CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

よたびの台湾旅行 16 華西街観光夜市を歩く

2015-04-30 22:18:43 | よたびの台湾旅行(2014)
毒蛇を食べて元気になったので、
せっかくだからとしっかり夜市を楽しもうと
龍山寺界隈、華西街観光夜市を歩きたくります


廣州街をどんつきまで、という地理感が
あってるのかわかりませんが、龍山寺に面する
東西のとおりを行き詰ったところ
毒蛇に酔っていたからか、暗闇の歩道橋(?)に上って
俯瞰で撮影、いかにも夜市という具合であります


両喜号というお店だったと思われます
イカのスープが有名な店だったと紹介されてましたが、
これはうろこのなさそうな魚のスープ
この日は食べませんでしたが、翌朝、もう一度寄って食べました
夜だとこれまた、すげぇ旨そう



屋台が並ぶ、夜市らしい風景
亀釣りとエビ釣りがあったんだけども、
亀はともかく、エビは持って帰って食べるんだろうか
台湾のスタンダードがわからん


せっかくだからと、龍山寺名物の占い街も
ぶらりと流してきます、ぱっと見、人間いませんけど、
結構にぎわっておりました



初めての旅行時に迷い込んだ、
龍山寺近くのマーケットというか
骨董競り場、この胡散臭い雰囲気が
相変わらずたまらんそれだと、ちょっと眺めてきたのであります
まるで無視されるので、じっと見ていても、
気兼ねしなくてよいのでステキであります

このほか、明らかにコピー品と思われる
日本語のDVDが凄い安価に売られていたり、
ちょっと裏道に入ると、お姉さんに物凄い力で引っ張られて
お店に連れ込まれそうになったりと
なかなか楽しかったのでありました
ちょっと、身の危険を覚えたのですが
これも旅情でありましょう(違います)

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【読書】橘玲の中国私論

2015-04-29 22:06:16 | 読書感想文とか読み物レビウー
橘玲の中国私論  著:橘玲

あの橘玲氏が、中国を見てきた
その旅に関するレポートといった様相で、
今の中国がどうであるか、そして、どうなるか、
また中国ってそもそもなんだといったことを
事細かというか、詳細に、氏の言葉で綴った
ステキな本でありました
こういう考え方も、非常に勉強になりますな
目が啓くというといいすぎだけども、とても刺激になる

そんなわけで、そもそも、何が悪いとかどれがよいとか、
そういうことを決めようという心持で見てはいけないといったらいいか、
氏が得意とする経済というか、
そういう流れからの見方が新鮮というか
なるほどなぁと思わされるようでありまして、
中国を貶めるではなく、さりとてあがめるでもなくと
日ごろ、中国というとなりがちな議論とは
別の軸で語っているという印象でありました
これはこれで、なんというか、
議論の方法としてずるいとも思わなくもないが
十分に魅力的というか、共感できる内容だったと
思ったりするのでありました

最初は、鬼城と呼ばれる中国のゴーストタウンの現状を
実際の写真とともに紹介するという
非常にスリリングというか、これはあかんと
中国バブル崩壊待ったなしと思ってしまうような
恐ろしい光景に始まり、
中国のなりたち、黒社会というもの、
関係(グワンシ)という慣習、共産党のありかた、
思想、成り立ち、様々な中国の国というか
その形作るそれこれを説明してあって
大変わかりやすいというか、あまりに知らなかったので
興味深いことこの上ない内容だったのでありました

読み終えて、中国といっているけども、
本当に実際のところ、共産党という名前の王朝は、
もう持たないところまで来ているという論法は正しくなく、
もともと、持ってないというか、たまたまそこにある
そういうものであって、あの大きな大陸に、
四つか、五つの別の国があるんだろうと
そういう思いを強く抱いたのでありました
こうなってくると、現在論じていることが
なんともばかばかしく思えてしまったりするので、
中国という国は大変難しいと考えるわけであります
中国がEUであるというのは、
なかなか面白い考え方だなと思ったのでありました

最終的というか、ことの根底に人間の数が多すぎるという
そんな問題があるようですが、
なんでそんなに爆発的に増えてしまうんだろうかと
そこには言及されていなかったので
なんとなし、気になってしまうものの
凄い国であることは間違いないと
改めて思い知るのでありました

