CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

地方の名産 文の助茶屋 京風味わらび餅

2007-08-29 08:36:36 | 食べ物飲み物
というわけで、涼を取り戻しつつある昨今、
まだかなり蒸し暑かった頃に食べたので
メモメモ、わらび餅であります

有名なのかそうでもないのか
全然ありがたみがわかっていないのでありますが
人からもらうと嬉しいもので
とりあえず食べてみた次第

これがうまい

控えめな甘さとなんというか、ほどよい口当たり
そう、もちっとしてるというよりは、ねち?なち?
そんな擬音がぴったりくるようなステキな物体
冷蔵庫で冷やして食べたのでありますが、
まぁ、つるりとしてて、それでいて
歯に当てるでなく、舌で転がせるというか
まぁ、絶品でありました

黄な粉をふりかけて食べるのでありますが
添付の黄な粉がとんでもない量で
少し驚いたのだが、また、黄な粉とまぶしたときの
フレーバーな甘みがステキでステキで
日本の甘味ってのは、ステキすぎてたまらんなと
昨夜のサラリーマンNEOを少々思い出すほどでありました

わらび餅というと、スーパーで買ってくる
なぜか色々に色彩豊かなステキ物体が多いんだが
それとはまったく異なっておりまして、
もっちり加減と、口当たりのよさ
いわゆる上品な甘さとやらが、漫然と口中でIT革命(古い)

値段がわからないのでなんともいえないのでありますが
お取り寄せとかで、甘味物に目がない人が
なぜ存在するのか、その片鱗を見たように思ったので
ここにメモメモであります

おいしいものは人間を豊かにしますね
あやかりたいものです

陶磁器を探す旅~信楽陶芸の森~

2007-08-28 08:41:46 | 陶磁器を探す旅と名物
さて、全然文章から伝えられないのが至極残念なのでありますが
この滋賀県信楽徘徊に、とてつもない体力を消費して
正直歩くのも困難ではないか
そんなに疲弊してまで、なぜ、暑い中歩いているのか
全てに疑問を投げかけつつ、なぜか、窯元めぐりの後に
県立施設陶芸の森へと参上したのでありました

日本全国に類を見ないらしい
公共施設としての焼物どころというお話でありました
大きな公園のようなところに、施設が三つありまして
まぁ、こんなに日差しが強くなかったら
ちょっとよい空気を吸いに来たいかしらね
なんて思ってしまうくらい、高台の素晴らしいところにあります
まぁ、空気よいとかいいながら
すぐそばで焼物作ってんだから、煙害は酷いかもしれません(ぉぃ

さて、まずは信楽産業展示館に入るのであります
パンフレットによりますと「信楽焼の今を知りたいならココ!」
らしく、信楽焼があるということ以外はまったく
謎のベールに包まれているわけでありますが、
まぁ、なんといったらいいのでしょう、
中規模のコンサートホールみたいな場所で、たぶんでありますが
中央部分に実際客席を備えたホールがあるんだろうが
そこは閉鎖中、というか、催し物をしていない
そのホールを取り囲むようにして、売店とレストランと
信楽焼の展示がされておりました

まぁ、第一声が、ステキ、超涼しい
だったので、クーラーが完璧に備わっておりますのが
一番よかったところ(ぉぃ
たぶん、冬はあったかいだろうし、よいことであります
で、売店についてでありますが
とりあえず、てんこ盛りに信楽焼と、そうでないものが売られており
値段を見てみると、なるほど
窯元めぐりで少しずつ見られたのでわかったが
それらよりは高い、仕方ないですね、山の上だから
運びあげ賃だと思えば、さほど・・・というわけで
そこまでの値段差はないものの、若干高め
ただし、そこらの雑器とはちょっとだけ違う
ああ、凝ってるな、そう思わせるステキなのも多かったので
変り種探しにはよいのかもしれません

ぐるりと見回して、面白かったと満足し
今度は展示場に移ります
展示場では、作家さんの作品がいくつかありまして
これは、大変見応えがありました
壷やら皿やら、当たり前の作品でありますが
いわゆる火色というのを強く意識された
ステキな器がいっぱい、あと、タヌキが一杯
タヌキについては、ディスプレイが凝っておりまして
里山風の展示で、落ち葉とともに、信楽タヌキがいっぱいと
なかなか面白かったのでありました
ほのぼの

まぁ、有名作家のはやっぱりいい、とブランドに弱いため
そんな結論に至ったのでありますが、眼福して
少し休憩、そして今度は外をめぐってみるのでありました

外は芝生の広場みたいなところがあって
カップルが、きゃっきゃうふふ、と戯れている姿を
一人汗流してみていたというのが
なんというか、前衛芸術のようで(何を言っているのだ)
ともかく、胸を切り裂かれるような悲しさを抱えつつ
日差しをさえぎるものが何もないという
灼熱地獄の中、うろうろしたのでありました
少し離れたところに、オアシスと称して
ただの日陰があって、そこでまた休憩
さらに、そのあとには、登り窯だとか、実際に
今でも使われている窯が展示されていてそれを拝見
なぜか、窯から出されず放置されていた、湯呑みが印象的でありました

