CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

龍馬伝 黒船と剣

2010-01-31 21:00:01 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
ちょっとよそ見しながらの視聴になってしもうた

そんな具合で、ちゃんと見られていないのでありますが
それでも、あの黒船シーンは見事でありました
また、最新の研究だかで解ったとかいう
あの時期に沿岸警備をしていたという事実まで
かっちり盛り込んであるあたり、ステキだわ

今回は、龍馬見事としか言いようがないというか
あの、腰を抜かすところのあの
ひょっろった声と、腰の抜ける様が
あまりにも見事
また、それを引き立てるように桂の胡散臭さも素晴らしい
谷原さんはなんでああも、胡散臭いことできるんだろうか
黒船シーンはアップばっかりで
いわゆる、誤魔化しているという演出なんでしょうが
見ている方からすると、なんとも見事というか
あの声とあいまって、ああ
なんか規格外にでかいものがやってきたんだなぁと
凄く伝わったように思うのであります
ステキ

そこから、ふ抜けていくというか
腰が落ち着かない、龍馬の不安定さも
結構見事に描かれていて、さらに
そこを乙女姉さんが指摘するというくだりは
よくできてるというと偉そうですが
見事だと思ったのであります
素晴らしいな、これは、乙女姉さんの最期やるつもりだな

そしてこの激動というか
あの凄さは、見たものにしかわからんという
あの状態、そして、それを知らない人として千葉道場を使い
その対比が見事でありまして
ああ、こうやって幕末のずれみたいなものはあったのか
でもって、各地方の武士はこぞって論をやったのかと
土佐の様をみて感激したのであります

東洋先生が、また
いい役者もってきたなとにやりとしてしまったんだが
あれって、確か、武市にアレされるんじゃなかったかと
そんなことを思ったりすると
ハゲタカを見ていた身分としては
なんというか、もう、ステキじゃないかなんて
思ってしまうのでありました

弥太郎は今回もハズレ役をひいてて安心というか
あの傲岸さがちっとも治らないところが
またいいなぁと微笑ましく見守ってしまうのであります
弥太郎のお母さんが、いちいち演技がうますぎて
どうしようもないなぁと
密度の濃い、楽しさを味わったという次第でありました

15分以上会話が誰とでもとぎれない!話し方66のルール

2010-01-30 18:18:46 | 読書感想文とか読み物レビウー
15分以上会話が誰とでもとぎれない!話し方66のルール
著:野口敏

ちょっと必要に迫られたというか
真剣に、現状をなんとかするには
こういうのにすがってでもと
思ったとかなんとか、そういう心持ちで
読んだのであります
慣れない他人としゃべるという任務のために
なんかヒントがあればと、すがったわけですが
案の定でもないんだが、つまるところ、テクニックの問題じゃないよな
それに感づかされた
そんな具合でありました

内容は、なかなかシンプルで
テクニックもしっかりあるけども
ようは、気持ちという部分が非常に重要だ
そういうことでありました

これを読んで気づかされたのですが
「イヤだけどしゃべらないといけない」そういう人には
まったく、向かない内容でありました
当たり前というか、なんというのか、
嫌々しゃべるという行動は、もはや、ここいらで定義される
会話とは別次元の問題であって
この本に書いてある内容は、本当にしゃべりたいと思っている
そういう動機があってこそ生きるテクニック
そのように思われるのでありました

かいつまんで書いてしまうと、本の意味がなくなると思うのですが
たぶんに出てくるのは「気持ち」に対する
アプローチの方法というのか、その気持ちという部分が
会話というものに不可欠のものではないか
そう思わされるような内容がてんこ盛り
そこをくすぐるというか、そういう気持ちがあれば
会話のとっかかりと作るのは簡単で
とっかかりを作るという技が、ここで紹介されている
テクニックのあれこれでありました

