CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】いちげき

2023-01-31 21:05:45 | ドラマ映画テレビ感想
NHKが正月にやってた時代劇であります
史実?だったのか、よくわからんけども、
クドカンが、落語というか、講談を映像にしたかった
そういう作品なんじゃないかと思いながら、
わかりやすいようでいて、丁寧に積み上げた、敵討ちを含むお話でありました
テーマというか、色々な要素はすべて講談や落語のそれでありながら、
現代のドラマという媒体に落とし込んだ作品として
面白かったと思うのだった

NHKのクドカンというわけだからか、
幾人かあまちゃんの頃に見た懐かしい人たちが見られたわけだけども、
そんなに役者が偏ることもなく、だけど、話はそこそこに
俳優たちの迫力というか、演技による説得力で
物語そのものを押し切ったような内容で、
ながら見したときはピンとこなかったけど、
改めて録画していたのを見直したら面白くて見入ってしまったのでありました

すっかり看板女優でもないが、こういう役者の力というか
インパクトを求められるところで、最大級の仕事をする、伊藤沙莉が、
まず安定していい感じの村娘なのか、なんなのかわからん、
現代劇の調子が強いのに、全然違和感がない、この脚本にもってこいの演技で、
いちげきどもを蹴り飛ばして朝起こして回るシーンとか、
もう、すげぇ、ああいうマネージャーとか、高校の部活とかをテーマの漫画とかにいるわと
存在そのものが、フィクションの範疇になっているというすごさがよかった
それでいて、完璧にいそうな感じというのが、もう化け物だ

そういう迫力ある女優がいるかと思えば、敵役がこれまた安定の哲太さんで、
こちらもまた、絵にかいたような怖い人、という存在そのものが擬人化したみたいな
実にいい悪役で、こっちはコミカルさみたいなのもちょっと感じるところが、
本当に悪いことをしたときの、悪辣さを絶妙に緩和しているでもないが、
怖いけど、憎いとはまた違う、いや、憎いんだけども、悪感情が絶妙な塩梅になる
そんな風に見えたんだけど、これは俺が、哲太さんの演技が好きすぎるだけなんだろうか
わからんけど、役どころとして、薩摩からも煙たがられるという、
ありがちな役目を見事に演じていたと思うのでありました

と、この二人だけでも相当に面白かったんだが、
そのほかも全員凄い中、大変だったであろうウシこと染谷将太が、
いかにも主役という感じだけど、上記のようなメンツにかすむことがない、
存在感と、かっこよさを兼ね備えていて、
これまたすげぇ難しい役どころだけど、そうとしか見えない感じで
演じ切られているのがとてもよかったと思ったのでありました
途中の様々な経過を経て、最終の「いちげき」勝負にいたるところの必然というか、
気概というのが、積み上げてきた話の流れ以上に、気迫に出てたように見えて
うまいなぁと、これまた感激して見ていたのでありました

時代劇だけど、個人的には殺陣はあまりこれと思うことがなくて、
話しの面白さ、そして、時代劇っぽいというか、いかにもなキャラ造詣が
話しと、役者と、完璧にマッチングしているように見えるドラマだったというのが
一番よかったところだと思うのでありました
まぁ、そういう濃さと真逆のようでいて、これまた存在感があった島田役の松田龍平もよかったと、
クドカン脚本時の演技が一番好きだなと思わされたりしつつ
楽しんでみたドラマとなったのである

【読書】ミス・パーフェクトが行く!

2023-01-30 21:18:52 | 読書感想文とか読み物レビウー
ミス・パーフェクトが行く!  作:横関大

さくさく話が進むエンタメ小説でした
お仕事系とも異なるんだが、何か問題が起きていたら
それをミスパーフェクトがスピード解決といった感じで、
ともかく展開が早くて、ストレスなくさくさく進むのがよい
色々問題があるけども、それが、快刀乱麻というか、
あっという間に解決してしまうのが素敵で、しかも、その方法が、
割となんでもありという感じなのがよかった

現職総理の隠し子という出自であり、
それが問題になるかと思ったら、逆手にとって、あれよあれよと表街道を歩いていく
流石ミスパーフェクトといった感じで、読み手と、語り部ともいうべき運転手とが
呆然と見守るような感じなんだけども、
この運転手と、ほどよい感じで家庭観というか、なんか妙な暖かさみたいなのが出てきて
ちょっと、ご都合がすぎるといってはアレだが、
まぁ、こういう物語があってもいいんじゃないというお手軽さで、
ロマンスともいえないような、ぼんやりしたほのぼの男女も見られて
ともかく手軽に楽しめるといったことが、極まっていてよかった

解決していく問題は、本当にその一点突破で大丈夫なのかと
思ったりしてしまうんだが、勢いに負けて、まぁそういうもんかと
解決しては去っていく、ちょっとした水戸黄門的な内容に
あまり深く考えてはいけないと、楽しむことに終始というのが正解だと感じる本だった

息抜きに麻雀するというのが、どうなんだというか、
ミスパーフェクトというキャラクタではあるが、
これって、よくよく考えてみると、ふた昔前くらいのデキるおっさんのアビリティを
若い女の子に乗せただけではないかなんて、
夢のないことをちょっと考えてしまったんだが、
エンタメなんて、そうやって楽しめばいいのだと、清々しいまでに駆け抜けているので
なんだかんだ、楽しんだもん勝ちだと
読み終えたのであります

どうする家康  清須でどうする!

