CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

篤姫 疑惑の懐剣

2008-08-31 21:59:21 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマでありますが、
ちょっと最近、わき見をしてるせいか
だいぶ見逃してしまったように思います
予告とか、宣伝で見てた坂本竜馬は
今日でておりましたか?
ぜんぜんわからなんだんだが

さて、それはそれとして、相変わらずの
嫁姑関係の御話
いいかげん辟易ではありませんが
まったり、小姑と宮派のばーばがステキなので
にやにやしてみておったのですが
今日は、大御所、本寿院様が出てこられて感激
まだ居たのか…という感想もありましたが、
相変わらずっぷりでステキ
また、いなし方に慣れてきた篤姫もよろしかったです

ほのぼの朝ドラマみたいな展開だなぁと
思って、安心してみておったわけですが
油断していたところで、薩摩挙兵の御話
まさか、西郷どんがあんな人になってるとは
つゆにも思いませんでしたが、殿様捕まえて
田舎物というのはどうかしらと不安になりました
なんというか、いろいろかわいそうな殿様であります

男どもはどれもこれも
不安で悲しいお話ばっかりで、特に、今泉の家の話は
ずいぶんというか、すげぇ酷でありました
あの兄貴の様はよかった、すごくぐっときて
感動してしまったんですが
そういうのを全部つなげていって、オチが尚五郎で
嫁に、嫌です、とか言われてるのが
仕方ねぇなぁという具合
まぁ、ドラマの筋と、あの尚五郎だからこそだけど
それもなかろうと、ちょっと思わないでもなかったところ
どうもこの大河の女は強い、強すぎる

と、あれこれあったあとに
嫁と姑の間はだんだんとうまいことなってきておる様子で
しかし、朝のお祈り姿でのあの嫁のしおらしさが
私がおっさんになったせいか
なんというか、生々しくえろくないかと
冷や冷やしてしまいましたところ
いいなぁ、新婚さんと思ってしまうのでありましたとか
とんちきなことを書いておき

終了

「ニッポン社会」入門

2008-08-28 22:22:36 | 読書感想文とか読み物レビウー
「ニッポン社会」入門 英国人記者の抱腹レポート
著:コリン・ジョイス

常滑の話は一段落しまして、本の感想をば
余談ですが、常滑の話でやたらアクセス数上がってんですけども
多分、競艇場という単語あたりがよろしくないのかと思うところ
申し訳ない、焼き物の話しかしないから

さて、久しぶりに新書を読みました
これを読んで知ったのですが、新書という形態は
どうやら、日本ではメジャーだけど英国には無いようです
嘘つかれてるような気がしますが
この本に書いてあって、気軽に読めるものがあるというのは
ステキすぎるぜというお話だそうで
ありがたい国に産まれたものであります

内容は、英国人という、私が個人的にステキだと思う民族の人が
日本で暮らして、ガイジンとして生きて、
まぁ、他のガイジンから質問受けたり、日本のあれやこれやを
日本人が書いて欲しいということに答えるべく
英国人風の洒落がきいた口調で語っている
そういうものでありました
個人的に、こういうの大好きなので、気を抜いて読んだ次第
なんで英国人という人間はこうも面倒臭くて面白いんだろう

書かれていることは、目新しいこともあったし
日本のこんなところがいいじゃないと
ガイジンに言われると、なんとなく嬉しくなる私のような
よく訓練された日本人にはステキな内容でありましたが
それよりも、この本全体にわたる
英国人テイストというのか、ユーモアとはこういうことかと
思わせてくれるような内容がステキでありました

どれ、と挙げることはできませんが、
何か褒めている、よろしくないと指摘している、
そういう理路整然とした口調のままで、
茶化している、いや、皮肉っている
となるのであります

この落差が酷い、京都で出会った人々に面食らったのよりも酷い(酷い)
英国人と京都人は似ているんだろうかと、いらんことを
ちょっとだけ考えましたが、多分違うんだろう
ともあれ、舶来を好み、漱石がいたというだけで
英国を神聖視してしまう私の愚かな眼では
大変楽しいと思えるのであります
彼らは、本当に皮肉がうまくて、それを楽しむことに長けており
日々それを磨いている様子でありました

この、嫌味と皮肉との境目が難しいのでありますが
キレの良いジョークというんでありましょう
ブラックな感じ、痛烈な風刺というのがステキすぎる
見習わないといけないなぁとしみじみ楽しめました
のっけから、狭いプールに理路整然と並んで泳ぐ
日本人というものを書いておるのですが
これがまず、未だになんだが、
バカにされてんのか、素直に感嘆してんのかがさっぱりわからない
彼らは、本当に上手に褒めて、心の底でバカにしてしまうのです
よくよく考えて、漱石は
あんな国にいったばっかりに、あんな文体で
どうしようもない文章書いたんじゃなかろうかとちょっと思うのですが
そんなところ

たった一冊の本で全てを悟った風になるのは
最もよろしくない、中二病のひとつでありますが、
なんとなし、ガイジンといるときは
冗談という嘘をたくさんつかないといけないんだなと
これを読んで思いましたとさ

