CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

龍馬伝 雨の逃亡者

2010-10-31 21:09:06 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
急速に人員整理を始めたかのような展開でありますね
唐突で、すごいスピード感で、
かなり面白い回だったと思うところであります

話としては、なかなかステキに面白かったんですが、
なんというか、長崎奉行が龍馬のことを怒っている
これを描く回だったと勝手に思っておりますところ、
ただ、以前からフラグは確かに立てておったけども、
今回、特に強く、急に怒り出したなんて
思わなくもなかった次第
なんでだろうか、なんか、温厚でもないけど
そこまで、どーのこーの言ってなかったというか
長崎が、幕府を担いでいる様が
よくわかんなかったからだろうか
考えさせられるのであります

それはそうとして、ちょっとしか出番ありませんでしたが、
大殿様が、なかなか見事な蹴りを見せて
馬乗りになってと、土佐は本当、殿様から上士、下士、農民にいたるまで
みんな荒っぽいなぁと、こわごわ思ったものでありましたが、
じわじわ、幕末の最大テーマ消化に向けて
後藤様もがんばっている姿がステキでありました
後藤様がいないからか、弥太郎が前半元気だったのも
なかなかステキであります
あいつは本当にすごいな、あんだけ難題あっても
全部片づけてしまうんだからすばらしい

そんなわけで、探索まがいのことも
かなり周到にこなしてしまって、
なんというか、弥太郎のすごさと、その弥太郎が
怒りを龍馬に向けるというところがよかった
ついでに、カナメールがかばうところを、
長崎奉行が、断じるところもステキでありましたね、
あんな台詞一つで代弁できるとは思いませんでしたが、
かなり、いい案配で、龍馬ってのは、嫌われていた側面も
すげぇんだよとなったような気がします
これに加えて、大久保どんとかも入ってくるみたいだし
龍馬像の仕上げが近い感じであります

あとは、突然に耶蘇がばれたあたり
ちょっと驚いたのでありましたが
まぁ、お元が逃げていって、龍馬とおちあうとか
ああいったファンタジーはともかく、
このヒロインぷりはどういうことだろうかと
不思議に感じた次第
まだ、来週を見てみないとわかりませんが、
おりょうさんよりも、クローズアップされてんじゃないかと
思わされつつ、今後も楽しみにしていくのであります

学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史

2010-10-30 20:44:34 | 読書感想文とか読み物レビウー
学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史
著:ハワード・ジン

面白かった

ちょっと感想書くのに身構えてしまうような
しっかりと、あれこれ、政治批判みたいなこと(みたいじゃねぇ)が
書いてある本でありました
相変わらず、歴史の勉強足らないなぁと
しみじみ感じさせていただいたと、おそれおおい感じでありました
まぁ、一冊読んで全部語っちゃいけないねなんて
やんわりたしなめたいところでありますが
衝撃的な事件をわかりやすくまとめてありました

コロンブスがやってきてから、今にいたるまでを
すげースピードで書いてあるので、
たぶん、かなり乱暴にされていて、いわゆる
アメリカにおける左よりにすぎる内容なのかもと
思わされもしましたが、それにしたって
かなり過激で酷いことでありました
たぶんそれが、資本主義なんでありましょう

反体制という立場から描かれておるのは
重々わかるのですが、これを読んでいて
なるほど、普段はちょっとどうかしらと思うような
左よりというか、革命といった気持ちが
わからんでもないなと、危険な思想にかぶれてしまうわけでありました
体制が強いてきたとか、何言ってるかわからない言葉が
うまいこと表してるだかわかりませんが、
とりあえず、蹂躙に次ぐ蹂躙、何か、
目を背けたくなるような強い力が、たぶん、欲だったんでしょう
それが、なんともすさまじく、弱者や、弱者にできそうな相手を
ことごとくたたきつぶしていく、そうやって
今できてるのがアメリカなのかしらと
そういうことを投げかけております

実際は、ちょっと、どうかなというか
各章がだいたい時代別に並んでいるんですが
時折、わざとなのか、時代がぽんぽん飛んだりしてて、
なんか、都合のよいところだけを読ませているという
よくあるレトリックのそれじゃねぇかと
不安になるような部分もありまして、
信用の点では、ちゃんと勉強した人の話を
聞きたいとか思ってしまうところであります
自分で勉強しなさいよ

と、なんか、あんまりな感想になってしまいましたのは、
いつもの通りでありますけども、
おいそれと語るには、ちょっとどうよというような
ああ、大国ってのは酷いから、大国になってるのかしら
それもまた、誰でも、たまたま体制側だったら
そうなってしまうのかしらとか
あれこれ、それこれ、考えさせられたのであります

