました

まぁ、個人的には、行家がどんなくたばり方するかが
楽しみなんだが

頼朝方の武将が、日に日に人相悪くなってる気がしますが
東夷らしさと思って見ていきましょう

兄に物申す

2005-05-22 01:11:52 | NHK大河ドラマ感想
というわけで、先週用事があって見られなかった
NHK大河ドラマ義経でありますが
ビデヲにて確認、いやー、面白かったのであります

源氏のバカの人々が面白いのもともかく
平家方の平凡さ、そして、院の物の怪っぷり
どれをとってもとても面白い
じっくりと見ていて思ったんだが
最近は、義経役の滝沢くんがとても素晴らしい
一途っぽさをよく出しているのと
行家に絡まれている時のあしらい方がかっこいい
実によい義経をしていると個人的に思っております

で、内容ですが
おいらの大好き義仲が大暴れ
なんかわけわかんないけど勝っちゃった
すげぇだろ、俺すげぇよ、やべ、俺天下人じゃん
みたいなあの短絡さが凄くステキです
義経とは違う意味で義仲は、人気を集めると思いました
あの二人に比べて頼朝の陰険というか
少し暗いところが寂しく見えたわけです
自分に無いものを凄いと感じて、羨ましいんだろうが
決して言わない、それをわかっている政子
あの二人、実は凄くよくできた夫婦だと思います

さて、それはそれとして
主従の仲良さもステキだが
本当、なんか初めて義経が主人公なんだっていう気分になりました

郎党をかばって色々言うあたり
わけのわからない叔父貴をあしらうあたり
なによりもやっぱり
五足の事を嘆くあたり
遮那王に戻ってしまったといいながら
寂しい笑顔で帰ってきたあの様子がなかなかよかったが
本当、今回は随分義経の良さを伝えられた気がします

今後、あの鎌倉から逃げた侍女がどうなるのか
それが少し気がかりと思いつつ
院の物の怪っぷりを毎週楽しみにして
さて、来週、いや、今週は巴が大暴れです

愛知万博その3

2005-05-20 08:41:27 | 陶磁器を探す旅と名物
というわけで、ヨーロッパでも南の方の
ステキ地域をまわってきたわけですが
そこから更に南下したところにある
北欧や東欧がメインとなっているコモンへと移動しました

ここで、前回から狙っておりました
「岩塩」のパビリオンを探して四苦八苦
相方には、どうしてそこまでしてたかだか塩が見たいのか
まったく理解できません等々、言われましたが
俺もどうして、そこまで塩が見たいのかわからん
と、すれ違いながらうろうろと歩く

さて、とりあえず塩っぽいところは置いておき
あっちこっち歩いていると
ベルギーやら欧州連合?っぽいところが
比較的スムーズに入れるのでそのあたりから潜入
ケルトぽい雰囲気のパビリオンや
薄暗く、そして幻想的なイメージの場所が多く
これはこれでステキな感じ
思えば、大変よくその地域性みたいなのが出てる気がしました
具体的に言うと
日本といえば歌舞伎とかそういうくらい鉄板の展示

オフェーリアじゃないですが
でも、そんなような油絵の数々が立体的に展示されて
スクリーンとの複合による新しい芸術作品みたいな
もう書いてて何言ってんだか全然わかんない
ステキなことがありました

また、オランダ館の前では
巨大うさ子(ミッフィー)が記念写真を撮られまくっており
ほほえましい光景が、しかし流石オランダ
ミッフィーまで背が高ぇと感動しました
中は入ったかどうか忘れたんですが
とりあえず芝居小屋みたいな建物でした

ベルギー館では、ストリートミュージシャンによる
演奏がほんわか行われており、それはそれでよく
名物のワッフルには長蛇の列でそれなりの盛況

と、そんなことを色々書いたが
ここの最大の魅力はやはし
べっぴんさんがとてもたくさん居たこと
ステキ、北欧の人々べっぴんすぎ
男性もスタイリッシュでかっこいい人が多いんだが
もう、女性がきれいなのなんなのってあーた

