CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台湾行き当たり場当たり旅 22 チャイナエアラインのビジネスで帰国

2024-01-09 21:05:19 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)

さて、いよいよ帰国である
すったもんだしたが、なんとか帰国できるのでよしとしたわけだが、
やたらチケット高価いなと思ってたら、
なんとビジネスクラスだったことに後から気づいて慄く
とんだ散財じゃないか…台湾便で使うのもったいなすぎるだろう
思ったが、これしか帰りの便がなかったので仕方なし
意を決して、せっかくだからビジネスクラスをしゃぶりつくしてやろうと
貧乏人らしい闘志に燃えて空港をうろうろ



高価な方のターミナルは初めてだったので、おろおろとしてしまったんだが、
なんというか、全体的にとても豪華に見える
チャイナエアラインが高価な路線かというとそんなはずもないのだが、
いつものLCCとは全く違う受付などにどぎまぎしたのである




とりあえず無事チェックインはできたのでよしとして、
せっかくだからと、タイガーエアの窓口にいって返金してもらおうと
ターミナル間をつなぐ無人輸送機で移動を試みる
ずいぶん前に、到着駅を間違えてこいつで移動したなと思い出したんだが
なかなかのスピードで走る快適な箱でありました



タイガーエアの窓口では、日本語が通じそうで通じない
微妙なラインで会話が成り立っていたんだが、俺の手持ちの端末の動作が悪かったらしく
四苦八苦して、結局窓口の方の端末で無事返金手続きを終えることができて
とりあえず一安心したのでありました、これが帰ってこないととんでもなく法外な旅費となってしまうところだった
いや、帰ってきても高価いんだけども、具体的にはこの帰り便片道チケットだけで、いつもの台湾旅行ができてしまうくらい
父親の分も払わなくてはならず、なかなか衝撃的な散財となったがよしとする
さて、また戻ってから空港ビルをうろうろして、飛び立つ飛行機を見守りつつ
いい感じに過ごしたので、そろそろ特典利用しようと移動





ゲートをくぐって、二階に上がったところに、チャイナエアラインのビジネス専用のラウンジがありまして、
そちらにご厄介となるのである
物凄くビビりながら入ったというか、貧乏旅行の風体なので、入るのにチェックが厳しかったように
おびえてしまったわけだけど、ちゃんとチケットを見せて無事入室完了





ラウンジでは、食べ放題、飲み放題なんだそうで
これだと知っていたら、台北駅で無理してごはん食べなくてよかったと
後悔してしまったんだが、少しでも元を取ろうとあさましいことから、
ちょこちょこ食べ物をつまんで、ビール飲んでと過ごしたのでありました
台湾ビールの他に、サッポロ黒ラベルの台湾バージョンもあって、凄いよかった!
食事も台湾料理とホテルのビュッフェにありそうなものばかりで、
甘い物まであるから、まぁ至れり尽くせりで大変よかった
客層は名前の通りといっていいのか、ビジネスマンが多い様子で、
みんな手持ちのノートPCであれこれやりつつ、ちびちび飲んでいる感じで
貧乏人があさましく飯を食う姿など見るはずもなかったのである、恥ずかしい、けど美味しかった





そして、いよいよフライト時間が迫ってきたので搭乗開始
ちゃんと高級側から乗り込むぜ、呼ばれるのも早いぜ!と
意気揚々ではあるんだが、なんせ慣れてないのでものすごくおっかなびっくりしていたのを覚えているばかり
もっとシートとか、色々写真撮ったらよかったんだが、そんなことしている人もいないので
恥ずかしさに負けて、いそいそと座ったのである
椅子がすさまじく豪華でゆったりしていて、自動リクライニングするのがかっこよかった
フライト前にそれをしてしまったんだが、とりあえず戻して、再度飛び立ってから使ったんだけど
快適極まりなかった、疲れ方が全然違うわこれ、すげぇな


そしてウエルカムドリンクにオレンジジュースをいただく
これも100%果汁と思しきものだが、さわやかに甘くて最高だった






そして、機内食のフルコース
父親とそれぞれ別のものをと頼んだんだが、和食が正解だったと思うところ
ウナギまで食わせてもらったというか、もう、どれもこれもすさまじく旨い
これまた、ラウンジでムダに食うんじゃなかったとか、いかにも貧乏人がやっちまう失敗を
ことごとく憂えたりしたんだが、それはそれとして本当においしかったのである
凄いぞビジネスクラス!なんて豪華で、頼もしいんだ

フルコース並なので、食べているだけであれよあれよと時間は過ぎて
また、快適すぎる椅子なんだが、興奮しすぎて眠ることもできず
久しぶりに画面のある椅子だと、あれこれシートをいじり倒して過ごしていたら
あっという間に帰国したのでありました
ブランケットと高級スリッパももらってきて、
ことごとくあさましいことをし尽くしてきたわけだけども、
他の乗客においては、食事が出てきても食べないでいる人がいたり
まぁ、慣れている人というのはすごいなと衝撃を受けたのでありました
絶対こういうお金持ちに私はなれないだろうと強く印象を持ったのでありました



そして、セントレアにようやっと到着して、この旅を終えたのでありますが、
台風の余波著しく、新幹線およびJRが壊滅的なダイヤ状況で、
翌朝、実家の車で早朝帰宅、そのまま出社とかして
なんとか日常へと戻ったのでありました
最後台湾と関係ないけど、まぁ、貴重な経験をしたと記しておくのである

今回は、基隆にいくのを楽しみにしていたわけだが、
全然楽しめなかったのでリベンジしたいと気持ちを新たにしていたら
八斗子の、像鼻岩が崩落したり、二度と観ることができないものを逸したりと
残念な状況を知ってうなだれたのである
が、また行くぞ、今度こそ基隆の夜市を堪能するのだと、誓うのでありました