陶磁器を探す旅~信楽 陶器祭2010~

2010-10-25 22:38:13 | 陶磁器を探す旅と名物
というわけで、この秋は精力的に
信楽を堪能しております次第で、
陶器祭にいって参りました
正式には、陶器市になるんでしょうか
今年は変則というか、例年とかわりまして
会場が、陶芸の森のみとなってしまって
なんというか、ちょっとだけ残念な気持ちでしたが、
あんだけ数が揃うなら、一気にみられて
よかったかもと、思ったり思わなかったりであります

そんなわけで、メインは陶芸の森の広場でありまして、
ここに、いつもの通り、たくさんの作家さんが露天をつらね、
また、近隣の業者さんもたんまりと出展されておりました、
なかなかに盛況で、飯どころ会場なんかは、
かなりの混雑に驚き、というか、子連れの多いこと、多いこと
なんなし、イベントやっているというのは
人をひきつけるのであります

で、今回ですが、とりあえず良いモノに関しては、
美術館等で相当に見てきておりましたので、
露天で目にかなうというか、なんか
変に肥えた目が邪魔になり
あれが、どれがと、あんまりありませんでした
それよりは、リーズナブルでステキなものを探すといった、
おばちゃんみたいなことを考えてしまい
結局買ったのが、青年団の焼き損ないの皿であります
長皿で、底に傷があるので処分品というもの
びっくりするほど安価というか
ほぼ捨て値で出ていたので、喜んで買ってきたのであります、
めざとくそういうのを探している人はたくさんいるようで、
タッチの差で、いいのをもってかれた気がしたり
なかなか、陶器市を楽しんだ感があった今年であります

で、ついでながらというと失礼ですが、
陶芸の森から、信楽小学校だったのか
駐車場まで歩いて戻ることにして
その途中にある店やらなんやらを見学してきました
どこも、この機に安くなっているかと思いましたが、
まま、そんなこともなく、いや、
実際は蔵というか、倉庫開いていたり
面白かったのでありますが
信楽商工会議所がリニューアルというか
展示をかえていたのが印象的で、
さらに、そこで、韓国の利川市というところとの
交流展をやっておりまして見て参った次第

なんと青磁の展示がてんこもりでして
こいつがかなりガンプクでありました
素人マルダシではありますが、
青磁って、なかなかいいよなぁと
思うようになってきていた昨今
本場のそれを見られたというのは
なかなかステキな経験であります
いわゆる、国宝の手のものとかあって
じっくりと、目の保養をしてきたのでありました

信楽がステキな秋
そんな2010であります

龍馬伝 船中八策

2010-10-24 20:53:24 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了、すげー面白かった、今日も

倒置形になるほど興奮してしまいました
ふつうの回だと、ながら見してしまうこともしばしばありましたが
今日はまったくそんなことなかった
さすが、終りが近いと抜群に濃縮されてきますね
久しぶりに出てきた、中岡も、相変わらずというか
本当、ちょっとしか出てきてないはずなのに
今回メインに近いところにいたら、もう、
ずっと出てるような気がというか、うめぇ、上川さん
目力と、表情の妙味が抜群すぎる
擬音で、思わず「わなわな」とかつけたくなるような
あの絶妙な表情がすばらしすぎた

さて、船中八策について、改めて
いちから説明されると、ああ、なんて思わずびっくりだった
あの伏線の回収が気持ちよかったように思います
大仰にすぎる演出ではありましたが、
それはそれとして、一個一個、伏線回収をしていく手法は
見ていて、何か気持ちよいものであります
もうちょっと、私も歴史の勉強をしっかりしておかないといけない
あんだけあからさまに、船中八策への伏線だったら
もっと速くに気づけただろうに、気づいたからってなんでもないけど
なんであの人、一話だけ唐突に出てきたんだろうと思った人が
ここにすべてつながってきたのに感心してしまいました

また、その裏で、もう一人の主人公弥太郎が
あれこれと頭を下げてまわっているところもよかった
仕方ないとはいえ、龍馬と対比して、やや
下品というか、いわゆる、金儲けに狂った感じに描かれたのは
残念ではありますが、あれくらいやられると
また、いっそ、すがすがしく面白いなんて感じた次第
これも、香川さんがうますぎるせいでありましょうか
最後のシーンで、戦を食い物にする話を
馬鹿にするなと怒るかと思ったら、すぐに理解してしまう

あの常人から離れたようで、もっとも、常人に近い感覚が
見事すぎてびっくりしたのでありました
むしろ、あれに眉をひそめるような、
また、龍馬にシンパシー感じているグラバーさんの方が
浮き世離れた感じに見えてしまうのであります
まぁ、実際夢みたいなことをしたという話だから
いいんだろうが、なかなかどうして
また、シンパシーを感じている人ことごとくが、
大浦屋さんも、グラバーさんも、弥太郎が栄達したところで
衰退しているというのも
また皮肉というか、悲しいところであります

