CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

大相撲 5月場所千秋楽

2008-05-28 22:17:35 | スポーツ
先週終わりました大相撲についてであります

最近は、なかなか見られていない
なんか調子にのって、今年初場所の千秋楽では
これは凄い、相撲が帰ってきたみたいな
偉そうなことをのたまわった割には
全然見ておりません、情けない

そんな中でも、5月場所の千秋楽結びは見られたので
その感想を書いておくのであります

とりあえず琴欧州よかったなぁと思ったり
やっぱり外人さんは喜ばしい時の顔が
すごく嬉しそうで、見ていてステキだわねと
思ったりもしますが、そういうお相撲さんばっかりでないから
また輝くんだろうとかよくわからないことを思う
しかして、その今場所の主役ではなく
なんか、プロレスみたいになってきた
昨今の恥ずかしい横綱二人
今回の件については、やっぱりどっちも大関かしらと
思ってしまったのであります

相撲自体はさほど悪くなかったと思われたのであります
何より、千秋楽結びでは朝青龍の踏み込みが凄まじかった
あの角度、あのスピードは久しぶりに決まったという立ち合い
凄まじい力で圧したから、自然、引き落としが決まったと思うんだが
白鳳がもう一つだったという風にも見えたのですが
今回は、そういう取り組みが終わった後
白鳳が手をついてからが問題でありました

前々から、朝青龍は品がないというか
やんちゃなまんまで、相撲っぽいことしねぇよなぁと
思っていつつ、ああいうのは元気でよろしいとも思ってたのですが
今回は、ちとやりすぎでありました
手をついて、勝ちを完全に見た後に、一押ししたのでありました

何回も放映されておりましたから
間違いないと思うのですが、引き落としが決まった瞬間
確かに、体を寄せて、もう一押しをするところまでいったんだが
そこで、勝負がついているからと動きが止まったのであります
だのに、悪い心が蠢いたんでしょう、通り物だったのかもしれませぬ
どん、と一付き
この一連の動作から、朝青龍もだいぶ悪いのであります
というか、勝った後にガッツポーズしたりとか
ああいう品のない動作してるから、そういう気持ちになったりするんじゃねぇか
個人的には思います

そしてこれは、白鳳にも言えるように思う
先場所千秋楽のつまらない相撲もあるが、
今場所追っていると、朝青龍が負けたことに対して
感想を言うのではなく、挑発をするというのがよろしくない
これもまた、品のないことだとがっかりであります
その報いであろうか、ただでさえ暴れん坊の朝青龍は
ついつい一突き出てしまったんでなかろうか

協会は、白鳳だけを叱ったというので
横審からクレームつけられてましたが
割と妥当だったようにも思えます
白鳳のなんというか、焚き付けられてベビーフェイスになったかのような
ああいうのがよくなかったんでなかろうかとか
思ったりもする、蓋開けてみれば
突かれたからって、肩でおしのけるという
やってはならんことをしたわけでありますし

ともあれ、どちらも品格不十分だなと
また偉そうなことを覚えたのでありますが
なんだかんだ、この二人の相撲は面白いので
今後も仲悪いけど、程度の低いほうのプロレス(高いほうは本当面白い)
そんな遺恨にならないようにと
願いつつまた、みていこうと思うのでした

琴欧州が万全の相撲をとるところは
かなり見事でありまして、あれも見応えあるなぁと
最近は組相撲が好きになっております
押し相撲のよいのを見てないからかしらね

漆の実のみのる国

2008-05-27 21:34:39 | 読書感想文とか読み物レビウー
漆の実のみのる国  作:藤沢周平

読みました
あれ?え?終わり?
そんな感想をもってして読み終えた次第であります
舞台は米沢藩だったと思う(早くもあやふやかよ)
来年の大河の主役直江様が切り盛りした米沢藩の
だいぶ後ほどのお話
老中水野忠邦だった頃だそうで、その時
上杉鷹山というとても優れた名君がおったそうなんだが
その人が、優れた手腕を奮う少し前から
なんと、ふるい始めたあたりで終わる

つまり、奮っていないので、ずっと低迷して苦しんで、どうしようもない

この小説打ち切りだったんじゃないか?
そう思って読んだのであります
ともかく、藤沢周平だから剣豪物というか
剣客浪漫ものとか、人情侍ものかしらと期待していたのが
見事に肩すかしでありました