おしまい

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21 燕山湯圓と剥皮寮、台北駅で昼食

台湾行き当たり場当たり旅 21 燕山湯圓と剥皮寮、台北駅で昼食

2024-01-03 21:13:34 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)
さて最終日、ようやく帰国の日である
エキストラな一日があったとはいえ、すげぇ長かった
正直写真撮るのも飽きてきていたということもあり、朝っぽい写真もほとんどなかったのだが
あいにくの雨模様に、屋根のあるところで最後の観光を楽しみましょうと出発
前日、ちゃんと朝市を見られなかったので再度雙連朝市へ




雨だから人の出もさほどではないかと思いつつも、
やっぱり活気があって、市場というのはよいのうと堪能しつつ
目当ての名店「燕山湯圓」へと向かう
文昌宮のすぐ裏にあるんだが、鹹湯圓で有名とのことで朝飯に是非食べようとおとなう




名物の鹹湯圓に加えて、乾麺と台湾キムチも添えて110元
これが実にすばらしい、ものすごく旨くて驚いてしまった
素朴な味ではあるんだが、朝からするする食べられてしまう絶妙な塩味と
何よりも団子が美味い、これはお代わりしてもいいんじゃないかというくらい
感激したんだが、大変美味しいよいお店でありました、しかも安い
大満足したのでありました、今回様々に美味い物を食べたが
これは最終日にして、なお美味いと思えた稀有なものであった




さて、思い出作りにずっと縁がなかった剥皮寮に再度アタックするため
龍山寺までMRTで移動したんだが、途中で「ムヒ」の台湾向け広告があって思わず激写
虫よけの需要は高いだろうけど、日本のムヒとだいぶ趣が違うなと感激したのである
さておき、今回は流石に時間内ということで見られるわけだが、残念なほどの雨で辟易するものの
まぁ、とりあえず古い町並みを歩いて、建物の中をうろうろ散策





古い町並みを映した写真とかあって、往年の萬華の風景が楽しめる
なかなかノスタルジックでよい展示がいっぱいあった
いくつかは知った店の名前もあったりして、バラックではないが往時の雑踏をしのぶことができて
特に知るはずもないのだが、どこか懐かしいと思いつつ見たのである
多分これは、昭和の匂いなのだな
統治時代からこれまでにかかるような歴史にも触れられたようでよかった
ついでにいうと、このあたりは、コロナが大流行時に隔離施設やワクチン接種に活躍したそうで
その説明なんかも展示があって興味深かったのである
台湾の対応素晴らしかったが、その一端がここにもあったようだ




さて、見るもの見たのでと、そろそろ帰りの飛行機にあわせて一度台北駅へ戻ろうと
龍山寺の地下街を少しだけうろうろ
干支の飾りつけと思しきものが見られたり、中華風味を堪能しつつ都会へ移動



台北駅大ホールに到着、ちょうど、からくり時計が動き出すところだったようで
思わず立ち止まって見守ってしまった、
からくりといっても、音楽とともに、ゆっくり、下の電車が左の方へと移動していくだけなんだが
なんか見入ってしまったのである




そして、台北駅内で昼飯をと色々迷った挙句、
台南エビ飯の店がニューオープンしていたようなので、そちらにお邪魔することに
注文はスマホでよろし、という感じに案内されたんだが
wi-fiが届かない旨を身振り手振りで示して、口述で無事注文完了
小皿2品とエビ飯のセットを頼んだのでありました、諸々で502元
今思うとこれは高かったんだが、まぁ駅だし仕方あるまい
味はちゃんとしていて、何よりボリュームが相当で満足度は高かったのである
が、また食べたいかといわれるとそうでもないかな(生意気)

とっくり食べ終えて、さて、そろそろ空港に移動しましょうと
桃園線で、いよいよ桃園空港へ向かいます

つづく

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20 淡水の夕べから士林夜市

台湾行き当たり場当たり旅 20 淡水の夕べから士林夜市

2023-12-26 20:53:09 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)


さて、淡水の夕日再びと少々待つことに
ちゃんと時間を調べていなかったので、ここで1時間くらい無駄にしてしまったのが
大変もったいなかったんだが、まぁ、じわじわ夕日が落ちてくる



夕日スポットに、じわじわ人がやってきて、ついでに猫までといった感じで
置物と本物を見比べたりしつつ、のんびり待つ




なんかいい感じの猫もまどろんでいて、風情というか
いい感じになっていたのでありますが
残念ながら、雲が分厚く夕日が見られなかったので、まったくの徒労となってしまったんだが
まぁ、のんびりできたし、暑い中にしては、よい感じだったのではないかと思うのである
途中で喫茶店的なところに入ったんだが、父親所望のマンゴーかき氷がなかったので断念して
そのまま帰路というか、また、台北中心部へとMRTで戻ることにしたのでありました




さて、夕飯をどうしようかと考えて、やっぱり夜市でもいきましょうかと
せっかくだからと美食広場だったかの、地下のお店へ行くことにする
この少し後くらいに、改修工事が入ったと聞いているので、雑踏を最期に経験したと
そんな具合になるのかと、思えばしみじみなところであるが、
超絶久しぶりに、士林夜市の完全観光客向けのお店に腰を下ろしたのである





そしてお決まりでもないが、ささっと食べられるものと、
炒飯に牡蠣お好み焼き(オアチェン)と、イカ団子を食べる
これがまた、イカ団子がものすごく塩辛くて
完全に酒飲み用のそれだなと驚いてしまったんだが、
炒飯とオアチェンはちょうどよい感じで、満足したのであった230元
基本的にここは、塩辛いという印象を持ったのであるが
ビール飲めばよかったかしら



