CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

藤堂平助、散華

2004-10-31 21:46:52 | NHK大河ドラマ感想
ああ、また一人逝ってしまった・・・・

という井上源三郎先生の言葉の通り
惜しい人をまた無くしてしまった
前半の先生同士の口論
後半の殺陣

というか、なんだろう、この新撰組!にとって
初回、池田屋以来のわずか3度目の殺陣?
これで人斬り集団で大丈夫かと
思わないでもない内容だが、まぁ、いいか

とりあえずまとまった感想を最初に書いておくと
確かに色々面白かったし、すげぇ感動するところもあった
だけどなんかまとまりがない感じがした
どうしてかはわからん、好い話を詰めすぎたのかもしれん
通常の回だったら、前半部分で一回、後半部分で一回という
くらいの内容配分だったせいかもしれない
いつもだったら、というか
武田観柳斎殺しの時と同じパターンで、すぐ斬られて終わらず
そこから一悶着つけたから
ごたごた感がとかなんとか

で、前半、まずは薩長をこれでもかと悪く書く
今回の新撰組はステキ、ドラマにする以上
誰かを悪者にしてこそ、面白いという単純構図があるのは
仕方ないんだが、こんだけロコツに、判官贔屓というか
まぁ、そういうのは、あれですか
次回の義経にあやかろうとか思ってますか(ませんよ)

薩摩系にすっかり軽んじられる伊東先生
そして、その時の屈辱に涙を浮かべるあたり
ここの演技すげぇすげぇ、かっこいいなこの先生
そんでもって、その流れのまま
近藤邸でのお話
なんか、何時の間にあんなに脳味噌というか
口舌が逆転してたのか知らないが
香取近藤がぐっと、良さを増してる
演技如何はどうかとまだ、思うし、台詞の発声が
なんだか気になるところもおおいけど、座ってる時の貫禄が
ああ、なんか違ってきたな

そういう感じが出ております、今の近藤だったら
鴨と並べても、まぁ、W局長っぽいんじゃなかろうか
それにしても、伊東先生が改心というか
憑き物が落ちた感じが、すげぇすげぇ
この人の演技は深い

そして、帰り道で一喝するくだりも
確か本当だったと聞いたことがあるんだが
凄いな、かっこよかった、線も声も細いんだが
迫力があった、薩摩の時はどこか弱々しく聞こえるのに
その使い分けがすげぇな本当

そして、後半、いよいよ油小路の死闘
服部武雄がどんだけ強いかと密かに期待してたんだが
弱っ、一瞬だった気がするんだが本当・・・
個人的にフレームのすみとかで
ずっと戦い続けていたりとかしたら面白かったんだが

それよか、平助・・・・・
演技とかそういう問題じゃねぇよあれ、凄ぇ
顔芸というか、あの目の動き
先回の武蔵の時、あれを彼に多発してもらいたかったが
そうでもなく、今回、随所で平助がそれを発揮
いやぁああああ、本当、凄い凄い、かっこいいかっこいい
池田屋の時もそうだったけど
必死の形相と、通常の顔、驚いた顔
どれもこれも、まさにそれという顔をするから凄いな

迫真の死闘は、落ち武者みたいになっての
もの凄い形相、本当かっこよかった、まさに散華

ただ、ちょっと残念というか、おいおい
と思ったのは、序盤で斉藤に遊ばれ
後半、原田、永倉とやってて
誰にも彼にも、簡単にあしらわれて、ちょっと可哀想
あんなに実力差あっちゃいかんだろうと
思わないでもないが、まぁ、でも
新撰組で強いほうから数えた人々相手だからいいのか・・・

ともあれ、今回は
話がどうとかじゃなくて、演技が凄かったって
ちょっとそれは、大河としていかがなものかという
気がせんでもないが、それもこれも、新撰組ファンという
怖い人達が見てることを考えると仕方ないのか

池田屋以来のかっこよさ
やっぱ、殺陣があってこその新撰組だなと
思ったりそうでもなかったり

源さんが言った台詞は
あまりにも、次回を予感させすぎて
悲しいなぁ、来週も楽しみだなぁ

JAZZ欲しい

2004-10-27 22:58:43 | 雑感
唐突に思うことがある

私、音楽というと、いや、楽器というと
ベースの音が大好きで
音楽というかそういう楽曲になると、リズム隊が好きで
なんか、永遠と、ストストドンツクツクストストドンツクツクと
そんな音が流れつづけるテープがあったら
それはそれで優雅に過ごせるくらい本当好きなんですが