ともあれ、また江戸時代という
ちゃんと勉強しなおさないといけない頃の
ステキな読本だったと、最終的に納得したのでありますが
内容はともかく暗い、そして、爽快感のかけらもない
なんだろう、たんたんと苦労していく政治家達を書いている
うわぁ、そんな感想ばっかりなのであります
何かよいことをすると、すぐに天災がきてにっちもさっちもいかなくなる
人も荒む、やがて優秀だった部下達もちりぢりとなっていく
落ち込む鷹山、でも頑張る、頑張って、頑張って
本当に、最後の最後に、もしかしたらうまくいくかもしれないね
いや、うまくいったらいいよね
というお話が見えてきたくらいで終了という酷い有様

藤沢周平という小説家の作品を
短編集でしか読んでなかったので知らなかったんだが
こんな作風だったのか、それともこれだけ特殊なのか
わからんのでありますが、ともかく
壮大な夢とそれに向かう志
それらが政治家には必要で、それぞれをなすためには
やはり金が絶対に必要だ、大きな投資をしてこそリターンがあるのだ
そういう藩をやりくりする政治が見えて
それはそれで面白いジャンルのお話でありました

惜しいというか、残念だと思ったのは
苦悩する姿ばかり描かれていて、具体的な政治風景は
あまりでなかったことであります
まぁ、説教臭くなるだけだからいらないといえば
要らないんですが、個人的には見たかった
特に、恩師と仰いだ、細井平洲先生を藩に招聘したんだが
そのときの様子がまったく描写されてない
残念で仕方ない、余談だが
平洲先生は、うちの実家の地域の名士なんだ
この小説読んで、初めて、こんなに凄い人だったのかと驚愕した

さて、そんな先生が高いお金で雇われて
その高い金はなんとするかと、怒り狂った家臣の一人に
また凄い剣豪がいて、それが斬りつける騒動が起きたらしいんだが
そういう話は、まったく描写されない
さらっと、そんなこともあったとかそういう具合
なんだよ、そういうの書いてよ

と、まぁ、期待と剥離したのは仕方ないのですが
それなりに面白かったのでありました
この頃の政治家は凄いな、信頼できるのだなとか
思ったりもしたんだが
これだけ読むと、上杉鷹山という人が
本当に名君だったか怪しいじゃないかとも思える
そんな作品でありました

篤姫 妻の戦

2008-05-26 21:34:44 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ篤姫
なんといったらいいのか

なんだそれわ

そんな感想を抱いてしまいました
もう、あとは愚痴ばっかりであります、申し訳ない
色々あったと思う、けなげな姫の様子もよろしい
相変わらず家定の演技もずばぬけててよろしい、が、
女四人があれこれ考えるコントのような画面とか
内容といえば、ヨメとなるからどうのこうのと問答した挙げ句
初めて覚える嫉妬だとかなんというかその

そういうのはこの枠じゃなくてよいから

と思ってしまったのでありますが
困ったことに(困るな)、視聴率が抜群によいらしいのであります
凄いですね、流石大奥物、いや、多分そういうことじゃないんだろうが
自分は完全にマイノリティ側なのかしらと
視聴率というあやしげなものに振り回されるのでありました

ともあれ、やっぱりなんだかんだと見ているんだから
好きなのでありまして、コント調だった
篤姫の髪型講座もなかなか個人的には面白かった
あんなに色々あったのか、凄いな、覚えたいけど
記憶力に自信がまったくねぇよ、既に覚えてないし
とか、ほのぼの教養番組みたいで面白がっていたのも確かであります

そして、阿部様の様子が悪くなってきたり
政治的にはなんもせん内に退場なさるのだろうかと
きっと本当なら、凄い大活躍であろう阿部殿の健康を気遣ったりして
また、次回を待つのであります

ところで、あのネズミの話は完結するんだろうか
下手すると、話終えたら、上様死ぬんじゃないか
そんなフラグに見えてきたのであります

欧州チャンピオンズリーグ チェルシーvsマンチェスターユナイテッド

2008-05-22 05:29:11 | スポーツ
まだ、やってる最中ですが書いてしまいます
おはようございます、なんというステキな試合でしょう
ヨーロッパのフットボールは、どうしてこうも面白いのか、
見る度に感激してしまいますが
それは、名勝負になることが約束されている
凄いチーム同士の勝負しか見てないからだろうかと
思ったり考えたりしつつ、同じ青赤の戦いでも
どっかとは違うなぁと、素直に感じた次第であります
プレミアのことよくしらないからかもだが、
この青赤対決は、あんまり険悪ではなさそうだわ