それぞれ国柄の衣装で身を包んで
それだけでもステキなのに
誰も彼もべっぴんさん
散々探し回ってようやく到着した岩塩こと
ポーランドについても、べっぴんさんが大量に
カフェにいたり、べっぴんさんをナンパする観光客外人が居たりと
それだけで楽しいものであります

衣装については、おそらく
日本における着物だとか、浴衣に相当するんでしょうか
外人が日本のそれらを見て喜ぶ気分が
とてもよくわかったのでありました

というわけで、無事岩塩も見られ
岩塩とショパンが密接な関係だったのねなどと
検討違いなことを思いつつ
このコモンも終了し、そして日差しも傾いてきたので
ありました

愛知万博その2

2005-05-19 08:31:53 | 陶磁器を探す旅と名物
昨日書いただけで、だいたい言い終わった気が
せんでもないような愛知万博紀行

ちなみに、企業関係と日本関係は見てないので
なんというかな、まさに万国博覧会を見てきた
そういう塩梅であります

で、とりあえずグローバルコモン6を見終わって
次へと移動、南下するとグローバルコモン3だったか、4だったか
外国館の中でも人気のあるヨーロップへと突入
なんかわからないが、スペイン、フランス、ドイツと
すさまじい混雑っぷり
無理、待てない
と、せっかちのわたくし、結局並んででも見たいと思ったのが
イタリアだったので、だらっと20分ほど並んでイタリア館へと入る

イタリアは、踊るサティウスという
アドリア海に2000年だったか1300年だったか
ともかく長い間海の底で寝ていた石膏(?)像が
メインの展示であります
イタリアは思い出深い土地でありますので
じっくりまったりと見てきたんですが
いや、もう、入る前にはベスパが
入ってからは、フェラーリとドゥカティとフィアットが・・・
なんかわからんがとりあえずイタリア最高!
一人大盛り上がり

改めて、文化というよりは
ブランドをたくさん持った国だなぁと思いました
しかし、フェラーリの実物タイヤとか
ドゥカティとか、見てるだけでなんだか心踊らされるものであります
誰が見てもかっこいいのでステキステキ
フィアットに関しては、チョコレートで作られた
実物大のチンクが展示してあって
これも大変よかったです、いいなぁ、実物が欲しいなぁ

で、イタリアをあとにして、リビアを横に
んでもって、モロッコだったか
ブルガリアだったか、まぁあのあたりを少しだけスルー
やはり空いているところは、空いているだけの内容だなと
痛感しながらも、万博気分を味わっていきます

さて、じつは経験者というか
行ったことのある人にどこがよいかと訪ねておいたんだが
なんか、岩塩の展示があるところがなかなかステキらしいと
ふきこまれていたので、そこへと向かうことに
で、肝心のどこの国だかは聞いてなかったので
おろおろと探し歩くこと数分
やや並んでいるクロアチア館にてどうやら塩の話をしていると聞き
これに違いないと息巻いて並ぶこと30分

思えば一番長く並んだのがここでありました

どきどきしながらいよいよ出番となり
どうやら完全入れ替え制らしいので
結構の時間を費やしつつ入場

塩か・・・

クロアチア=ミルコクロコップだった
私の貧相な知識に、クロアチア=塩田であると
刻まれた瞬間であります
ただ、わたし探していたの、塩田じゃなくて岩塩なんですが・・・
よもや万博で塩をメインテーマにしたパビリオンが
二つもあるとはつゆしらず、少しばかり
いや、結構多大な時間の使い方をしたとおののきながら
一緒に行った相方の冷たい視線をくぐりぬけて
そそくさとここを後に、次へと進むのでありました

次はヨーロッパでも北の方になります

愛知万博その1

2005-05-18 08:34:00 | 陶磁器を探す旅と名物
その1とかぬかしておいて
次があるかどうかは怪しいですが
先日、愛知万博へと遊びに行ったので
その時の感想をとどめておきます