こういうCDってのは探せばあるんだろうが
いかんせんジャンルが狭いというか、多分
あんま人気ないせいか、視聴ができない
できないと買えない、なんたってリスク高いもの

そういうわけで、希に視聴できるニューJAZZ(このジャンルはいかがか)
のCDを発見しては、熱心に聞いてみるんだが
たまにこれわ、と思うと、たいていオムニバスなので
一曲しかhitするのが無かったりと買うには至らず
いたずらに時ばかりが過ぎていくわけです

で、だ

最近、もう少し了見を広く持とうと
色々試行錯誤した結果
ドラム&ベースの音に合って、そこそこ人気あるつったら
ピアノJAZZじゃないか?
と気付きまして、現在探索中であります
誰か、いいのがあったら教えて欲しい

ま、それはさておいて
本当に自分が好きなジャンルというのを探すのは
人間にとって有意義な浪費ではないかと思うんだが
さまざま体験した上で、ようやく辿り着くという経験を
割と気軽に味わえるわけだ

ギターに憧れたころからハジマリ
POPSからロックに、ロックからプログレに(それは・・・)
ハード、メロコア、メタル、ああ、なんか俺間違えてると気付き
ようやくJAZZに辿り着き
ここから派生する、ヴォサノバやテクノ(派生違う)
に憧れを抱いて、なんだか
わからない内に、様々なジャンルを知り
ユーロとか、ダンスを一度、ちゃちっこい
という一言で棄てておきながら、今聞くと
ああ、ちゃちっこいんじゃなくてこういう味なんだ
気付いたり気付かなかったり

僕らはそうやって成長していくんだねなんて
思ったりなんだったりしながら
もっと成長すべき事柄があるのではないか
などと、野暮なことを思ってはいけない

プラネテスというか

2004-10-26 20:11:27 | ドラマ映画テレビ感想
プラネテスは、ほら、モーニングでずっと読んでたし
単行本もなにげに全部持ってるじゃないですか
だから、割と知ってんですよ

でもね

それがまさか、NHKのテレビでやってるなんざ
思いもよらず、知らない内にしかも終わってやがったって
おい、もっと一般社会人が見られる時間にやれよ
やましいことなんざないだろうに・・・・

と思ったりなんだったりしながら
このテレビ版、結構面白かったらしく
名作に数えられているとかどうとか

早速インターネットで調べたところ
なるほど、随分と立派なクオリティで
ガイジンには理解できないわびさびが聞いてて
ステキなアニメだったらしく
ああ、見逃して残念と、しおしおしておるんですが
ぐるぐるサイト見てると、気のせいか

折笠愛
かないみか
こおろぎさとみ
國府田マリ子

・・・・・・・・。
古いとか言うなよお前ら(誰にだよ)
いや、なんつーか、ほら、俺が一線だったころ
このメンツが揃うつったら・・・・

しどろもどろになってしまうが
まぁ、いい、それよりもこれを見てより見たかった
特にノノの出てる回っ、これなんで俺見てねぇんだよっ
いずみと美沙に久しぶりに会える機会を
永遠に逃した気がしたとかなんとか

すっかりヲタク臭い話になりましたが
まぁ、ともかくだ、NHKと親和性が高いとは
思ってたけども、こんだけ揃うと壮観ねと
微笑ましく見つつ

男爵って出てねぇのかよ

本作品一番の英雄を出さないなんて
どうかしてると思うんだが
それでも、しりとり告白は見たかったなぁなんて

思ったりなんだったりしつつ
濃いぃ、ヲタク話をひとつ
昨日サッカーの話しといてこれでは
客がつくわけがないわな

ミランダービー

2004-10-25 23:49:46 | スポーツ
これだよ、本当、これ
最近、にわかづいているおいらのサッカー知識からすると
このミランダービーっつうのが本当
すげぇ盛り上がるらしい
って、煽り記事読んでただけで
なんかそんな気分になってきて、なんだろうな

近鉄と阪神で日本シリーズするようなもんか?
いや、オリックスと阪神か(どちらもなぁ)

そんなちゃちっこい話はさておいて
このミランダービーが先日行われて
もう、どっかでテレビやんねぇかと
色々探してまわったが、地上波は無く
フィオレンティーナとか下位の試合ばかりで(しかも中止)
本当、民放もう少し色々考えてくれと