で、そのまま、次の施設「創作研修館」へと進んだのでしたが
ここが、なんか見られると思ったら勘違いで
どうやら、陶芸作家が集まって、研鑽をする場所なそうで
関係者以外立ち入り禁止となっておりました
というか、俺、入る場所間違えただけじゃないか
今思えばそうとも考えられますが
もう、ともかく、大きな施設で、外には
とんでもなくでかい壷というか、甕が置いてありました

さて、いい加減に体力を消耗しつくして
さらに移動して、いよいよメインである「陶芸館」へ
ここは、小さい美術館のようになっておりまして
この日の展示は今注目される日本の陶芸展でありました

まずはステキな信楽焼の茶入れとか茶道具の数々と
美しい青磁の器というか、大皿やなにやらと
眼福でありましたが、進むにつれて
芸術関係の陶芸品が出てくる
聖書をかたどった陶芸作品とか、なんか
バーゲンセールのチラシを大量に撒き散らした空間芸術だとか

おお、意味わからん

あまりのことに圧倒されたのでありますが
陶芸もやっぱり、芸術分野に突入すると
凄いものだなと感心というか圧倒されたのでありました
なにやら、もこもこした物体とか、こう、言葉で
言い表しにくいものが大量にあったのですが
とりあえずすげぇんだろうと褒めておいたのであります

しっかりと見たというか、いい加減皿ばっか見るの飽きたと
ちょっと思いつつ、ここにも売店がありまして
なにやら、ガイジン陶芸作家のぐい飲みがあったんだが
これがまた、かっこよくて凄い欲しかったのであります
少々値が張ったので買えなかったのだが
ぐい飲みのまわりを、平たいもので包帯のように巻いてある
そういうものであります、平たいものも当然
粘土でありまして、なかなかおしゃれだけどステキと
感激したのが、一番の思い出

いよいよ疲弊にまけて、ゆっくりと外に
西日が最後の体力を奪っていく最中
この陶芸館の前にいる、酒を飲む信楽タヌキが
なんというか、本当、美味そうに呑みやがるな・・・と
のど乾きすぎて死にそうな自分には
一番凄い芸術作品に見えたのでありましたとさ

と、長い割りに、ただの観光記録でありましたが
ともあれ、陶芸の森終了

風林火山 真田の本懐

2007-08-27 08:33:39 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山
視聴完了であります

戻ってきた勘助、いきなり大活躍かよと
流石に驚いたというか、あっけに取られてしまいましたが
オヤカタ様の最近のよい人っぷりも素晴らしく
真田弾正をかばって、わしの軍配違いぢゃ、とか
大物っぷりをアピール
ひところの、わしが間違っておると申すかー
などと怒っていたのが嘘のようであります

はてさて、オヤカタ様がかばっておろうと
真田弾正が悪いに違いないと、武田家中の右往左往というか
馬場、高坂、勘助
という、新時代の重臣揃いがかっこよく
今後こいつらで、武田がひっぱられていくんだなと
ちょっとよろしい具合でありました
相変わらずのツンデレっぷりというか、小山田殿のステキフェイスも
ちゃんと見られたのでよしとしつつ
新武田重鎮そろい踏みがまず、何よりも見所でありました

しかして、真田方
やっぱり、真田と勘助が絡むとどこかコメディめいてるなと
初登場のときからそうだったんだが、本当にもう
今回もやっぱりそうだったと感動
相木が居直ったり、なんか、緊張感が抜けるというか
重苦しくなるシーンなはずなのに、軽々しく
まぁ、わざわざ重くさせなかったところに
勘助の凄さがあるのかもなどと
深読みしてにやにや楽しめるのであります

しかし、実際のところ真田家大騒ぎで
最終的にはステキな結末で終わったのでありますが
なかなか、忍芽様の男気というかかっこよさは
出てくる女性陣の中で、ずばぬけてやがる
感動であります、ステキであります、あんな嫁が欲しい、うぅ

また、真田弾正がしかりつけながら
お前がいないといけない、お前たちが・・・と
泣くあたり、たまらん、たまらなさすぎる
なんて話だ、感動というか身に染みてしくしくでありました

で、そんないい話だったんだが
結局最後に、「道安を逃したら、勝ちました」と、
宇佐美様が満面の笑顔
こ、こわい、こわいよ宇佐美様・・・
わずかひと動作で、何もかもを持っていってしまった
凄い緒方様に脱帽というか
もう、たまらんでありますね