あとは、突然でてきた大久保どんも
なかなかよかった
ちょっとかっこよすぎるなと、ミッチーを見て思ってしまったんですが、
迫力というか、龍馬を嫌いという役柄で出てきたんだなと
わかりやすい感じですばらしかった
ただ、顔の線が細いせいか、長州のお侍さんに見えてしまうという
イメージ的なものを覚えたのも確か、
ミッチーで桂さんもありだったんじゃなかろうかと
思ってしまうのであります

あとは、冒頭の殺陣シーンが
やっぱりあんまりだったのが残念だなぁと
そこだけ気になったのですが、いた仕方なく
来週以降も楽しみにしていきたいのであります

なにげに、藤吉が出てきたのも
ああ、最期かぁって思わされて感慨深いものです

陶磁器を探す旅~しがらきやき 直方の茶陶 春斎の壺~

2010-10-20 22:41:57 | 陶磁器を探す旅と名物
さらに焼き物イベントを続けて参ります
今度は、というか、MIHO行ったあとに
そのあしで向かったのが、信楽は陶芸の森
ここで、本格的な信楽焼の展覧会があるとのことで、
楽しみにして見に行ったのでありました

あれこれはまってきてはおるものの、
まだまだ勉強が不足しております昨今
常滑や美濃焼のあれこれでは、
それなりの名人の手をいくつか見て参りましたが、
信楽は、よくよく通ってるわりに
実際に凄いという人の作品を
ちゃんと見ていなかった、そんなおり、
どうやら、近年優れた功績を残されたと思われる

五代上田直方
高橋春斎

この二人の巨匠のそれを見てきたのでありました
それぞれ、滋賀の無形文化財となっておられる
凄まじい匠でありまして、
無骨と呼ぶべきか、まさに信楽という風情の
茶道具をつくっておられるのが、五代直方
ざっくり、どっしりした風合いと、
焼き締めで造り上げられた、素朴さがたまらん作品が、
そちこちに展示されておりました
どうにも、古典と呼ぶのか、古い信楽を再現しようと、
様々に研究された方なのだそうで、
この人の作品をみておけば、
まず、信楽とは何か、それがわかるような
そんな気がする、見事なものでありました

土にかなりこだわった作品もあった様子で、
意欲的にいろいろな作風をこなした時期のものがあったり、
遙かに若く、学生時分に陶芸家を目指しだしたときの作品など、
おそらく、知っておればもっと楽しめたであろう、
なかなか貴重な陶器があったのでありました

そんな、基本というか、真っ直ぐで真ん中という
たまらないところもよかったのでありますが、
もう一方の、高橋春斎氏

こちらは、窯変の達人であるようでした
信楽の名だたる特徴の一つ、
炎色の現出を自在に操り、
窯変も、かなりの確率で呼び起こせるという
凄まじい腕前をもっておられるとのこと

そんなわけで、うってかわって
見事に派手な信楽焼が並んでおったわけであります
どちらも素晴らしい出来映えですが、
ここまで対比になってるとまた、
お互いのよさがすげぇ出るなと感心した次第

さらに、私の勉強不足を痛感したのでありますが、
この春斎氏の作品では、窯変と灰釉を操ることができるため、
あらかじめ、正面を決めたと思われる焼き物、
それが凄かった、考えてみれば単純な話しですが、
壺を寝かせて焼くと、垂れてきた灰釉が
正面を造り上げて固まるのであります
トンボ目と呼ぶんだそうですが、
珠を作った姿も見事で、これは確かに
焼き物として、美術品として出来上がってるなんて、
素人目にも、素晴らしいと思った次第でありました

無論、そんな壺ばっかりでもなくて、
食器などもかなりつくっておられたとのこと、
その食器が欠けにくいように、縁取りに工夫を盛ったり、
器の内側に釉薬を入れて、使い易さを重視したりと
その細かな心遣いにあふれた作品も
またまた、ステキでありました

やっぱ、使えるモノが何よりもいいなぁと思いつつ、
壺も、ちょっと欲しいかもと
いよいよ、来てはならないところまで
やってきた気分を味わいつつ
信楽焼を堪能したのでありました

陶磁器を探す旅~古陶の譜 中世のやきもの~

2010-10-19 22:06:35 | 陶磁器を探す旅と名物
さて、間が空いてしまいましたが、
いよいよ、本題のほうであります
いや、内容からするとと言ったら失礼というか、
私に目がないというだけの話しでありますが、
ちと地味な内容であります
MIHO MUSEUM所蔵の大名物という、
箔に目を奪われてしまいがちなので、
この、六古窯の焼き物達がなんとも
地味すぎてびっくりであります
幸いというか、先にこちらを見ていたので、
よりいっそう、利休の井戸茶碗とかが
輝いて見えてしまったのでありますところ、余談