色々終わって、そろそろ帰国に備えようと西門町に戻り、
最後になろうマンゴーかき氷を、西門町マンゴーピンにて230元でがっつり食したのである
そして、エクストラで予約したホテルにも無事入宿でき、いよいよ帰国に備えるのであった

つづく
21 燕山湯圓と剥皮寮、台北駅で昼食

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19 淡水へ

台湾行き当たり場当たり旅 19 淡水へ

2023-12-19 21:05:28 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)
さて、夕方16時すぎたくらいだったと思うが、
MRTに乗って一路北上、ちょうど夕焼けの頃になればと
淡水を目指します



淡水駅にたどり着く、夕方になったけどもまだまだ日は高く
暑いのなんのといった感じでありました
駅前で路上パフォーマンスをしていた人がいて
なかなか凄い内容だったなが、あまりの暑さに見ておられず早々に移動






淡水龍山寺やら、天后宮なんかをそぞろ歩き
龍山寺のあたりは、本来は市場なんだが、流石に夕方になるとひっそりしていて
ちょっとしたホラー現場みたいで面白かった
あまりにも静かすぎて、それまでの喧騒が嘘みたいで、
お寺の方も派手なのに静謐でと、しみじみよい空間でありました
また、天后宮の方は工事中で、狭いというか、むしろこの状態で参拝できるのかよと
それくらいの工事進捗っぷりだったんだが、
そんな中でも、地元なのか、観光客なのか、わいわい人が次々入ってきては
参拝を続けていくのが興味深いところでありました
宗教観ではあるのだけども、こういう一途というか、信仰の純粋さともいうべき発露が
とてもよいと思えたのでありました





あとは、マカイ先生の学校やら教会やら、それらの遺跡をそちこち見て回りつつ
ようやく日が傾いてきて、少しだけ暑さが和らいだと思いつつも
額に汗して、夕焼けスポットの方へといそいそ歩いていくのであった
年寄りを歩かせすぎだなと反省しつつも、
もくもくといくのであった

つづき
20 淡水の夕べから士林夜市

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18 国立国父紀念館

台湾行き当たり場当たり旅 18 国立国父紀念館

2023-12-12 20:54:22 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)

行天宮から、また歩いてMRT駅まで移動
途中骨董地下街を横目に歩いていく
初めて台湾来た時だったか、その次くらいだったかに訪れたそれよなと
懐かしく思うのであった



さて、MRTで次は国立国父紀念館へ移動
父親が何度も台湾来てきるのに一回も来たことないというので連れてみる
孫文先生をありがたく御覧じつつ、ちょうど衛兵交代の時間に当たったので
そのまま、あわただしく撮影タイムに










言葉をさしはさむ必要もなく、
相変わらず見事な交代模様でありました
ここのは一等派手で、銃剣の構えと交代で、銃を回転させ放り投げ、それを受けるといった
結構アクロバティックなことをするので、割とスリリングである
NGというか、うっかり落としたりとかする時もたまにはあるんじゃないかしら、心配だ
とまれ、中正紀念館のそれとは趣が違うなと思うのである
また交代式も割とスピーディーで、ばばっと見栄をいくつか見ると
あとは、基本ゆったり歩きだけども、角を曲がったあたりで通常モードというか
凄いスピードになって、颯爽と消えていくのがかっこよかった


満足満足と、とりあえず甘い物というか、なんか飲み物でもと
カフェを探したんだが、なんか迷子になって
気づいたらカフェの裏口から入ってしまったみたいで、客からギョッと観られたり、
慌てた感じで店員がやってきたりとか、心配をかけてしまったんだが
だからといって追い出されることもなく、さらさらっとコーヒーセットをもらったのである
まぁ、コーヒーと言いながらお茶飲んだんだけどもな
この台湾茶が凄い美味しくてよかった、外が暑すぎたのでなおのこと染みたのであった
ケーキはごくごく普通ながら、ほっこりと休むことができたのでありました
コーヒーセットで220元、観光地価格なのでこんなもんでしょう

結構まったり過ごしたんだが、ともかく外が暑すぎて歩くのも大変といった感じ、
とはいえもったいないのでと、またMRTでずずいっと移動して台北101へ



ちょっとだけ中を見てきたのだが、まぁ何を買うとか上るとかいうこともないので
ちょろちょろっと見ただけで、そろそろ夕方が近づいてきたということで
最終的な目的地へ向けてまた、移動をするのであった
というか、年寄りを炎天下で歩かせることもできないのでMRTで休みながら移動できるところばかり回るのである

つづき
19 淡水へ

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17 雙連から行天宮

台湾行き当たり場当たり旅 17 雙連から行天宮

2023-12-05 21:05:21 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)

さて、保安宮も堪能して、またMRT駅まで戻る
途中に仏具のお店がでかでかと鎮座ましましておりましたので撮影
昔からあるけど、台湾のイメージ画として、個人的にはこれだと思う絵面で好きだわ
全然そうじゃないけど、アメリカ映画の日本みたいな良さを感じるのである余談




さて、圓山から少し戻って、雙連まで移動、
朝市を楽しむ、と見せかけて、開店前から並んでしまおうと冰讚へ
これまた凄い久しぶりなわけだが、玉井まで行って食べてきたにも関わらず
やっぱり台北でマンゴーかき氷といえばと並んできたのである
1杯160元という格安、ここは父親と1杯ずつ食べてと昼飯替わりにマンゴーかき氷でありました
美味い、本当にここのは掛け値なしにうまいとしみじみ感じ入ったのでありました
だんだんと外の気温も上がってきていたので、この心地よい冷たさが素晴らしく
大満足したのでありました
安い美味い量が多いと、何もかもが素晴らしい内容で並んだ甲斐があったと思い知ったのでありました
しかし、並んでるのほとんど日本人なのな、ここだけ日本みたいだったわ