例題を読んでいると
そんなわけあるかという、他愛のない会話例が出てくるんですが
それは、あるわけなかろうという疑問を覚えるのでなく
そうやって、会話というプログラムが進捗するという
脚本を読んでいるようなとか
あれこれ考えたんでありますが
つまるところ、嫌々しゃべるための方法というのは
ここには書いてなかった
それがとても残念でありましたが
何かのおり、しゃべりたいと思っているときに使ってみよう
そんなことを思ったりしたのでしたとさ

デトロイトメタルシティ

2010-01-25 21:49:41 | ドラマ映画テレビ感想
先日、テレビでやっていた
いわゆるテレビバージョンという
だいぶ、柔らかくなった内容で拝見しました
ちょっと気になっていた
いや、かなり気になっていたというのが正解でありまして
一昨年くらいにリリースされてたかしらと
記憶を辿るところでありますが
いや、思った以上によく出来てて感激したのであります

同名のマンガのほうは、ぱらぱらと
読んだり読まなかったりしておりまして、
当たり外れの激しい、素晴らしいギャグマンガだと
思っておるのでありますが
これを、実に忠実に実写化したと拍手して讃えられるような
すばらしい内容でありました

色々思うところはあって、正直
DMCにしちゃぁ温いオチすぎるだろうと
思わないでもないんだけども、
そこは、ちゃんと映画としておさまるような
ちょうど、暖かい話題になって、お涙ほどではないけど
いい話でしたという感じで終われるような
なんというか、この筋書き書いたヤツ
天才じゃなかろうかと、ちょっと驚いてしまったくらいの
こじんまりながらも、完璧にまとまった感じが凄い
イロモノ映画なのに、ちゃんと映画にしてしまったあたり
根本的に間違えているような気がせんでもないが
よくできてたと思うのであります

また、役者も素晴らしい
というか、クラウザーさん、社長、ファンAの
三人が圧倒的すぎてびっくりした
マツケンは、こういうイロモノやらすと
なんかえもいわれぬ迫力が出てしまって、いいのか悪いのか
わからないんだが、素晴らしいと思える内容
ここに、松雪の社長がこれまた
とんでもなくよく作り混まれていてというか
ちょっと完璧すぎて、戦慄したのであります
役者さんて本当にすげぇなぁ
ファンに関しては、相変わらず役者の名前を覚えられてないんだが
ピンポンとか組!とかでも大好きだったあの方でありまして
また、うまいことやるなぁと感心しきり
DMCの真の主役だしなぁと
死にたくないなら生まれるな!とか、いい台詞を
本当、息をするように吐いていたのが素晴らしかったのであります

いちいち、他のキャラも似ているというか
よく作られていたし、全体的にチープなんだけども
それがらしいといった作りこまれ具合に
大変感心というか、感激してしまったのでありました
ああいう、面白映画はたまに見たくなるよなぁ
もそっと、下品なので見たかった気がするけど
これくらいだからこそいいのかもしれませんというデキ

龍馬伝 江戸の鬼小町

2010-01-24 20:48:14 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
今週もしっかり視聴完了
相変わらず面白いけど、ぶっ飛ばしていくなぁ

千葉道場について、いよいよという具合
さなが一番強いという設定は
ちょっと色々やりすぎじゃないかなと思うんだが
それ以上にあっという間に龍馬がとけ込んでしまう
なんというか、性急さが気になってしまう
前々回の役場仕事のときもそうだったけど
なんか、ちょっと話見てなかったのか?と
自分を疑ってしまうようなスピードで解決というか
話が進んでしまうのが気になるところです

なんで、いきなり、さなとああなってしまう
というか、さな以外の道場生とちょっとは練習してくれ
なんか、いきなり強くなったというか、ものの
三日くらいしか経ってないように感じてしまうじゃないか
結構時間経ってたんだろうに