さて、とりあえず、前半で1-1という
実にステキなゲームとなっておりまして
まぁ、Cロナウドが凄いのなんの、なんだあれ
どうやったらあんな風になるんだと
呆れ返って見ておる次第です、うまいというのか、
次元が違いますね、それも、彼だけじゃなくてみんなが

やっぱりワンタッチのボール裁きが
全員抜群にうめぇなぁと驚嘆してしまいます
たまに長くボール持ってるシーンとか出てくるけど
不思議なもんで、ワンタッチとかで動かさないと
もっちりしてるだけで、こいつあんまりだなと
思わされてしまうから不思議です、テベス好きなんだけどな、なんとなくな

しかし、マンチェスター先制のパスワークは凄かった
なんであんなに的確に、もしかすると、
なんとなくであんだけの動きができるのかもしれませんが、
気付いたらゴールまでボールが動いていたというステキな出来事
圧倒的でありました
あとは、Cロナウドとドログバの性能の高さも凄い
どんだけジャンプすんだよ、なんで倒れないんだよ、
本当に強い、あんなのどうやったら止められるんだと
呆気にとられる次第でありましたが
ともかく凄い、なんという見所、
あれは届かないだろうというところで
ちゃんとタワーとして機能し、折り返したところにまた
バラックがいたり、ハーグリーブスが出てきたりと
凄いな本当

また、両チームのキーパーもやっぱり凄いと
ファンデルサール、ツェフの二人にも感激しております
これはもう、EUROが楽しみで仕方ないと
思うんだが、ツェフって出られるのか?

後半も終わりにさしかかってきて
チェルシーが少しおしているようにも見えますが
Cロナウドが疲れてきたのか、ルーニーが見えなくなったとか
色々思ったりしつつ、俺はなんとなく青いチームの方が好きなようです

つれづれになりつつ、とりあえず
これくらいで

光速シスター

2008-05-20 21:55:36 | 星里もちる
光速シスター  星里もちる

というわけで、超短期連載で
しかも次回が不明というとんでもない不遇作品ではないかと
冷や冷やでありました
もちる先生久しぶりの新作
少し前になりますが、スペリオールで三回にわたって掲載

内容は、マッハ号二号(違いました)

ともあれ、三話で何かしらの謎が解けるのかと思ったら
そういうわけでなく、やきもきして次回を待たないといけない
大変なマゾプレイに突入
妹はなんなのか、妹とどうにかなるのか、
ショートの女の子を書かせると
もちる先生は本当にすごい、惚れた、愛してしまったとかなんとか
ともかく、いつもどおりほのぼのコメディ路線で
気付かない主人公に惚れている
ステキナイスなショートカット女子という
本当、どうしようもないくらい大好きな具合で
次回を楽しみに待つのであります

ほのぼのと短編集と称して
今まで未掲載分とあわせて、ほどよく発刊いただけると
大変うれしいと思ったり考えたりしつつ
また、ヨメさんみたいなコメディも見たいなぁと
思うのでありました

しかし、何度も思うが
あの少ない線で、完璧にステキ女子だと思うのは
初恋の人が時子ではないか
二次元な上に人妻だったのではないかと
暗黒の歴史のようにして思ってしまうのであります
違う、暗黒なんかじゃない、でもあんなヨメが欲しい

篤姫 婚礼の夜

2008-05-18 21:09:33 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマであります。

さて、なんか、ネットに親しみすぎてきたせいか
ドラマの正しい楽しみ方をすっかり忘れてしまったんですが
今日は今日とてというのか

ああ、ギャグ回か

とか、多分大河にそういうジャンルねぇよと
自分でも思ったのだが、ともかく笑った
大笑いしたのでありました
結婚初夜コントみたいなお話でありましたが、
結局あのねずみの夫婦はなんだったのか、
もう、あの数分はすごかった
圧姫とかやりだしたし、NHKなりふりかまってねぇっつうか
そうだ、そもそも、土曜のオトコマエ!もおかしかったのだ
計画的にNHKがよからぬことをしているとしか思えない