別に、今日書く必要もない話でありましたが
とりあえず、記録のために、メモメモであります

陶磁器を探す旅~2008常滑焼祭その2~

2008-08-27 23:20:48 | 陶磁器を探す旅と名物
その2

さて、セラモールからバスで移動したわけですが
バス内には、ドームで10月くらいに陶器市が行われるのと
9月に瀬戸物祭があることの広告がぎっしりで
鼻の穴が膨らむ始末でありましたが
とりあえずのんびりと移動、向かうは競艇場であります

とこなめボートというと
テレビ愛知を見ていると、何喰わぬ顔で天気予報してるくらい
メジャーなそれでありますが、舟券はおろか
博打の類をほとんどやらない自分には
さっぱりわからない、どんなところなのか
ちょっと楽しみだったのであります
バスは、のらりくらりと走って、なんか空港に近いところで
うねりうねって、だだっぴろい駐車場をやり過ごし
臨時バス停で止まった

停まってから、心細いもので誰も何も教えてくれるわけもなく
バスの運ちゃんももくもくと運転するばかりで
降りた瞬間に発進するくらいの冷たさ
いや、業務に徹しておるというのか
ともあれ、途方にくれつつ、なるだけ人が移動する方向へと
つれつれ歩いて行きますと

まず、屋台が見えてきた
凄い数の屋台であります、当初、これが焼き物ブースで
京都五条の陶器祭みたいな感じなのかと思っておりましたが
本当にただの屋台でありました
美味しそうな匂いがそちこちから流れておりましたが
やりすごしまして、ずいずいと進む
やがて、建物というか、港みたいなものが見えてくる

この港という表現もあてはまるかどうか怪しいが
なんと形容するのか、駅とは違うし、建物には違いないが
人の出入りが激しい、やはり、地方の駅に近い
その建物の前にテントが建っておりました
「新人ブース」であります
ここに、まずは大量の焼き物売り子がはびこっておりまして
あれやこれやと展示しておる
なるほどと、とりあえず五週くらいしたんですが(長い)
常滑焼きだけであるはずもなく
様々な意匠の焼き物が目一杯
織部もあれば、白磁青磁もあるし、信楽焼まであった
また、外人さんのブースもあって
これがまた、外人さんの器がかっこよくて驚き
前々から、方円館とかでも外人の作品は悪くないなぁと
思っておりましたが、実際に見て、やはりよいと思った次第
もっとも、この後、常滑焼の国際派っぷりに
おそれおののくこととなったのですが後述

眼についたものをちゃんと覚えておきながら
じっくりとっくりと見てまわる
しかし、どれを見ても安い
お買い得品をあえて出しているのかと疑ってしまうくらい安い
このあたりが、常滑の土地をあらわしてんだろうかと思った
京都の茶碗坂じゃありえない値段でありました
やっぱり、この値段があってんだろうから
京都は高いんだよな、私の眼は正しかった(ただ貧乏なだけだ)

200円~という格安から始まって
まぁ、いわゆる駄器といっては失礼だが、安物も
たくさんあるんだが、一品もので失敗したのか
長期在庫なのか、ワケアリという札で800円とかで売られている
これはなかなかステキだなと思いつつ
とりあえずはやり過ごして
いよいよ本会場へと入るのであります

会場、先に描写した通り、駅みたいなところですが
結構な広さで、そこに大量の人間と売り子と器が
所狭しと並んでいる、うおおお、
ちょっと感激しながら進むと
まず、右手側に大量の外人が
すげぇ、常滑焼ってこんなに外人作家が多いのかよ

どうやら、そういう団体があるくらい作家さんが多いようで
なかなかステキな器を売っておりました
ここは新人ブースよりも少し高めでありますが
なかなか趣深いというか、いい味の器がいっぱい
鼻息あらげながら進んでいくと

なんだこの広さわ

眼を疑うというか、なんだろうか
外国のバザールとか呼ばれるところに入ると
こんな感じじゃないかしらと思うような
凄い乱雑さ、どこまでも器屋さんが続くような
ステキすぎる空間が一階にぎっしり、さらになんと
二階、三階と続く
日頃、競艇が開かれている時はどうなってんだろうかと
不思議で仕方ありませんでしたが
ともかく広いスペースにたくさんのお店が並んでいたのであります

まず一階を探索というあたりで
また次回

陶磁器を探す旅~2008常滑焼き祭~

2008-08-26 23:36:53 | 陶磁器を探す旅と名物
先週末のこと、その前に実家帰省していたにも関わらず
再度帰省し、常滑祭に行って参りました
初参戦、興奮さめやらぬ現在、
これは何回かにわけて日記書いておこうと
とりあえず初戦であります

六古窯の一つ常滑
そこで毎年開かれているらしい、ステキイベント
常滑は競艇場で開かれておりまして
当日は競艇場内で陶器市が開かれているという
異様な風体でステキすぎる、ラブ常滑

まずは、セラモールからであります

競艇場へ行く前、前哨戦として常滑セラモールへ参りました
ここはもう、何度行ったかわからないくらいなのでありますが
常滑焼き祭の時はバックヤードと呼ぶ倉庫が解放されて
かつ、販売品が安くなっているという
非常にステキきわまりない中でありまして
わたくし、一家総出で参戦したのでありました