さて、それはそれとして
めまぐるしく、全登場人物が劇的に変化していくというのは
結構物語りとして、見てて新鮮でありました
土佐の連中もみんなが、少しずつ変わっているというか
幕末に突き進んでいく感があってよかった
弥太郎は出てこないと思ってたら、なんか
面白すぎることしてるし、なんということだろう
しかし、岩崎家にいた子供が
たぶん、弥太郎の弟、妹という設定なんだろうが
あれじゃ、息子、娘と呼ばれても
問題ないような具合じゃ、どうかしらとも
思ったりしてしまうのでありました

あの塾も、実際の弥太郎の年齢でやってたら
絵になっているのかなとも、思うのであります

あとは、唐突に桂小五郎が出てきて
びっくりするくらいうさんくさいというのがステキで
しかも、龍馬の同居人がピエール瀧だとは
全然気づいていなかった私には
最高に面白かった、あの夜遊びでありました

あのあたり、最初は龍馬もいち藩士でしかなかった
そういう描き方は悪くないなぁと
楽しんで見ておるのでありました
今週も面白かった、来週も楽しみだ

東海フラワーショウ 2010

2010-01-23 17:47:09 | 陶磁器を探す旅と名物
愛知県東海市で行なわれております
洋ラン展にいってきました
正式には「東海フラワーショウ」と言うようですが
鉄と洋ランの町のイベントにいってまいりました
なんせ、市の体育館で行なわれるという
この、いわゆる地元のイベントというのがたまらん
そういうものでありまして、無論、無料、いやんステキ

しかし、見てきてみるとまさに名物と言わぬばかりの
なかなかの展示っぷり
近所の小学生と思われる少年少女の洋ランの絵が飾ってあるのも
なんというか、愛らしいといったらいいのか
町のイベント感が出てて凄くほっこりするわけなんでありますが
実際に並べられている蘭については
筆舌に尽くしがたい見事さでありました

なかなか、あれだけの数の洋ランを見る機会なんざ
まずないなと、あっけにとられてしまったわけでして
感激と感動を胸に、じっと観察してまわりました

シンビ、デンドロ、ファレノを中心にしながらも、
ちょっと変わったオンシだとか、マスデバリアだとか、
大輪カトレアの数々だとか
本当、すげーな、よくこんだけ咲かせられるもんだなと
呆れるほど見事なそれこれでありました
なかなか、洋ランなんざ見る機会がないというか
近所の馴染みの洋ラン屋で苗しか見たことない私としては
咲いている、しかも綺麗にってだけで
ずいぶんと楽しめたのであります

販売も行なわれておりまして
見たこともないようなオンシジュームだとか
結構珍しいものもほいほい出てて
市場に流せない規格外品だとか
格安で出てるし、しかも、おばちゃんが
業者のおっさんに対して、名古屋弁でまくしたてるというか
どんどん値下げを要求していく様は
大阪とか京都で見ているそれこれとは
全く別なんだが、微笑ましいなぁと
思ったりなんだったりであります

こういう地域に根ざしたイベントが好きになってきたあたり
急速に人間が完成というか、ある一定の何かに
固まりつつあるんじゃねぇかと
不安になったりもするのでありますが
面白かったし、綺麗だったのでよかったと
普通にも思うのであります
今年は山野草展狩りでもしようかしら

ジョーカー・ゲーム

2010-01-20 22:07:41 | 読書感想文とか読み物レビウー
ジョーカー・ゲーム  作:柳広司

ミステリー小説であります
ぼつぼつ本を読んでいますが、久しぶりに当たったというか
面白かったと思わずうなったのでありました
舞台設定がかなり好みでありまして
二次大戦中に特殊諜報部隊
いわゆるスパイ活動をおこなうもろもろの機関が
秘密裏に作られた、そのお話
とまぁ、ステキにくすぐられるのであります