思わないでもないが、こればっかりは
中村か小野あたりが、インテルに移籍でもせんかぎり無理だなぁ

さて、そんな夢見がちな発言はさておき
おいらが、チラベルトを失ってから
新たに追っかけている狂犬ダービッツがインテルには居るんだが
いかんせん最近はさっぱり出番がない

なんか事情があるのかと色々調べるんだが
おいらの能力では限界がある、どうもインテルというチームには
凄い選手が多いから、なかなか出場機会に恵まれないようだ
おいおい、仮にも昨季、バルサを2位に押し上げた
ロナウヂーニョと並ぶバケモノだぞ?
なに温存してんだよ、最近動いている彼を
確認できないので、今回のミランダービーにすげぇ期待したんだが

出番なしだった模様

日本において、海外の試合結果とかを手に入れるのが
こんなに辛いとは夢にも思いませんでしたが
なんというかな、古くからの欧州サッカーファンていうのは
苦労してんだろうなぁと、馳星周やら、村上龍やらを思うところ
彼らは衛星で見てるからいいんだろうが
本当、好きな人にはたまらん話だな

というわけで、ひたすら文字だけで追いかけるサッカー
いや、面白いといえば面白いんだ
パスとかどうなったかわからないけどもいきなりシュートシーンだったり
常套句というか、おそらく
現地のリポートをそのまま訳しているからだろうが、やたら
奇跡的なセーブ
だの
勇敢なクリア
だのと、凄いようなそうでもないような
違和感のある単語が織りなすステキサッカー
というか、日本語版ですらあれだ、バレンシア戦のアドリアーノのあれを
「アドリアーノは左足の裏でボールを止め、その上に乗った状態のまま今度は右足の裏でボールにタッチ。ものの見事に相手の股間を抜くと、素早く身を翻してボールをキープした。」転載もと(スポーツニッポン)
もう何起きてるかわかりません

この芸当についても
全然テレビでやんねーから、どんなすげぇのかと
本当色々探してようやく見てみたら
ん?偶然?
みたいな感じで、なんというかがっかりだったり
まぁ、すげぇのはすげぇんだが、この文章だと
玉乗りしている姿しか想像できないんだがどうなんだ

と、なんだかミランダービーと関係ない話になったけども
とりあえず、欧州サッカーが面白いので
まだまだにわかファンとして追いかけるつもりであります

追記:ミランダービーとか書いてますが
   どうやら、ミラノダービーが正しいようです
   申し訳ございません

竜馬暗殺

2004-10-24 23:00:50 | NHK大河ドラマ感想
ちゅうわけで、今週も楽しい楽しい
NHK新撰組!が無事放映されて一安心のところ
なんというか、新潟災害の件も気になるのは確かなんだが
やはし、ドラマも見たいと思ってしまう
おいらの浅はかさをのろいつつ

今週は、いよいよもって
大物の逝去、竜馬が死んでしまいましたな
今回の大河では、竜馬にしろ慎太郎にしろ
結構いい塩梅のキャラ立ちというか
いや、塩梅だったのは慎太郎だけで、竜馬は
すげぇすげぇいい、もう、江口すげぇよお前
って手放しで褒め称えたかったんだが
残念な結果に(死んだってこと)

暗殺に関しては
どうやって誰を絡めてくるかと思ったら
そうか、見回り組説をとったのか
佐々木先生が自ら殺したというのは、まぁいいかと
その程度なんだが
しかし、全然結局誰がどうして竜馬を殺したのか
そういうところが全然謎残さずあっさり描いてしまって
よかたのかあれで・・・・
不安ではあります、もう少し薩摩の裏引きがあって
誰それが、という、なんだろうな
年末時代劇のおーい竜馬の時のシナリオが好きでしたなぁ
今回のは、まんま、薩摩が悪くて佐々木が斬ったって
まるわかりだもんなぁ

とまれ、死んだ子の歳を数えても仕方ない
いよいよ次週は、油小路の件が姿を顕わすわけで
本当、あの近くで働いているおいらとしては
今週は、一度お参りに行っておくべきかしら

しかしこの大河では、伊東先生が存外いい人に書かれて
しかも坂本贔屓ときたもんだから、なかなか
面白い気がします、まぁ、坂本がああなったら
当然薩摩に睨まれるというところまで気が回らなかった
伊東先生は、その程度だったという線でも考えられるが
このあと、平助がどれだけ自分を責めるか
はてまた、斉藤が責めるのか、楽しみではあります