2023-01-29 20:51:15 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「どうする家康」
視聴完了しました
しり上がりによくなってきたというか、今回のは話も分かりやすいし、
何より家康がかっこいいのが描かれたからか、すごくよかった
改めて、なんだかんだ主人公が主人公らしい姿を見たいんだなぁ
いい感じだったと思うのである

相変わらず、唐突に挟み込まれる相撲という名前のバーリトゥードが面白いんだが
岡田くんの殺陣のうまさが実に素晴らしいなと、物語、ドラマ
どちらにとっても、まったく意味がないと言い切ってもよいシーンだけど
すごく満足なのでありました
よかった、でも、あれを生かす場面はもう絶対出てこないというか、
こういう形でしか出てこないんだろうな

さておいて、お市様と家康という組み合わせは
個人的に初めて見たので衝撃的だったんだが
なかなかよい感じで描かれていたし、悪くないなと
楽しく見られたのであった
それを見守る、権六と秀吉を描いて
その後と、二人のキャラ紹介もかねていて実によいと
あのあたりも楽しみなのでありました
でも、以後のことを考えると、利家も出さないわけにはいかんだろうから、
なかなかあわただしいというか、大変だなと思うのである

秀吉が、正直心配で仕方なかったんだが、
割といい感じで、切れ者さ、それも嫌らしい方にふった感じで出てきて
よかったと思うのである、相変わらずというか、
晩年家康と対決する頃に迫力が出るかが心配だけども、
今の藤吉郎としてはなんら問題ないなと感じたのでありました
蹴りたくなるという感じも、すごくわかりやすく描かれていて
必要以上にむかつく感じに仕上がっているのが素晴らしい
ずっとウザい感じでいくんだろうことが楽しみだわ

序盤のキャラ紹介がじゃんじゃん進む感じではあるけども、
今から、すでに今川が弱そうというのが一番よいなと
次回からの今川戦線がどんな感じになるか、
正直よく知らないので楽しみなのでありました
というか、寿桂尼は出さないんだろうか、まぁ仕方ないけども

【読書】簡単料理は簡単か?

2023-01-28 21:28:03 | 読書感想文とか読み物レビウー
簡単料理は簡単か?  著:有本葉子

料理本かと思ったら、ライフスタイル本というか、
簡単料理という言葉から考える、生活に関する本でありました
哲学とまではいわないけども、暮らしについて、
丁寧なそれこれの効用というか、よいところ、あるべきではないかという提案とともに
写真を織り交ぜて語る本でありました

料理としては、塩むすびと、おだしの取り方、ほうれんそうのお浸し、
このあたりをメインに扱っていまして、
いわゆる「簡単料理」だけども、その簡単を丁寧にする、
そこをどう考えるかによって、簡単とは何かしら、
昨今の急ぎすぎなあれこれはどうだろうかと考えるきっかけを作るような本でありました

実際、書かれている内容とか、載ってる写真とか見てると
凄い美味しそうだなと、自分でもやってみたいと強烈に思うんだが、
やはり、そこを乗り越えていくことができないなと
いつもの通りになってしまうのであります
けども、書かれていることは、納得というか、その通りだなと思うところも多くて、
大上段に環境がという話ではなく、手近な、自分の近くから
少しでもサステナブルっぽいことをはじめてみてはどうかな、
それって、昔からの台所だよねという感じで
お手軽に語られているので、読んでいて苦にならないというか、
ああ、そういう側面とかあるよねーなんて、思ったりするのであった

確かにその通りということではあるんだが、
この「簡単」を行うことの難しさというか、求められる崇高さのようなものが、
なかなか得難いそれだよなと改めて思うのと同時に、
スピードをというのは、決して悪いことばかりではないのではと
少しばかり反論してみたくもなるんだが、
このあたりは、価値観の違いというものがはっきりとしているよなと、
重きを置く部分が、生活の根底から異なるから、
この議論は平行線になろうなと思ったりしつつ
これはこれとして、憧れに近いものだなと読んでいて感じたのでありましたとさ

3年ぶりの高雄旅行 02 朝食に飯団食べて隆田まで

2023-01-26 21:10:30 | 3年ぶりの高雄旅行(2022)