内容はいくつかの事件を
その諜報機関があかしていくというか、その機関に属する
名前のないスパイたちが解いていく、あるいは
巻き込まれていく、遂行していくといった具合で
謎かけは、そんなに難しくないんだが
読みやすい文章の流れと、絶妙な短さで
ぽんぽんと読めてすごく面白かった
たぶん、これだなと思うんだが、それを思ったからといって
何というわけでなく、やっぱりそうだったと
思うに至る前に、一気に解決するというか
ともかく、軽快に読めるのが魅力であります

何度も繰り返される
スパイとはこういうものだという教訓が
若干鼻につくというか、なんか、あれだなと思うのですが
どっかで連載していたと思われますので
その際に、端的にこの設定を説明しているわけで
うまい使い方だなどと、また
偉そうなことを考えてしまったのであります

化かし合いと、トリックが面白いというよりは
話の筋というか、流れるように進む
テンポのよい物語が面白いという
ステキな小説でありました
人間心理ではないんだが、なんか描写されているいちいちが
面白いと思えたのであります
実際は、そんなわけあるかという
天才ばっかりなので、辟易するわけですが
それはそれとして、いいなぁと感じたのであります

続編も出ているらしいので
読んでみようかとも思ったり考えたりしつつ
メモっておくのでした

龍馬伝 偽手形の旅

2010-01-17 21:13:32 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
今週もがっつり視聴完了であります

ロケ多いなぁ、うれしいなぁ
なんて、感動してしまう次第でありますが
この調子でいくと、予算があっと言う間につきてしまい
大変なことになるんじゃないかと
不安がいっぱいになってきたところ
しかし、来週からの江戸編になれば
よくよく見たことのある町風景しか出てこなくなるし
問題ないのかとか、いらんことを考える次第
それはさておき、今週も、弥太郎と龍馬という
二人の主人公を通してのお話でありました

毎回秀逸だなと思っておりましたが、
今回も、あざとく、龍馬と弥太郎の家族まで含めた
境遇を対比させて、あれこれと感動を揺さぶっていたのが
なんというかずるいと感じた次第
あんなの感動するに決まってるじゃないか、畜生
そんなわめき声をあげてしまうような
龍馬側の両親の心遣いと、
弥太郎側の両親の心遣い
これが素晴らしいと感激した次第
実家を出ている身分には、じんと染み入るのであります

とってつけたようなイベント発生ではありましたが
あまりにも龍馬ができすぎてて、なんというか
龍馬の話にするにしたって、ちょっと感情移入が厳しい
そんなことを思ったのでありますが
あえて、そう描くことで、弥太郎が主人公になるのかと
なんか、複雑なことを考えてしまう次第
旅籠でのいざこざについては、なんというのかしら
龍馬が凄すぎて、色々いかんだろうと
心配になってしまう、案の定でもないんだが
弥太郎がだんだんやさぐれていくというか
なんだろう、弥太郎のためにならないことばかりが
次々と起こっていく、これはどうかしらと
あちらに感情移入してしまう身分としては
こたえる内容だと感じたのであります、いいことだ

さて、そしてタイムスクープハンターで勉強しておいた
関所の吟味についても、セットが同じものじゃないかと
不安になるようなものでありましたが、それでも
素晴らしい内容と呼べばいいのか、出来映えでありました
いや、実際はあんな簡単に弥太郎は逃げられないんだろうけど
まぁ、それはいいや
その後の、舟の上からと崖の上からの
まるでかみ合わない会話が最高にステキでありました
多分、今後、ずっと会話にならないんでしょう
だから、弥太郎は文句ばっかり言うんだろう
いいなぁ、こういうのも

と、ベタ褒めになってしまうのでありますが
今のところ、凄く満足しているというか
楽しみにしているのであります
来週からは、室内とか、太秦とかが増えるんでしょうが
それはそれで楽しみで仕方ない
そう思うのであります