さておき、そんなわけで、
古い焼き物をテンコ盛りに展示しておりました
六古窯のまさに、当時のそれぞれが一同に揃っておりました、
こうやって並べて見るのは初めてでありましたが、
いや、凄い勉強になった
並べられて初めてわかる

どれがどこの焼き物か、全くわからない

この目の無さというか、自分が情けなくて仕方ない、
並べているとわかる、というか、代表的なのを見たら、
なるほどと思うのであります、
どれもこれも、特徴というのがありまして、
形であったり、色であったり、土であったり、
だけど、その土にしたって、焼き方でほとんど変わらなくなることもあるし、
予想外に焼けているようなのになったら
もう、わけわからんちん

と、まぁ、そんな体たらくなのですが
なんとか、目に焼き付けて、あれこれと考えようと
勉強していたわけでありますが、
瀬戸に釉薬がかかっているというくらいで、
正直、モノの古い、新しいの区別がつかない、
いくつか見てきて、こういう風合いのが古いなと
今回のでも思ったのでありますが、
実際のところ、あれくらいの古さ加減は、
なんか、結構簡単に再現できてしまいそうだようなと、
今更ながらに骨董の恐ろしい部分を見たように思うのでありました

さておき、そんなつまらない部分は置いておき、
実際のモノとしてどうであったかというところでありますが、
流石に凄い、冒頭の通り、古いもので、名品なのは違いなく、
色々見ていると、ああ、いい形だなぁとか
なんとか思うところであります
ただ、やはり、以前にも感じたところでありますが、
こういったものは、どうにも、考古学の分野に近い

求めているような、美術工芸品より一前っぽい
そんな感じがしてならんのでありました
無論、利休しかり、そういった雑器を
あれこれと工夫して、面白く見せたという点から
これらはすげぇなという話しになるんだろうが、
今回のように、ごろごろとたくさんあって、
産地の違いを見てみようなどと、思わせてしまうほどあると、
なんというか、考古学になってしまうようなのであります

しかし、古い備前というのを初めて見たのでありますが、
これがまた凄い、今の、いわゆる備前焼として、
私が知っている程度のものは、もっと赤い
どうやら、そういう焼き方を開発していって
後期型の古備前ではそうなるんだそうですが、
初期型だと、むしろ、蒼いように見えなくもない、
これがなんとも美しいのでありました
備前もいいなぁ
本物を見ると、そう思うのかもしれません

あとは、瀬戸が思った以上に凄いものだったのも
見所でありました、国産で初めての施釉陶器
東国では、唐物が手に入らなかったからこそ
この国焼きが重宝されていた様子
実際展示物も、祭器のようなのが多くて
これもまた、目を引くのでありました

そして、最近ご執心の常滑、信楽ですが
これらの歴史もわかって面白かったところ
六古窯で、古いほうだと思ってましたが、
どうにも、猿投から別れて、常滑は、
特に古いほうになる様子で驚き、
反面、信楽はずっと新しい様子で、
それだけに、色々と試行錯誤があると
そういう器が並んでいたとも思いますが、
説得力のあるお話でありました

やっぱり、どれ見てもいいなぁ、すげぇなと
感心と感激を覚えて
なかなかに、ガンプクであったと
悦には入ったのであります

龍馬伝 いろは丸沈没

2010-10-17 20:57:53 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了、その瞬間に内容忘れた
いや、なんというか、ちょっと
最後のシーンまでは、色々やりすぎ感と
どう見ても、ハゲタカの幕末版じゃねぇかと
違う意味での波にさらわれておりましたが、

あの最後はなかろうて…

久しぶりに、というか、龍馬伝では初めてかもと
苦言を覚えた次第であります
なんというか、いきなりただの時代劇といったら
失礼になってしまうんだが、
大河ドラマではなくなってしまったのが
残念で残念で、しかも、その殺陣が
もうちょっと見所あればいいんだけど、
どっちも、なんともへっぴりで、
ある意味、幕末だからそれでよかったのかと
思わなくもないのでありますが、
ともかく、びっくり残念でありました
あのシーンの入る前、お元を口説いているところは
すこぶるいいシーンというか、
この男、本当にいけない男だなぁと、
ほれぼれしていただけに、残念でありました

さておき、話しの内容は、あまり触れられたことない、
私も最近、ネット上で教えてもらったと
ソースからして怪しい話しでありましたが、
その概略通りの、いろは丸事件でありました
いや、噂によると、実際は、ルールを盾に取っただけで、
龍馬達が悪かった、むしろ、当たり屋だったんじゃねぇかと、
聞いておりましたが、今回は、
かの紀州様を悪手としてのお話でした、

ここで、まぁ、たまたまだけど、
面白いことになったなぁというキャストで、
三菱の創始者を相手にする、三つ葉の頭取という、
ハゲタカラインが、一部の人にバカうけだったんでないかと、
勝手に思うところ
ねじねじ様が、時代劇だろうと、なんだろうと、
まるでそのままでやりきってしまうところが、
すげぇなこの人と、感心しきりだったのでありますが、
彬さんは、殺陣やるんだろうかな、やれるんだったら、
ちょっと見たかったなぁと、別のところに
興味を引かれてしまいます