このまま、年末まで楽しみであります

陶磁器を探す旅~信楽窯元めぐり~

2007-08-23 08:34:27 | 陶磁器を探す旅と名物
さて、暑い最中信楽で熱中症と闘いながら
ふらふらと商工会議所までやっていった私であります

信楽の兵器もさることながら、その会議所を支えているのであろう
いくつかの陶芸家の作品やらがひっそり陳列
それもまたステキだと、しみじみ感動したのであります
展示品だけあって、かなりよいものが並んでたんだが
素焼きと見まがうほどの壷がステキでありました
あの色がいい

と、偉そうなことをのたまいつつ
だいぶ涼しさで体力も回復したので
はてさてと出発、帰ろう、とも思ったのですが
なんとなく、窯元めぐりというのをしてみようか
いや、裏露地みたいなところに隠れた名店があるんじゃないかな
そういう、下調べも準備もしていない状況から
突如窯元めぐりを敢行することに

計画性ゼロのまま、凄い勢いでセミがいななく道を
どんどんと上る、そう、上り坂なのだ、なぜに
いくつか神社をやり過ごしつつ
それらしいお店を見つけては、ひっそりと中に入って
じっと値段を見てみる、ああ、やっぱり
奥まったところにあるだけで、200円も安い
同じものかもわからないが、似たようなビールカップを見て
そう感じ入った次第、やっぱり安く買うには
窯元にいかないといけないのだよ
偉そうにぶつわけです

で、窯元めぐり、というわけじゃないのだが
それらしい散歩路になっているらしい看板を発見
それにしたがって歩いていこうと思うのだが
なんだ、なんでこんなに上り坂ばっかりなんだ
俺は、窯元と登り窯さへ見られれば、いらんというのに
はるか遠くにしか煙突が見えないのが
凄い気になると思いつつも、作家さんやらの家が
ずらり立ち並ぶところを一人、とっくりと歩いていくのでありました

で、ここで信楽のおそらく焼物町であったろう場所を
小一時間、いや、それ以上か、歩き回ったのでありますが
驚いたことに、歩いた割りに何も発見できず
なんだこの徒労、M行為
自分への失望感いっぱいになっていたのですが
ともかく、二件ほどの窯元と呼ばれる場所と窯らしきもの
それらを見て終了したのでありました

さて、この窯元についてなのでありますが
いまさらながら、私はもしかすると大きな勘違いをしていたのかと
ようやく気づいた次第であります
暑い最中、もっちりと歩いて、結局見つけたのが
どこでも売ってる器が安くでている場所だけ
はて、どうしてだろう、一点ものとかないのかしら

思ったり考えたりしたのですが
陶芸と陶磁器との間に、大きな溝があることに気づく
そうか、雑器でもないが、
大量生産品=窯元
そうでないの=作家さん
そういうことではないか、ある一定水準の器をしっかりたくさん
作ることができるのが陶製会社とかになってんじゃないのか
どうなんだろうか

なんかわからんが、その窯元というところに
作家さんが作品をもちこんで焼いてもらったりとかしてるとか
器を作るというかデザインする人と
器を焼くという仕事をする人で
まったく分業になってたりするんじゃないのか
謎は深まるばかりでありました

結局、1つ50円とかで山盛りになっているところとか
唐突に値段の桁が振り切っているものだとか
色々見て、のどかな風景の中
そこで働く人であろう、頑固そうな親父どもが
何か談笑している姿を見て、終了したのでありましたとさ
何を得たというのだ私わ

まぁ、なにせ、何度も書くのでありますが
あまりの暑さ、それにつきて、登り坂ばかりのそこで
いい加減飽きたという具合、退散退散と
窯元めぐりを終わらせたのでありました
ちゃんと流通まであわせて、考えないと理解できないと
社会人として恥ずかしいかぎりの思いに至るのであります

で、ようやくでありますが
帰り際にそのまま帰ればいいのに、気づいたら陶芸の森へ
滋賀県が作ったステキ物体
信楽焼の全てがそこにあるかもしれない
よくわかってませんが、ともかく若干こじゃれた建物へ
移動となったのでありました

というあたりで、やっぱり飽きたのでまた次回

陶磁器を探す旅~信楽焼を探す~

2007-08-22 08:39:35 | 陶磁器を探す旅と名物
陶芸づいております

はてさて、先日の京都五条の陶器祭の興奮さめやらぬ
翌土曜日に、ぶらり、信楽まで遊びにいったのでありました
どうも買い付けきれなかった、大皿というか
焼き魚を乗せるような皿
それが欲しくて探しにいったのであります