【読書】アンティークディーラー 世界の宝を扱う知られざるビジネス

2015-04-27 21:39:19 | 読書感想文とか読み物レビウー
アンティークディーラー 世界の宝を扱う知られざるビジネス  
著:石井 陽青

西洋アンティークを中心に取り扱う、
骨董商といっていいのか、いわゆる
アンティークディーラーの仕事と、
扱うもの、そして世界の情勢を書いた
なかなか面白い本でありました
非常に興味深い内容でありました

著者は存外若いといいますか、
話を借りてしまうと、最期の徒花といっていいのか、
骨董華やかなりし頃を知る最期の世代といってもいい、
そんな具合であります、40歳くらいというのが
ポイントのようであります
その年齢ながらも、この業界には古くというか
そこそこ昔からなじんでいた様子で、
華やかだった頃の時代感や、
それと異なる現在の流れみたいなのが
ステキに綴られておりまして、
一つの歴史を読むようで面白いのであります

内容は、アンティークとは何かというレクチュアから、
簡単な鑑別方法紹介、名品の紹介、
そして世界の骨董事情を紹介という具合で、
これ一冊で、なんとなく、この業界のアウトラインが
見えたような気になれるというか、
かなりステキなできばえであります
大変解りやすい、もっとも、これだけ解りやすいということは
本当のところというか、肝の部分は
きっとここに記されていないんだろうと
思いはするものの、こういう世界は凄いなと
ただ、感嘆といった具合で読めるのでありました

個人的に骨董は好きなものの、
西洋アンティークは専門外というか、興味の外でしたが
この本で、少しわいた感じもしておりまして
カメオとか、貴石とか、ジュエリーにまつわるそれこれも
ちょっとだけ見て回ってみようかなと
思わなくもないのであります
何につけても、現在は中国資本なんだなぁと
改めて思い知ることもありましたけど、
一番の収穫はアンティークという100年前という定義が、
ちょうど、ダウントンアビーの世界軸、
貴族が最期の輝きを放ったときで、
その時だからこそ、お抱えの技師、職人によって作られた
凄い逸品があるという、それが楽しいと
思い知ったのであります
もう、そんな道楽をする人々がいないのだなと思うと
なんというか、金持ちはパトロンとして
そういうことしたらいいのにと
無責任なことを思うのでありました

花燃ゆ  松蔭、最期の言葉

2015-04-26 20:38:37 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
松蔭先生の最期でありましたね、
死ぬシーンをあえて、後回しにした
この演出に、なかなか、やられたというか、
最近の切ない系時代劇の手法を見て
ぐっときたのであります
この演出好きだなぁ

話は、ただただ、松蔭先生が死ぬとき
そこで、その話、熱を語ることができたか
そういうお話でありました
見ていて惜しいなと思わされたのが、
彦根さまのお話が、全然出てきてなかったことでありましょう
対比とは言いがたいが、なんだろうかな、
もう少し、彦根さまのなにかれも
聞いておいたら、より、引き立ったんじゃないかと
惜しく思ったりもするのでありました
もっとも、関わる必要がないといえばないので
なかなか難しいんだが、それはもう
ドラマじゃなくて、時代を楽しみたいという
わがままでありますな

塾はなぜか、久坂が筆頭みたいな扱いになっていて
実際そうだったのかわかりませんが、
ずいぶんと減った塾生の顔ぶれに
なんというか、小型化したよなと
伊藤をはじめ、失礼な物言いになってしまうが、
後々、ひとかどとなる人たちを見ていて
初期構成員と、異なる趣を
感じ取ったりしたのでありました
しかし、もうちょっと入江とか出て欲しいんだが
仕方ないな

そんなわけで、あとは、伝馬町でのそれこれ
もっと、牢名主が思いをいたすというか
感化されるかと楽しみにしていたのですが、
存外そうでもなく、割とあっさり
あれで、ぐっと通じてしまうんだったら
牢名主は凄いいい人だよななんて
思ったりしてしまったのでありますけども、
実際、牢名主になれるくらいだから、
頭もよくて、そして、松蔭先生みたいなのに
かぶれやすいのかもなと、
歴史の何かを見たような気分に浸るのでありました