見所多くて、脱線しがちになってしまいますが、
それとあわせての、弥太郎の交渉と、
龍馬の交渉をクロスオーバーというか、
同時展開させた見せ方が、すげー面白くて、
わかりづらいように見えて、二人の立場の違いと、
それぞれの思惑が、ちゃんと、役者さんによって
表現というか、出ていたのがステキでありました
あの弥太郎じゃなかったら、もっと、なんというか、
小者っぽい太鼓もちになってんだろうけど、
一人、立ってる感じが凄く出てて
香川さんも、本当に凄いのなとほれぼれでありました

後藤様も、出てくるタイミングとか、
あの顔だけで、十分すばらしいなと
感激したりなのでありますが、
ともかく、久しぶりに、凄く面白いと
思った回でありました、
なんというか、幕末っぽさとか、龍馬伝ぽさと、
少々違ったように見えて、面白かった、
やややりすぎでもありますが、
龍馬が命を狙われる感じが、出てて、
無論、三吉さんへの手紙のくだりでありますが、
それも素晴らしかったと、音楽あわせて、
なんだか、千葉道場を思い出すような演出で
記憶に残る、ステキな回だったと
メモっておきますところ

十三人の刺客

2010-10-16 11:13:26 | ドラマ映画テレビ感想
映画 十三人の刺客

先日、映画を見ました
新作の方という呼び方が正しいようで、
どうやら、昔同名の時代映画があったらしく
それのリメイクだとか
時代映画のリメイクは、黒沢系を筆頭に
おそろしく大変よろしくないと、不平不満というか
前作を好きすぎる人たちもあいまって
惨憺たる状況だとうかがい知っておりますが
今回は、割と、五分五分といった評判の様子で
なかなか面白かったと思われます

かくいう、私は前作を見たことなかったので
純粋の一本の時代劇として見ておったわけですが
くしくも、池宮彰一郎の鍵屋の辻を読んだすぐあとだったこともあり
まさか、同じ人物の作品だとは夢にも思わなかったのでありますが
設定としては、うり二つというか、なんというか
いざこざがあって、それは詮無きことで
誰かが、その正義を持って、報われることなく成し遂げるべきと
そういうお話でありました
まさにこれで言い得ておるように思われる
内容なんてのは、ごくごく些細な、とことん
殺陣というか、アクションにこだわった作品でありました

鍵屋の辻よろしく、見所は、敵との先頭シーンとなるわけですが、
わたしも、うっかりしておりまして、冒頭に
平幹二郎演じる、土井大炊と呼ばれる人物が出てきたので
すっかり、鍵屋の辻の時代と同じだと思っておったんですが
幕末にほど近い、武士の魂も腐り果てた頃合いといった
ステキな話でありまして、そこで
男どもが、どうやって意地と武士の魂を見せるか
そういったところが魅力
敵役が、稲垣五郎さんだったのでありますが、
浮き世離れた感じと、割とたんたんと悪事をやってのけるところは
なかなかステキであったように思われます

冒頭に残虐なシーンがあり
ちょっとそこだけは、やだなぁと思っておったのですが
豪華なメンバーに、まさかの、
内野さんをうめき声だけのために雇うとか
どうかしておるもったいなさも見所で、
はしばしから気合いが伝わったように思います

肝心の内容については、
まぁ、そんなもんでしょうといったところで、
見所の殺陣というかアクションシーンが長すぎて
正直、見ていてくたびれたというところ
特に13人も刺客として味方が出てくるんだが
どれがどれだかわからないのが、何人かいて
このあたり、7人の侍てのは、キャラ付けからしても
人数ぴったりだったんだなと違う意味で感心したりのところ
ばたばたやられていくシーンになっては
おまえ、誰なんだという感じもあったりしてしまったのが
残念でありました

あと、アクションシーンばっかりで
いわゆる、殺陣としては見るところが少なく
リアルがどうのこうのというのは、時代劇見るうえで
意味のないことだと思っておるのですが、
それにしたって、その太刀筋じゃ切れないだろうといった
そういうのがほとんどだったのが残念でありました
松方弘樹さんだけは、すさまじいというか
まぁ、松方劇場といっても過言でない、見事な太刀さばきというか
いわゆる、見慣れた殺陣であったのですが、
ほかがよくないので、浮いて見えてしまったのは残念
でも、井原剛志さんなんかは、浪人で剣の達人という評判のとおりの迫力と
刀がなくなってから、また、刀の殺傷能力それぞれを
ふんだんにつかった感じがすごくて
見所でありました