のっけから、怪しげな画像になってしまうが
高雄空港で職員さんから手渡されていた、コロナ検査キットで
まずは陰性診断を行う
2日に一回行うようにとのことで、とりあえず検査を済ませて写真を撮っておく
もしかしたら、どっかでコロナ云々を言われたときに
陰性ですよと証明せねばならんそうだが、はたしてそんなことあるのか
実際のところ、まったくなかったので、まぁそうだよなと思いつつも
記念にやっておいた感じである、なんか妊娠検査薬みたいだな


さておいて、まずは朝食をとずっと食べたかった飯団を食べようと
近くにある有名店と思われる写真の傳統飯糰專賣店へ、
結構人気があるようで、平日だからか人も多くて、並んで買ったのでありました
どうもダンピンも有名な店だったようで、注文失敗したなと思いつつ
同じものを2つ買ってしまったのでありました


総合飯団 40元
これが旨いんだけども、量が多い、すさまじく大きいので
朝からこんなに食わないよと思いつつも、頑張ってほおばったのであります
絶妙に甘じょっぱい感じが最高で、中の揚げパンというか、ヨウティエが適度に触感を変えてくれるのがまたよい
たくわんみたいな漬物めいたものも入ってたんだけども、全体的にやや甘めながら
すごくおいしい「台湾おにぎらず」でありました
次回も食べたいくらいだわ

満足してから移動を開始

鬼滅は台湾でも人気のようで、展覧会も催されているとのこと、
とりあえずしのぶさんを撮ってしまったけど、竈門兄妹、善逸、伊之助もありました

さて、初日はコロナ禍に入る前に、台南方面でいこうと思っていた麻豆の方へ
高雄駅から普通電車に乗って、なんだかんだ2時間くらい揺られて移動でありました
乗り継ぎ、乗換がよくわからなかったので、自強号とか使ったらもっと早く行けたのかもしれんが
わからないので、各駅に乗ってのんびり移動


到着した隆田駅(ロンティアン)
iPASS使って電車賃95元でありました

駅前には、名物なのであろう菱角のキャラクタがいた
いっぺん食べてみたいと思ったりするんだが、どこで食べられるんだろう
ちなみに、この後移動のあちこちに、菱角売ってる店はあったんだが、調理というか
その場で食べさせてくれるような感じではなかったように思う

とりあえず、少々早いが昼飯をとろうということで、
なんかないか駅近くをうろうろ物色


少し歩いたところに市場を発見
のぞいてみると、時間が遅い(11時)せいか、市場としては終わってる感じだけども、
まだやっているお店があったので、そこで昼食をとることに


海鮮粥のお店らしいとわかって、テンションがあがる

そして頼んだのが、鴨肉飯(ヤーローファン)40元と海鮮粥(ハイシェンチョウ)50元
これがなかなかうまくて、めっけもんだったと大満足
特に鴨肉飯が旨かった、肉は柔らかいけど味が濃厚で噛むほどにしみ出てくる滋味が実に素晴らしい
そのほかに、お揚げみたいなのも載ってたんだが、多分大豆使って肉みたいに仕上げたやつだろうと思う
こっちも味がよくよく染みてて、ごはんが最高に進むのでありました
海鮮粥の方も、期待していたサバヒーも食べられたし、台湾名物の小さいカキもいっぱい入ってて
かなり具沢山で美味しかったのであります
店の感じからしても、そもそもは朝飯の店なんだろうかとも思ったりするんだが、
朝からでっかい、飯団食べてる身分には、これで十分といった感じで、
食の細くなった父親とともに、とりあえず満足したのであります

駅前に戻って、いよいよ目的地である、麻豆代天宮へ向かうためタクシーで移動開始

前回
01 セントレアからタイガーエアで

つづく
03 麻豆代天府

【読書】まるごとバナナが、食べきれない

2023-01-25 21:06:06 | 読書感想文とか読み物レビウー
まるごとバナナが、食べきれない  著:大久保佳代子

タレントのオアシズ大久保さんのエッセーでありました
割とノンジャンルというか、とりとめもない、
こういうことありました、あるよねという切り口で、
思いで話とオチを混ぜた軽い読み物が続く感じで
なかなか楽しく読んだのであります

書かれていたような妙齢女子が読んだ場合に、
物凄い共感を得てしまう感じなんだろうかと
そのあたりはわからないままだったけど、
タイトルの秀逸さは、なんとなしわからんでもないなと思ったりしながら
他愛のないお話を読んだのであります

個人的には、著者がまさに活躍しだした頃、
めちゃイケを高校生くらいのころに見ていた身分としては、
ああそういう感じだったんだと知るところも多くて面白かったんだが、
切り口の独特さというのか、ブスいじり的なことを混ぜるけど
そこがメインではないという自虐もさほど交えない、
このほどほどさ加減というのが絶妙な芸風なんだなと
改めて思い知ったのでありました
これは本当に、自分のようなのではなく、同年代くらいの女性に
物凄く影響というか、面白いと思わされるエッセンスが凝縮されてそうだなと
思いつつ読んだのでありました