とか、なんか、すごく考えさせられたのでありますが
堺さんのすばらしい演技で、
ええええええぇええええぇぇぇーーーーーっっ!!!
っていう、あのリアクションすごくよかったですね
感激であります

と、まぁ、脱線しまくりましたが、上記までで
堺さんをたたえた文章なのでありますが
ともかく天晴れでした
わざとらしいんだが、浮いたりしない演技ってのは
本当すげぇな、あのうつけぶりが狂気に近づきそうになりつつ
ただのひょうきんみたいな話で終わるのは
すごい技量だと思ったのでありました
ステキすぎるぜ

というわけで、話としては
家定がどうかという話だけだったんですが、
家定マニアの人たちは大満足だったんじゃないかと
そんなマニアがいるのかもわかりませんが、思ったのであります

あとは別に何もなかったなと
ちょっぴり残念でしたが、
どの場面か忘れましたが、篤姫の横にあった
赤絵のついた磁器がステキに見えました
磁器じゃなかったかもしれんが、ともかく、なんかあった

みんなの着てる着物が
ステキにてかてかしてて、本当いいなぁと
改めて思ったのであります、昨年の彼らについては
特に勘介はきったない格好してただけに
感慨深いものがありましたです

料理番組を見た~あさりと雑穀の雑炊~

2008-05-15 21:59:29 | ドラマ映画テレビ感想
この記事は、NHKの料理番組を見た感想です、
別に、あさりと雑穀の雑炊レシピ等については触れておりません。

誰のために、前置きするのかわかりませんが、
なんとなく、期待されてしまうと怖いとか
見えない敵と戦っているかのような最近であります
さきほど、NHKの料理番組をなにげに見ておったのですが
あさりと雑穀の雑炊を作っておりました
とても美味しそう、っていうか、すげぇ旨そう

一人暮らしも長くなってきて
そろそろ料理に目覚めてもよいころじゃないか、
まだ俺の才能は眠ったままかなどと
思ったりもするのですが、なかなか
番組で見て、いざ、自分ではできないものであります
だって、雑穀買ってくるなんて面倒な、
おまけに、あさりとタコとか、どっから仕入れてくんだよ
高いじゃん、ご飯3号とかいってたし(4人前だからな)

ともかく、色々難癖をつけて
結局自分では作らないあたりに、チキン野郎加減が
ひしひしと伝わるというか、滲みでるのでありましたところ
しかして、この雑炊は美味しそうなのでした
と、そういう他愛のない話ですが、
久しぶりに、いや、もしかしたら初めてかもしれない
こういう料理番組というのをちゃんと見たという経験

これについての感想でございます

独りで料理やりだしたからわかるようになった
母の凄さの一つに、手際のよさがあるのですが、
これがまた、この番組内だとすげぇのなんの
なんとてきぱき、そして、ベストな火加減で炒めていくのか
雑炊作る前に軽く炒めておくと早く炊きあがるんだそうですが
それはそれとして、その炒める時のかろやかな感じ
凄いですね、どうやったらあんなに手際よく
水が流れていくように料理を整えていけるんだろうか

いつももたもたしてるうちに、ゆであがってきたり
台所が一瞬にして野戦病院みたいになったりと
大変なこのごろに、本当ガンプクでありました

また、こういう番組だから当たり前なのですが、
喋りながら、スムースに、いかにも簡単にできますよと
言わぬがごとくの手際で進めていき、
今日はハプニングが少々ありまして、
パプリカを入れるところで、一つだけパプリカが
フライパンにはいらずにこぼれてしまったのです

視聴者である私は、不思議なもんで
料理そっちのけで、そのこぼれたパプリカの行方を追ってしまうわけだが
これが、また解説の途中で、さらりと拾い上げられて、
画面からフェードアウト、さすがにフライパンに戻したりしないか(当たり前だ)

で、色々やったあとに15分ほど炊き込むという段階で、
あの、もうネタみたいな具合に「こちらに15分焚いたご飯が」と
さっと出てくるのでありました
これを見て、お約束だステキステキと感激していたんだが
このお約束の凄いところは