濃い時間を過ごしたと見終わった後の疲労感もすさまじいものでしたが
面白かったと感じたのであります
あとは、伊勢谷さんも出ていて
役にあってねぇなと感じてしまったくらいで、あのキャラ自体は
ステキでありましたと記しておきます
オチのところが不可解ではありましたが
そんなのは、この作品にとっては意味のないことなんでしょうと
上から目線で書いて、筆を置くのであります

天下騒乱

2010-10-11 18:54:05 | 読書感想文とか読み物レビウー
天下騒乱  作:池宮彰一郎

久しぶりにハードカバーを読みました
ずいぶん古い本でありますが、なんとなし
時代劇に飢えていたこともあって
かの有名な、鍵屋の辻を題材とした時代小説であります

鍵屋の辻事件というのは、何年か前に
大型時代劇特番でやってたような覚えがあると
その程度の知識しかありませんでしたが
どうにも、二代将軍から、三代将軍にかけての頃、
柳生でいうと、光巌十兵衛が華やかなりしころであります
そもそもどういう事件であったか
また、当時がどういう情勢であったかと
そのあたりの勉強になるというと
方々から叱られるのでありましょうが
かいま見られたように思うのであります

ばらばらと、会社の行き帰りに読むには
ちょっと入り組んだ事件でありまして
ようは、敵討ちの話なのでありますが、
その敵討ちが容易ならざる内容でありまして、
旗本一統と、外様大名のメンツをかけた、えらい大騒ぎに発展しているという
なかなか興味深いところ
また、これを解決するために、老中土井様が
暗躍につぐ暗躍といったあたり
私はよく知らないが、一世を風靡した時代劇の息吹というか
臭いを感じ取るに十分な濃厚な物語でありました

主人公がだれかというと、
これは定まっていないという、珍しい小説でありまして
そもそも、鍵屋の辻事件といえば、荒木又右衛門が主人公に
思えてならないところでありますが、
そこまで、中心に据えられたという感じは覚えず
たぶん主人公だったのでありますが
心象描写が少ないせいか、ぼつぼつと事件がすぎていき
それにまつわる、様々な人物が台詞をしゃべるという
どこか、脚本めいた感じだなと感じた次第
だからこそか、この事件そのものがよくよく描かれていて
面白かったのであります

時代劇として、鍵屋の辻の大乱闘がメインだと信じてやまなかったわけですが、
読み終わってみると、その部分は意外とというか
思った以上にあっさりとしておりまして、
エンターテイメント的な、斬った張った、殺陣の応酬といった
そんな作りになっていないのが意外でありまして
長い歳月に、関わった人々が意地をかけて、それに倦むような
そんなけだるさを漂わせつつ、敵方と策謀をかけめぐらせたあと
荒木側がその策謀に勝ったといったところでありました

あんまり爽快感みたいなのがなかったのと
もっと殺陣を期待していたのが違ったことがあって
なんだ、もう終わりなのかと、ちょっと読み終わってから
残念に思いましたが、それはそれ
十分に面白い時代小説であったのでありました

と、これを読んでから、
また別の機会にレビウろうと思っておりますが
十三人の刺客という映画を見ておりまして
あろうことか、原作が、この池宮先生であり
題材が、きわめて似通っている
そのあたり、なんというか、面白かったので
また、別途メモろうと思うのであります

龍馬伝 さらば高杉晋作

2010-10-10 20:46:07 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了でありました
唐突に出てきてから、ずっと一線はってて
気づいたら、もう一人の主人公ってのは高杉だったのかと、
誤るほどの存在感でありましたね
今回も、なにげに、おりょうとか、嫁ちゃんというか
確か芸者をあげた人だったか、うろおぼえでありますが
ともあれ、きれいどころに囲まれても
まるで褪せないというか、むしろ、男前があがって見る
いいなぁ

と、そんな詮無いことに感激しつつも
今回は、思った以上に弥太郎が活躍しておりました
ステキですね、知らない内に偉くなったというか
あの、物怖じしないところと、なんといったらいいか
あれこれ、ブレのないところがステキです
あの商談風景はなかなかで、
大浦屋さん相手に、綿花のことをさらっというあたり
商売にものすごく明るくなってきていてすごい
やっぱ三菱だなと、突然に開花したようなドラマの作りなのに
ずっと前からやってましたといわんばかりの演技がステキすぎます
香川さん本当すごいな

と、そんなことありつつ、ちょっと高杉さんところに
農民がやってくるのはやりすぎだろうと
やや鼻白んでしまったのでありますが、
桜吹雪のなか、三味線ひきながら息を引き取るんじゃないかと
ひやひやしていたら、その場面から一転して、
龍馬と志をかわしあった海岸にて
絶望の声をあげるとか、印象的すぎてかっこよかった