これもまた、前後編というか
大変な長さの感想文になってしまうだろうと
かなり及び腰になってんですが、ともあれ
再び信楽へと行ったのであります

前回、紫香楽宮というのを見たらよいとアドバイスを頂いたのでありますが
結局道がわからずに気づいたら信楽駅前まで進んでおりまして
まぁ、凄い日差しの中、陶磁器探して歩きまわったのであります
まず、土曜日だというのに、いや、もともと
そんなもんなのかもしれませんが
前回訪れた焼物祭りのときと打って変わって
ものすごい静か、というか廃れている(ひどい)、
耳に聞こえるのは本当、セミ時雨のみという酷いというか
のどかすぎる有様でして、どこの店に入っても
客が俺だけ・・・しかも、到着したのがちょうど正午だったので
暑いわ、店員はいないわ、たぬきだわと
もう、大変過ごしやすいというか、なんだろう
田舎に遊びにきましたー
そういう具合になりました

私も実家の方が決して都会とはいえないのでありますが
あの静かさは郷愁と呼ばれる、よくわからない感動に
包み込まれるようであります、ステキ
ものすごい夏休みという感じがしてたまらんかったのでありました

さて、その夏休み臭のおかげなのか
どう見ても、自分が暇な大学生で間違って信楽に来た
そういう空気を醸しておったのでありますが
折角なのでその大学生風のまま、窯元めぐりもしてみようと
今回、陶磁器屋→陶磁器会館→窯元→陶芸の森、とまぁ、
完全に観光をしてきたのであります

まずは、陶磁器屋
前回の焼物市のときに大方見ていたので
おおよその位置というか、大きな店はほとんど見ていたのでありますが
やっぱり、雑器というか、それこれ信楽ならではなものが
並びまくっているところよりも、ちょっと変わった
作家さんのが展示されている店を中心に見学
これがまた、大変ステキでありました
信楽駅からまっすぐ一番大きな通りに出たところの辻にある
二件のお店なのであります
名前忘れました、というか、あまりの暑さに看板なんか見てられねぇ

暑気中りというか、本当、酷い暑さの中で
涼しさを求めるように逃げ込んだのが懐かしいところ
ただ、みんなわかっている様子というか
どの店もクーラーじゃなくて、自然風なのであります
まぁ、日陰というだけで充分涼しいからよかったんですが
ともあれ、ものすごい日差しのところから
急に薄暗い店内へ、そこでもっちり陶器を見る
カランカラン、軒をくぐると来客を知らせるチャイムが鳴るので
しばらくしてから店主らしき人が出てきて
新聞読みながら座っているという具合

とりあえず気まずい
呼ぶつもりは毛頭なかったのに・・・
思ったりしつつ、結局あまりの気まずさに
湯呑みを一つ購入(早ぇ)
まあ、ちょうど欲しかったからよかったと半ば強引に納得して
信楽の火色がよくでているステキ湯呑みを買ったのであります
なんだかんだでよい買い物をした

で、さらに別の店に移動してそこでは
国宝物の信楽茶器が展示してあったので
それをとっくりと見てくる、また、ここで
大変よろしい、素晴らしいぐい飲み見つけたのだが
いい加減に浪費しすぎているのでぐっと我慢、
10月にまた信楽祭りがあるそうなので、その時にでも
買いにきましょうとひっそり思うのであります

で、このお店で、よくしゃべる店員のおばちゃんから
皿を一枚格安で譲ってもらう
どうも、貧乏な学生に見えた様子で
いや、最初は若手陶芸家と間違えられたのでありますが(自慢か)
暑い最中、熱心に陶器見ている酔狂な若い男性というだけで
色々思うところがあったのでしょう
とりあえず、一人暮らしで器を探していると説明すると
ちょうど一点で余ってるのあるから安くしておくと
さらり、信楽の焼魚皿を手に入れたのでありました

喜んで、さて、ついでに信楽めぐりをしようと
本当、熱中症が心配されるような最中をもちもち歩いていたのですが
信楽商工会議所、じゃないが、なんか、陶磁器を飾ってある
町役場みたいな場所を発見、そこを見学することに

ここがまた、凄い涼しい、クーラーステキ
思ったりしつつ、ちょっと小休憩を挟みながら
もっちりと見学、信楽の技法説明と、古くからの名品の展示
そしてなにより、信楽の歴史として紹介されている中に

兵器

という、見慣れないコーナーが
なんだこれは
思うものの、夏、そして男子
そのキーワードだけで大東亜戦争の話になるのですが
まさしくその頃に使っていたとされる信楽陶器兵器の数々
地雷、爆弾、硫酸壷などなど
あまりのことにしばらくそれを見つめ続けてしまったのでありますが
陶磁器がどれだけ戦争に役立っていたか
貴重な情報を手に入れたと、一人興奮したのであります