静かに死を描いていたというのが
一番印象的で、いい回であったと、
家族の様子も含めて、ベタなところもあり、
粛々楽しめたと思うのでありました
しかし、龍馬でるのか、
出す意味あるのか

よたびの台湾旅行 15 華西街観光夜市の毒蛇研究所

2015-04-25 20:50:57 | よたびの台湾旅行(2014)

さて、西門町から南下、龍山寺を目指して歩きます
途中、いくつかの夜市っぽい何かを素通りしたりしつつ
ようやっとたどり着いたのが、初めてのときにも遊びにきました
華西町観光夜市であります



いかす玄関をくぐり、中はごった返し
老若男女、観光客から地元の人まで、
うずらうずらの人だかりでありました
マッサージ店や、食べ物屋なんかが軒を連ねておりますが
今回は目的買いというか、目指すところが決まっております


そうよ、毒蛇研究所よ
前回は、訪れたのが遅かったのと、
ゲテモノ食いはよろしくなかろうとスルーしたんだが、
思ったよりも安いという話を聞いたので
せっかくだしと、食べにというか、飲みに入ったのであります


玄関でうねうねしているニシキヘビ
このほかにも、白いのやら、黄色いのやら
色々おりました、なかなかステキです


食べ台湾さんでも紹介されていた、一番スタンダートなこれ
5種類も毒蛇的なものを楽しめて350元、1400円くらい?
ともかく、楽しめるそれだと頼んだのであります



こんな感じで、3つの飲み物と1つのスープ
あれ5つじゃないの?なんて思ってましたが、
スープと、スープ内の蛇肉を別々にカウントするようで、
全部で5つになります

とりあえず飲み物、血と毒と涎(?)
毒と涎は一緒じゃないのか?
それと、虫歯があったらそこから毒が入ったりしないか?
様々に、ちょっとあれこれよぎったんですが
まぁ、観光客に向けてるものだし
そんな恐ろしい罠はなかろうと、ついついとあける
強めのアルコールで溶いてあるからか、
なんというか、きゅっと行ってしまえば、
何ということもありませんでした
お酒の味しかしない、血だけ、血だなという鉄分めいた匂いが
かすかに感じられましたが、そもそも
蛇の血って本当に赤いのか?疑問はつきませんが
とりあえず飲んだ


続いて、肉とスープを完食
うまい・・・とは、言いがたいというか、
スープは旨い、いや、薬のようで、なんか
身体によさそうな雰囲気で楽しめましたが
肉がなんというか、
食べ残しで汚いのはごめんなさいでありますが、
よくよく見ると3種類の蛇が入っておりました、
まぁ、どの蛇も、見事に骨ばっかりで食べるところがない
これだったら、鰻の頭のほうがまだ・・・などと
思ったりもしたのですが、これはこれ、
なかなか堪能できたのでありました

思い出作りにステキなひと時、ちょっと
アルコールも入って景気づけというわけで、さらにふらふら
夜市を楽しんだのであります

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よたびの台湾旅行 14 中山堂と台湾茶

2015-04-24 21:30:42 | よたびの台湾旅行(2014)
いい加減歩きつかれたということもあり、
ちょっと休憩できるところがないかしらと、
あれこれ見てまわったのであります


とりあえず、台湾総統府を正面から
前回、正面から見たと思ってた写真は
真裏でありました、反省、西門じゃなくて、
東門を向いているものなんですね、そりゃそうだ


そんなこんなで、二二八公園から、総統府をわたり、
ようやっと西門町まで戻ってまいりました
前回、朝早くにお堂の姿だけしか見られなかった
中山堂であります


中は、いい塩梅の雰囲気でありまして、
色々な展示もさることながら、お茶を楽しめるということを
ガイドブックで見つけたのでやってきたわけであります


中国茶用のセットであります
価格の話をするのもアレですが、観光客相手とはいえ、
やっぱりステキなのが並んでおりました
だいたい1万元くらいするのです、4万円程度であります

台湾茶と呼ぶべきなのかとも思いつつ、
飲んだのは烏龍茶であります、
とりあえずわからないというか、日本でも飲みなれていた
凍頂烏龍茶であります
初めてのときは、まさかのペットボトルでありましたが
4回目にして、ようやっとちゃんとした茶芸というか
お茶を飲む機会を得たのでありました