地元以外では驚くほど盛り上がりを見せていない
ステキ万博「愛地球博」
宣伝にほとんど力入れてねぇんだろうなぁと
そういう具合でありますが
わたくし、名古屋大好きっ子でありますので
地元しかというのは少々残念ではありますが
実際のところ

人多すぎ

会社が久しぶりに平日休みだったので
喜んでいったわいいわ、すげぇ人の数
どこからこんなに集まってきたのかと
驚くほどの人数が怒涛の勢いで移動しておりました

よくよく見てみると、小学生や中学生など
集団見学が多かったのですが
もう本当、人を見ているだけで疲れるようなありさま
これで予想より少ないとか言うんだから
どうかしてると思うのです
大阪のときを知らないのでもっとすごかったのか
そのあたりはわかりません

とりあえず入ってみやげ物屋に突撃するものの
あまりの人間に撃退されて
店の前に鎮座されている、キッコロとモリゾーの
巨大ぬいぐるみに癒されつつ
入って右の方へと移動
売店で串にささった餃子とシューマイという
変わった食べ物を食べて、元気をつけてから、いざ

で、小学生にまみれながら、とりあえず
グローバルコモン6という
東南アジア関係のパビリオンを見てきたのですが
まぁ、オセアニアまで含む地域で
各民族のそれぞれが出ていて個人的に
一番面白かったです
というか、ここ以降疲れてほとんど覚えてねぇ(ぉぃ

ここでまず、個人的に万博の目玉であります
ワニを食べて、まったりじっくり
異国を楽しんでおりましたが
このワニが高ぇのなんのって、味は
魚?いや、鳥?みたいなあっさりで
ぱくぱくと食べられたんですが、ウィスキーの水割りよりも
高い食べ物とは思えませんでした
まぁ、記念ですからね

ワニを食べながら、仏教とイスラム教に触れつつ
展示を見てまわりました
で、異人さんが多い状況に慣れてないだけなのか
いや、もう、なんだかべっぴんさんが多くて
とてもとてもステキ
アジア美人もさることながら
やはし、オーストラリアの娘さんがずいぶんべっぴんでした
金髪で、日本語をぺらぺらしゃべりつつ
スタッフを叱咤するときは英語
ああ、こういうところが万博なのね
感激しました

ワニ売ってるところがマクドのようでした
売り子のお姉さんがべっぴんさんだったのを考えると
あの値段はべっぴんさん代が入っているのだろうと
勝手に納得

そのまま、次のコモンへと移動であります

名探偵ポワロとマープル

2005-05-17 08:37:38 | ドラマ映画テレビ感想
NHK大河ドラマ義経の前番(違う)として
結構長い間放送されていた
名探偵ポワロとマープルが先日最終回でありました

わたくし、義経待ちの間に
NHKつけていたので、ほとんどの回を見ていたのですが
これがまた、すごくほのぼのしていて
それでいて、中身は面白い、ステキなアニメでありました

おそらく、ターゲットがお子様からお年よりまでと
幅広い層を狙っているのか、全てにおいて
かなり手のかかった無難さがステキステキ

死体シーンやら、殺人シーンは
あくまで音楽で不安にさせるくらいで
直接的な描写もなく
また、難しい言葉による推理の披露ではなく
さりげなく簡単な言葉で、会話を中心に
ポワロやマープルが、オリジナルヒロインである
メイベルという小娘に質問させたりすることで
説明するというきめの細かい心づくし
安心して見られるとはこういうことかしらと
そんな塩梅

また、声優さんに様々な俳優を用いるという試みをしていて
まぁ、これがあたりかどうかでいったら
個人的には普通の声優使ってもよかったんじゃねぇか
むしろそのほうがよくねぇかと思いましたが
話題作りによかったのかもなぁと
NHKなりの気配りというか、人を集めるための試みも
暖かい感じがしてというか、ほのぼのとしてて好感でした