カメラが15分後のそれを写している、アップでそのフライパンを大きくパン、
解説のため、また、画面がロングになった刹那
あああああっ、15分炊き込む前のフライパンが消えたっ!!!
鮮やかなイリュージョンであります
先生と助手の二人で進行しているんだが
両方ともたしかにその場にいたはずなのに
さらりと、下ごしらえまでが出番だったフライパンが消えたのでした
これがまた、凄い感激で、なんというか
こういう番組自体が、常人ではおよびもつかないほど
用意周到に行われていて、見事な手際なんだろうなとか

そんなことを感じたのでありましたとさ
ま、改まった発見ではないのですが
ともかく、感激した自分の感受性を慰めておくのであります

陶磁器を探す旅~常滑焼きのレモン搾り~

2008-05-14 21:55:55 | 陶磁器を探す旅と名物
月初の大型連休中に常滑はセラモールにて
久しぶりに陶器を買い求めました

レモン搾り

多分、常滑焼きなんだと思われます
いくつか、大量生産されていたものの
ハンパ売りみたいな具合で
大変お安く手に入れられたので満足
なんというか、自宅で育てているライムを絞るのに
何か気の利いたものが欲しいと
常々考えていたところ、ベストであります
磁器じゃなくて、陶器というあたりがまたよろしい
一度、ノリタケの森でも見つけたことがあったんですが
あれよりも、粗雑な感じで断然よいとか
独りで大喜びであります

写真を撮ることができたら
見せびらかしたいところでありますが
まぁ、明らかに贔屓目に見すぎておりまして、
冷静になってみると、灰皿の出来損ないにも見える
いや、量産品だからちゃんと形整ってるし
手製っぽい部分はほとんどないし
しかも、よくよく見ると、常滑の土でもなさそうだし(最低だな)
でもでも、とりあえずこだわって
また一つ手に入れたのが喜ばしいのでありました

レモン搾り
この道具を所有する家庭が
実際のはなし、どれくらいあるんだろうかと考えてみると
なかなかよろしい具合、どうせ持ってても
料理用のステンレスっぽいあれだろうし
それを考えれば、この、重たくて、ややもすると
鈍器にしか見えないような重厚感はなかなかよい
やはり、よい買い物だった

そんなことを思いつつ
独りでにやにやするのでありました
しかし、陶磁器でどれくらいのものが
生活品として揃えられるんだろうかなと
ふと思ったりもするところ
PCとかの漆器製のはあった気がするので
陶器製とかも一つどうだろうかと考えます
素焼きだったら、通気性もよいし
発熱もまぁまぁではなかろうかしらとか
まぁ、くだらないことを考えつつ

面白陶器も集めてみたいとか思うのでありました
地震が来たら、泣いてしまう家になっちまうなぁ

篤姫 大奥入城

2008-05-11 21:37:49 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ篤姫視聴完了です

ついに大奥入城、入城という言葉が一発変換で出てくるのが
凄くどうかしらと思う自分ですが、それはそれ
待ちに待ったといった具合でありました
私は舞台とかセットとかのことはよくわかりませんが、
なんか、いつも同じ間取りだよなと思いつつも
すげぇ豪華だな、なんだあの派手な壁紙わと
落ち着かない部屋っぷりに感激したのでありました
流石、江戸城大奥
本当はもっとすげいんでしょうけども、いやはや
これまでのグレードと、段違いであるのがわかって楽しい

いよいよ大奥ということで
私、大奥と名の付く物語を一つも知らないので
よくわからないのでありますが、こっから
女どもの、どろどろとした何かが見えるのかと思うと
今の会社とあまりかわらないのじゃないかとか
いらんことも考えてしまう次第であります
ともあれ、その序盤戦となるのか、幾島が滝山に対して
とりあえずの攻撃、これをしなやかでもないが
かわしておいて、あの後座での煙管さばきがステキ