襲ってきた三下の額に三て書いてあったのはなんだったんだろうかな

反乱する管理職

2010-01-11 18:23:37 | 読書感想文とか読み物レビウー
反乱する管理職 作:高杉良

久しぶりの杉良であります
新刊だと思われるのですが、生命保険会社のあれこれ
記憶に新しいあの事件についてのことを
四方山、描いたものでありました
久しぶりに杉良を読んだけど、あれ、こんな感じだったけ?
エロ小説?とか、思ったり思わなかったりした内容でありますが
ともあれ、面白かったのでメモっておきます

ある大手生命保険会社の興亡をめぐる管理職のお話
正直、題名と内容にそこまでのシンクロを
見いだせなかったというか、なんで、こんな題名なんだろうかと
ちょっとだけ思ってしまったのでありますが
生命保険という業界についてというよりも、
まさに、叩き潰れていこうとする生命保険会社というのが
どういうぐだぐだを抱えていたかみたいなところと
いわくありげな、怪しい会社と政府が結託して
なんか、よろしくないディールが進んだらしいという
なんとも後味のよくないとも言わないが、仕方のない話でした

前々から、噂できいておりましたが
高杉良は、小泉竹中ラインが大嫌いだそうで
それが遺憾なく発揮されておると、そんな具合の内容
ちょっと、残念というか、至極残念だったのが
なんか、今まで読んだ同作者の本のどれよりも
盛り上がりにかけてしまったのであります
後を引いて、次々読みたいと思うほどでなかった
というか、上述のその悪し様を言いたいだけに
ただ、書きうねったのでないかと思うほどのこと
ちょっとがっかりであります

とはいえ、島耕作のようではないけども
近いような境遇で、ほいほいと出世していく中
くだんの事件のなかで、鋭く抗っていくというか
いわゆる、反乱をおこしていく主人公の姿が描かれており
小説として、面白かったのであります
期待するものが違ったというのが正解かもしれない
なんだろうか、安定感のある、ある種時代劇のような
そういう物語のしっかりさというか、ベタさが
魅力的でありました、ストレスがたまらないというのがステキ

社会派小説=暗いものという、よくわからん勘違いをしたような
残念なお話があるなかで、社会派というのか
経済を扱いながら、明るくもないけども、酷く
憂鬱になる内容でなかったのがステキだわと感想を
抱いた次第でありますが
ひょっとすると、現実をよく認識していないから
ここに描かれた陰鬱さをくみ取れなかったのかもしれないと
思ったりするのでありました

ともあれ、高杉良が、小泉竹中時代を嫌いでしかたない
そういうことだけはよくわかった、そういう小説だと
思われるのであります

龍馬伝 大器晩成?

2010-01-10 20:54:31 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
視聴完了であります
ああ、今年もこのローテーションから逃れられないのだ

と、思ったりなんだったり、
初回のスペシャルに続いての回でありましたが
こいつは面白い、えらく面白いじゃないか
そういう感想を覚えております次第
たぶん、わたしがそう思ったということは
世間的にアウトなんでないか、そういう心配もあります

何がよかったというと、弥太郎がよかったとか
また、前回と同じ感想になってしまうんだが
わざとやってるんだろうけども、弥太郎が食い過ぎであります
画面というか、なにか、映画の中に流れる質量みたいなもの
それを、福山龍馬をはじめ、半平太、平井、妹と
今回については、龍馬父などが、なんとかして薄めているというか
なんか、別次元のドラマを平行で見ているような
不思議な具合、だけど、個人的には破綻してないというか
面白いなぁと眺められるところ
たぶん、くだんの二人が重なる描写が少ないからでありましょう
よく考えられてるというか、作られていると感激します

しかし、わかりやすいお涙ちょうだい風の話ではありましたが
なんせ、やりたいことが伝わったことは確かでありまして
なんというかな、偉そうな見方をさせてくれそうな
ステキな話になっておりまして、
正直、あの、雨に打たれているシーンは
龍馬がどうやっても、まったくうまくいかなくて
途方に暮れてなるんじゃないかと思ってましたが
意外や意外、ああいう形の場面だとは思いもせず
拍子抜けでもないんですが、これなら
きっと、視聴も幅広く受け入れられて楽しめるんじゃないか
とか、何を思って視聴しているのか
よくわからなくなってきておる次第であります