頼んできたのがこれであります
あてというか、お菓子は、マンゴーのドライフルーツ、
これもまた凄い美味しかったのであります
歩き疲れていたのも確かですが、ほどよい甘さと、
なんというか香りが濃いのがステキ
本当は、ロンガン(龍眼)を食べたかったんだが
生憎品切れとのことで、おねーさんに
ごめんねといわれて許してしまうのでありました


と、まぁレリーフの前で、一人まったりとお茶を飲み
じっくりと体力を回復、そして、移動を再開するのであります


西門町のポーター!
この看板がステキよねと、しみじみ思いつつ、
回復した体力にまかせて、ぬるぬる
龍山寺へ向けて歩いていくのであります
しかし、本当、よく歩いたな俺

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【読書】料理の科学 素朴な疑問に答えます1

2015-04-23 19:37:03 | 読書感想文とか読み物レビウー
料理の科学 素朴な疑問に答えます1  著:ロバート・ウォルク

なかなか読み物としても、
料理本としても面白い
ステキな内容でありました
科学からのアプローチというと、
ちょっとかまえてしまいそうでありますが、
Q&A方式に近い形なので、
スムーズに読み解けるというか、
面白く、ふかぶかと読み進める本でありました
1巻しか、まだ目に届くところにないので
どっかで2巻を探しておこないといけないわ

さて、ちょっとした化学実験めいたことが
あれこれあるのかと思ってましたが、
そんなこともなく、淡々とというか、
よくある疑問や、風習めいたものの
理由について教えてくれると
そういう本でありました
前半分くらいが、甘味というか、
糖分についてのため、レシピもお菓子が多くて、
ちょっと私には手が出せないというか、
オーブンが必須条件というのが
敷居高いよななんて思ったりしていたのですが、
カラメルとは、そもそもなんなのかとか
そういうことに答えてくれたのであります

あとは、脂肪のあり方というか、
マーガリンが禁止されている理由だとか、
魚と肉とは、そもそも何がどう違うのかだとか、
科学というと、そのとおりなんだが
化け学的なそれに加えて、物理、生物といった
広範囲の内容で満足できるのであります

ロブスターは塩水で茹でても、蒸しても
そんなに内容は変わらなかったりだとか、
植物油と、動物油で、どこまで組成が違うかとか
なんだかんだ、読み物として楽しめる
そんな内容でありました

レシピも旨そうなのばかりなんだが、
ちょっとしっかり作りこむ系だったと
私のようななんちゃって料理しか作れないものには
挑戦できないようなそれでありましたが
楽しんで読める一冊でありましたとさ

【読書】3時のアッコちゃん

2015-04-21 19:50:57 | 読書感想文とか読み物レビウー
3時のアッコちゃん  作:柚木 麻子

またも話題の図書であります
連続ものの二冊目だったようで、
それも知らずにさらっと読んだのでありますが
非常にわかりやすくて、たんたんと読み進む
そして、ほどよく爽やかで楽しい
そういう読後感であります
いい、娯楽小説でありました

気骨たくましい女性と、それに関わる生き方、
弱弱しいそれが、影響されて、やがて開花すると
典型的な、清清しいお話でありまして
安心して読めるのもステキでありました
基本、女の人のお話というわけなので、
全面的に楽しくて仕方ないと
思えるほどに感応というか、共感はできないのでありますが
非常にわかりやすい、嫌味や説教くささは少なく、
なんとかして前を向こうという気持ちを
奮い立たせるようでよかったのでした

ただ、物凄い深い感動というのとは違って、
なんだろうか、短編がいくつか掲載されているけども
おおよその筋が同じというか、
それがまた、安定してよろしいのでもあるけど、
少々、スパイスが足らないとも
感じてしまったのであります
多分、私がストライクの層ではないからだろう
これが、ほどよくそういう女性なら
とても楽しいのではないか、
ということは、それを理解しておく必要が
私にはあるのではないか
などと、つまらないことを考えてしまって、
感想を汚すのはよろしくないところ

軽く笑うというか、楽しみながら
すらすら読めた、そんな小説でありました

花燃ゆ  最後の食卓

2015-04-19 20:44:31 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了であります
あの門番、優しすぎるだろうなんて
嘗めてみてましたが、実話だったんですね
ごめんなさい、というか、
いい人だったんだろうか、あるいは、
松蔭先生にやられてたんだろうか