愛知の片田舎の話が、個人的には身近なので面白かったんだけども、
海でブスがそろって遊んでいて、自衛隊の人たちにナンパされた思い出というのが
実によいというか、面白いなと思って読んだのでありました
光浦さんへの想いでもないが、相方として、友達としてのという
割と繊細な語りがしんみりと読めてよかったと思うのである

あとは、女独身芸人たちの集い的なものの様子が
なかなか興味深いというか、面白いなと思わされたのである
番組の企画じゃなくて、本当にあんな感じなのかと
ある種いつも通りというのが、見ていて面白いんだから大したもんだなと
思うのであった
犬のパコ美との話は、鉄板だなと読んでいて感心した

【アニメ】アキバ冥途戦争

2023-01-24 20:53:07 | ドラマ映画テレビ感想
作った人、頭どうかしてんじゃないか
そんな感想が浮かんだ、なかなか先鋭的な作品でありました
ちょっと前のアキハバラを舞台にしてんだが、
いわゆる、アキハバラのメイド業が、ヤクザのそれとリンクしているというか、
もうそれそのものといった感じで、
秋葉のメイドさんがきらきらきゅんきゅんしてるけど、
ばったばった人殺ししまくる、いや、縄張り争いによる抗争を行うという
トンデモ作品で、なんか勢いで押し切られた感じで
見終えてしまったのでありました
何を見せられたんだいったい…

作品が図抜け過ぎていると、どんなに頑張って感想書いてもチープになってしまうと
それくらいの衝撃だったわけでありますけども、
正直、ヤクザ映画の素養がなかったので、満足できるほど楽しめなかったのが
悔やまれるところながら、抗争で、敵店舗のオーナーを「的にかける」だとか、
随所にやくざ者のそれこれが組み込まれていて、
あっけにとられていると、どっこい、くまのメイドさんたちが円陣組んで「べあ~」とか
やたら可愛い感じで描かれていたりして、頭おかしくなる展開で
なんというか、すごく楽しかったのでありました

とはいえ、全体的にどんな話だったかというと、いまいちよくわからん
万年嵐子の一代記という感じでもないし、
でも、こういう雰囲気がヤクザ映画なのか?と思ったりしながら
萌えってなんだっけと、頭痛めつつ誰向けのなんなのかわからない作品に没入していくのが楽しかった
特に赤い超新星の登場から退場あたりが、いかにもヤクザ映画といった感じで
あそこのクオリティというか、出現から退場までがあまりに見事で
ピークはあそこにあったなと思わされたりしたのであります
女の人が、いわゆる昭和ヤクザの広島弁を扱うというキャッチーさが素晴らしく
「ご同業の?」とか、セリフ回しが秀逸すぎて、
凄いクセになる感じでたまらなかったのでありました
可愛いのか、かっこいいのか、怖いのか、なんなのか、
なんとも形容しがたい内容で実に素晴らしいと思ったのである

とりあえず、セリフが全体的に素晴らしいというか、ひどい感じなのがよくて
メイドさんが、がっつりメイドさんしてる姿を見て「人間やめてんのか?」とか、
それ、やっちゃいけないセリフだろうと思ったりしながら
つっこみが間に合わないくらい、攻めたてたアニメだったと思うのでありました

いやー、すげぇなと思ってたら、
舞台化する計画があるんだそうで、
アニメ原作の舞台で初めて見たいと思わされた一作でありましたとさ
長生きはするもんだ

【読書】おいしいごはんが食べられますように

2023-01-23 20:57:59 | 読書感想文とか読み物レビウー
おいしいごはんが食べられますように  作: 高瀬隼子

芥川賞とってると知らないで読んでしまったんだが、
もやっとした感じの気持ちが残る小説だった
人生に対する主体性でもないけど、なんといったらいいか、
大きな流れというものと、自分の気持ちというものの乖離、
あるいは、自分の気持ちという名前だが、実際はただ文句言いたいだけではないかと
そんなことを考えさせられるような、
形容しがたい、でも、そういうのあるなということを書いた小説だと読めた

別に嫌なことというか、特別悪いことだったり、
明確な悪意といったものは存在しないんだが、
なんとなく、ふわっと得している人、そう見える人というのが
気に入らないというのは、ありそうだなと思わされるところ
そうなってしまうと、やっていることがすべてそういうものに見えてしまうし、
可愛いとすら思えるしぐさが、わざとらしいと見えて、
どんどん心が冷えていってしまうというのは
人間そういうもんだよな、結局それは、その人と合わないということでないかなと
思ったりしてしまうんだが、それも文句いいつつ、
結局流れていくままに過ごしてどうなるかと
そんな一幕が描かれていた