残念ながら今回が最終回ということで
今までで一番サスペンス性というか
事件性が高かった気がしました
トリックがどうしたとか、そのあたりは
もう、なんというかな、ばればれなんだが
それでも楽しく見られるところがステキ
前枠だったと思うんだが
火の鳥も結構面白かった思い出もありますので
今後もこの枠では、こういう
あたりさわりないゆったり見られるアニメをしてほしいなどと

ヲタ魂を燃やしておるわけです
わかりやすくいうと
下手に狙ってない分だけ、とても安心して見られるというお話
ステキですね

実況掲示板

2005-05-16 23:53:52 | 雑感
ネット上には結構様々な掲示板やチャットがあります

まぁ、そこに不特定多数の人物が
匿名でテケトーなことを言って楽しむというのが
いわゆるネットでの
正しいかどうかはともかく
少なくとも、ひきこもりには面白いものであります
というか、俺には面白い

そんな具合で
そういうコミュニティの中で、ログを読むだけで
しみじみ満足していたジャンルに
「実況」というのがありました

夜中の、誰が見てんだこの番組・・・
みたいなところを数人の奇人が面白可笑しく
それのコメントを書いているわけで
これがまた、関根勤とか好きなおいらには
たまらないニッチな笑いで、ステキ

実況は、そのログを楽しむもんだと
勝手に思っておったわけですが
まぁ、蓋を開けるというか
先日実況の本当の楽しさを体験したというか
まぁ、大したこたぁねぇんだが
友人の大阪兄さんと、だらだら夜中にチャットをしておったんだが
その時に

「やっぱバルセロナ強ぇなぁ、卑怯だよな」
「ありえねー動きだもんねぇ」

などと、スーパーサッカー見ながらやってたんだが
これが面白い、なんというかな、一人暮らしの男にしかわかるまい
他人と同じテレビをリアルタイムで見ながらツッコミいれることの楽しさ

結局一人ひきこもりの話でしかないのですが
いたく感激したのでここに記しておきます
さみしいなんていわないよ
ほら、不特定多数のなかまがいっぱいだ

今週の怪獣の家

2005-05-15 01:40:51 | 星里もちる
というわけで、少し
スペリオールも遠のいておりましたが
無事読了しております
素敵漫画、星里もちる「怪獣の家」

とりあえず一段落というか
まぁ、一つ目の落とし穴に落ちてきた按配であります
で、実はもちるファンでありながら
結構最近の先生は深刻だなぁと
勝手に一人で思っておったんですが

女性キャラにそんなに萌えられない

という問題が個人的にはありました
前回ルナハイツでは、りんちゃんが
そこそこステキと思っていたが、もう1つ
なんというかな、せめて夢かもの冬子みたいな
1つ深みがあったらステキだったのにと
残念に思ってたんだが
まぁ、本気のしるし以降、先生の心象描写というか
ストーリーを楽しませるスタイルになっていたので
それはそれでいいやと楽しめていたんだが
やはり、私のようなにわか漫画ヲタというか
そういうのには
ストーリーからにじみ出る、すさまじいキャラクタが欲しいとか

勝手気ままに、今まで一度も書いたことねぇけど
思ってましたよ、恥ずかしいから言えなかったけど

そんな不届きなファンとしてどうかという
私でありましたが、今回はきてる
ステキ、なんだろう、このヒロインに関してのどきどき
また女性キャラ二人の魅力が、今回はいつになく鋭い
そう感じました

詳しくは語れないが
解り易い心情描写と、少しだけ凝った場合設定
それが読み手にものすごい想像力を働かせる
ああ、きてる
今回の話で、なんかすげぇぐっときたわけですが

まぁ、なんだ
あめちゃんだからきっと
そうなるんだろうな

と、とりあえず今日はここまでにしておいて
連載が終了したときに
このときどう思ったかは書こうかしらと
思ったりしつつよしなに