さて、死ぬということを前提とした
あとは死に方というか、越し方をどうするか
そんなことを考えさせつつ、
さりとて生き延びてほしいというお話と
まぁ、なんだかんださせてと
わかりやすい回ではありました、
なんというか、ちょっと解り安すぎて、
そして史実だからこそ、結果ありきというか
どうも、説得しかかっているようで
もやもやした視聴後であります

あとは、というか、もうやっぱり見所は
そこになってしまったかという、
どっからやってきたのか、
あれは本当に生きている人だったのか、
今となってはドラマのために
超人というか、仙人になってしまった感すらある
富永どのが見事でありました
富永どのとの演劇的やりとりが
最高にステキすぎる、あれだけもっとたくさんやってても
なんか面白いものが作れたんじゃないかなどと
趣味に走ったことを思ってしまうのであります
いいシーンだった
というか、大河ドラマは唐突に
ああいう演劇アレンジめいたことを
役者さん見てやらせるからいいですな
今回は、だいたいがロケしないし、
演劇的なのかもと感じたりもするのである

そんなわけで、来週以降、富永どのが出てこなくなるのかなと
不穏なことも感じたりしたのですけども
それはそれとして、誰もついてこない理想論を振り回す
そこに満足している感じの松蔭先生に
一石投じるというのがステキでありまして、
もうちょっと、なにかれと思わなくもなかったが
まずまず、頭おかしいけども、
見ているほうに、ちょっとだけ松蔭先生が
どうしたかったかが伝わるようでもあったと
思ったりなんだったりである
相変わらず、どうかしらという人だが、
あのやり取り見ているかぎり、ちゃんと考えて、
やっぱり駄目な人なんだとわかりました(酷い)

これを踏まえて、いよいよ来週
なぜか大老と話をしてしまうようでありまして、
そこは違うんじゃないか、そういうアレンジは
よくなくない?と感じたりもするんだが
ともあれ、シーンが凄く締まってかっこよく見えそうなので
楽しみにするのでありました
彦根さまも、近々やられてしまうだろうし
そんなもんでしょう、というか
もう3分の1くらい済んでいるんだな、なんだろう
衝撃である

【読書】モンサント 世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業 

2015-04-18 21:26:37 | 読書感想文とか読み物レビウー
モンサント 世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業  
著:マリー・モニク・ロバン

読みました、これまた長かった
かなりの分厚さで、モンサントという
化学会社から、種子産業のメジャーとなった
化けモン企業が、どれだけ悪いやつかというのを
ひたすらに書き綴った一冊でありました
凄い分量と怨念だ、やや、茶化してしまう物言いは
自分でもどうかと思ってしまうが、
話は、半分くらいで聞いておくというか、
あとがきにも書かれていたような、
どうも、断定的にすぎるというか、あしざまにすぎると
つまるところ、悪く書きすぎている部分が
ところどころあるんじゃないかと、
そう思わされたりした、骨の太い一冊でありました

序盤は、化学メーカーとして、
薬剤で、どれほどの薬害をあれこれ世界中にばら撒いたか
特に、ベトナム戦争時の枯葉剤による作戦、
あの枯葉剤の供給元ということは、これはさすがに
擁護の仕様がないといってしまうべきか、
その責任は、どこまでを負わせるべきかと
考えさせられるわけでありますが、
この頃は、世界中のどこでもこんな感じで、
公害と戦った歴史の一つというか、
そういう時代だったとも思わなくもないところ
いや、だからといって、手心を加えられるわけでもないんだが

そして、政商かのように、政府とどっぷり組んで
金のために、手段を選ばないという論調で、
悪名高いGMO作物、いわゆる、遺伝子組み換え作物を
発表していくという話なんだけども、
なかなか、本当かどうかわからんというか、
状況証拠を並べ立てたり、でも、それって、
ここに限らずどこでもやってんじゃないかと
思わなくもなかったりという疑念について、