ちゃんと読めていないだけだと思うんだが、
結局事件(というほど大きな話でもないが)の真相はどうだったのか、
誰がそれをやっていたのか、最後のそれ以外について
よくわからなかったんだが、そんななんともいえないことが
とても大事になって、大事にしたわけでもないけども、誰が悪いとかも存在しないとか
なんとも嫌なものが浮かんでいるなという、
実際にそういう状況にあったら、空気悪いな、なんて形容するんだろう世界観が
居心地悪い読書体験になって面白かった

色々と考えさせられることが増えてしまうというか、
他人についての感想が少し深くなってしまうと、
作為とか、そんなものが目についてしまうというのに
ストレスめいたものを感じるというのは、俯瞰すると最高に身勝手だなと思い知らされる
よいお話であったと思うんだが、それはそれとして、
何もいわなくても、思っているかどうかもわからなくても、
人生というか、流れは続くもんだなぁと感じる一冊でありました

どうする家康  三河平定戦

2023-01-22 21:02:21 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「どうする家康」、視聴完了しました
今川と強引に手を切らされるという内容になっていたけども、
この視点はなかったなと、なかなか面白く見たのであります
於大がドラスティックでよかった
ああいう像もなかったな、基本的にあったかい母ちゃんというイメージなのに
なかなか、毒親にも見えそうな風は斬新だと思うのである

平八郎死すという、誰が信じるとも思えない内容を
なんで挿し込んで、さらに予告に使ってたのか、
いや、予告に使いたいから撮ったんじゃないかという
とりあえず勝ったり負けたりの家康を描きつつ
水野という、織田とのとっかかりをあんなに悪辣とまではいわないが、
一癖も二クセもありそうな感じに描くのがよくて
これからが楽しみなのでありました
流石、ゆくゆくまで残る水野家といった感じで楽しい

もっとも、その陰で、瀬名の方が大変な目にあうというのも
なかなか悲しいお話ではあるものの
ここをじっくり描くことで、のちの築山事件的なそれが
くっきりするんだろうかと、楽しみが増える展開でありました
武田が、ちょろちょろ出てくるけど、特に前には出てこないというのが
とりあえず出しておけという感じに見えるけど、
案外リアルというか、ああいう感じだよなと
信玄っぽさが凄い出てて、個人的に好きなのでありました
なんかわからんことで怒るというか、
お高い感じというのが、いかにも武田という気がする
今川と盟友だった的な話には、そんなわけあるかと思わざるをえないんだが
まぁ、この物語としてはそれでいいんでありましょう

今川に、寿桂尼が出てくるのか、いや、多分出ないんだなと思いつつも、
早くも秀吉が出てくるらしく、結構すごいテンポで話が進みそうだなと
どこまで描くつもりなのかも含めて、楽しみにしていくのでありました

【読書】語学の天才まで1億光年

2023-01-21 21:10:34 | 読書感想文とか読み物レビウー
語学の天才まで1億光年  著:高野秀行

著者の集大成的な本といっても過言ではない
冒険と言語について、面白すぎる冒険譚から語られる内容で
非常に面白い一冊だった

半生記にも似た感じではあるのだが、
学生時代から冒険に憧れ、そのために言語と触れてきた
その歴史をなぞりながら、どうやって言語を習得、あるいは、使役してきたかと
そんな話を読ませる文章で、ぐいぐい書いているのがよかった
なんか、言語を学びたくなるというか、冒険と呼ばれるそれに
身を投じたくなる感じで、すごく素敵

根っこのところに冒険、探検というものがあって、
幻の生物を探すとか、未開の地にいってみるとか、
なんせそういう目的があるから、言語という道具をどうしたって使わなくてはならないと、
四苦八苦しながら、様々なマイナー言語からメジャー言語を撫でていく
そして、ものすごい勢いで忘れていくということの繰り返しが語られていて
そんなもんだよなと、妙な納得を得たりしてしまうのであった
実際は、こんな行動力ないから、まったく未知のことなんだが
なんとなく、わかるという感じになってしまうのが凄い

しかし、言語というものについての独特の理解が面白くて、
おおよそ、言語にも枠組みというか、系統のようなものがあって、
何々系だからこうなのかしらという当て推量をしながら、
着々と現地で会話をする分には問題ないそれを得ていくというのは
凄いスキルだよなと、素直に感嘆してしまうんだが、
多分これは、言語学的な語り方しかしてないだけで、
実際のところは、本人の気質というか、人となりによるところが大きい、
ようは、人間力の問題でもあるよなと
結局言葉とは、そういうものだと再認識させられる内容でありました
実際、著者としても、最近は翻訳が凄い楽だから、
こんな苦労して言葉を覚える必要があるのかという疑問を覚えつつも、
自分が使ってきた言語は、言語でありながら、その目的な現地の人とコミュニケートをする
信頼や関係を構築する道具であるというところにあればこそ、
人間力というものに直結する何かでなかろうかなと考えるのでありました