と、このあたりにしておきまして
なんだ、ちゃんと書き直したほうがいいな
反省残しつつ、信楽のお話をしばらく

陶磁器を探す旅~京都五条坂陶器祭その2~

2007-08-21 08:40:28 | 陶磁器を探す旅と名物
だいぶ間が空いてしまいましたが
陶磁器を探す旅、真夏の陶器市京都篇を敢行してきた
そのお話であります

最近は脳のスポンジ化が激しいもので
何があったかまったく覚えていられないという
酷い体たらくなのでありますが
最終日にいよいよバカ買いしようと
いきまいて参加したのでありました
会社が終わって、残業か何かの触れが出る前に
颯爽と脱出、もはや誰とも目をあわせず
一目散に逃亡
そして、やってきました、京都五条
最終日なので叩きまくりという話で、楽しみにしてきたところ

ああ、もう閉まってる店がある・・・

驚きの事実でありました
よくよく考えてみると3日目から値引きOKと書いてあったので
当たり前なのかもと思いつつ、あわててとりあえず参加
前日にいきなり3割引きを見せてきたお店でまた捕まる
3割にしておくよ~
なんだ、それが底値なのか・・・ちょっと思ったりしたのでありますが
まぁ、適当に流そうとその場は笑って終了
そして、前日にめぼしをつけていたところを・・・

と、思いつつ結局、最初からとっくり見ていってしまう自分

ああ、予算が限られているというのに
あれこれ見ていても買えない、買えないよお前さん
思うのだが、もう、たまらんのでありました
にやにやしてあれこれ眺めて、やっぱり欲しいなぁ
でもなぁ、などと思いつつとりあえず途中まで南周り
最初の信号をわたって北側に移動し
前日思わずぐい飲みを買った店を少しだけ拝見
そして、そのまわりでよさげだった店も拝見

ぐむぅ

なぜか唸って、なくなく、というか
気持ちを落ち着かせて無駄遣いしないようにする
しかし、方々では値引き合戦が凄いことになっておりました
おばちゃんとかが、大変気前よくというか
やっぱり慣れておられる様子、何枚だったらいくら
そういう具合でじゃんじゃん値下げさせておりました
どっちもそういう阿吽がわかっているというか
凄いよな、下げましたという値段を聞いて
あらー、まだ高価いわ
と平気で言えるところから始めないといけないようです
うちの母もよくやってるが、ああいうのは
自然と身に付くものなんだろうか・・・
感心しつつ、ともかく、その雑器をもりもり
十枚単位とかで買う姿に卒倒であります

しかし、こちとら遠出しているのだ
そんな枚数買ってどうにかするわけにはいかない
というか、ここでようやっと気づいたのでありますが
そちこちの店で一点ずつ買うというのに
安くしてもらえるわけがない
気弱なことでありました、交渉すれば
やっぱり安くなるだろうに、
今思えばそんなところですが、熱気と何か
対人恐怖症めいたそれによりまして、ずりずり

結局前日に目をつけていたぐい飲み600円のを一点
なんだろう、商工会議所じゃないですが
なんか、なんとか組合みたいなところでありました
茶碗安売りとかもしていて、結構面白かったんですが
お茶をたしなむわけじゃないので、抹茶碗はスルー
京焼のもなかなかよいね、しかし高いね
そういう勉強だけして北側は終了であります

さて、どんどん時間が進み
ばたばたと店が畳まれていく
焦ってあわてて南側へと移動を開始
途中で、投売りしている壷を売られそうになったのだが
壷は重くて持ってかえられんという理由で却下
なんとかの作で、こんな値段じゃ買えないよ
とか、ありがちなこと言われたのだが
そういうのにほいほい手を出してはいけませんね、きっと、たぶん

さて、南に移動していよいよ新人作家さん
どうやら交渉前から少しだけ値段を下げてくれている様子
ステキ、こういうのを待っておりました
まぁ、実際200円くらいのことでありましたが
まず粉引きのぐい飲み(大)を一つ、三島手の皿とかも
なかなかよかったと思うのだが、とりあえずぐい飲みを
というか、まったく買う予定なかったのに
なんか、凄い人当たりのよい作家さんで
結局俺は、そういう人情に弱いだけなのだ
現物を判断することができないのだなと痛感
何かするには人間性というのが大事だと改めて学んだ次第

とまれ、悪いものでは決してなく
自宅の萩焼の器と交互に使っていこうと
よい買い物をしたとにやにやであります
粉引きでうっすら白化粧ですが、高台のざらつき感がステキ
お気に入りであります

さて、続いて移動して今度は小皿を見ていく
食卓にステキ食器を揃えましょう、目指せ魯山人計画
勝手に題してもちもち探したのでありますが
飯碗と小皿、この二つを探すためじっくりとっくり
結局織部物には手を出さず、ぐっと堪えてきたのであります
いいぐい飲みがあったんだが、そんなにぐい飲みばっかあってもなぁ
織部もそのうち小皿を探そうと思います