というわけで、油小路という
個人的に思う、新撰組の最終劇を来週見たいと思います
こっから、全然面白くないもんなぁ、正直さぁ
平助が、なんとなく、大石にコロされる気がする
気のせいだろうか、気のせいならいいんだが・・・

新潟の地震

2004-10-23 23:20:22 | 雑感
昨日見たルパンVS複製人間の話を
こんこんと語って、クラシックなところとか
ハンフリーの話とか、そんなんにしようかと
思ってたんですが

いや、地震怖いよ、凄いよ
なんとも言えないんだが
がんばって新潟の人々

リアルな生活で新潟の人とは
仕事の絡みが多く、すげぇ心配なんだが
当然繋がるわけもなく
少ない情報から判断すると
新潟も広いので、違う場所らしいとは思うんだが
それにしても・・・

身近な人がいるいないは
こういう時は関係ないはずだけど
やはり気になるのはそういうこと、そして
自分にゆかりが無ければ、興味がないのも確か
おいらもこころのどこかで
今日、スーパーサッカーやるのかなぁと
心配しているし、本当にもう

と、あれ
地震の専門家というのが色々言ってますが
TBSに出ている人が一番分かり易いように思います
専門家で、素人にも分かり易く説明できる人ってのは
本当に貴重なんだなと
つくづく思った次第

専門家だからこそ
平易な言葉遣いをできるように
そんな、よくわからない教訓を得たりしながら
安否が気遣われるこのごろです

新潟は寒いんだろうしなぁ

今週の星里もちる

2004-10-22 22:34:50 | 星里もちる
今週のっつうか
まさか、本当に今週で終わりだなんて・・・

ショックで本当、昨日は
モーニングどころじゃなかったんだが
まったくもって、しばらくヌケガラの状態が
続いてしまいそうであります

さて、最終回の内容とうとうについては
単行本出てからでも充分だろうと思うので
そんなに詳しくやらない方向にしつつ
なんというかな
実際、前回の時に書いたけど、巻数としては
揃ってしまったのだ
この喪失感は、オムライスよりも強いな

まだオムライスについて語ってないから
なんとも言えませんが、まぁ、平たく言うと
出てきたキャラクタを未消化のまま終わらせてしまった感
まぁ、これは読み手のエゴであって
実際は主人公二人を描くために出てきた人々だから
なんというかな、いいはずなんだけどな
やはし、テーマが家族とかそういうのになると
色々難しいのであります

そんなわけで
とりあえず、本当、喪失してしまった感じがあるけど
正月から復帰するらしいので
そっちに超期待、すげぇ楽しみ
そんな短い期間で次のが読めるなら、そりゃ
もうっ、ああっ、やっぱ4巻、5巻で
物語を終わらせるという
スペリオールスタイル最高、うひひっ、そんな具合で

えーと
こころとか三国志とかはパス
どうでもいいや

遅ればせながら一次予選突破

2004-10-20 19:34:50 | スポーツ
いや、本当、どんだけ遅れてんだよ俺
というわけで無事、一次予選も通過し
サッカー日本代表、次のステージへと移行
8チーム残って4位までに入ったらいけるっぽいらしいので
こりゃ楽勝だろうと思うんだがそれはさておき
オマーン戦

後半、小野、中村、鈴木という
オランダからイタリアを経由してベルギーまで届く
ステキな攻撃が実って一点

実際の話ここくらいしか
面白いと思えなかった、にわかファンなんですが
しかし、あの三人は凄かった
特に、さりげなく中村が指を指して
その先へちゃんと小野がパスを出したという
この、意志疎通を行った場面が見られたのが
なんだか凄い興奮しましたですよ

ああいうのかっこいいですな
例えるなら、あれだ、ビーチバレーで
サーブ打つ時に余ってるほうが
尻の後ろで、ピースとかなんかやってるあれ、アレといっしょ
野球のサインと違って、かっこいい
いや野球のサインはあれで面白いんだが、なんかな
選手同士がばびっと、作戦を行った感がな

と、わけわかりませんが
ディフェンスは中澤に任せておいたら
本当大変安心できるらしく、これで中盤に
稲本入ったら、相当分厚いんでなかろうかと期待です

フォワードは、大好き鈴木さんが頑張ったので
まぁいいとして、高原も結構やってたように見える
ゴールポストに愛される男として
ステキにドイツで頑張ってる実力を遺憾なく発揮し
また、キーパーにことごとく止められて
運の無い人にも見えます
あれを入れられないからダメなのかもだけど
スシボンバーという名前に恥じないステキさだと思う