とりあえず方円館から潰していったのでありますが
通常3割引のところが、今回は4割引
どんだけ引いてくれるんだと涙するくらいステキで
相当いいなぁと思ってたものも、楽々手に入る始末
それは、もともと高く定価を設定してるから
ダマされているとも思われますが、
実際に市場価格というか、都会に出て手を出そうとすると
その値札の通りなのでありますから
こんなところ知ってたら、百貨店なんかで買えるわけがねぇ(ぉぃ

実際は、百貨店に出てるのとはランクが違うから
比べられないのでありますが、それにしても
とりあえず安くなっていると思わせてくれるのがステキでありました

まず作家さんは、渋い感じの地味でステキな器でありました
しかし、個人的な趣向にあわなかったのでスルー
最近、方円館においては織部焼きが充実してきておりまして
緑と黒のかなりいい塩梅の器がいくつかごろごろ
思わず手を出してしまいそうになりましたが、ぐっと堪える
特に黒織部の湯飲みで、凄い好みの図案のがあったんだが
我慢を重ねてスルー
家族はあれこれ買っておりましたのでよしとします

わたくしのお目当ては、別にありまして
お店の名前忘れましたが、いつもお香を焚いてて
いい香りがして、なおかつ、高い器ばっかりのところ
ここで、人生初というくらい高いぐい飲みを買ったのであります

何焼きなのか検討もつかないのですが
白地の化粧があって、その上に赤絵、金襴、緑ガラス釉が
散らしてあるという非常に艶やかな
ややもすると派手すぎる逸品
数年前から眼をつけておりましたが、とうとう今回
安くなったのを見計らってゲットであります

さらに、色々見てまわっておりますと
バックヤードに隠されていた名品達が燦々と輝いておりまして
さすが祭の時は違うと鼻息をあらげてしまうところ
いつも、傘立てを売っている店屋さんの
倉庫が開いていたのには驚かされ
また、中でごろごろ置いてあったぐい飲みの数々も
ステキすぎてたまらぬ…
貧乏人には辛いことこの上ないのですが
せめて記憶に焼き付けようと、触りたくって参りました(最低)

その他にもあれこれと安くなった植木鉢とか見て
にやにやしたりしてたのでありますが、
セラモールばかりであれこれしている暇もなく
いよいよ本会場へと向かうのであります

セラモールから無料送迎バスが出ておりまして
それに乗り込んでいざいざ出陣
凄く残念だったのは、チャリティオークションと
動物園を見損ねたことですがともあれ
小雨降り荒ぶなか、バスに揺られて、競艇場へと移動するのであります

NHK教育四方山

2008-08-25 23:21:47 | ドラマ映画テレビ感想
四方山というほどでもありません
毎年夏恒例の薮内家の茶道について
二回ばかし見られたので
ひっそり感想をしたためておく次第

今回は、なにやらステキすぎる茶碗がいくつか出ておりました
仁清の写しはともかく、なんか、備前か信楽か
ずいぶん土味の強い平べったい器がさんさんと

また、一見すると遠州好みかと思われるような
するりもたりとした茶入れもステキでありました
肩衝きだとは思いますが
ずいぶん首が短いというか、背の高いものでありました
ああいうのを嘗め回すように見たいと
せつせつ思い入れる次第であります

さて、結局作法などについては
まったく覚えることもできず
ぼけらったと茶器それぞれを見ておっただけなのですが
あの濃茶のおいしそうなところに驚きました
前回見たのは、確か、薄茶の話だったと思うのですが
濃茶ってのはずいぶんとおいしそうなものだなと感激
点てていただいた、濃い御茶を
もっちりと呑んでみたいと本気で思ったのでありました

今まで呑んだことのあるお茶は
薄茶ばっかりだったのを思い出して
なんというか、抹茶アイスが溶け出したような
あのどろっとした感じと
甘味を催す緑みがステキでステキで
NHKのアナウンサーがうらやましく思えたのであります

今回も懐石が出てきておりましたが
あの場で出される御酒ってのもいいなぁと思いつつ
器のよしあし
そればかりを気にして、薮内の先代だと思われるのですが
立派なおじい様に何か教えてもらいたいと
ちょっとだけ思うのでありました

あんまり見ていると
茶道を習いたいと思ってしまいそうであります
ああいう、決まりきったものというのは
嫌いじゃないのですが
先日、へうげものの単行本の最新刊を買った身としましては

有楽流を好みたいと思うのでありました
薮内家は、織部とも交流があったみたいだし
いいんだけども、なかなかどうしてねぇ

篤姫 公家と武家

2008-08-24 21:30:27 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ篤姫
いよいよ大奥らしいというのか
そんな内容でありました
今週だけなのか、しばらく続くのか
よくわからないんだが
これが一ヶ月以上続くとしたら、私はもたない
なんだこの、見たことあるようないぢめというか
地域属間の争いわ