しかし、あの画面作りが、苦労されたんだろうなと
忍ぶばかりでありますが、
明らかに晴れているところ、無理矢理雨を降らしたんだろう
そう感じたのでありますが、実際そうでなかろうか
そのあとの、父上との面談もそうだったけど
画面が明るすぎて、なんというか、通り雨だったのかしらと
思ってしまうような具合だけ残念でありました
明るい雨だからか、あのよたついているシーンも
あんまり深刻に見えなかったし、どうだったんだろうでも、あの日しか
撮影できなかったんでしょう、忍ばれます
というか、ロケあるだけ、感動してしまう

何がどうしたというでなく、
ただ、見ていて、ああ、来週も見たいと
素直に思いながら、けっこう楽しみにして
過ごしております次第です

弥太郎の何がやりすぎというか、
あそこまでいくとギャグじゃないか
ああいうの大好きすぎるぜ、三菱さん怒らないでつかぁさい

年末年始のNHK

2010-01-06 22:02:11 | ドラマ映画テレビ感想
もはや、NHKの番宣日記でしかないような気がする
そんなこのごろ、こういう台詞も
何回か過去にやや違いはあるものの吐いておりますね
今年というか、去年から今年にかけては凄かった
まるでNHKが俺を殺すためにやったとしか思えないとか
そこまで思うくらい、年末年始の深夜NHKをむさぼり見ておりました

大方が再放送だったようなのですが
恥ずかしいことに未見のものが多く
既にレビウった、行列48時間の一挙放送がずばぬけて面白く
その他も、タイムスクープハンターの再放送、
サラリーマンNEOの本放送&再放送と
まぁ、何度見たかわからない具合になってて
どれもこれもすげーよかった

■タイムスクープハンター
これについては、既にレビウ書いたような気もするが
どうだったかしら
ともあれ、あの気になる終わり方をしていた続きが
また、胡散臭い雰囲気すばらしいまま再現されていて感激
一刻も早くレビュラー化するべきだ

■ディープピープル
一番大変だったのが元日の深夜だったと思われます
これを含んで3つくらい、変わった番組やってましたが
どれもこれもアホみたいに面白くて驚いた
ながら見してしまったのが悔やまれてしかたない
まず、この番組ですが、何を思ったか
過去から現代に続く、最高の日本人ボクサーを集めて
ボクシングの話をさせる
あまつ、それを、ラビット関根に実況させるという
無法きわまりない番組でありました
面白すぎたというか、まさにディープすぎたんだが
強烈だったのは、息を吸った瞬間に殴るということを
見ながらやっているというチャンピオン長谷川と
それはできないが、吸った瞬間に殴られるのは腹にくると
生々しく表現する畑山、そして、同調する浜田
すげぇ、ろくでなしブルースみたいだ(違う)

その他も、興味深いを通り超えて
ちょっと怖い話もたくさんあったんだが
凄くよかったと思うのであります

■なんか算数の番組
題名を忘れました、算数というか数学を題材にした
面白コント番組みたいなヤツ
これがまた、深夜だからなのか、じわじわ面白かった
一番笑ったのが、ルーキーズをぱくって作った
ルーティーンズでありました
不良6人が喧嘩をしてて、その様はまるでルーキーズなんだが
気付いたら、1台のバイクでどうやって、3人を
きれいに運ぶことができるかを考えるようになっていき
その途中途中で、不良たちが挫折して
先生を呼ぶシーンがステキすぎて笑った、初笑いでありました