オマーン戦がどうとかいう話じゃなくなってますが
あれですよ、オマーンのほうはドゥールビーンさんが
そんなに調子よくなかったのが痛手でしたな
そうでなかったら、前半は押しまくりだし
決定力が少しばかり足らなかっただけで
二点くらいは入ってたんでないかと

中東のサッカーはなんか
かっこいいので、頑張って欲しいところです
イランとかイラクとか
極東ではなく、中東に頑張って欲しいとか
的外れ言いつつ

とりあえず一次予選突破おめでとう
シンガポール戦は
大久保を出してあげてください、折角ですから


サムライガン最終巻

2004-10-19 22:59:56 | 読書感想文とか読み物レビウー
ヤンジャンの主に漫革とか、増刊号とかで
ようよう連載していた、ステキ漫画
サムライガンの7巻が人知れず発売されておりました

なんか本誌では途中でわやくちゃになって
連載中止になったとか
不穏なこと聞いてたんですが
なんだちゃんと完結してたのかと

読んでみたらびっくり
ああ、なんかわけわかんねぇ
いや、解るんだ、実際書きたいことと
書かれたことは、本当だよ、嘘じゃない
なんというかな、全ての事件がどこかで
誰かに操られていて、個々人では
まるでわからない大きなもの、いや、それすらも
どこで境があるかわからない
酷く不確かな中で、自分を体現させて
どうしたって、疲れるし、どうしたって、晴れない

正直そういうのに少し疲れてきたんだ

そういう牧の台詞が身に染みる内容で
なるほどというわけだったんだが
なんか、作者に何かあったんじゃねぇかという終わり方で
本当ちょっと残念ではあります
個人的に、単行本でずっと続いていた
よくわからない裏話がすげぇ好きだったのに
それが無くなって・・・・・

後家の庭を読みたかったこのごろです

内容のほうは、異世界風の幕末で
幕府がどう倒れるか、その影の組織が
そう勝と西郷が繋がるのは、ごく自然だったのだetc
とかなんとかで、かなり面白かった
ともかく、裏の裏の裏の裏の・・・・と
ずっと続いて、結局どれがホンモノで
どこからがどうなのか

考えるのがバカらしくなるくらい、そういう輪廻が続いたから
後味の悪さはハンパねぇんだが
最終的に、何もかもうっちゃって
ごく手前の事実だけを、自分の仕事だけをしたら
それで好しとしよう
いやいや、そうはいかない、お前はまだまだ
誰かの為に働かされるのさ

という、本当
世の中の後ろ暗い部分を、これでもかと
構築していったステキ物語
雨の日にこれをずっと読んでると
多分ステキなことになるんだろうなぁと思いつつ

そこはかとなくエロいのがまたよい

武田観柳斎、転落

2004-10-17 21:48:34 | NHK大河ドラマ感想
今日もやってました
NHK新撰組!、いよいよ落日が見える
新撰組にとって最高潮とも言える
幕臣取り立ても迎え
いやはや、世の中がきな臭くなってきております

今回、なかなか秀逸で
いくつもの政治的事件と
隊内のもめ事が
凄いうまくザッピングされてて
どれがどの事件を追っているのか
一見すると、逃げる役と追う役にそれぞれがついて
竜馬の話なのか、観柳斎の話なのか
それも薩摩とか関わりながらだから面白い

冒頭の抱き合いとか、ギャグも多かったし
なんかステキ新撰組が見られた気がします

しかし、今回のキモは、あれだな
観柳斎かっこよく書きすぎ
幕末くらいの話だから、子孫の方々が色々と
そういう話をよく聞くけど谷をああやって殺しておいて
なんで観柳斎ごときを・・・
と、まぁそんな話はいいんだが本当
やたらかっこよく書かれた武田ってのは
初めてじゃなかろうかと、ここにひとつまた
この新撰組があった意味が見つかった気がします(安いな)

さて、新撰組の事件としてはまぁそれとして
裏ではいよいよきな臭い
はたして誰が竜馬を殺すのか

今回は隠すこともなく、薩摩が疎み
御陵衛士が近づき、見回り組も狙っている
おゆきの妹を探してる永倉原田が
てっきり竜馬殺しでもやるかと思ってたが
そうじゃないというフェイクで
次回は、竜馬の味方になろうっつうんだから
ちょっと新撰組美化しすぎじゃねぇか?
とも思うんだけども、楽しみ楽しみ