中国語の危険な師匠の話とか、
アヘンを作りにいってた話とか、冒険としてもたまらなく面白そうなそれこればかりで、
著者の他の本をぜひとも読みたくなるような内容でもあったわけだが、
そういう意味でも、集大成的というべきか、
なんとも楽しい、そして冒険の面白さを伝えてくれる
とてもよい本だったと思うのでありました

言語はやっぱり、現地の人とあれこれ苦労しながら会話をするという
その動作というか、シチュエーションを楽しむための道具なんだなというのに
すごく共感するのであった

3年ぶりの高雄旅行 01 セントレアからタイガーエアにて

2023-01-20 21:14:22 | 3年ぶりの高雄旅行(2022)
思い立ったらすぐに実行、というわけで、2022年末に3年ぶりとなる台湾旅行へ行ってまいりました
セントレアから、タイガーエアで高雄入り、そこから高雄台南の周辺をうろちょろして
あっという間に帰ってきてと、正直準備不足と、旅勘の衰えが半端なく、
悔いが残るというか、もっと楽しめたはずという想いが強い旅行でしたが
とりあえず、行けたので満足なのでありました
なお、年明けから、台湾→日本という便の価格高騰が著しくて、
次回渡台はいつになるやらと、頭を抱えているのでありますが
楽しんだ記録をつらつら、書いておこうと思うのでありました



中部国際空港から出発なんだが、発が17時頃という遅い便のため、
初日は移動だけで終わってしまうのが残念なところ、
でも安い早いの高雄国際空港に行けるのはおいしいので今回選んだのでありました
例によって年老いた父親を連れだってなので、アクティブさにやや欠ける旅行であった
二人で飛行機代往復10万何某といったところ、
コロナ前から比べるとかなりお高いわなんて思ったんだが、
多分サーチャージとか、様々な影響があるのだろう


前にあったか覚えがないが、禁止荷物の展示品が何気に立派だと激写


コロナで、すっかり足腰が弱っているなと思ってしまったんだが、
LCC用の安いポートなので、結構歩かされるのであります

飛行機乗ってからは、約3時間、特に遅延もなく
高雄につく頃には夜となっていたんだが、
夜景が綺麗でなかなか満足でありました
飛行機が新しかったからなのか、割と広めの席でリラックスして空の旅を堪能
時間的に飯でも食べたほうがよかったんだが、予算ケチったので
食べている人をしり目に、ふて寝して到着したのでありました


帰ってきたぞ高雄、好久不見!

とりあえず夜でも、空港内の銀行はやっているので、さっそく両替、
久しぶりでレートがどんなもんかと思ったら、かなり悪い
1万円=2,209元 過去最低だわと思うんだが仕方ない
前の旅行で4000元程度手元にあったので、必要分だけ両替して
さっさと地下鉄で移動を開始
そして、早々に台湾らしいというか、たかメガールとまた違う展開のものを発見


クリスマス

ハロウィン1

ハロウィン2

ちなみに当日12月28日なんだが、お構いなしで街中はクリスマスイメージ推し押しでありました
高雄だけじゃなくて、台南でもそんな感じだったので
台湾のクリスマスは12月一か月続く感じなんでなかろうか
というか、ハロウィンとか何か月前だよと思うんだが、これはこれでらしいのでよし
このキャラたちが公共のキャラなのか、ゲームかなにかなのかはまったくわからんが
楽しそうで何よりである


今回の根城となる鹽埕埔
近くに夜市がないエリアなので心配だったが、ホテルが安いのでよかった



そして今回使うホテルがこちら、鮪魚家族飯店塩埕館
なぜマグロなのか、まったくわからんが、写真撮り忘れたけどホテル内にマグロのオブジェが置いてあったり
かっこいいのかそうでもないのか、判断が難しいけども、
結構いいホテルだったのであります
湯舟はなかったが、お湯はしっかりしてるシャワーで、部屋も綺麗で満足でありました

とりあえず初日は到着して、現地時間22時近かったので、そのまま就寝して
翌日から行動開始となるのでありました

つづく
02 朝食に飯団食べて隆田まで

【読書】スマホ脳

2023-01-18 21:29:35 | 読書感想文とか読み物レビウー
スマホ脳  著:アンデュ・ハンセン

話題の新書ということで久しぶりに流行本を一冊読んだ
スマホがいかによくないか、そんな話を脳神経的なところや、
人間の進化過程から考えて推測したお話で
実際のところ、ここに書かれていることが100%ではなかろうが、
だいぶよくないんだろうなとは思ったりした
よい啓蒙本だと考えるところでした