ここの製品がどれほど危険かという副次的な内容で責める、
そう、なんかよくわからんが、話が三つか四つ、
悪いという筋道で、入り組んで書かれているというか、
なんか、そのあたりがすっきりせず、
感情的に叩いてんじゃないかという感じを
受けてしまうのであります
もっとも、ここに書かれている実験結果が
本当に悪い、ラットが死にまくる、子供が奇形になるといった
おそろしいそれこれが起こるとするなら、
なんだろうかな、もっと凄いことになってんじゃないか
それを隠してまで、そのあと自分たちが食べるものにも
そうなる可能性があるというのに関わらず、
売り続けるとか、さすがにそんなことせんのじゃないかと
ちょっと疑ってしまうところなのでありますけど
遺伝子組み換え作物が、どんだけ毒性が高いように見えるかと
そんな話が書かれていたのであります

木っ端でありながら、若干の農学を志した身分としては、
それを言い出すと、選抜的、系統的に採種されている種も、
イレギュラーでなんぼでもそんなことになるだろうし、
いちがいにGMOが危ないとは断定できんだろうと
感じたりもしてしまうのであります
いや、じゃぁ、GMO食べるのかといわれたら
ごめんこうむりたい気分ではあるのだが、
これもまた、感情的なそれであります

と、そんなこんなで、もっとあれこれ語り合えるような
凄いといっていいか、問題を提起している一冊ということで
ぐったり疲れたものの読み終えたのでありました
ともかく、モンサントはだいぶ怖い企業なのは確かですな
でも、アメリカの企業なんてみんなそんなんじゃねぇかな
あと、この本をもう一つ信用しきれないのが、
背後にグリーンピースの影を見るからでもありました

よたびの台湾旅行 13 二二八公園と国立台湾博物館

2015-04-15 21:09:45 | よたびの台湾旅行(2014)

あやしげなオブジェのある、台北医院で降りて、

ぶらり、名所のひとつであります二二八和平公園に向かいます

 

四度目にして、ちゃんとした観光スポットにいこうと

ぶらりやってきたのでありました

特になにというわけでもありませんでしたが、

まぁ、歩くすがら立ち寄った、というか、台北の公園て大きくていいよねと

それを満喫したわけであります

 

こういった感じで、中華趣味の建物なんぞもありながら、

なかなかステキと休み休み、公園を歩いたのであります

この公園に、国立台湾博物館もありまして

せっかくだからと、そちらにも顔だし

 

この位置からだと解りにくいですが、のぼりというか、

旗を読むかぎり、台湾の玉石というか、フェイツイ(翡翠)展をやっているようだと

私なりに認識したので、せっかくだから中を見てこようと突入

安いもので30元で入ることができました

ま、入ってみたら、翡翠展は翌週だかの敢行だそうで、見事に肩透かしだったのですが、

せっかくだからと、うろうろと見物

台湾の歴史というか、民族の展示なんかもあったりしつつ、

昔はここに、児玉源太郎の銅像とかあったんだよなと

その面影でもないかと探したり楽しんだのであります

 

中は結構ハイカラなつくりになっておりまして、

台湾の先住民の展示が思いのほかというか、

トンボ玉の凄いやつとか展示されていて、これはこれで見事と

ついつい見入ったりしていたのでありました

天井にはステンドグラスがはまっていたりと、なかなか瀟洒なそれでありましたところ

観光らしいそれを楽しみ、いい加減疲れたのでお茶でも飲もうと

次へと移動をするのであります

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デザインの梅干

2015-04-13 20:58:09 | ドラマ映画テレビ感想
全6回にわたり、デザインの肝を紹介してくれる
いかにもEテレっぽい番組でありました
あの、「デザインあ」の人の番組だと聞いたので
どんなステキコンテンツというか、
頭おかしい具合だろうかと
挑んでみてしまったのですが、
驚くほど、美術系大学っぽいというか、
なんか、自分の人生には訪れなかった
不思議で楽しそうなワークショップを見せた時間でありました
これはこれで面白かった

デザインとは何か、そういうのを
非常にわかりやすく見せてくれて、
また、実際にそれを体験するという内容を
番組で見せてくれるという、
NHK教育番組シリーズの高校生芸術版みたいな、
そういうスタイルでありました
大学生向けというには、初歩的過ぎるんじゃなかろうか
私のような素人には、非常に興味深かったわけですけども