■星新一ショートショート
新作をやってました
久しぶりに見ても、やっぱり面白い
今回は力強い作品ばかりというか、まぁ
正月から見るような内容じゃなかろうと
含みのあるブラックジョークのオンパレードで
本当、縁起悪いったらありゃしなかったんだが
ステキだと感心したのであります
また、ほそぼそとやってほしい
NEO役者がたくさん出るようになったなぁと
ほくそえんでおりましたが、ちびノリダーが出てた話が
一番面白かったと思います
国家って、つまるところそうなんですね、銀行屋は犯罪人ですね

そのほか、まだ、何かしらあったんだが
名将の采配とか、あのあたりやらなかったことが悔やまれつつ
今年も楽しませてもらいたいとせつせつ願うのでありました

ロックンロール・スウィンドル 正しいパンクバンドの作り方

2010-01-05 22:30:36 | 読書感想文とか読み物レビウー
ロックンロール・スウィンドル 正しいパンク・バンドの作り方
著:嶽本野ばら

本を読んで、ついてきたDVDを見ました
題名の通り、パンクバンドができていくまでの行程を
生々しくというか、綴られております
そういう本でありました
どうも、調べてみると、有名な作家さんらしく
だけど、パンク好きという難病に罹ってしまったようで
その反動か、パンクバンド作ってみて
ファーストライブやろうとしたら、大麻で捕まったーとか
なんというか、パンクや

そんな感想を覚えたのであります

さて、恥ずかしいことにパンクバンドはおろか、
ロックもメロコアもプログレもメタルも
さっぱりよくわかりませんので
どういうものかとは、いかんとも形容しがたいのでありますが
軽妙というのか、関西で結成されたからなのか
関西弁で終始おりなされるメンバーの会話
脱力している様子なんかを、綴り続けていくと
だんだんと、パンクバンドを作ろうといってから
のっぴきならなくなって、主人公でもあり作家でもあり、
本の作者でもある嶽本さんが
あれあれと成長したり、悩んだりしていくのでありました
小説とは違うけども、読み物ともまた
なんというか、少し違うような不思議な気分であります

読後感としては、ああ、面白かった
と素直な感想を覚えて、しかも
後半はけっこうのってきて、目を離せなくなって
じっと読み続けたと、なかなかステキな体験をしたのであります
特に、最終盤は面白くてというか、緊張が伝わってくる感じが
すごく心地よくて、わたわたしてて、なんか
わからないうちに本番が始まって、しっちゃかめっちゃかになっていく
このあたりが読んでいて、疑似体験みたいな具合になって
結構面白かった、ステキ

んでもって、すったもんだしながらも
無事一発目のライヴを終えたところで
この本も終わるのでありますが、読み終えてみると
最後にDVDがついている
ああ、これで、その様子が映像として見られるのか
凄いな最近の小説、なんて感激しながらそれを見る
おお、これがノイズ、そしてパンクなのか
よくわかんないや(酷い)

やっぱり、音楽に造詣がまるでないと
自分を悲しみつつも、本が面白かったと思って
満足したのでありました
ところどころというか、いや、随所にというのが正しいんですが
この本にタイする言い訳みたいなのがでてきて
それが残念だなと個人的には感じたところ
最後も、なかなかロックなことが書いてあるとか
勝手な解釈をしてしまったんだが、ロックってそういうことじゃ
ない気がせんでもないと、自分の学の無さを
やっぱり嘆いてしまうのでありましたとさ

龍馬伝 上士と下士

2010-01-04 00:48:54 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ龍馬伝
ついに始まりました
おっかなびっくり、昨年末の坂の上とどうしても
比べてしまうという、辛い評価のなか
堂々の放送開始でありました
予想よりも早いよなと、個人的には思うのですが
いやいや、出だし、滑り出し、非常に順調というか
個人的に大満足でありました