さて、とりあえず薩摩の話であります
まぁ、視聴者から見ててもどうかしらと思うような
大久保の出世っぷりが当然のように
非難のまとになっていてなかなかよろしかった
しかし、あの筋というか、あれならば
小松様のほうが非難されてしかるべきでないかしらと
ちょっとだけ思ったのであります
あの小松様では、荒くれどもをまったく
説き伏せることができなさそうで不安でありますが
その予感的中でありました

有馬どんが、怒り狂っておりましたが
あれは、ちょっと器が小さい人というか
なんであいつばっかり出世するんだ的な何かに見えてしまう
でもいいのだ、ステキであります
そしてそのステキさのまま、
西郷どん復帰を少しだけ喜んで、そのあと
尚五郎の話なんざぜんぜん届くわけもなく
ただ、大久保どんを気に入らないという意思表明だけで退場
今後どうなっていくのか
有馬どんが心配です

しかし、なにげにあの時の大久保さんが秀逸でした
思いっきり嘘ついてるくせに、それを
おくびに出さないで、しれっと言うあたり
その後、尚五郎がネタバレしてて、お前
そんなことしたら大久保どんの演技が…というか
大久保どんの立場が無ぇだろうと心配になりましたが
いた、しかたありません
大久保どんの豹変ぶりは、なんか、意思表明があってから
ずいぶんたって、今になって開花した能力なんだろうかと
ちょっと思ったのであります
あのとき、彼が味わった屈辱というか、あの
仲間はずれ感が、有馬どんに受け継がれたのかもしれませんね

と、薩摩勢で語りすぎて
字数を使ってしまいましたが
あとはお家騒動というか、嫁姑の争い
あんまり見たいと思わない御話ですが
たまにはよろしいかという気分で見た次第
ほかの大奥関係を見たことがないので
よくわかりませんが
いい按配で嫌がらせとかあれこれがあったんじゃないか
よろしいことです

ああいうよくわからない
文化の違いに帰結させる論理の飛躍というか
憎悪の整理、いわゆる
坊主憎けりゃ袈裟までと一緒であるような
あのひどいっぷりは胸がすくというか
よくあるよくあると、にやにやしてしまいました

私は性格が悪いんだろう
ともあれ、面白かったのでよろしいとしつつ
安藤様がかわいそうでしたと締めておきます

古代エジプトの美展

2008-08-20 21:31:37 | 陶磁器を探す旅と名物
芸術のレビウとは違う気がしますが
先日、名古屋の松坂屋でやっておりました催し
古代エジプトの美展を見て参りましたので
さりげにメモです

松坂屋美術館
名古屋のしか知らないのですが、けっこうよろしい催しが多く
少し前も小堀遠州展をやってたりと
名品をごりごりと持ってくる力がある模様
値は張りますが、なかなか価値あるステキポイントであります

今回はエジプトの美ということで
考古学みたいなところから、ずいずいと
古代エジプト文明のそれこれが展示されておりました

少々前から、神話とか考古学に興味が湧いておりまして
テレビでピラミッドのなぞとかに迫ってるのを見ると
白熱というか、思わず見てしまって
ああ、やっぱりわからず終いかよと肩を落としたり
非情に楽しんでおるのです
いつか金持ちになって、ピラミッド一個まるまる買い上げて
分解してみてぇとか
思ったりなんだったり

そんなわけで、すごい興味深く鑑賞してきました
予備知識というか、なんかステキというくらいしか
覚えた言葉がなかったので
真っ平らな目線で見られたと思うのですけども
すごい、あの文明はすごい

覚えている造形それぞれがすごいの一言なんだけども
あの象形文字というか、まず文字が発明されているのがすごい
また、あれを文字としてみた場合、すごい字が綺麗なの
どれもこれも、だいたいそれだとわかるようになってる
どんな細かい細工でもしっかりとわかる
あの意匠にくびったけとなったのであります
さらに、なんというか、デザインセンスに優れているというか
そのほかでてきた、神様をかたどったそれこれが
どれもこれもかっこよすぎる

ホルスだとか、トトだとか、オシリスだとか
人形のもあるんだが、あの
顔が獣で体が人間という、あれを思いついて
また、美しいフィギュアにしてしまってるのが
すさまじい驚愕でありました
私の目がおかしいのか、感性がおかしいのか知らないが
とてつもなくかわいいのであります
あの画一化されている目の表現とかも
なんというか、魅入られるようなステキっぷりで
猫やら犬やらのミイラも展示されてたんだが
そのミイラにもそれぞれ目が描かれていて
すごくかわいらしい、なんたることだろう

人間のミイラもあって
なんというか、生々しい死体見物だと思ってしまったんだが
それを覆っているあの、ツタンカーメンと呼ぶのか
仮面みたいな物体もすばらしかった
色使いと模様が抜群でありました
ほかにも、道具入れなのか、箱とかも置いてあるんだが
あの時代に、いや、あの時代だからこそなのか
幾何学模様がほどこしてあったり
七宝みたいな吉祥文様がほどこしてあったりと
みどころたっぷり

さらには、ガラス細工のそれこれと
コバルトブルー、いやさ、シルクロード器にみられる
あの水色容器とかが、さんさんと並んでおり
どれもこれも大変面白かったのでありました