スマホの存在によって集中力がまるでなくなっているし、
それに引き寄せられるというのは、人間という存在にとって仕方ないことと
そういうのを科学的根拠といっていいのか、
個人的には推測だと思うんだけど、それなりの論拠をもとに
あれこれ展開しているというのが面白かったのであります
やや無責任とまではいわないが、
ジョブズが子供にスマホを与えないというか、かなり制限して使用させていたことや、
「いいね」を発明した人が、とんでもないことをしたと反省しているとか
そういうことが書かれていて、これはこれでなるほどとも思うんだが、
なんというか無責任な話だなと感じたりしながら読んでしまったのである

結局ここに書かれているのは、スマホがなかった時代の人間の感想でしかないので
ひょっとすると、ただの老害のたわごとなんじゃないかとも
思ったりしてしまったんだが、
IQ調査とか、集中力の問題とか、そういうものも新世代が、そういう環境下が当たり前の世代として
受け入れていくというか、新しい世界を作っていく上では、
ここで書かれているほどあれでもないというか、
全体がそうじゃない方向になるんだったら、むしろ今現在懸念としていることができるやつが
マイノリティかつ、世界にあわないというだけではないかなんて
考えたりしてしまったのである

とはいえ、鬱が増えているということや、
人間関係への色々な障害という部分は無視できないのもよくわかるし
怖いことだなと読みながら思ったんだが、
これがネイティブの世代との差としてはっきりしたものなのかとも考えたりするのであった
旧世代はとりあえずなくても問題なく生きていられるというのが、
ない世界で生きてきたという経験が生きているからとするのか
よくわからんが、まぁなんとも、ある種の健康と鈍感さというものを
世界から教授している世代ということなのかしらとか
なんだかんだ、捏ねた論を振り回して読んでしまったのだが
楽しかったのでよしとするのである

ま、スマホは無い方がよさそうに思うな確かにと、
スマホ持ってないので思うのであった

【ドラマ】岸部露伴は動かない 7話8話

2023-01-17 20:55:34 | ドラマ映画テレビ感想
もう3年目になりますが、無事昨年末も見届けました
なんで今年は2話だけなんだと思ってたら、
どうやら映画化までするそうで、そこでとりあえずシリーズ終了と
そんな感じだろうと思ったりするんだが、
原作ちゃんと知らなくても、それなりに楽しめているというか、
そもそも、ジョジョ知ってる人しか見てないんじゃないかと思うような内容ながら
今回も奇妙な物語を楽しんだのでありました

7話の方はさっぱり知らない内容だったけども、
このドラマ特有とすら思えるような
怪異とか、妖怪みたいなものとの邂逅が丁寧に描かれていて
なぞの法師様によるいたずらというのが、なかなか面白かったわけだが、
結局怒るところは、〇四つの方だというのが、
いかにも露伴先生っぽくていいなぁと、あそこの演技だけで見る価値があったとか
偉そうに思いながら、にやにや見守ったのでありました
セリフがもう、完全にジョジョ、ドラマを見ているはずなのに
「ーーーッッッ!」みたいなセリフが見えてくる
すげぇなと感心しきりでありました

謎の女の不気味さと、エロいはずなのに、怖いとしか思わない動きが
すげぇなと感動すらしてしまったんだが、
なにげに、あの神社の宮司だか、禰宜だかの二人組も独特で、
3と4を示すのに、なんで手が裏向きなんだろうと不思議でならないんだが、
あれがまた、クセになるなと見入ってしまったのでありました
物語としては、ほぼ意味不明というか、
相変わらず理不尽な内容だなと思ったりしたんだけど、楽しかったからよしと思うのであった
というよりも、次のじゃんけん小僧につなげるためのこれであったなという引きでもあったし、
今回もまた、連作として完成するという作りに満足でありました

それを受けてのじゃんけん小僧が、なんとも懐かしい
この話はリアルタイムで読んだなと懐かしみつつ見たんだが
それでも、なんとなししか覚えていないというか
こんな話だったっけとか思いつつ見たんだが、子役がかなり頑張ってて
好感持てる内容だったと思うのである
というか、このシリーズは、メイン二人ともう一人くらいしか出てこないから
キャストにかかる負担というか、求めるものが凄い大きくなるなと
観ながら残酷ながら、期待をあげてしまうのであった
まぁ、その中で、この子役が相当頑張っててというか、
適度にむかつくガキっぽい感じでよかった
原作だと、もっとなんか素っ頓狂な感じだったと思ったんだが、
今回のは、割と清潔感というか、上品さとも異なるけど、
不快さがないのが、ドラマとしては成功だなと思うけど、
物語としては、ちょっと盛り上がりにかけたのかもと感じたのでありました
やっぱり、あれは、漫画だからこそ成立するというか、
あのハラハラ感というのは、映像だと難しいもんだなと思ったのである
なんだかんだ、じゃんけんの状況説明がセリフで入ってしまうというのが、
多分、全体のテンポというか、あの緊張感を生むことができない原因なんだろうなと
思ったのでありました

