追い風ライダー 作:米津一成
読みました
久しぶりにすかっとした、爽やか小説を読みたい
そんな思いを抱いて、ジャケットで選びました
期待は裏切られなかった、
ほのぼのというでもないけども、
いい塩梅で、爽やかさあり、甘酸っぱさありといった
ステキ小説だったのであります
内容は、自転車に乗る人々をめぐる物語
短編の集まりみたいな感じでしたが、
それぞれが、少しずつリンクしていて、
それが大団円という内容ではないけども、
自転車で繋がっていく物語という切り口は
なかなか面白かったのであります
最近かなり流行ってると聞いていて、
実際にそんな人を山ほど見ていると、
自分でもやってみたいなと思わされるといいますか、
この本を読んでそう、思いを強めた感じがあります
自転車のよさというのをのびのび描かれていて、
それに対して、あれこれ思うような不の何かしはなく
楽しいサイクリング(ライダーなんだけどね)を
夢見られるような内容でありました
しかし、載っていると、
なんか簡単に200kmとか走ってしまうものなのかと、
その距離に驚いてしまったのでありますが、
自動車でも、そんだけ遠出をしないと
驚いたものの、サイクリングコースをすいすいいけば、
8時間くらいで、そんなに走ってしまうのだそうでして、
それをやるということ、その楽しさが、
他人がいても、いなくても、繋がっていてもいなくても、
いろいろな思いはそのままに、
ただ、自転車に乗るのは楽しいのだと
肯定してしまえる描写で、非常に好ましいものでありました
色恋や、人生なんかも
ちょっとずつまぶされているものの
それは、自転車という中心があってこそという按配で
トッピングめいていて、うるさくなく、説教くさくもなく
大変読後感もよい、ステキな小説でありました
もっとも、ちょっと小説すぎるというか、
まぁ、物語というのはそんなもんだろうと
最終話は、ストーリーがときめきすぎると、
見ていて、恥ずかしくなってしまうほどでありましたが、
これだけ夢を見られるほどなら、自転車いいなぁと
間違った感想を抱いてしまうほどで
これもまた、よい読後感を覚えたのでありましたとさ
読みました
久しぶりにすかっとした、爽やか小説を読みたい
そんな思いを抱いて、ジャケットで選びました
期待は裏切られなかった、
ほのぼのというでもないけども、
いい塩梅で、爽やかさあり、甘酸っぱさありといった
ステキ小説だったのであります
内容は、自転車に乗る人々をめぐる物語
短編の集まりみたいな感じでしたが、
それぞれが、少しずつリンクしていて、
それが大団円という内容ではないけども、
自転車で繋がっていく物語という切り口は
なかなか面白かったのであります
最近かなり流行ってると聞いていて、
実際にそんな人を山ほど見ていると、
自分でもやってみたいなと思わされるといいますか、
この本を読んでそう、思いを強めた感じがあります
自転車のよさというのをのびのび描かれていて、
それに対して、あれこれ思うような不の何かしはなく
楽しいサイクリング(ライダーなんだけどね)を
夢見られるような内容でありました
しかし、載っていると、
なんか簡単に200kmとか走ってしまうものなのかと、
その距離に驚いてしまったのでありますが、
自動車でも、そんだけ遠出をしないと
驚いたものの、サイクリングコースをすいすいいけば、
8時間くらいで、そんなに走ってしまうのだそうでして、
それをやるということ、その楽しさが、
他人がいても、いなくても、繋がっていてもいなくても、
いろいろな思いはそのままに、
ただ、自転車に乗るのは楽しいのだと
肯定してしまえる描写で、非常に好ましいものでありました
色恋や、人生なんかも
ちょっとずつまぶされているものの
それは、自転車という中心があってこそという按配で
トッピングめいていて、うるさくなく、説教くさくもなく
大変読後感もよい、ステキな小説でありました
もっとも、ちょっと小説すぎるというか、
まぁ、物語というのはそんなもんだろうと
最終話は、ストーリーがときめきすぎると、
見ていて、恥ずかしくなってしまうほどでありましたが、
これだけ夢を見られるほどなら、自転車いいなぁと
間違った感想を抱いてしまうほどで
これもまた、よい読後感を覚えたのでありましたとさ