エジプト文明すげぇなぁと思ったり
シルクロード界隈の文明もすげぇなぁと思ったり
なんだか、古代にロマンを感じるようになってきたこのごろ
松坂屋の催しはあたりでありましたと
つづっておくのです

陶磁器を探す旅~五条茶碗坂2008~

2008-08-19 00:07:47 | 陶磁器を探す旅と名物
かなり遅れてしまったのですが、
五条の陶器祭を今年もちゃんと見てきたので
レポであります

本気での参加は二年目という新参者でありまして
昨年で覚えたあれこれを発揮すべく
眼をらんらんにして挑んだのですが、
今年は最終日が日曜日になるという、珍しい日取り
その割に、わたくしは、金曜日夜と土曜日昼しかいきませんでしたが
なかなかどうして、面白かったのであります

まず、気付いたことでありますが
昨年見ていたので、おおよそのことは覚えておりましたが、
ほぼ、同じお店が同じ位置に出ているということでありました
これはちょっと意外な感じがしたのですが、
よくよく考えてみたら当たり前かとも思うところ

新人作家さん目当てというか、新作目当てで歩くので
もろもろを扱っているお店は
ちょっとだけ見て過ぎておりましたが
その作家さんがたの顔ぶれが昨年と同じというか
作品が同じ、人は覚えていないのでしょんぼりですが、
この作風は見たことがある、これは買った等々
頭の中で整理しながら見てまわりました

これがまた、素人の浅はかな具合が恥ずかしいのですが
やはり、昨年と同じ作風ではいらないなぁとか
偉そうなことを思うところ
改めて、並んでいるのを見ると
俺が買ったヤツが一番よかったとか、よくわからない
自尊心を得たりして、にやにやと歩く
なんというか、俗物きわまりないわたくし

そんな中、特に目に付いた作品としまして
織部と唐津がありました
唐津は去年出てなかったんじゃないかなと
似た店舗は覚えているんだが、作風で首をひねっておったしだい
しかし、高いので当然手も足もでず
じじっと眺めただけでありましたが、
京都で唐津焼が手に入る機会は早々ないのかと思うと
ちょっと惜しいとも思ったのであります

お約束通りの草文で
なかなか、ステキな皿やらぐい飲みやらあったんですが
ともかく高い、育てていく器として
一つくらい欲しかったけども今回は断念いたしました
もう一つ、織部のも気になったのですが
これは昨年見逃していたのか、北側の通りにありまして
渦巻き状というのか、螺旋を黒で描いて
淡く織部の緑釉をかけてあるというしろもの
ぐい飲みというか、くみ出しみたいな大きさで
なかなかかっこいいし、ステキだわと見ておりました
これは正直、買える範囲内だったので
今思えば残念なことをしたのですが、新作を見た次第

もう一つ、アホみたいに高い織部を扱っている店があって
ステキと思っておりましたが、ここは大皿と
抹茶碗で、手を出す範囲でなかったので断念
結局、何も買わずに終わったという
阿呆きわまりない今年でありました

町辻の茶碗屋さんも見てきましたが
ここいらは昨年とかわることもなく、
また、平日にも置いてあるのと違和感もなくということで
焦る気持ちは抱かずに、じっと見つめてくるだけで
過ごしたというお話でありましたとさ

しかし、毎年同じ店が出るとなると
なんだかしょんぼりしてしまったのですが
今週末の常滑祭に期待しようと、とりあえず
ここまでといたしまする

篤姫 皇女和宮

2008-08-17 21:17:21 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ篤姫
新幕の前哨戦でありました

まず、最初の相変わらず
ギラギラとした幕末風漂う薩摩が素敵でありました
やたらめっぽう荒れ狂う志士たち
しかし、ああやって写されてしまうと
彼らは、なんというかな
頭悪い、暴れたいざかりの子供にしか見えないのだが
そういうもんだったのかもしれませんね
最近、自分が年齢を重ねたと
しみじみ思うのでありますが
正しいと思ったことを正しいと
声高く吼えることのなんと難しいことかとか
そういうのはどうでもよい

あの切腹を申し渡された人の
見事な口上がステキでした
かっこよすぎるだろう
兄だからこそ言うのです、みたいなあれ
すげぇ、かっこいい

そんな殺伐として、なんかわやくちゃでありましたが
またも、尚五郎さんが御屋形様に告げ口
なんか、尚五郎は、ていよく利用されている
困った男にしか見えないのだが
殿様は、騙されてんじゃないだろうか

余談はさておきまして
幕府は幕府で大童
今回は、完全につなぎなんだなと思いましたが
両者の思惑が、最初から真っ二つになっているのは
いい按配だ、これでなるほど
嫁姑事件がおきていくかと思うと
楽しみであります

一瞬望郷の念にかられて
幸せそうな顔をするあたり
篤姫のよいところが見えたようなというか
いい演出だと勝手に思ったのでありますが
その後、ぴしゃりととどめていくさま
しかし、あれはあれで、大老でなくても
口やかましいし、勘弁して欲しいそれこれだと
思ってしまうだろうなと
見えてしまったのです、でもいい、それでこそ姑