床屋のサインポールの成り立ちだとか、
その見ただけで、それが何か伝えるという、
言語めいた力が、デザインであるという切り口が
初回あたりで出ていて、なるほどなぁと、
なんか凄く感心しきりだったのでありますが、
その後も、さまざまな、便利さだとか、
数学的に、物事や物体を素因数分解していくような方法だとか、
凄い興味深いというか、
そうやって考えると、仕事もあれこれ楽しそうかもなと
ちょっとだけ、考えるヒントを得られたようでもありました
なかなか、ああは考えられないというか、
考えている暇がないというか、
きっかけ、ひっかかりが、感じられないねと
自分の人生を振り返ったりもするのである

さまざまなゲストを呼んでくるというのもステキで、
外部講師によるレッスンというのも新鮮なわけで、
まさかの、武者小路千家から参戦したり、
これは趣味DO楽だったかとコラボだよなとも
感じたわけですけども、
茶会、茶室の作り方、雰囲気が物の価値を決めていく過程だとか、
ちょっと骨董をかじった身分としては楽しかったのであります
100円の茶碗で、さて、なんていうのは、
わかりやすいアレだったけども、あれが、3万円くらいのだったら
私の目ではわかりませんな、そういうものですね
あと、茶会のために、香をたくことで、
いつもから離れる結界にするというのも
ステキでありました、切り替えるという五感に訴えたそれって
いいな、デザインって感じがするな

と、なんか、いっぱしぶったりしたい
私のニーズを非常に満たしてくれた
ステキな番組でありました
また、こういうチャレンジブルな番組を見たいものであります

花燃ゆ  塾を守れ!

2015-04-12 20:01:02 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了いたしました
まんずまんず、こんな具合だったろうなと
スタンダードな描き方に、
満足というか、ある意味で物足りないと
そんな感想であります
さりとて、最後の松蔭先生はよかった、
もう完全に狂人だという、あの雰囲気
あれこそが、求めていた松蔭先生だ、危ない

そんなわけで、塾生とすら、
その志というか、狂気のスピードに差が出てきた
この時期の松下村塾の動きは、やっぱり
凄い面白いなと、ありあり見てしまったのであります
惜しいというか、なんか知らないうちに
仲間入りしていたという印象がぬぐえない、
入江九一兄弟が、もうちょっと、
なんだろうかな、一人ひとり仲間になる話があってもと
思わなくもなかったのでありますけど
そんなところをちんたらやってたら、
終わらないし、難しいものでありますね
最初に、先生死ぬところからで、
一人ひとりを紹介というのも
悪くないのかしら
それだと映画になってしまうな、松蔭先生の

と、いうわけで、そうではなく
主人公については、右往左往するばかりなのは
もう仕方ないにして、ここのところの大河で
反省といったらいいのか、方向を検討したのか
文がさほどに説教をしない、
そして、説教しても論破されるというのが
ある意味で斬新だな、
いや論破というか、届かないだけなんだけども
これはこれでよいなぁと、
今回だけ使える手かもしれないと
松蔭先生の生き様を見て思うのでありました
あれはあかんだろう、もう本当に、
どういったらいいか、
完全に、思想の輩というか、思想に食われている
人間らしさがないといったらいいか、
なんだろうな、危ない
ああやって自分を責める男は本当に危ない
自戒をこめて思うのでありました

そんなわけで、はたして、あの情熱が
今後ちゃんと塾生に受け継がれていくか、
それが演技や話で見えてくるかが
凄い心配なんでありますけども
とりあえず、久坂にもっとがんばってほしいと
なんか、抜けてる役っぽい回りではなく、
鋭く、かみそりのように、生きてほしいと
期待するのであります

【読書】インドクリスタル

2015-04-11 18:40:50 | 読書感想文とか読み物レビウー
インドクリスタル  作:篠田 節子

インドで高品質水晶を探す物語でありました
相変わらず文章が上手すぎると、
長いのに、するすると読めるし、理解できる
それでいて、内容は非常に難しいというか
重い話題というかテーマを扱っておりました
インドにおける、人種差別というか、
あらゆる差別と、その成り立ちみたいなのを
ありあり書いていて面白い小説でありました