どうやら、岩崎弥太郎の目線かた語られる形だそうで
二人が主役ということになるんでありましょう
香川さんが、嬉々としてどろどろになって演技している様が
しばらく見続けられると思えばこそ
このドラマに価値を見つけてしまうわけですが
本当の主人公、坂本龍馬もかなりよかったと思うのでありました

なんというか、さっぱりあっさりしてるし
ちょっと、軟弱すぎるというか、
すっきりしすぎている所がありますが、それはもう
仕方ないというか、そういう龍馬もありでないかと
思うように方向を示しておりますので
まずまずというよりも、そういう路線では大当たりの様相
ちょっと、戦争嫌い描写のところは仕方ないとはいえ
まぁ、あの軟弱な理論だけはいかんともしがたいなぁと
思ってしまいましたが、そういうのはほっといてというか
むしろ、そのカウンターになって
宮迫やら、以蔵やらの怒りっぷりがかなりよかったと
思う次第でありました

初めのシーンをかなりのスピードでかっ飛ばしていきましたが
宮迫が、明らかに歳食いすぎという以外は
まずまず、いや、弥太郎もそうかと
思ったりしますが、それはそれ
下士の鬱憤がすこぶるうまく表現されていたように思うところ
というか、今更ながら、あんだけ露骨に描かれると
あの頃の上下関係は凄まじいなと思うのであります
何年も前の、山内一豊を思えばこそ
ますますと考える次第ですが
容堂とかを上川さんとかでやってくれたら
ああ、また香川さんと一緒だし、ちょっと楽しいんじゃないか
なんて思ったりも考えるのでありました
年齢的に違和感あるから無理だろうが

と、そんな小言はともかく
非常に話も面白かった
たぶん、味をしめたNHKはこういう
ハゲタカっぽい撮り方を続けていくのかしらと
そんなことを思ったり
音楽もどことなく似てたような、というか
半平太が鷲津だしと
色々楽しくて仕方なかったのでありました

あとは、坂の上でも見られた
外人タレントが、史実の人物になんとなく似ているという
それが一番、あのペルリ提督は反則じゃないか
と、もう日本語としてどうかしておりますが
滑り出しは相変わらず楽しみでしかたないことを
ここに記しておきます

しかし、大河ドラマのホームページが歴代移動式だったのが
とうとう別アドになりやがったのが
ちょっと許せな気がするのです
来年で終わるつもりだろうかしら

タイムスクープハンター 年末特番

2010-01-03 01:29:10 | ドラマ映画テレビ感想
というか、年末のNHKが面白すぎてダメだ

これだけでなく、たぶん、わたしが見逃していたんであろう
ひどいというか、凄いバカ番組がとんでもなくたくさんやってて
この正月、ずっと、昼夜逆転であります、ああもう

で、そのしょっぱなでもないんだが
面白かったのが、タイムスクープハンターの特番
前回の連載最後で、意味深な引きしてた回収でありました
江戸時代にタイムワープして、
そのまま戻れなくなってしまったため、牢獄に入るわ
生々しいさばきの現場を見るわと
非常に、タメになるお話でありました

また、運よくでもないんだが
これを見る前に、時代劇コミックスを読み漁っていたのもあって
非常にわかりやすいというか、牢名主の話とか
その牢内でのとりまわしについてがいちいち面白い
本当にあんなんで、そして、たぶん
今も、塀の向こう側はああなんだろうかななんて
思ったりなんだったりしたのでありました

また、打ちこわしの風景についても実に面白くて、
目的が成敗だから、米を持ち帰るのではなく
ばら撒いて、使い物にならなくするってのは
なかなか面白いことだと思ったのであります
実際は、盗んだこともあったのかとも思いましたが
盗んだ米がばれてしまうと捕まるから
そういうことはやらなかったのだろうかなんて
一人で合点を探しておった次第

相変わらず、凝りに凝った内容で
お腹いっぱいになってみておったのでありますが
こういう楽しいというのか、面白い番組を
つぎつぎやってほしい今年であります
とりあえずは、ここまで