さて、かき氷も食べたのでと、せっかくだから朝市の方を見てくる
もうお昼に差し掛かるくらいの時間になっていたので、朝市自体も終わり間際だったから
喧騒はそれほどではなかったけども、わいわいとした賑わいは楽しくて
西門町のあたりとは違う、台湾らしさというのを満喫できたのでありました




そして朝市のお宮である文昌宮も見てきた
ここも小さいけど、ギラギラしててすごく楽しい
数年前に初めて来たときは、リアル女神転生なんて思ったものであるが
今見てもやっぱりそうだなという印象、変わらぬままだが
電飾はパワーアップしてんじゃないかというくらいのギラギラ、実によい
少し離れたところから屋根だけ見ていると、風情のあるいい廟ではあるのだが
テクノっぽいというか、サイバーパンクっぽいというか
大好きなスポットである

まぁ、そんな朝市をさらっと見て、特に何を買うわけでもないので次の観光地へとMRT乗り継ぎ
到着したのが、初めての台湾旅行以来くらいじゃないかという行天宮





ベタな観光地ではあるものの、父親はきたことがなかったようなので
案内してよかったと思いつつ、しかし、凄い数の参拝者だなと思っていたら
何やら祈祷みたいなことをしていたようで、祈祷されている人の写真はNGとのことで、
注意しながら喧騒の風景写真を撮ってきた次第である
お年寄りがいっぱい並んでいたので、どっか体が悪い人が通う何かだったのかもしれないと思うのだが
父親も患いに効果がありそうだと、遠くからそのパワーのおすそ分けにあずかっていたのである
何事も信心よ

まぁ、何かわからんがいいもの見た気がすると
喧騒をあとに、さらに観光地巡りを続けるのである

つづく
18 国立国父紀念館

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16 台北孔子廟と保安宮

台湾行き当たり場当たり旅 16 台北孔子廟と保安宮

2023-11-28 21:05:30 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)
さて、エキストラな1日、せっかくだから一日台北をあっちこっち回ろうと
朝から、ぶらぶらと歩きだす






まずは朝食をと、メジャーというかベタな永和豆漿で朝食を
中華バーガーというか、お焼きというか、いかにも台湾の朝食といったもので95元
父親が豆乳好きじゃないので、豆漿屋で豆漿食べないのだが、これでも十分満足である




さて、MRTでさっそく移動、一日遊ぶ予定なので一日乗車券を購入して、さくさく移動
到着したのは、圓山駅、数年ぶりの台北孔子廟巡りである
前来た時にこんなのあったかと、三猿に加えて、動かざる的な石猿が、
いや、そもそも「〇〇ざる」って日本語のごろ遊びじゃないのか?まぁ教訓めいてるからいいんだが






孔子廟は広々として、なんか催しがあるのか、地元の小学生的な子供たちが
整列行進なんぞしていたのである、
朝から暑いんだが、ほどよく日陰を歩いたりしていると
まずまず楽しめたのであった




あとはグッズショップをちょっと見て回ったりしつつ、
以前あった4D映画館はなくなっているように思ったんだが、
平日だからやってなかっただけかもしれない
さておいて、続いて隣の保安宮の方へ移動




ずっと関羽を祭る関帝廟の一種だと思っていたんだが、
医者の神様を祀ってるのが一番だそうで、あとは媽祖、関帝、諸々と祀られていて
まぁ立派なのはよいことなのでありがたくお参りするのでありました






英雄図などは以前と変わらぬままで、懐かしいという思いも抱きつつ
静かな寺院をゆったり過ごすことができたのである
高楼にあがって町を眺めたりもできるし、台北においてこのあたりがどういう位置づけかわからんが、
下町っぽさといったらいいのか、都会すぎず、田舎すぎない
ほどよさがあって好きな街だと思ったのでありました



絵解きのそれがあって、この龍に筆いれているやつが、
画竜点睛の話だと思っていたんだが、そうじゃなくて、祀られている医者の神様が
龍の眼を直したという故事を顕しているんだそうで、
他にも鶴がいたり、変わった庭だなというのが全部それらの伝説に基づいておるらしく
勉強してから、こういうところにはいかないとなぁとちょっと反省したのである
とはいえ、朝早くから、静かに参拝できてよかったのである

つづく
17 雙連から行天宮

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15 西門町の夜

台湾行き当たり場当たり旅 15 西門町の夜

2023-11-21 20:55:08 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)
さて、龍山寺からMRTで西門町まで戻り、
流石にタイガーエアから連絡あるだろうといったんホテルへ戻ると
案の定というか、ようやく、欠航の連絡がやってきた
さて、そのあと翌日にでも便が用意されるかしらと嘗めていたんだが、
まったくそんなことはなく、次のフライト予定が早くて4日後とかそんな話で、
ちょっとまっとくれやす!と舞妓ちゃん口調になってしまう感じで右往左往

しがないサラリーマンだが、出社のためになんとか帰国せねばと
八方手を尽くして探したフライトが、チャイナエアラインの2日後の便、
まぁ1日延長くらいはなんとかなるだろうとやむなくそれにしたんだが、
片道なのにべらぼうに高価いチケットで、直前で安くなったりせんもんかと思うが
がっくり肩を落として、代えがきかないそれを手に入れたのでありました
ついでに、ホテルの方も探して、今使っているところが延泊できないらしいので
近くの別のホテルも確保したのであった
一仕事したわ、というか、凄いぐったりした
教訓として、夏の台湾旅行は本当におすすめしないというそれだと痛感である