もっとも、話題が重たすぎるけども、
話はそんなに凄い大掛かりなものではないので、
企業や、反政府ゲリラや、共産主義者なんて
なかなか激しいそれこれが出てくるし、
大きな問題や事件に巻き込まれたりもするけど、
なんというかな、不思議と落ち着いたというか
何か、どきどきとか、はらはらとかとは
違う、だけど読み続けたくて仕方ないという
不思議な読書体験をしたのでありました

本当のインド、インドのまだまだ田舎のほうというのは
あんな感じなんだろうかなと、
かなり生々しく描かれたそれこれと、
人のあり方、NGOという偽善なのかなんなのか、
人のためにというその根底にある道徳というルールが、
知らないものには通じないのではないかという
非常に、本当もう、難しいテーマだなぁと
改めて思うわけですけども
さまざまに考えさせられたのであります
よく知っている、そして困ったことだと思うんだが
言葉で簡単には言い表せない
それを見事に物語で伝えてくれたというか
投げかけられたようで、楽しかったのであります

奇跡の少女が一人出てきて
その印象というか、描き方がまたまた見事で、
いわゆる、カリスマというのは、
こういうものだろうなと
文章だからか、よりありあり浮かぶように
その人物が描き出されていたのであります
これはなんというかな、映画にできない、
そう思うほど神秘的でありました

そんなこんなで、インドに対して
ちょっと間違った知識を得たかもしれないと思いながらも
貴石取引の怖さみたいなのを
ちょっとだけ思い知ったというか、思い至ったのでありました

【ドラマ】マッサン

2015-04-09 21:43:03 | ドラマ映画テレビ感想
見てました
話題だった朝ドラ「マッサン」
現在の「まれ」もなんだかんだと
楽しんでいるというか、もうすっかり、
朝ドラが自分の生活というか、人生にはまったと
そういう感じなんでありますけども
それはそれとして、まだ浅い朝ドラ歴ながら、
マッサンには相当やられました
面白かったし、すげぇ感動した

涙腺がもろくなったとは思っていたものの
最終週については、本当、見終わる度に涙が、
最終回とその一個前については、終わったら滂沱の涙といったところで
本当、真面目に号泣してしまったのであります
なんというかな、感動した、本当に心のそこから
感動したのであります

最終回一個前については、その後、
ぼろ泣きしている、あさイチのスタジオに移り、
エリー、マッサン、そして、通訳さんが泣いているという
面白すぎるそれも堪能できたので
本当、とてもとてもよくマッサンを楽しんだと思うのであります

俳優人が全員優れていたというのが感想の第一でありますが、
とりわけ、シャロやんこと、シャーロットさんが
抜群に上手かった、本当になんといったらいいかな、
台詞とかじゃないのでありますね
演技は言葉とかそういう問題を捨ててくれる、
仕草、姿勢、なによりも、目の使い方、
あの瞳がものすごいメッセージというか
伝える何かを放っておりました、抜群に上手かった
あと、あさイチのときに思ったけども、
やっぱりシャロやんは凄い可愛いというか、美人でありました
ショートカットにしてたのが、どストライクでありました
凄い、美人すぎる、生で見てみたかった

さらに、マッサンこと玉鉄もよかった
正直、爺さんになってからのマッサンは
ちょっと違うな、爺さんぽい演技に見えないななどと
なめたことを私、思っておったわけですが、
最終回前の、エリーの臨終シーンで、
抑えていた感情というか、とうとう泣いたことが、
それまで張り付いたように笑顔だったのが
崩壊したように泣いたあの声と姿が、
いやぁ、あれにどれだけ泣かされたか、
今思い出しても泣けるわ
そんなこんなで、若いうちの駄目なところも、
人間が成長していくといったところも、
シナリオと演技とを堪能させてもらったのであります

そのほかも、熊さんだとか、鴨居の大将だとか、
キャサリンだとか、いいキャラクタと俳優さんばかりで
毎週というのか、毎日というのか、
飽きることなく見続けてしまったのでありました
今までで、一番はまったのは「ごちそうさん」でありますけど、
マッサンはまたそれに次ぐような、
個人的に凄く印象に残ったドラマとなったのであります

まだまだ書き足りない感じでありますが
ともかく、よいドラマだったと
閉めておくのであります
本当、あんなに泣いたの久しぶりだわ