未練をどうやって描くかしらと
期待して見ておったところ、抜群でありました
あの慟哭が、本当、それまでのかすれた笑いとか
わざとらしいまでの物言いとか全部ひっくるめて、
すばらしいものに仕上がっておったように思いました
月並みなところで、あそこまで慟哭できるほど生きるってのは
すごいななんて、思わされてしまったのであります

と、まぁ、そんなわけで
高杉さんのためにあったような内容でありましたが
話としても、いきなり中岡が出てきてきな臭くなったり
ちゃんと、幕末の龍馬というか、今回の話を進める立ち位置が
きっかり描かれてきていて、ステキさがましてきました
このまま、怒濤のストーリーを楽しみたく
とりあえず、来週のいろは丸騒動を
どうやって当たり屋っぽく描かないか、期待するのであります

しかし、弥太郎の秀吉の真似は
遠回しのギャグだとどこかで説明されましたが
本当にそうだったんだろうか、不思議であります

陶磁器を探す旅~MIHO MUSEUM~

2010-10-04 22:24:11 | 陶磁器を探す旅と名物
MIHO MUSEUMという
信楽の美術館にいって参りました
「古陶の譜 中世のやきもの」という展覧会をやっておりまして、
常滑と信楽を愛する身分として、
これは見過ごせないと、そんな気持ちを抱えて
ずっと気になっていた美術館に向かった
そんな感じでありました
今回は、このイベントよりも、まずは、
この美術館について思ったことを書いておきます

去年の暮れくらいに、とある備前焼の店にて、
この美術館が相当凄いものを持っていると聞いて、
気にしてはいたのでありますが
まぁ、ご存知どうかはともかく、
とある宗教法人の美術館でありまして、
なんとなし、怖いなぁなんて思ったりして敬遠
どうにも行くことがなかった美術館であります

信楽の山の中にあり、信楽に通うときは
いつも前を通ってはおったのでありますが、
今思うと、あの辺一帯が全部そうなんじゃねぇか
そう思うくらい、凄い広大で、とてつもない建物が
山中ひっそりというか、ひっそりだけど豪奢に
建っておるのであります

で、まぁ、心弱いというか、偏見持ちの
狭量なわたくしは、今回のもどうなんだろうかと
半信半疑というか、なんだか、あまり
テンションあげられないまま、考えてみれば
名物たちに面目立たない状況で見てきたのでありました

山を上ったところにそれはあるのですが、
なんとなく、ゴルフ場に向かうような気分というか、
そういう山道をのぼっていった先に唐突に現れる
とてつもなくでかい敷地
そう、敷地だ

まぁ、車が一台互い走行できる程度
その道を上っていくと、敷地に入ったなと
わかるような門のようなものを抜けます
そっからは、まぁ、よくあるというか
別段なんということもない
しいていえば、ススキが綺麗な駐車場でありました
車をとめて、向かう
まずはチケットを買わないといけない
チケット売場にいくこととなる

ちょっとまて、なんだここわ

思わず身じろいだというか
凄いのであります
チケット売場なんてちんけなそれじゃない
そこには、レストランもあったりするんだが
いや、もう、どう説明したらいいんだろうか
凄い建造物すぎて、ちょっとどうなんだ
例えづらい

山の中腹に、山小屋のようにしてチケット売場
もっとも、小屋なんて安っぽいものでは当然なくて、
立派な美術館というか、施設っぽい建物なのでありますが
そこから、電動自動車に乗って移動して向かうのであります
私は残念ながら、出雲大社にいったことがないので
この例えが正しいのかわかりませんが

確か、出雲大社は神社にむかうため、凄い階段を上っていくはずだが、
ああいうイメージ、階段をのぼった先に
人知を超えるというか、想像を超えた
どでかいしめ縄に度肝を抜かれる
あの感覚に近いものを覚えた

電動自動車で、まず、トンネルを抜けます
そう、トンネルの向こうにあるのです
ふもとである、チケット売場からも
なんというか、まさに総本山と例えたくなるような
凄い建造物が見えてんだが
そこに向かってトンネルを抜けていくのであります
抜けて、信楽のやまにかかる橋をわたり
辿り着くのが

MIHO MUSEUM

美術館でありました
もうびっくり、これは美術館というか
やっぱりそうなんだ
完全に、宗教施設じゃねぇか
笑いがこみ上げるほど見事なそれに
圧倒されたのでありました

美術館として、はたしてどうかと言われると
なかなか微妙というか、やっぱり
もともとは宗教施設のホールだったんでないか
そう思うようなところに、そちこち
展示がなされておったのでありますが
その本編のイベントについては今回語らない
今回は、常設と思われる
ここ所蔵のそれこれの感想を書いておきます