気を取り直して、というか、せっかくだから遊ばなくてはと
また、西門町の夜へと繰り出すことに



まずは、甘い物補給として、台湾ぜんざいを食べる、
なんていう名前か忘れたが、QQなやつである80元
これが、あっさりしているが冷たくてとても美味しくてよかった
何日か前から、通り過ぎるたびに混んでるなと思っていたんだが、
並ぶ価値あるなという感じで、満足である





そして、西門町といえば、ヲタクビルこと萬年商業大樓
年老いた父親を連れていく場所ではないと知りつつも、
まぁ、せっかくだからと眺めてきたのである
相変わらず凄いというか、大半が日本のグッズかもなと思うような
あれやこれやのヲタクグッズが山盛り売られていて、大変面白い
見ているだけで、あっという間に時間をとられるようなそれこれ




別に何か買うものがあったわけでもないが、
日本からなんかもってきたら、案外高く売れるんじゃないかしらと
ちょっと邪なことを考えたりもしたんだが
けっこう古い、田宮のプラモデルとかも売っていたり、
なんだかんだ懐かしい感じがしてとても面白かったのでありました
鬼滅グッズも腐るほど売られていたわ、流行ってんだなぁ





続いて、台湾ドンキホーテにせっかくだからと入店
こっちも面白いもので、現地の人があの曲を歌っていて、
発音が微妙に違う感じがクセになる、すごく面白スポットになっていた
中は、いわゆるドンキで、スーパーみたいなもんなわけだが、
日本製品を多く扱っているから、全体的にドンキなのに高価いという印象
まぁ、せっかくだからと、切り身で売っていたマンゴーを食べて
西門町の夜を満喫したのであった

とりあえず満足したのでまた、ホテルに帰ったわけだが、
一日延泊になってしまったので、翌日何しようかと考えるため
ホテルであれこれ調べたりと、なんだかんだして過ごしたのであったが
ともかく、飛行機欠航は、かなりヘビーな事件だと痛感したのであった
その場で、帰りチケットとホテルを探すとか
まぁ、ネットでやれちゃうわけだが、精神的に追い詰められる感じが半端ないなと
凄い経験をしたと、強がっておくのである
なにより、金がかかって仕方ないが、金でほとんど解決できる

つづく
16 台北孔子廟と保安宮

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14 龍山寺と艋舺夜市

台湾行き当たり場当たり旅 14 龍山寺と艋舺夜市

2023-11-14 20:59:54 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)


南機場夜市からバスに乗って、また北上
せっかくだからと、西門町まで戻らず途中下車して龍山寺へ寄ることに
バス停が、ちょうど、剥皮寮のあたりだったので、せっかくだからと街並みを見ようと思うが
時間が遅かったせいで閉まっておりました
前来た時は早すぎて入れなかったし、どうも縁がないのう




さておき、少し歩いて怪しげな仏具やら、薬草やら売ってる界隈をそぞろ歩いて
龍山寺に到着、まだ明るい時分で、人もたくさんおりました




今更、何がということもなく、相変わらず大きなお寺だと感激しながら見て回ったのであります
あんまり誰が祀られているとか考えたこともなかったんだが、
華陀が医聖として祀られているらしくお守りも売られておりまして、
父親が体を患ってることもあり、ありがたく買っておりました
余談ながら、そのおかげかしらんが、その後体調が崩れていないので大したもんである




ぐるっとあれこれ見て回って、よろしく楽しんでくると、だんだんと夜が近づいてきて
うっすらとネオンの明るさが増してきた感じ、いよいよというほどでもないが、
せっかくだからと艋舺夜市に繰り出すことにする






ぐるっと回ったので、華西夜市の方までも足を延ばしていたんだが、
あのあたりはマッサージ屋しかないよなとか思って、しっかり中までいってこなかったんだが、
ちょっともったいないことをしたかもと反省しつつも、
まぁ、艋舺夜市だけでもかなり楽しく、怪しい雰囲気の残る地元の夜市というそれを
堪能してきたのでありましたとさ
別に何がということもなかったんだが、蛇屋さんやら、ピンクなのかそうじゃないのか、
結構ギリギリだよなと思うマッサージ店とかを眺め歩いたりして楽しかったのである
蛇屋さんは屋号が変わったというか、前のところと別の場所に、新しいのができたのか、
移転しただけなのか、わからんけども白蛇ともども鎮座ましましていたので
脈々と夜の世界は息づいているとか思ったのである


南機場夜市で食べたばっかりだったので、なんも食べなかったんだが
お土産をちょろっと買ったりして十分に堪能したのでありました
地下街を通ってMRTで西門町へと戻るのである

つづく
15 西門町の夜

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13 松山慈祐宮から南機場夜市

台湾行き当たり場当たり旅 13 松山慈祐宮から南機場夜市

2023-11-07 21:05:17 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)

さて、暑さに参りつつも台鉄で台北まで戻るすがら
途中、松山で停車することを知って、せっかくなので降りていこうと
松山駅で下車、松山来るのも数年ぶりである
しかも、昼は初めてだ
駅前には、前衛芸術なのか、ゆかりがあるのかわからんが
鯨のモニュメントがゆらゆら動いていたのである



そして、饒河街夜市の玄関、昼だとかなりひっそりしているな
ここのご鎮座といっていいのか、松山慈祐宮をせっかくなのでお参り




昼だからというのと、暑さもあってか、ひっそりとしていて
じっくり見て回ったのだけども、夜のような独特の雰囲気と異なって
昼間は魔法が解けたとでもいうような、いわゆる観光地然とした顔に見えるのでありました
まぁ、見るともなく見まわして、さっさと次へと移動をするのである