はてさて、何焼かわからんが、とりあえず小皿を逸品発見
むぅ、表向きはステキ、というか暗くなってきたから
よく見えない、店主に断ってじっくり見ようと思ったのだが
なんか、手に取った瞬間、買わないといけない空気になってしまい
なし崩しのまま1000円、高い・・・何してんだよ・・・
ショックで倒れそうになりつつも
完全にやられてしまった自分にがっかりしつつ
草紋の小じゃれた小皿を一つ

そして、最後に、いよいよ飯碗
というか、もう方々の店が畳まれてしまい
なんだ、この暗さは、ほとんど地肌が見えないという
大変よろしくない状況でなんとか吟味しようと
あれこれであります
もう、諦めて翌日信楽でもいって飯碗探そうかと
思ったりもしたのでありますが

黒い、草紋の飯碗発見
また、手ごろな大きさ、そして、投売り価格
決めた(酷い)
まるで消去法のようにして買ってしまったのでありますが
店主曰く、草紋が暗んでしまってあまりよろしくない出来だから
安くしておきますとのこと
よかった、その暗みがむしろいいと思うんだがな
個人的に気に入って800円、よし終了

てな具合で、4点を買って終了となったのでありました
最後にまた、値引きしまくるお店で捕まって
織部と黄瀬戸のコーヒーカップを凄い安値で売られそうになったのだが
そこまで下がるということは、危なくねぇか
そういう警鐘が自分の中で鳴らされたので買わずに帰った
あの断った勇気に賞賛を送りたいとか
もう、何かいているかわかりませんが

ともかく、若い身空で
夏の暑い日に陶器市で値引き合戦(合戦してない)したという
お話でありましたとさ、この回校了

風林火山 勘助捕らわる

2007-08-20 08:30:12 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ 風林火山
今週も無事見られた、神様ありがとう

さて、主への感謝もさておき
今週は、勘助の生き様が久しぶりに
とっくりと描かれておりまして大満足でした
ステキ

とらわれて、とんでもなく迷惑かけまくりだったことを考えると
あり得ないほどの待遇で助けられたのだなと
感心してしまったのでありますが、あの話の流れからすると
晴信はみんなが心配してるからやった
みたいに見えたんだが
捕まった後、すぐに発注してたんだろうなきっと
複線回収ではないですが、最初に100丁の鉄砲を作るのに
相当の時間がかかると見せていたあの時間と
とらわれていた時間の長さによって
晴信がいちはやく助け船を出していたのだと
感激したんだが、気のせいでありましょうか
わからんが、ともかく、主従が相愛なのはよろしいことであります

最近は武田方であんまり評定めいたことがされないから
大好き小山田殿が活躍せず、残念でありますが
今週は太郎登場とそれなりに面白かったのであります
だが、今回はより大きくスポットを浴びていた
長尾方がステキ
というか、本当、宇佐美様ステキすぎるぜよ

方々で、あの手の動きはなんだったんだと
噂になっている様子でありましたが、細やかな表情の変化と
さりげない所作にめろめろであります
策を講じるときの、物静かな口調、よりよく説明しようという意図
ステキだ、よくよく場の空気と流れにのって
あれこれと説明していくのがかっこよかった
ともかく、惚れ惚れでありましたとさ

長尾陣営もセクハラ大将がいてステキだと
武田の小山田、上杉の直江となるのか
娘に対して、色気がなくなってきた発言をして
ものすごい勢いで嫌われていくパパがステキで
今後も、違う意味で目が離せないのでありますところ

ともあれ、最後になるかと思われた
鉄砲で風林火山を打ち抜く話のところは
よい話である以上に、勘助の演技の凄さが際立って
ステキでありました
あの方、と、主人のことを言っておりましたが
あえて、あの方としたことによって
まぁ、普通、あの流れからして晴信に決まってんだが
ひょっとして、由布姫という暗喩もあったのかと
首をひねってしまうところ
姫は正直前に出てくるなと、思ってしまうのだが

ともあれ、来週はまたも真田殿が大活躍の様子で
目が離せません、あと、あれだ
風林火山やった後に、ハゲタカ放映とか
NHKから目が離せなくなるからやめてくれ
そう思ったりしつつ、再放送ハゲタカもしかと見ている次第でありましたとさ

風林火山 越後潜入

2007-08-13 08:28:22 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山視聴完了であります

風雲急を告げるというわけでもないですが
久しぶりに諸国を旅する勘助に戻ったわけで
開始当初はこんなんばっかりだったなと
少々懐かしく思ったのでありますが
内容は、あの頃よりもかなりよろしくなっておりました

