CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

柳生十兵衛七番勝負 第四話

2006-03-22 08:45:33 | ドラマ映画テレビ感想
結局毎週レビウになってしまっておりますが
さておき、話は着々と進んでおります

表向きはとある藩における
お家騒動に相違ないのですが、
そのお家騒動になんとか待ったをかけたい十兵衛に
無常の知らせとか、なんだ
そんなことはどうでもいいや

巌流 対 柳生

なにげに面白い勝負だと
にやにやして見ておったのでありますが
元来、巌流という流儀が長刀を用いるものなのか
私勉強不足でわからんのですが
それはそれとして、長刀を鉄扇ではじく十兵衛の
かっこいいことかっこいいこと

このドラマ、というか、ここ数話
あの腰に差した黒い鉄扇が大活躍ではないかと
芹沢鴨以来の感動であります
あの時代にはお武家さんはみんな使ってたんだろうかえ
俺も欲しい

ともあれ、切りたくない十兵衛が
刀を抜かず、長刀をいなすために鉄扇を使う
また、あの鉄扇を構えながらも
腰の落とし方、足の運び方
これが剣の時のそれと一緒でかっこいい
巌流の長さと対比したのか、鉄扇の短さ
しかし短いながらも、隙がない感じが出ててあーた・・・

やはり村上先生はすげぇんだなと
改めて感じ入ってしまった次第であります
なんだろうね、あの鉄扇の似合いっぷりは本当
佐藤浩一が1番だと思ってましたが、いやはや
村上先生もなかなか
どうせなら同心の時にも使って欲しいわいと
思ったりもするのでありますが、それは余談

さて、巌流につきましては
長い刀を器用に降りまわされる様が素直にすげぇなと
感心しましたが、もうひとつ剣としての恐ろしさは
感じられなかったのが残念でありました
いや、あれで切られたらとんでもねぇだろうし
十兵衛があれだけ間合い外してんだから
相当だろうとは思うのです
しかしな、なんだろうかやっぱり時代劇の殺陣においては
長いとかいう効果よりも、速いという効果の方が
かっこいいのかなと思うところです

実際のところ、本気で抜いた居合とかそういう剣速は
テレビカメラじゃ追いきれないらしいので
時代劇の時は、ゆっくり抜かせているという話らしいが
今作品でもっとも多い、横様に切り抜ける具合が
スピードを感じさせてステキと思うのですが
今回もそれでフィニッシュ

巌流の長さの間合いを消して
踏み込んだところから、とうとう一撃
そして振り向いてから切り落とす
やばい夢にまで見た時代劇の殺陣だわ

個人的に大好きな、横なぎですれ違った後
刀は横から上への軌道を描いて
振り向いたところ、相手がまた最後の一撃を繰ろうとする刹那に
正面から一刀両断
横なぎの後から身体が流れるようにこの一撃に伝わるのが
ガキの頃から大好きなフィニッシュモーションであります
それが見事に、巌流の長さが死んだ瞬間にそれが決まるのも
またかっこいいなと惚れ惚れしました

眼福眼福と一人納得しつつ
ちゃくちゃくと悪巧みは進行しているし
面白いわねと、話の本筋も楽しみつつ
次回は、いよいよ、本放送の時に惚れた
居合の段であります
もう1度見て、感動しよう、夢にまで見る
左抜きが楽しみ

剣速に対して、左抜きという一手
多分、脚本の人も作者の人も
いやそんなこと考えてこのモーション入れてねぇよとか
言われてしまいそうですが、いいのだ
私が思うだけで楽しい
それが正しいとかじゃなくて、ともかく
楽しいからいいのだと

なんだかわけわからないお話ですが、これまで


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