すぐあとに「さくらん」やってて、そっちの
煙管さばきに見惚れてしまったが、今後楽しみであります
つうか、遊女みたいに吸ったらダメだし、難しいよな確かに

とりあえず、女の戦いは今後
いやというほど見られる様子なので、とっておくとして
今回も調度品を観察

まずは、あんまり知られてない茶数寄大名井伊大老の茶席
これだけで今回は全てよしと思えたのでありますが
梅雀先生が真面目な演技といったら失礼だが
ああいう役をやると、ぱっ、と気品が滲み出るところがステキ
功名の時の秀忠とはわけが違います
茶碗は、なんか、二つあったように見えたのですが
一つが、びっくりするくらい白い物体
あれは志野じゃねぇし、萩でもなさそうだが
あれこそが、彦根藩秘蔵の湖東焼なんだろうか
なんか、ちょっとしか映らなかったし、完全に違うと思うのだが
ともかくそれが一点
もう一つが、随分大ぶりの黄瀬戸みたいな器
あれも形がなんかへんちくりんだったし、黄瀬戸ではなさそうですが
今後の、大河紀行あたりで紹介してくれんだろうかと
眺めるのでありました

大奥の長い廊下が床ばりだったのが少々気になったりもしましたが
ともあれ、今後もそういった部分を見ていきたい次第であります
しかし、庭についてはとってつけたものでありましたが
あれは、そういうものなんでしょう
姫が使う漆器の類もステキだわとにやにやしつつ

大奥のしきたりを覚えていこうと思うのでございます

篤姫 斉彬の密命

2008-05-06 22:30:38 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ篤姫
いよいよ、大奥へと出立整った次第でありました
簡潔に見所というか、見たところを列記いたします

かごのレベルが尋常じゃねぇ

これにつきたのでありました
なんだあの意匠を凝らし尽くしたような
豪華絢爛な輿は、今泉、島津とレベル上がったかしらと
思っておったのですが、さらに徳川で
もう一段上の輿がやってきて驚いたのでありました
あれ、あのこっきりにしか登場しないんだろうに
なんという…
来年以降、あれが使いまわしされないかと
観察する楽しみが増えたのでありました(下世話な)

あとは、うじうじしていた尚五郎と
お近さんのやりとりがなかなかよかったなぁ
メロドラマ的な台詞とかはさておき、
あの両者のありようがステキだわいと眼福
今後、つつましやかに夫婦として暮らしていただきたいと
願うばかり、薩摩の芋侍たちも駆けつけるし
なかなかよろしいお話でありました
今泉の次男のだめっぷりも相変わらずで、薩摩もよぅがす

しかし、今回の本題である密命の話
なるほどの展開ではあるのですが、
明らかに薩摩藩が実権を握ろうと暗躍しているという話
それを真正面から正義として描かれているので
ちょっとした違和感があったんですが、あんなもんなんでしょうか
江戸期最大の名君斉彬がやることだから
あれでよいということなのか、よくわかりませんが
最近は、家定が賢く振舞う場面が多くてちょっと残念であります
もそっと、頭悪い具合が見たいんだがなぁ

と、その頭悪い具合を
嫁に対して見せることとなるのか
輿入れ自体よりも、大奥に入ることが重要というお話で
ちゃんと夫婦になった尚五郎の話と
比較するとステキかもやもと思ったりしつつ
次回を待つのでありました

陶磁器を探す旅~セラモール大型連休~

2008-05-04 17:34:29 | 陶磁器を探す旅と名物
ここも年に何回行くのであろう
そんなに常連なのに、ほとんど買わないという
いわゆるよろしくない客をしております
世界中にごめんなさい

さて、ゴキゲンな天気の中
行ってまいりました愛知県常滑市
大型連休ということで、私、
あんなに賑わっているセラモールを始めてみました
言うても、ぱらぱらといった所なんですが
あの過疎地であれは凄いなと思ったのでありますが
どうでもよろしい

またももっちりと見てきただけでしたが
なかなか新しい発見というか、今回は
方円館の展覧会がステキな具合で
新しい作家さんなのかそうでもないのか
無骨そのものの、新しい常滑焼を見たように思うので
こっそりと記しておく次第

なんだこの小汚い器

それが正しい評価であるように感じる
窯から出したまんまで、灰はかぶったまま
煤けて、焦げて、埃にまみれたような粗雑さ
地は確かに常滑焼の様子で、
よくよく見ると、あの朱泥が見えるんだが
釉薬もなく、素焼きにしたかというような
ざらざら、もっさり、汚れている姿

灰釉すらもなくて、ガラス釉の類は見られない
どうにも窯変のみらしく、ぱっと見たところ
倉庫で放置されていた備前焼みたいな感じ(わかりません)
手にとって、汚れが移るんじゃないかと思うほどだったが
とりあえずは大丈夫らしく、手に汚れはなし
ただ、白いテーブルクロスとかそんなの使ったら
完全にアウトだろうなという消し炭みたいな器でありました