と、ばらばらの感想になってしまいましたが
次回からを楽しみにしていこうと思うのでありました

巨大投資銀行

2008-08-12 22:50:43 | 読書感想文とか読み物レビウー
巨大投資銀行 著:黒木 亮

またまた経済小説を読みました
経済本は眠たくて仕方ないですが
物語仕立てになっていると、不思議と読めてしまうんだから
小説ってのは偉いなぁとつくづく思うのでありました

さて、内容は実話なのかどうなのか
モデルになっている人物や事件や会社は
山ほどあるらしいのですが、経済素人の私には
さっぱりわからなかった「投資銀行」という業態というのか
それについて、80年代からバブル崩壊後しばらくまでを
ダイナミックに描いた作品でありました

外資に就職するというのはどういうことか
実力主義とはどういうことか
ああいう人たちってのはどういうものなのか

そういうのがつらりつらりと書いてありました
正直、裁定取引とか、様々なリスクヘッジの方法、
提案されるキャッシュフローを全く理解できなかったんですが
なんか当時の日本にも、というか
日本人にも凄い人ってのはいるんだな、今もいるんだろうな
おっと、俺はどうしたとかそういう話はもう飽きたんだぜ
そういう、精神不安を植え付けられるような内容ですが
ともかく凄い、ちょっと調べてみたら
実在する「シュガー明神」と呼ばれた天才トレーダーとか
なにやら、とんでもないことだったようで
長銀の破綻の話とか、社会人として
ちゃんと知っておかないといけないのだろうにと
歯噛みしながらも、なにやら、よくわからない
でかい日本の銀行が潰れてくっついてと
すったもんだする様が見事でありました

まぁ、ああいうのというか、こんな小説読んでいるばっかりだからか
当時の、バブルあたりで酷かった日本の金融関係は
大変とんでもないことだったんだなと
洗脳されてしまうわけです、なんだろう
彼らが浮かれている間に、本当
我々はとんでもない負債を被ってんじゃないかな

それはそれとして、外資のソロモンブラザーズという
投資銀行の凄さというか
メリルリンチ、ゴールドマンサックス等々の
名前は聞いたことあるけど、証券会社と区別がつかないそれらが
どういうことをして、どんだけ儲けていたのか
いや、多分、今、この瞬間も儲けてんだろうと
思わせてくれるような凄い内容にびびりました
ステキすぎる

朝起きて、まず何をするか

この言葉に対する、かっこいいやりとりが
最初から最後まで、ある種の鍵となるのですが
凄い、アメリカンな感じでステキ
なぜ、アメリカンはああいう台詞回しとかがかっこよく映るんだろうか
小説とはいえ、できすぎた台詞回しに
くらくらしたとか、そういうお話であります

平々凡々と生きている今も、
ぎらぎらとアドレナリンを燃やしている奴らが
お金を儲けているんだと
思わされたり、知ったような気分になれる
ステキな小説でありました

篤姫 桜田門外の変

2008-08-10 22:29:12 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ篤姫
ちょっと楽しみだった回であります

あー、直弼死んだ
ちょっとがっかりしてしまいました
梅雀先生の演技は、なんか大好きで
顔アップで暗がりの時の迫力とか
すげぇと、感心しきりだったのですが残念であります

とりあえず、急激に幕末くささが増してきて
そういうドラマだったなぁと思い出しつつある
ここ一ヶ月くらいですが、大久保さぁの地味な活躍と
なんか、知らない内にすごい人になった西郷どんが
まばゆいばかりであります
薩摩っぽにがんばっていただきたい、というか
あの血気にはやっているそのほか大勢はどうなってしまうんだろうか
捨石がどうしたとか、ああいう気概の若者が
あの当時は多かったのかしらとか、いろいろ考えさせられます

さて、大老についてでありますが
すっかり院として立派な振る舞いができるようになった篤姫
前回の回想シーンで若かりし頃の映像が出ていて
ああ、この頃としゃべり方がぜんぜん違うんだなと
改めて感激
これは、昨年の御屋形さまに通ずるそれこれだと惚れ惚れしたのでありますが
その若干どすをきかせた声で、まずは勝海舟と対談

ここに名優を持ってきたなぁと驚いたのですが
いささか年食いすぎだろうというのは置いておくとして
なんというか、最近ステレオタイプになってる
勝っぽさと呼ぶのか、あの、ざっくばらんを通り超えて
ぶっちゃけすぎえてて、威厳とかが怪しすぎる男として
今回も描かれる様子
あんなもん、どう考えても打ち首だろうと
思ってしまったんだが、ともあれ
楽しみであります、おそらく、無血開城の際に
いまいちど大活躍でありましょうや

さて、まったく息が合わない大老と
いよいよ面談ということで、いったいどこの茶室使ったのか
そっちの方が気になったんですが
めでたく、茶数寄の井伊様を見られて感激
高麗井戸茶碗ぽいのでもてなしてたなと
にやにやしながら見たのでありますが、ちゃんと
高台にカイラギがあったし、それなりじゃないかと驚愕したのですが
篤姫、ちゃんと飲み干したのか?
そればっかりが気になったのでありましたとか