松山から地下鉄で西門町まで移動して、一度ホテルへ戻り、
タイガーエアから連絡ないかと思うが、結局何もなし、相変わらず明日のことはわからないままで仕方なし
夕飯をもとめてバスで南下することに、本当は初日に来ようと思っていたのだが、
これまた数年ぶりに南機場夜市へ




かつては、歩いてやってきたんだが、夜市の目の前までバスが出ていて
こいつが一等便利でよかった
最近では、地元夜市の中でも別格扱いでもないが、だんだんと存在が知られるようになってきたようで
看板もずいぶん綺麗になってるしと感慨深いものである(後方彼氏ヅラ)



というわけで、名物でもある山內雞肉の鶏肉を蒸したやつと金針菜のスープ120元
金針菜が結構好きだったので美味しくいただいたのだが、
鶏肉とスープのこのボリュームで120元は安いと大満足であった
鳥はあっさりしているが滋味豊かで美味かった





そして、さらにもう一品と、以前迷子になって入ることができなかった来来水餃店へ
開店ちょっと前だったので、少し並んでから入店、ここがまた、
えらい大人気で、あっという間に満席になったのであった、凄いなこれわ
餃子は豚肉を頼み、本当はニラの方も食べたかったんだが、流石にそんなにいっぱい食べられないので断念、
あとはお決まりの酸辣湯を店の奥で配膳してもらう
これは、別注文でもないんだが、餃子は餃子の人に数だけいって、小皿は別に配膳しているところへ取りに行く感じで
地元の人に混じってというのが楽しいのであった125元

たっぷりと食べて、あとは、ぐるりと夜市を一周して、独特の雰囲気を楽しんだのであるが
まだまだ食べるものは他にもいっぱいあって、また来たいと思わせる夜市でありました

つづく
14 龍山寺と艋舺夜市

前の
12 和平島公園散策

台湾行き当たり場当たり旅 12 和平島公園散策

2023-10-31 21:05:28 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)

和平島公園に入ってすぐに、まずは廟がありましてありがたくお手を合わせておく

以前に野柳へ遊びにいったときと同じような感じだと
来てから知ったわけでありますが、
この妙な岩石たちは、台湾北東部にいっぱいあるんだなと感心したのでありました
いつかブラタモリでこのあたり行って調べてくれねぇかな




さて、こっから、岸壁の写真ばっかりいっぱい掲げてしまうんだが
公園一周で1kmちょっとくらいだと思われる
その外縁に奇岩が散らばっていて、野柳のようにあれこれ名前はついていないものの
自然が作った不思議風景、なんか、異世界の渓谷っぽいそれを見ていくのでありました






奇岩がというよりも、この地形が面白いと、ただ眺めているだけで時間がどんどん過ぎてしまう
物凄い日差しで、正直暑くてかなわんという感じではあったんだが、
途中あずまやに入ったりしながら、海を眺めたりしたのである
遠目に島もあったりするし、岩が妙なところから生えたみたいになっているのも
なんとなし、可愛いのではないかと思ったりしたのであった
だいぶ暑さにやられていたのである






途中、名前をつけたというか、魚に似てると看板を見たわけだが、
まぁ、そう見えなくもないが、もうちょっと他になんかないのかと
思ったりもするわけだが、この妙にゆるい感じもまた嫌いではない
途中で、小学生か、もっと小さいお子様かわからんが、団体さんが奇岩海岸に係員について入っているのを横目にみたり
あとは、写真撮れなかったけども、ここに海水浴場があるようで、
そこで親子連れがばしゃばしゃと泳いでいたのも印象的でありました
海水浴場の料金もあるからか、入場料がお高い(120元)のかと合点をしたのでありました
遠目に灯台なんぞ見やりつつ
さて、ともかく暑すぎてグロッキーだったので、もうちょっとどっか見て回ろうかと思ったが断念して
タクシーでまた駅に戻ったんだが、途中でどでかい観光船を見つけたので下車



世界一周している観光船だったようで、この後沖縄に寄港するんだそう
港で、客に紛れて、船内を見られないかと年寄りとうろうろしたんだが、
流石につかまりそうだと思って断念、遠目に眺めるだけでしまいにしたのである
よくわからん爺さんのモニュメントというか、バルーンはお祭りの準備だったのかどうなのか




ぐるっと回ってから、テケトーに飯でもと、
駅近くにふらっと出ていた鶏肉飯の店で、さらっとつまんで(100元)
基隆を後にしたのでありました
事前調査がまったく足りてなかったのと、暑さで参っていたのとがあって、
基隆廟口夜市に近づきもしなかったのが残念極まりない
昼からやってる店もあったらしいので、なおのことと、かなり名残惜しいことをしたと
後に反省したのであるが、まずまず、初めての基隆を楽しんだのであった

つづく
13 松山慈祐宮から南機場夜市

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11 基隆へ

台湾行き当たり場当たり旅 11 基隆へ

2023-10-24 20:55:49 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)
さて、結局飛行機がどうなるかわからないまま、
当初予定通りに基隆へと遊びにいくことにする
台北駅から台鉄で移動したわけだが、乗換したり、なんだかんだやりながらで
ギリギリまで、八斗子まで行こうかどうしようか迷っていたんだが、
時間が遅くなったこともあって、そっちは断念して基隆へと直接向かったのであります



七堵だったかで、待ち合わせしたりとか、いい感じで台湾鉄道を満喫できたのである
途中、民家のぎりぎりを抜けていくところとかあって、あんな近くに住んでると
洗濯物酷いことになりそうだなと思ったんだが、関係なく干されていて
たくましさを感じたのである



そして、基隆駅へ到着
ここがずいぶん綺麗なところでびっくりした、流石台湾でも随一の港町とも思ったんだが、
だからなのかはわからない、けど、かなり新しい駅舎のようで
近代的な作りに感動したのでありました
そして、外に出てみれば、まぁ、すさまじい暑さ
これは殺人的なそれだと衝撃を受けたのである