あらすじ撫でても仕方ないので
よかったなぁという所を書き連ねるに
勘助のにやけ顔
これが一番だったように思われるのでありました
ステキ、なんであんなにいやらしい顔できるんだろうか
相変わらずというか、ふてぶてしい顔芸やらせたら
凄いものがあるなと感心してしまうところであります

また、とうとう、と言っていいのか
宇佐美様が本格的に登場とあいなって
あの落ち着いた話しぶり、なんともいえない存在感
贔屓目だからだといわれそうでありますが
凄いな・・・なんとなしそう思ったのでした
宇佐美強そうすぎる、あれはいかんだろう
できれば、竜雷太あたりと絡みを見たかったと
悔しいところですが仕方ありません
そう考えると、武田の家臣団が少々若返りすぎたっぽくも
見えなくはないが、諸角が頑張ってくれると信じるのであります

ともあれ、今回はそういう暗躍する勘助と
ただ、ばたばたと負けていく晴信が写されていただけでありましたが
負けるところもなかなか、不穏さというか
もう、負けることがわかっているという感じで
負け戦に向かうときってこういうもんかしらね
などと、疑似体験できたと喜んでしまうわたくし
違うだろう、思うのだが
あの、教来石をもってして水の手を切れないところに
これは危機だと感じ入ってしまった次第
今まで、何度武田のために敵の水を切ってきたかという
ステキな男の失敗が、結構衝撃的でありました
そして、追い討ちをかけてくる村上

ここで、さっさと退陣を決めた晴信は
前回から比べて成長したんだなと思ったんだが
その落ち着きぶりから、砥石崩れといわれるそれほどの
大敗ぶりを見てとれなんだのが少々残念
なんかわからんうちに、原美濃が撃たれてかわいそうだったのが
印象的というかなんというか・・・
あれは、撃った奴が間者だったんだろうかと、今もって謎でありますが
今後語られるかしら、ちうか、鉄砲役に立たない上に疫病神だな

まぁ、色々あったけどとりあえず終わったね
とか思っていると、たぶん今回、こんだけ長い前振りしておいて
最後のあのシーンだけをやりたかったんだなと
感激してしまった、宇佐美様が勘助見破るの巻が秀逸すぎた

やはり凄い、かっこよすぎる
酒でも飲まぬか、山本勘助
あの声の、あの拍子の、あの、なんだもうっ
かっこよすぎてちびりそうになるのでありますが
それに反応して、驚きの顔を見せる勘助もよかった
複雑な表情がステキだなぁと思うんだが
そのあと、責めるでも、なじるでもなく
何もないように見せて、たんたんと遠くなっていく背中
途中で、いくつか夕日が当たってたけども
あの背中のかっこいいことかっこいいこと・・・

宇佐美様がいるかぎり、未だ、風林火山安泰だと
勝手な感想を一番に抱いて、
来週も楽しみであります、ラオウみたいな台詞吐いてたな勘助

陶磁器を探す旅~京都五条坂陶器祭~

2007-08-10 08:45:04 | 陶磁器を探す旅と名物
とうとう行ってまいりました
京都五条の陶器祭、今週火曜日からスタートして
連日にぎわっているらしいのだが、昼間拘束されるサラリーマンには
ちと、その熱気が伝わりにくいイベントであります

もっとも、夜11時まで開催とのことで
仕事終わってからすさまじいスピードで突入、
それが昨日のこと
本番は本日なので、下見のつもりで行ってきたのであります
むふふ

とりあえず初めての参加でありましたが
事前調査のうえ、五条通り南側に新人作家さんが
軒を連ねて待っているとの情報をキャッチ
京阪五条の駅から東に向かってまずは南側を移動
大きな人専用服屋さんの前からずらり、屋台のようにして
陶器屋がならんでおるのであります
というか、京都でこの光景っつうのがいいな

作家さんの屋台もあるのでありますが
ブローカーというか、いわゆる仕入れてきて
所狭しと並べている屋台も多数
にやにやして見回っていると、景気よく
値札の3割、4割を引いての交渉をしかけてくる店員さん
ステキだが、まだなのだよ、明日だ明日
曖昧に返事して適当に流しておくのでありますが
早々から、織部や黄瀬戸のよい飯碗など見つけて
鼻の穴が広がる次第、むふぅ、どうしたものだ

そう、陶器祭は京都のイベントなのに
各地の名産(といっても関東ものは少ない)陶器が
ずらり並んでいるのでありました
どこの作家さんかよくわからんが
織部焼、まぁ美濃焼主体の作家さんが多かったのが印象的
京焼については新人いなかったんじゃないか?
少々不安になりますが、今回の詣でによって
京焼のよさもまた確認できたのでありますが後述