茶にて分かり合えるという手段は
ありがちだけどよかったなぁ
でも、悪いと思ってたやつがやっぱりいいやつだったという手法は
ちょっと使いすぎではないか
調所様の時と同じじゃないかと、思ってしまいましたが

あのシーンのおかげで
なかなか、最後のシーンもよかったですね
桃祝いで浮かれているさまと
桜の前で散っていく井伊様が描かれて
なかなかどうして

次回、どういう片付け方となるのか
また、和宮との嫁姑戦争はどうなるのか
目を離さずに見ていこうと思うのでありました

○○の国の王子様

2008-08-06 22:20:01 | ドラマ映画テレビ感想
NHKは本当にすげぇ…

そんなことを呟いてしまいました
土曜日と日曜日の間くらい
夜23時から放送中だったと思うのですが
現在は「フレンチの国の王子様」だったと思う
思ってばっかりでありますが
番組名なんて、所詮枝葉のことであると
言わぬばかりの凄い突っ走りっぷりが見事

とりあえず、現在放映されている内容につきましては
お姫様が、フレンチの国の王子様という
イケメンフレンチシェフ(たぶん)から料理を習うという
料理番組であります

実際は、教養番組に値すると思うのだが
そういうレベルではない
お姫様が着ぐるみ、使いの怪しい生き物も着ぐるみ、
妙にコアなアニメーションを挟みつつ
ボケ倒したまま展開するストーリー
もう、サラリーマンNEOが古いと感じてしまうほどでありました

土曜日の23時にNHK教育を見ている人が
どういう世代というか、どういう人種なのか
自分も含めてよくわかりませんが、
誰を、何を、なんのために狙ったのかまったくわからない
番組構成に骨抜きであります
我々の貴重なNHK料金がこの番組に使われていると思うと
なんといったらいいか
新しい快感に目覚めそうになるのでありました

いや、違う、そういうことじゃなくて
この番組の凄い怖い感じじゃなくて
実際、あのフレンチ技術が使えそうかもしれないと
ほんわかダマされてしまったという、卓抜した構成に
感激したのであります
ゆるい、という言葉とはかなり違うあの感じ、
NHKがあの時間帯に、いったいどれだけの人間を
間違った教育にさらしていくのか
ステキすぎてたまらんのでありますが

前回は書道だったそうで、今回フレンチ、
次回はいったい何をしてくれるのか
NHK教育から眼を離せないのでありました
ほら、恒例、夏のお茶会の話もあるわけでありますし

中国茶を呑む

2008-08-05 22:18:10 | 食べ物飲み物
ちょっと前に書いたような気もするのですが
先日、中国茶をお店で呑んできたので
その感想でも少々です

中国茶というジャンルがありまして
まぁ、あれだ、常滑の急須をいぢりはじめてから
なんとなく知ったのでありますが
日本茶とはまったく別ジャンルで
喫茶という楽しみがあるのでした

実家近くの某というお店で
まったりと呑んできたのですが
なんというか、これは凄い
お茶が甘いというか、本当にうまいのだ
日本茶のそれこれとは全く違う
以前に実家で、中国茶にかぶれはじめたオヤジに
馳走してもらったのだが
実際の茶房というのか、お茶屋(誤解される)にいって
呑んでくるのでは、また、全然違った

作法もまぁ、色々とある
お湯をふんだんに使って、急須を温めながら
竹の囲いの上でのんびりと入れるわけなんだが
そういう道具類については、また
別の機会に宜興紫砂と常滑朱泥の話としてやるにして

お茶そのものが旨かったという話を

まず、注文するとお茶葉とお茶セットが出てくる
付け合わせのようにして、ドライフルーツが小皿にのって出てくる
茶葉はちぢれていて、丸くなっております
少々かびくさい、さて、急須の他に
お湯をしゅんしゅんと湧かした、ガラスのようなヤカン
これはアルコールランプの上にあります
また、そのランプも、ヤカンをささえる台も
ステキすぎて驚くのだがとりあえず割愛

そのヤカンのお湯を、何も入っていない急須に注ぐ
そして洗う、いや、温める
このあたりはおねーさんがやってくれるんだが
凄く手際がよく、俊敏だが長閑であります
卓抜した手つきだと、あとで自分でやる段になって気付くんだが
流麗ですばらしい、てきぱき、音が出るように
それがこなされていき
お湯が捨てられる、そして茶葉を急須にいれる

ようやく一杯目を作る

実際には一杯目じゃない、これも捨てるのであります
最初のはかび臭さをとるためなのか、茶葉を開かせるためなのか
すてられてしまいます
ここで、急須からいよいよお茶を注ぐのだが
お猪口のような小さな湯飲みが2つあり
一つはのっぽ、一つはずんぐり
のっぽのほうにいれます

のっぽのほうに入ったお茶は、すばやくずんぐりのほうに移し替えられ
ここはのっぽに蓋するような形でずんぐりをあてて
ひっくり返すのだが、これまた見事
そのあと、のっぽのほうを手渡されて、香りを確かめるのであります

まさに芳しい

花のようだ、うめいてしまうような素晴らしい香り
なんとなくうれしくなってくる
そして、いよいよ、お茶開始、そこから茶葉が開ききるまで
何煎も煎れます、よい茶葉なので5回、6回でも
まだ出るんだこれが