どこまで捨助が絡むのかもなかなか

次週は必見でありますわと思いつつ
なにげに、大石の役がいいなぁと思うのです
あの嫌われっぷりはイイ、ステキ、ああでないとな新撰組わ

タピオカココナッツミルク

2004-10-16 21:06:01 | 雑感
唐突ですが
先日感想タピオカを作ったので
そのときのひきこもごもを

三連休台風が来たせいもあり(注:雨降っただけ
家にひきこもってしまい、途方にくれること数刻
ああ、冷蔵庫に食べるものがない
悲嘆しつつ、去年友人の結婚式で貰った
乾燥タピオカとココナッツミルクを見つける

これを食べるしかあるまい

安易でありました
一袋の乾燥タピオカがあんなに増えるなんて
結局三日間タピオカだけを食い続けるという
不遇の連休を過ごしてしまったんだが

さて、タピオカの袋の裏側に
ご丁寧にココナッツミルクでの作り方が書いてあったんだが
ちょうど一袋分の分量も書いてある
おお、やるじゃないですか
タピオカ 一袋
ココナッツミルク400ml
水400ml
佐藤200g

うん、全部用意できる
佐藤に関しては使い道に困ってる
スティックシュガー(4年ほど保管)が300本(1本5g)あるし
全然問題無い、これは作れるな
そう思った、しかしだ
俺、中学生でもわかるような計算できてない

材料の時点で1kgっつうか、1L超えてる超えてるってばよ

で、お腹空いてたしなんか
ココナッツミルクとか甘いもん自分家で喰うって
なかなかできねぇしと、いわゆる
浮かれていたので、気付くこともなく
いざ調理開始

まず乾燥したタピオカを煮る
透明になるまでひたすら茹でるんだそうだ
こいつは楽だ、そうそうに火にかけておき
先にココナッツミルクを作ることにする
まぁただココナッツミルクに砂糖と水入れるだけなんだが
ここでようやく気付く
いかん、鍋が一個死んだ
初めてこの量に気付く
そしてさらに
いかん乾燥タピオカが鍋一杯に膨張してる

軽く後悔を覚えるが
冒頭の通り俺の食料はこれしかない
これを喰うしか

というわけで、ミルクと水に砂糖を足していくんだが
いやーそもそも水400mlに対して200gという記述に
疑問を持たなかった俺がバカだった
それは150gを入れた時、ふと
気のせいか砂糖多くね?と気付き
おそるおそる箸を入れてみると

サク

・・・・・・・ああ、箸がなぜか立ってる
必死にかき混ぜるが果たしてなくなるものなのか
少し舐めてみたが、ああ、空腹に響く重い甘さ
とりえあず1Lのココナッツミルクを
見なかったことにするため、冷蔵庫に鍋ごと入れておく
そして増え続けるタピオカをただ茹でる
2時間とかかかんだよなこれ

で、何もかもを忘れようとしつつ
裏ではSFCのFEやって大盛りアガリ(一人)して
そろそろかと鍋を見ると
うわぁ
仕方がない、一人で呟きながらざるそば用のざるに空けて
水にさらして冷やす、その間に
冷蔵庫で冷やしたココナッツミルクを取り出すと

表面が凝固して、なんかミルクチョコレートみたいな物体が・・・

ぽりぽりとかじっていると
なんか甘さのあまり、頭痛を催してきたんだが
それを顧みず、仕方ないのでタピオカを投入
大鍋一杯にタピオカココナッツができあがった

というわけで、これを三日かけて
いや、本当に喰いきるのに三日かかったんだよ
途中で頭痛はあるは、吐き気は催すわと
さんざん楽しんで、数年分のタピオカを補給したという

ちなみに初日にもう明日は食べられないとか思っていたが
翌日になると思ったよりも食べられ、三日目には
慣れ親しんでいたあたりアフリカで主食になる理由が
わかった気がしました

そう、主食になりうるのだよ、あの食べ物わ

りびんぐゲーム

2004-10-15 23:58:53 | 星里もちる
星里もちるの中で
おそらく一番有名な作品であろう
80年から90年代のスピリッツを
ツルモク独身寮とともに支えた至極の逸品

前作のハーフよりも
さらにドラマを現実に近づけた世界に設定し
本格的なドラマ風漫画となって
この後のもちる作品の雛形というか
今のもちる先生の原形が構成された、愛と住居の物語