・長次郎 黒楽
・道入 黒楽
・朱徳の茶杓
・利休所持 井戸茶碗

目立った茶道具だけでこんだけあった
もーね、なんというかな
そりゃすげーわ、もう
ぐーの音もでねぇよ、なんだよこれ

その他にも、凄まじい名物三昧だったのでありますが、
どうやら、耀変天目までもってるらしいが
今回それは見ることが叶わず
ただ、その圧倒的な財力を垣間見て
もう、本当、絶句したのでありました

次回、収蔵物そのほかと、イベント本編についてメモりますところ

龍馬伝 清風亭の対決

2010-10-03 20:51:15 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了しました
毎週毎週、なかなか見所というか
いい案配で幕末臭が濃くなってきてステキ
これ、龍馬死ぬところで終わるには惜しすぎるだろう
今更でありますが、こうやって積み重ねてきて
気合いと、気持ちがのってきたら
誰か一人というよりも、幕末全部をやってほしいと
願ってしまうのは詮無いことでありますね
今週もかなりステキでありました

個人的に大好き後藤様が大活躍で
なかなかすばらしかった
たぶんそうかしらと思いつつ、毎回毎回、次回予告のミスリードに
どきどきしてスゴしてきておりましたが
今回の、後藤様は馬鹿発言に関しては
悪い予感がずっとしておったのですが
よかった、後藤様は馬鹿じゃなかった、馬鹿なんだけど利口だった(なんだかな)

ケツの穴の小さい話かどうかはともかく、
後藤様の顔芸と、あの雰囲気、あの傲岸不遜に見えて
知恵もまわっている感じが
今回の肝であったと勝手に感心しております次第
龍馬の、相変わらずなんだかよくわからんがそうかもしれない
そう思わされる、詐欺テクニックも、あの後藤様の雰囲気があったから
なんか、嘘臭さが濃厚すぎて、わけわかんないし
もう、そういう感じじゃないと錯覚させるに相応な
渋いというか、重厚さがみなぎっておったように思います
すばらしい、後藤様

弥太郎がかけずりまわって、色々詮無いことになるところとか
そもそも、先週から漂っていた、長崎勢に対して
龍馬アレルギーを見せる土佐というのがよく効いていて
大浦屋さんとかが、土佐は危ないと思うのも
納得のできばえ、それをもってして
龍馬自ら出て行って談判というのは
いや、盛り上がってよかった

なんだか、陸奥の性格の悪さがよくよく磨かれてきたというか
長崎奉行をたたく発言あたりは堂に入ってる感じでありまして
どれもこれも悪い奴っぽくなってきたのもステキでありましたね
なんだかんだ、画面で見せられると
思わず手汗握るというか、注目してしまう
カチコミ騒動みたいな会談がすばらしかったのであります

土佐っぽは、本当に気が荒いなと
土佐上士と、元勤皇党の連中だけ俄然
やくざみたいになってたのが印象深いと思いつつ
ああいう政治風景が、今も続いてんだろうかとちょっとだけ思ったのでありました
というか、亀山社中に関しては、ほかの藩出身がけっこういるのに
みんな同じような感じになってたのがステキでありました

と、とても楽しんで、何がなんだかという
ステキな感想文となりましたが
最終的にシェイクハンズして、すごくおとなしくなっているカナメールが
ステキすぎてというか、あのテンションが
タイムスクープハンターの時とそっくりで、
それはそれで楽しかったのでありました

よかったなぁ

龍馬伝 馬関の奇跡

2010-10-02 17:03:29 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
先週の本放送時に見てはおったのですが
仕事の関係上、メモれなかったのであります
すげー面白かったのに

というわけで、現在、ビデヲで見返しながら書いておる次第
何度見ても面白いというか、未来の弥太郎の
相変わらずっぷりがステキだなぁというところと
お母上ご健在な部分がよかった
いよいよ三菱という単語が出てきたし、
その割りに不穏というか、弥太郎の死期も近い感じになっていて
最終章全体が死ぬことに対するなんかなのかしらと
思ったり思わなかったり偉そうなことを考えるのであります

と、まぁ、そんなこともあったのですが
何がすごいって、野戦シーンがステキでありました
相変わらずという言葉でいいのか、
画面が青すぎるだろうと、そこだけ気になって仕方なかったんだが
その青い画面の中、高杉さんがかっこよすぎる
もう主役じゃねぇか馬鹿野郎、どうなってんだあれ

出で立ちからか、なんか、座頭市みたいだなと
シルエットで戦う姿にほれぼれとしたのでありますが
少しやりすぎ、いや、少しじゃない、すげーやりすぎなんだけど
絵になる役者さんはすばらしいことでありますね
見た目のかっこよさとあいまって、嘘が嘘でなくなった感じでありました
言い過ぎか、言い過ぎだな

ともあれ、かっこよすぎる戦シーンも
おそらくはこれで見納めでないだろうかと思ったり
ちょっと残念な気持ちも抱えつつ
うれしたのし大好きな気持ちを大事にして
じっくり、明日も見守りたいと思うのでありましたとさ