そして、つけあわせのドライフルーツが抜群にうまい
夏場で糞暑い中、汗をかきながら呑むことになるんだが
どこか清々しくて、じつによい気分になれる
まったり時間は過ぎていくし、これはステキすぎる体験でありました

と、まぁ、これくらいですが
この途中でもあれこれとうんちくあるところ
まずはこのあたりにして、誰かやってみてくれと
思ったりするのであります

凄く楽しい

陶磁器を探す旅~セラモールより久しぶり~

2008-08-04 21:45:22 | 陶磁器を探す旅と名物
個人的には随分活気づいてきたように思う
常滑であります
少し前なんですが、久しぶりにセラモールにいって
しかも珍しく買い物してきた(珍しいあたりいけません)
そのお話を忘れていたのでメモメモ

すっかり夏になって
ハンパ無ぇ暑さで、東海市常滑市あたりの
名古屋より南下したところは、夜でも30度越えてんじゃねぇかと
酷い有様、自宅で暑い暑いなどと言っておりましたが
常滑の暑さに比べたら屁みたいなもんでした
本当、上には上というか、あんなに暑くなるもんなんだな
それくらい酷い夏であります

そんな中、セミの声を耳にしつつセラモールで
ぶらぶらお買い物、珍しく物いりというか
目的がありまして、蘭鉢を買おうと参ったわけであります
常滑焼きで蘭鉢という時点で、色々アウトと思うんですが
素焼きでいいのがあったら、蘭鉢の体裁じゃなくてもいいやと
投げやりな感じで、自然釉でテケトーに焼けた感じの
ステキ鉢植えを買ってきたのです
これはまぁ、そう大したものでもなく
300円程度なので、にやにやしつつ買って終了だったのですが

折角だからと、方円館に立ち寄りまして
作家さんの作品をぶらりと見る
相変わらず加藤嘉明先生と呼ぶのか、その人の作品は
バカ高いけどかっこいいなぁと感心したりして過ごすこと少々
ぱっと、眼にはいった珍しい飴釉というか
黒い、天目釉というヤツか、よくわからんが
なかなかステキなのを見つけたので見入った次第

いくつかありましたが、その内でぐい飲みを選択
これがまた、かなり、いわゆる「へうげた」デザインで
ひねりにひねられて、ねじりにねじられて
なんかステキと思って、気付いたら買っていたという
我ながら珍しい事態に

石堂聖幸さんという作家さんだそうで
来歴というか、略歴を見たところ、驚いた
俺より若い
愕然としてしまったというか、自分よりも若い人が
当たり前なんだが、陶芸をして身を立てているんだなと
ちょっと感動してしまった次第
年齢で何がわかるもんでもありませんが
このねじきれたようなぐい飲みは
なかなかよろしいわ、なんて思って
気に入っている次第であります

作家さんの名前というのはあまり覚えない性質なので
次作が出たときどうとかはないのですが
今月終わりのほうにある、常滑焼き祭では
この発見以上にステキな作家さん作品を
見られるんではないかと、期待して過ごしております

ま、とりあえずは今週末の
五条陶器市ですがね、今年は何を買おう

篤姫 さらば幾島

2008-08-03 21:06:46 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ篤姫
なかなかよいお話でありました

近衛家との間とあれこれがメインでありましたが
今回も切れのある悪者っぷりを見せてくれた
井伊様がステキでステキで
序盤というか、開始直後から
笑い声をバックにスタートというステキっぷり
なんという悪役だろうか
まぁ、その後というか、見終わった後、
次回予告で、またそのパターンかよって話でしたが
その落差が見事きまるという
ステキな悪やくっぷりがまぁ、見事でありました

井伊の悪者ぶりはさておき
幾島が退席ということで、かなりクローズアップされたちうか
幾島大活躍のお話でしたが
あの、姫様と二人で泣いているところだけで
今週は十分だったと思わされたのであります
よかった、いい話じゃねぇか畜生

そういう人情ぽいそれこれから
ところ変わって薩摩では相変わらず不穏なというか
なんか、本当に唐突だなと思ってしまうんだが
先週くらいからの過激派かぶれっぷりがすごくて
大久保はともかく、あの薩摩っぽどもの
荒くれぶりがよかった

煮えきれない大久保に向かって
タァアー!
とか威嚇するあたりとか、すごい好き
あれはいい威嚇っぷりだった
そして、それがきわまった感じというか
来週が楽しみで仕方ないんだが
その前に

結局、お父様はなんだったんだろうか

今日ぽっくり死んでましたが、
なんというか、なんだったのか、結局
西郷を追い詰めるためだけに江戸から帰ってきたのか
よくわからん役どころだったとか思ってしまったんだが
それはそれとして、涼風おねーさまの泣き声が聞けただけで
よろしかったと思います
あの人、本当に年齢どうなってるんですか
ヅカってどうなってんだまじで

で、次回、大変なことになりそうな
この番組にしては大変珍しいというべきなんでしょう
殺陣が見られる、桜田門外が楽しみであります