私はよく知らないんですが
りびんぐ連載中にどうやら、名作わずかいっちょまえも
同時期連載だった様子で、りびんぐの主役二人が
こっそりあちらに出演したりしておるんですが
まぁ、それはそれ
人間ドラマを描いた意欲作であります

内容は、DM代行業者で働く
一般的な独身男性の下に、初の新人が入ってくる
そんなありていなところからスタートし
実はその新人が、高校を中退している15才の女の子で
そして会社のビルが潰れて、主人公の家に会社が引っ越してくる

ああ、しまった、現実に近づいてないヽ( ´ー`)丿
というわけで、まぁ難しいことわりを言うまでもなく
相変わらずのテンポでもちる作品として展開
この後、主役である不破雷蔵26才と氷山一角15才が
好きだの嫌いだの、大人だの子供だの
いちゃいちゃ、もんもんとしながら
元恋人やら、その旦那やら
奇人変人とともに、愉快な毎日を少しだけ難しいことを考えて

いい加減な何かから
少なからず形を帯び始める現実までを
若い二人でいったりきたりする

ステキなお話(全然わかんねぇよ)
というか、これは本当、おいらにとって
あまりにも思い入れが強いから
うまく説明とか無理なんだけども
都会で生きていくことや、子供が大人になること
責任てなによ、そんなことをちょっとずつ考えて
だらしない雷蔵が、ちょっとずつ真面目になっていくけど
当然その真面目さは、一度間違えてしまう
そういうのをいろいろな人生経験でわかっていき

最終的には身体が目当てという(読んで無い人わかんねぇよ)

えーと、とりとめがなくなるのでこれくらいにして
この漫画から、いよいよ星里的漫画展開というか
キャラ相関図みたいなのが出てきています(個人的に)

この後の連載漫画からは、おおよそ
主人公、その相手になる異性
杉田さん(主人公に難しいことを考えさせる役)
名取くん(最後のイベントを連れてくる役)

が少なからず出てくるようになるわけだ
というか、なんだ今ちょっと読み返したらこんなこと書いてる場合じゃねぇな

ちうわけで、りびんぐは一巻ずつというか
エピソードずつくらいで語るように
とりあえず今日はこのくらいにしておいてやらぁ(なんだそれ)

F1日本GP

2004-10-14 00:12:32 | スポーツ
だいぶ話題として遅れましたが
いや、本当
琢磨はよく頑張った

贔屓目に見ると、やはり
3位で入った彼に関しては、リタイヤしていただき
琢磨が表彰台に上がるというのが
一番ステキな展開だっただろうと
途中解説者ですら言ってましたが
それは違うんじゃないかと、思わないでもない

確かに、クライアントであるHONDAが日本の企業だし
そうやって考えたら琢磨に肩入れするのは
凄くよくわかる、だけどだ、バトンはそれでも
一流ドライバーだと思う

人間性というか、まぁ言動には問題がある
HONDAをクライアントとしながら
このチームでは優勝できない、なんて言うのは
正直あり得ない、だけども、彼の実力からすると
本当にそうなのかもしれない
これは琢磨という、日本の宝を大事にするあまり
いや、実際企業ならそうするだろうと
わかる余りに、この差異が産まれてる気がします

HONDAの技術力が高いのは
F1にHONDAが参戦しだしてから
当たり前の如くだ
ウィリアムスHONDAだったころ、中島悟と
本当、すげぇコンビネーションを見せてくれたし
マクラーレンと一緒だった時は、敵が無いようにも見えた
それだけの技術力があるんだから

本来なら、バトンの実力をもって
HONDAの技術力があるとすればミヒャエルに
負ける事はない、あるいは、対等の勝負ができる
そんな気がしてしまうのであります

琢磨にも頑張って欲しいし
HONDAとしてもファンとしても
琢磨のHONDAが勝つのが一番なんだ
だけど、消去法というか、確率でいけば
バトンでHONDAがフェラーリに勝つ
そんなことは当然できると思うのだが

まぁ、実際それは叶わずに
バトンはHONDAを去ってしまうわけなんだけども
昨今のF1に見られるピットワークでしか
抜くはざまを見ることができない
そんな展開になった以上、琢磨のような走りが
素晴らしい面白さを持っていて
その危うさがサムライという言葉に置き換えられる
その事実と気持ちは充分わかる

