そんなわけで、実は先週末だったか
某友人と忘年会でもないのですが
お酒をたしなんできた次第
焼酎マスターの異名をとる男だったので
呑んだことない焼酎で、それでいてはずれではないもの
それを選ばせるためだけに
トリュフ犬の代わりに(ぉぃ
冗談はさておき、さすが造詣深い薀蓄を聞きつつ
色々な焼酎を飲んだのでその話をつれつれ
Ron.40ハナタレ
ハナタレという焼酎のジャンルを初めて知ったのでありますが
なんでも焼酎を造った最初に、樽というか甕というか
ともかく蛇口っぽいところにたまってる分(憶測)で、
焼酎そのものというよりは、副産物みたいなものらしい
ともあれ、原種のそれであります
で、このRon.(ろんでん)という銘柄なのでありますが
これまたなかなかステキな焼酎の銘柄らしく
大手門酒造だったか、某さんお薦めの酒造メーカーらしく
かなりステキ、実は私が飲んだんでなくて
某さんが飲んでいる様を見て感じ取ったのだが
口に含んだ瞬間から、器より唇が離れる間、表情
特に瞳の動きが、ああ、呑んだ瞬間に俺がここにいること忘れてやがる
そう思うほど、その美味さに唸りをあげておりました
ステキね、そういうものに出会えることと
そういう顔ができるのがステキね
ともあれ、原種なのでかなりきついらしいのだが
濃厚に楽しめるらしい、必飲
天使の誘惑
なんだこのナンパな名前
鼻で笑ってしまいそうになったんだが
その名前とはまったく裏腹というか、その通りなのか
わからんが凄いのであります
確か焼酎を頼んだはずなのに、すげぇフルーティー
そう、まさにフルーティー
甘い、果実の香り、これはブランデーではないのか
あの独特の喉と鼻の間に残る
ざらついた香りの塊、すげぇえ、これは洋酒のそれだ
どろりとした液体は、わずかに琥珀を呈して
既に焼酎のそれから逸脱しておるのでありますが
本当、初めてワイン飲んでうんちく垂れる奴の
景色が見えた瞬間に出会えた気がするのでありました
ステキ、というか、なんだこれ
驚きで声もあげられないほどだったのであります
酒屋に探しにいきましたが売ってません、なぜだ
というところであります
いや、他にも呑んだのだが、特に書き記しておかないと
呑んだこと、知ってることを自慢しないといけない
そう思ったのが上記二点だったのでさらり書いてみましたが
他にも、なんか色々飲んだのだが割愛
ダメだね、お湯割りとかで呑んだらダメだね
ロックで呑まないと記憶に残らないと感じ入った次第
また、よいものを探してぶらり旅に出たいとせつせつ思うのでありました
年末に信楽か常滑で
焼酎甕でも買ってこようかと、また
迷ってしまうのでありました
ウォツカばかり呑んでるせいか
香りの強い酒に敏感になっている、そして呑みすぎる
ステキライフで、今年も終わっていきます