CLASS3103 三十三組

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【ドラマ】天使の耳〜交通警察の夜

2024-05-07 21:02:39 | ドラマ映画テレビ感想
NHK土曜ドラマ枠でありました
正直な感想を最初に書いてしまうと、もっと面白くなりそうだったのに
なんか普通に終わってしまった、残念
と、そんな感じなのであるが、多分見ているこっちが悪いなと反省したりである
主演二人が、もう、あからさまにコントやりそうじゃんと思ってたから、
もっとコメディに振ってると思って、期待してしまったのがいけなかった
真面目な警察物としてちゃんと見ていたら、ラストのところとか
凄くいい感じで見られたと思うのである

と、まぁいきなりラストの話を書いてしまうんだが
全体的に、ヤスケンの演技が良すぎて、特に最終話の演技の良さが抜群で
そこだけでOKとすら思うほどでありました
なんかある警察官だろうなと思っていたけど、まさかそういうことだとはと思わせつつも
そこに至るまでと、実際に最終話で見せる顔というか、本性の演技が図抜けて凄くて
迫力と悲壮感が素晴らしかった、凄いかっこよかっただけに
序盤とのギャップが生きるとも思うが、なんか、ギャップはあるのに
落差がなかったといったらいいのか、えっ、と振り返らされるそれではなかったように感じたのである
演出というか展開の問題のような気がするなぁ

さておいて、物語として、3つくらいの事件がちょっとずつ重なっていてという話なんだが
それがなんというか、ちょっとずつ過ぎて、一貫性がないとはいわないが、
なんかしっくりこないで見ていたのも確かであります
多分小説として読んだときには、この法で裁くことと、その限界、
だからこその裏殺しみたいな話に説得力というか、一種の緊張が生まれるんだが
映像作品だと、昨今のコンプライアンス的ないい子ちゃん加減がちらついてしまって
その悪と正義との揺れみたいなのが感じられなかったのが残念でありました
魅せ方でどうにかなるテーマじゃないから、もうこれは仕方ないとしか言いようがないんだが
ちょっと前にやってた夜ドラの亜種で、ユーミンの「リフレイン」をクローズアップした物語なのかと
早合点してしまうような感じが、とってつけたかのようにも見えてしまって
ドラマとしてはもう一つ楽しめなかったのでありました

でも、主演二人が、凄くいい演技で、
よくよく考えると二人芝居のドラマであったのかもとも思ったりして、
見方を変えると見ごたえあるシーンが多かったとも感じたわけだが、

多分、交番というか、箱のセットが、いつだったかにあった、
小芝風花が出てた刑事コントのセットにそっくりだったのが
そもそも演出失敗だったのではないかなどと
思ったりするのであった
NHK見すぎだな


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