とりあえず、バスに乗って基隆観光をしようと思っていたので
バスターミナルというか、バス停のあたりまで移動する
近くに廟があったので、のぞきがてらお参りして、バスを待つ
正直、どれに乗ったらいいか全然わからなかったし、いっぱいバスがやってくるようで
あれやこれやと迷っていたんだが、無事目的のバスに乗りあい出発




軽快にぶっ飛ばしていくバスに揺られて、
途中観光名所というか、写真スポットとしてよく紹介されているところを通過
ハリウッドサインみたいな、KEELUNGサインに、七色の建物、
この建物も後で裏側通ったんだが、正直、それだとまったく気づかない
ごく普通の台湾の建物といった感じで衝撃的である
ただ色塗っただけで、こんだけ観光地化するんだから、世の中わからんものだ
雑多というか、かなり込み合った狭い路地裏が、
台湾の田舎とも異なる、独特の雰囲気を醸していて
これこそ、台湾ぽいというか、10年くらい前の台北にもこんな地域が残ってたなと思わせる
いい感じのノスタルジーがたまらんと思ったのであった
生活臭というか、うまく言い表せない、時代感というのを持っている町だと思うのである

と、まぁ、バスに乗ってあっという間に目的地に到着


と言いたいところだが、バス停から、和平島公園まで結構な距離があって、
これまた、住宅街みたいなところをうろうろと歩いていったわけで、
途中に一件だけコンビニと呼んでいいのか、おばちゃんがやっている、
日本の田舎にもある便利屋(コンビニだよな)みたいなのがあったりして、
絶妙に昭和っぽい感じを覚えて楽しみながら歩いたのである
とはいえ、すさまじく暑い、年老いた父親を酷使するわけにもいかずと気にかけながら
和平島公園を散策するのであった

つづく
12 和平島公園散策

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10 台北西本願寺

台湾行き当たり場当たり旅 10 台北西本願寺

2023-10-17 21:05:11 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)
さて、三日目、予定では最終日
基隆へ行って夜まで遊び倒そうと思っていたのだが、
台風がのろのろと日本列島に近づいていて、翌日の飛行機が飛ぶか心配で
朝に連絡が入るかもと、ちょっとゆっくりしついでに、西門町を明るいうちに散策することに



まずは朝飯をと、台湾らしい朝飯を探すついでに、うろうろ散策
前夜に堪能した極品軒から少し離れたところにあった、大三元のビルを見る
こんな立派なところとは思いもしなかったわけだが、こりゃさらに高価そうだな



そして、朝食はいかにも台湾といった感じの三明治と蛋餅を食べる、60元也
何の変哲もないといっていい感じではあるが、三明治というより
変わり種トーストみたいな感じで、甘いパンとしょっぱいおかずがマッチして
とても台湾らしい朝食になった、このハムの独特の味付けが台湾だわ



朝食も無事とれたのでさらに散策、何年ぶりかわからんが、中山堂を眺め見る
朝から広場で太極拳でもしてるかと思ったけど、普通に散歩する人がいる程度でなんということもない
初めての台湾旅行時にここで台湾茶を飲んだのを思い出すが、
今は喫茶店とかなくなってるのだろうかしら
さらに西門町の方へと戻ってくると、何やらオブジェみたいなものがあったりして
台北でも、こういう道端アートがごろごろしてんだなと改めて知るのでありました





そして、ついでにというか、せっかくだから見ておこうと西本願寺へ
台北にあった西本願寺跡といっていいのでしょう、広場がありまして
鐘楼とか、それっぽいものはいくつか残っている場所で、ぐるぐる見てまわる
何やらイベントがあるのか、お堂前っぽいところで設営がなされていたので
お参り的なものは何もできなかったわけだが、日本らしさが色濃く残っていて面白かったのである
しかし、朝8時頃なんだが、すさまじく暑い
さえぎるものがないととんでもない暑さになるなと、台湾の熱波にあてられたのであった
別にお坊さんがいるわけでもないし、まぁ、観るものみたからと
そろそろ一度ホテルに戻って飛行機のチェックをしようと移動移動


西門町のLGBTQ的虹色通りを横目にホテルへと戻ったのである

が、まだ飛行機の出発に関して一切の連絡がなく、
セントレアで、だんだんと欠航の知らせが増えていくのに
タイガーエアだけ頑なに何もなく、メール送ったのに「心配するな何かあったら知らせる」という
何一つ解決しない返事が来ただけで、困ったものだと思いつつも
腹をくくって、観光に出発したのである

つづく
11 基隆へ

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09 極品軒と西門紅楼

台湾行き当たり場当たり旅 09 極品軒と西門紅楼

2023-10-10 20:55:19 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)


さて、台轍と高轍を乗り継いで無事台北へ戻る
すっかり暗くなってきているけども、いい塩梅で台北駅が映えるのである
夕飯を食べようと、うろうろしつつ、うっかり通り過ぎてしまい
夜の総統府を見ることになったんだが、まぁこれはこれで絵になってよいなと満足
さて、気を取り直して夕飯を



前々から気になっていたけど、店の位置と名前をちゃんと覚えていなかったので
入ることがなかったレストランに突入、極品軒であります
正直、こんなに立派なレストランだと知らなったので、門前払いされるかと思ったが
無事入ることができてさっそく注文