これが、カップ、皿、茶碗、ぐいのみ、花器など
一通り揃っていて素晴らしい
花器に関しては、非常にかっこよく見えて
粗雑さが生花と調和というのか
素人なりに、かっこいい、洒落た和風居酒屋にありそう、
われながらもっと語彙はないのか、
まったく褒めている具合が出ていないと
がっかりするのですが、ともかくよかった

ただ、欲しいと、手に入れようとは思わなかったのでした

褒めてんのか、けなしてんのか
言われてしまうと、褒めている
これほどにないくらい褒めている、
何せ、久し振りに全うといっては失礼ながら、
常滑焼の前線を見たのであります
これは褒めるべきだ、凄い、ステキすぎる
が、なんというか野趣とは呼ばないんだろうが、
ともかく粗雑さが過ぎて、まだ私の境地じゃない
現状の私は、いまだ、ガラス釉と貫入にほれている
それとはまったく正反対みたいなところにある物体だったので
欲しいとは思わなかったのでありました

が、常滑焼も新しく進んでいるんだな
もしかしたら、前々からあるのかもともだが、
目にする機会があってよかったと感激したのでした

さて、その常滑焼事情でありますが
「茶ふう」という新しい急須が考案されて久しいのですが
それの新作が続々登場しておったのも興味深い
自分も一つ持っておりますが
これはプロトタイプで、相当以前の試作品にも近いぐらいで
量産化したばかりだったのもあるんでしょう
雑で、面白みにかける物体なのであります

しかし、今、この新しくなった茶ふうは違う
かなり使い心地もよい、ほどよい重さ
そして持ち手が大幅に改善されている
すわ、茶ふう、完成か
喫驚したのです
さらに、デザインも少し小ぶりになったというか
より洗練さが増したようにも思われる
作家物の数まで増えてきている様子で
今後、茶ふうがなんとか流行らぬものかと思ったり考えたりしつつ

常滑が、意外と面白かったと記しておきます

陶磁器を探す旅~信楽大型連休祭~

2008-05-01 22:13:23 | 陶磁器を探す旅と名物
ここの日記すら更新してないとか
もう、色々いけませんね

一人ごちつつ
今年も行って参りました、信楽焼大型連休の駅前祭
信楽駅前に様々な陶器店が軒を連ねて
あれこれと売りさばくというステキイベント
今年も行って参りました
いや、なんというか、いい日よりでありました

先週の土曜日のことです
最高によい天気で、これはもう
陶芸の森でもいって、芝生でくたばってこようかしら
そんなことを思いつついってみたら
なんと、今年も信楽焼祭
初日だったせいか、人もまばらで
かなりいい塩梅でありました

今年は、昨年うなりあがるほど美味しかった
タヌキ汁はなくて、ちょっぴり残念でありましたが
あれやこれやと売られている信楽焼をとっくりと眺めて
目の保養といいますか、すっかりでありましたところ

ただ、目が肥えるでもありませんが
どうにも、あの露天で安く出されているそれこれは
自分が求めているあれこれとは違って
参考程度に見るばかり
たまに、いいなとか思うと
昨年と同じく、数万から数十万とか
そんなもん露天に置くなよと思うような輩ばかり
相変わらず、登り窯なのか、あの高温で焼き上げたのであろう
炎を映し込んだような美しい器に
ほれぼれとしたのでありました

ただ、昨年のステキ器の業者がいなかったので
少々残念でありましたが、京都五条で再会できぬかと
今から思うのであります

祭自体はそんな具合で、なんとなく買ったたこ焼きを
おまけして貰って、凄くうれしかったりとか
なんか、普通に楽しかったので
なんとも書きようがないのでありますが
器で、欲しいと思うのは見つからなかった次第
いい加減見飽きたでもないが
あんまり代わり映えしないので、ちょっと考えないといけないとか
思ったりするのでありました
新人作家さんの市を楽しみたいとせつせつ願うのであります

私もまもなく休みに突入するので
実家でまた、常滑めぐりをしようとか
もう、全然信楽レポートになっていやしねーお話で
タヌキでも買おうかとか思ったりしつつなのであります