だけど、バトンという優秀なドライバーを活かす
そんなこともできた、それによってフェラーリに
勝つことはできたとも思わないでもないのであります

まぁ、思いっきり、琢磨ひいきのHONDAということを
前提としたお話ですが、なんというかな
F1を見ている側としては
そろそろフェラーリ、いや、ミヒャエルが負ける時が
もっとあっていいんじゃないかと思うわけです

来年はまた、違う絵図が繰り広げられるのでしょうが
最近のF1に見られる、圧倒的なマシンの強さと
リタイヤをしないドライバーが愛される
その時代において、HONDAバトンという組み合わせは
決してまずくはなかった

そう想いながら
来期の、新世代、いや、そうではないな
サムライ琢磨とHONDA
そしてトヨタの躍進を期待しつつ
今年のF1もなかなか面白かったというお話

先週の星里もちる

2004-10-12 23:33:27 | 星里もちる
というわけで、ちょっと遅れましたが
先週のビックコミックスペリオール定点観測

いきなり佳境なのか!?
星里もちる先生のルナハイツが、あれよあれよと
もう終わりっぽい雰囲気、嘘だ
なんで最終ページの帯に「次回クライマックス」とか
書いてあんだよ、じょ、冗談だろう
全然未消化なこと多いじゃないか
まどりとりんちゃんのこと全然解決してないよ

まさか、前回の結局応援してしまった・・・
というアレでりんちゃん解決とかそ、そんな
あんな乳大きい娘を、もちる先生がほっとくなんて(失礼ですよ)

どうでもよいですが
先生てば多分、そういうのが好きなんだろうと
つくづく前々からじっくり思っており
祥子といい、一角といい、佐藤さんといい・・・
実際描写されなくとも、どことなく
そういう女性が多いのが、本当、もう、いやん、大好き(死んでしまえ俺)

気持ち悪いのはこれくらいにして
部長はぼろぼろになり
極自然な展開で、今を迎えつつあって
しかも最後の台詞
「最初に出会ったところじゃないか」
というのも、本当、南條さんらしさが爆発してて
あれ?りびんぐの最終回あたりと、何かがシンクロしてる?

と、嫌な予感がしております
いやだ、まだ終わったらいやだ
でも単行本にしたら4,5巻分くらいだから
ちょうどよい気がせんでもないけど
いやいや、だ、ダメだ
お願い、もっと重さんに出番を
オムライスの次女みたいな(ぉぃ

そんなことを思うくらい右往左往でありました
次回に大期待

んでもって、あとは、こころの方ですが
なんだそのまんまか
という感じで、あの現代劇に
あの台詞を言わせる違和感にもすっかり慣れて
今はすいすいと読めるようになりました
崖のあたりと、宿でのやりとり
「いや、君は人間らしいんだ」
は本当、至極の名台詞だと思うんだが
漫画の中ではどうだったであろうか
個人的には、よかったかなとも思うんだけども

さて、なにげに下宿の娘さんが
べらぼうにエロそうに書かれてるのが
キーな気がせんでもない昨今

彼が草臥れると、あの先生のようになるのかと
スピリッツ増刊に昔掲載されてた
歌集の葛の花の話みたいだなと思ったとかなんとか

時間無駄遣い

2004-10-11 23:36:48 | 雑感
えーと、実は一時間くらいかけて
じっくりとタピオカと私について語ろうと思ったんですが
時間が時間になってしまったので
なんでこんな時間になったかを
書いてみようとか、前置きしてるあたり
既にどうなのかというお話

さて、上文だけで既に
この人の日記、まるで魅力が感じられないわっと
なるのは明白なんですがそれはそれ

この三連休、ただひたすらFEをやり続けていたという
このていたらくっぷり、もう日記にしておくしかあるまい

FEというのは、今は懐かしい
スーパーファミコンことSFCの
伝統的任天堂シミュレーションRPGファイヤーエムブレム
のことなんですが、これの何作目かわからんが
聖戦の系譜というやつをもさもさと
もう、本当、アホほど
ああ、また、またベオウルフ死んだ
や、やめてっノイッシュ襲うのだけはやめてっ
と叫びながらの三日間

なんだかんだで、子供世代になって
相変わらずアイラの鬼子供が
月光剣、流星剣、月光剣、流星剣、見切り、見切り、必殺
とまぁ、強いのなんのと
調子のってやってたら、あらあらと時間が無くなった次第

だって面白いんだもの、レベルがアガリまくるんだもの
育てる楽しみを知ってしまった以上
これは仕方がないことだもの

とかなんとか
独り言を連ねつつ
明日から、反省して生きていきます
申し訳なし