まずは名物のトンポーロー、これを割包のように食べるというのが
まぁなんというか美味そうで仕方ないとずっと憧れていた一品であります
これで小なんだが、相当に多い、そして無茶苦茶美味い
トータルの値段しか控えてなかったのでうろ覚えだけど、580元くらいだったと思う
最初「東坡肉」という名前だろうと探していたんだが、全然見つからなくて、
実は「烤方」という名前なんだそうだ、違いがまったくわからんが違うらしい
でも美味いからどっちでもいいのである
トロトロに煮込まれた豚肉の角煮を中華パンで挟んで食べるんだが、甘辛いタレと柔らかい肉が絶品
これは旨いと、小食の年老いた父もがつがつ食べるほどで驚きであった



続いて、小籠包とへちまの塩炒め、個人的にはこのへちまが一番だった
いや、烤方も文句なしなんだが、このへちまのあっさり加減がすさまじくよかった
絶妙な塩加減というか、味の良さがまぁ、滋味豊かというか、旨いともかく美味かったのである
小籠包も薄皮で美味しくて、流石高級レストランと感激したのでありました
〆て1313元、散財というほどでもないが、いいお金の使い方をしたと自画自賛したくなるうまさであった


ちなみに、極品軒に入れなかったら、こちらの大三元に入ろうかと思っていたんだが
こっちの方がさらに敷居が高かったようでありました
こっちはこっちで楽しそうなんだがな、総統府近くなので接待なども兼ねているのか
こういう高級レストランが軒を連ねているというのがよいですな



さて、腹ごなしに西門町へと戻ってきたのでそのままぶらぶら夜歩きに移行
前に台南で見た落書き壁画と同じタッチで、有名な人の作品なんだろうと思いつつ
絶妙に漫画的なのと融合しているのが、日本にも通ずるというか、台湾の方が先進的なのかとも思ったりする




そして久しぶりに西門紅楼に入ってみる
門前では屋台というか、テントで販売がなされていて、若いアーティストというか
創作活動家の作品を売っていたのでありました
流石に写真に撮ってはまずいと思ったので記録にないんだが、
かっこいい中華風シャツがあって、ほしかったんだけど予算がなくて買えなかったのが残念であった
紅楼の奥まで入ったのはこの時が初めてだったんだが、レンガ造りの倉庫みたいな部分もショップが入って賑わっており、
古いフィルムの展示とかでいい感じの雰囲気を出しつつ、観光地と商業施設のいいとこどりをしているようで
凄く楽しかったのでありました、とはいえ、若者の街であるな


西門町の入れ墨通りで寝ていた犬、裸犬っぽいがまだらなブチが実は入れ墨なんではとか思ってしまった



そして、マンゴー三昧として、西門町でも有名な三兄妹へ
ここでもマンゴーかき氷を食べて満足したのであった、相変わらずの人気っぷりで、
次々と人が出入りしていて賑わっておりました、210元也
こう食べ比べると、改めて玉井の安さが際立つな
もちろん、ここのも旨いから文句はないのだけども


終わってから、三十三茶王なるお茶を飲んだのである
さっぱりして美味いお茶だった
そういや、台湾茶を全然飲んでないことに気づいたのであった

つづく
10 台北西本願寺

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08 彰化扇形車庫

台湾行き当たり場当たり旅 08 彰化扇形車庫

2023-10-03 21:05:14 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)
さて、大仏見終わって、以前と同じように南天宮も見てこようかと思ったんだが、
ちょうど出たところに都合よくタクシーがいるので、逃すのももったいないと
さらっと乗って彰化駅まで移動
このタクシーの運ちゃんが気のいいひとで、あれこれと話しかけてくれるんだが
かなり台湾訛りがきついようで、さっぱりわからんのだが、
載っている車がトヨタだよとか、色々と日本贔屓な話をしてくれていたようで
なんというか、ありがとうみたいな感じの会話で過ごしたのである
外国人と話すときに、知っているその文化の切れ端知識を披露するというのは、
された方が困るもんだなと体験して悟ったのであった
俺もやりがちだから気を付けないといけないな
でも、気持ちは嬉しいのは伝わるとも思うのである、対応に困るだけで

さておいて、駅でもうちょっと時間もあるしと、
まぁ前回とまったく同じ思考なんだが、ここまで来たら見ておこうと彰化扇形車庫へ
裏路地を歩いていき、無事到着したんだが、到着したとたんスコールのような雨が
ようやっと、小やみになったので、時間もないからと見学開始
入口とかいろいろ写真撮れなかったのは残念だが、ともかく入場である




雨がまだまだ降っていたので、あんまりこれという写真を撮れていないわけだが、
そのおかげもあってか、人がほとんどいなかったので
ラッキーといえばラッキーで、あれこれ写真を撮りまくる
特に何がということもなく、同じような写真でありますが




見学台の高台から見下ろしてみる車庫
このあたりも、多分前に撮ったのとほぼ変わらないのは残念で仕方ないというか
二回行く必要あるかと思わなくもないところだけども、並んでいる電車が変わってたりするので
そのあたりはよしとしておこうと思う




終了間際だったということもあって、最後にちょっと小やみになったところを撮影
さほどに鉄道好きではないけども、やっぱりこの施設は感激して見られるなと思うのであった

で、そのまま帰ろうかと思ったら、前に来た時にはなかった別の出口を発見




どうやら、駅裏にイベント施設でもないが、ちょっとした見物スペースがあって
そちらをちらちらと観て回る、こっちも車庫の終了から30分程度で締まるようだったので
売店とかであれこれ買うことはしなかったわけだけども、駅グッズの他にも
普通に食べ物屋さんがあったり、子供向けの小さい電車があったりして
なかなか面白かったのでありました、勝手がわからなかったので
このまま、駅に直通しているのか理解できず
とりあえず安全をとって、元来た道をたどって駅に帰ったのでありますが


帰り途中で虹を見つつ
まぁ、なんだかんだと楽しめたと満足して彰化を後にするのでありました

つづく
09 極品軒と西門紅楼

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07 彰化大仏を拝む