でも、凄い面白かったからよいのだ
特に、ガラスのシーンをちゃんと再現してくれたのもあったし、
この回においては、カフェでの悶着がすべて素晴らしかった
あの露伴先生のガキを負かして最高に気分がいいっぷりやら、
小僧の方の「まけた・・・」というあたりとかもすごいよかった

映画の話題にちょっともってかれてしまっているんだが
今年も面白いのが見られたと、満足してメモっておくのである

【読書】栞と嘘の季節

2023-01-16 21:13:54 | 読書感想文とか読み物レビウー
栞と嘘の季節  作:米澤穂信

シリーズ二作目にあたると思われる
正直前の話で名前を憶えていなかったので、
同じ高校生の話なのか、わからないまま読んだんだが
この感じ、高校生らしからぬ妙な達観と落ち着きは、間違いないと思いつつ
ニヒルというか、こんな若々しくないというか、
やたら老成した高校生がいてたまるかと思いつつ
楽しく読んだのでありました

今回もまた、といっていいのか、なかなか入り組んだお話で、
タイトルの通り、栞がキーアイテムではあるのだけども、
結構、あっちもこっちも、みんながちょっとずつ嘘をついたりしているので
なんか、そんなに複雑にしなくてもいいのにという話が、
ちょっとした嘘によって、ややこしくなってしまっている
それが謎になってしまっているなんていう感じで、
そういうところも含めて、高校生らしからぬというか
こんなに高度にあれこれ考えて発言する高校生いるんだろうかと思いながらも
なるほどな、と感心して読んだのでありました

嘘をつく女子が出てくるんだが、
その嘘のつきかた、そして、そのけじめのつけ方というのが
格好良すぎるというか、ああ、すげぇなと
小説のキャラクタとして完璧すぎるなと思いながら読んだというか
もはや、高校生という設定であるだけで、凄く高度なキャラものを読んでるということに
気づかされるというか、こういうキャラの心情と戸惑いが明確に描かれているのが
すごくいいもんだなと感心して読むのでありました
いつもの探偵二人も、例によってというか、妙な律儀さととぼけているでもない何かによって
読み手が惑わされるという、意味の分からない状態になるんだが
これもまた、こいつらならそうだよなという説得力があって
なんとも、事件のないところに、無理やり事件を作られてしまっているのを見せられた
そういう感じだけど、まぁしっくりきたといえばそうかと
納得して読み終えたのでありました

ともあれ、次回作をと期待したいけども
流石にこういう高校生というのは、いよいよ小説の設定でしかありえないというか、
高校生という設定って、読み手の高校時代を想定とするのか、
この世界はそうなると、読み手が40代くらいの設定と思った方がよいのかとか
なんか、いらんことを考えてしまうので
今時っぽい展開にせず、このままでやって欲しいが、それでいいのかとか
余計なお世話を思いつつ読むのでありました

どうする家康  兎と狼

2023-01-15 20:50:45 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「どうする家康」視聴完了しました
ドラマとしては、まずまずの滑り出しといった感じではなかろうかと
偉そうな感想を抱いてしまうんだが、
信長との関係が、こういう感じでいくんだというのがわかって、
今川寄りの家康というのは、あんまり見たことない気がするので
楽しみにするのでありました
榊原が、さらっと出てきたけど、あんな感じというか、
ああいう在野だったのか、どこまで本当かわからんが
三河武士団が形成されていく様も楽しみである

とりあえず、信長がいい感じで悪いというか、
不気味というか、怖いというのがよくわかって
キャラとして、相当好きなのでありますが、
あの岡田くんを相手に、寝技で勝ちを取りにいく子役がよかったというか、
あの殺陣指導、そして、殺陣そのものも岡田くんがかかる動作をしていたんだよなと思うと
ナチュラルにすげぇと思うのでありました
というか、子役出すなら、初回の初めの方はその子役使っておいたらよかったんじゃねぇのかと
思ったりするんだが、そっからだいぶ経ってる設定だから無理なのか
まぁ、今更の話ではあるが、とりあえず子役もよかったと
思うのでありました、あんな怖い現場、嫌だったろうになぁ

於大の方が、割とテケトーな感じでよかったというか、
明るい戦国の母親といった感じに描かれそうで、
これはこれで楽しみであります
於大さんは、だいぶ長生きするはずだから、いけいけカーちゃんというった感じで
活躍を期待したいと思ったのでありました
三虎様のパクリだよなと思いつつ見てたけど、嘘だったとわな
そして兎年にかけていたとわ、本当か?と思うんだが
面白いからよいのである

終わってからのナレーションで、いつ食レポをつっこんでくるだろうかと
どっかで、名所の名物が出てくるであろうことを予感しながら
楽しみに見ていくのであります