ともあれ、織部、信楽、備前、萩と
ずるずる並ぶ新人作家さんコーナーというか
屋台村がステキで、あっちもこっちもと
うろうろ見てまわる、その場で買ってしまったら
すぐにとてつもない荷物&予算が・・・というのが
透けて見えるので、声をかけてくださる作家さんに
適当な笑顔だけで、品物だけしっかり見て移動移動

しかし、どれほどの数があったかわかりませんが
南側を鴨川から東大路まで移動して
あんなに時間かかったの初めてだな
感激するほどのとっくりぶりで、にやにやが止まらないのでありました

ある程度を見たところで今回何を買うべきかを
少しだけ検討してみる
どれもこれもよさげ、特に織部焼の新人さんのは
いい大きさで、ナイスな落書きがついてる絵織部がある
これは一つ欲しい気がする、むぅ
なにげに信楽のふつふつ泡立った、あの肌色と火色が
あいまるのも飯碗にしたら美味しいかも
備前はいいや、わかんねーし(ぉぃ

そんなところで、京都のイベントで京焼無視して
地元もの買おうとしてるのが
どうかしてると思わないでもないのですが
とりあえずそう考えて、色々見てまわる

見ていて気づいたというか、当たり前のことかもしれませんが
やはり女性と男性で作風が大きく違う、そして女性風という
なんといったらいいのか可愛らしさと軟らかさみたいなのがある
そういう物体をいくつか見られて眼福でありました
現在、覚えたてなので当然のように自然でごつい奴
そういうのを探していたので、とりあえず様子見だけにしたのだが
いつかあれもいいなぁと思うようになってくるんだろう

見ていて、自分が手にとったものを色々考えていくと
朱天目の杯
絵織部のぐい呑みと湯呑み
信楽(恐らく登り窯もの)の飯碗、湯のみ
鉄絵の施したもの全般
そういう具合でありました

現在、生肌でよろしい、窯変を楽しむのは信楽だけにとどめて
他は絵ものに凝ってきている様子でありました(自分がな)
シンプルなのがいいなぁなどと思ってたが
どうも、細かいテクスチャじゃないけども
うじうじしてる吉祥紋様みたいなのがお好み
たぶん、魯山人の織部見たせいだろうなと
自分の底の浅さを笑ってしまうのだが
網目模様を少しだけかけてある、しかも鉄絵で
そういうのがよいらしい、精緻ではないが細かい
そんな絵が書き込まれているのをついつい
眺めてしまうのでありました

ペルシャ風の作家さんも何人かおられまして
毒々しいほどの色目もいいなぁと思ったのだが
ペルシャ図案を鉄絵で書き込んでいるというのに釘付け
思わず手が出そうになるが逸るのを抑えた次第
たまらんです、赤で織部テクスチャ(勝手な名前をつけるな)が
施してあれば即買ってしまいそうだと思いつつ
九谷にも興味をひかれはじめていたのでありましたとさ

で、北まわりでは、以前に勇気を出して立ち寄った陶器店が
店を開放して色々販売中、うおお、本物の曜篇天目だ、あうあ
吸い込まれるような青の光と黒光りの釉薬に
卒倒しそうになったり、つる首のまたとてつもなく渋い茶入れとか
オレンジ色の足してある織部の茶碗など
見所タップリ、値段もごっつりで、こちらは眺めるだけに

途中でまた、京焼でもよろしいものというのを発見し
やっぱり京焼は全面黄色になってるのがよいのだろうと
値段だけ見て判断、よいかどうか、好みかどうかでいくと
まったく好みじゃないんだが、よいものの価値を知っておこうと
このあたりは勉強したのでありました
京焼については、一点、歪んでるからおつとめ品になってた
ステキなぐい呑みがあったので、今日買ってこようかと思う

で、そのまま買わずに過ごせるかと思ったのでありましたが
いい加減疲れたのもあって、捕まってしまい
ついついぐい呑みを二点買ってしまったのであります
作家さんだったのか、よくわからないところで買ったのは
さらによくないと思ったんだが
人当たりのいいその言葉と、初トークが
「業界の方ですか?」という聞かれ方に、わたくし
恥ずかしながら自尊心がいたく満たされてしまい・・・ああ

大津のあたりで焼いていますと聞いたので
これは膳所焼というのになるのかもと、思ったが
それ以上は関わりあわず、肌色の奴と黒肌の奴とを購入
家に帰って、少しだけ後悔してしまったという
ダメだよな、やっぱりおつとめ品で買うやつは
それなりだよなぁ・・・

人からもらって、よいものがあると
それと並べたときの違いに愕然とすると
また学びなおしたのでありました
信楽で安物買いについては一度懲りたはずだったのにな・・・

しかし、決して悪いものではなく、かなり薄手で
ステキな肌色がお気に入り、気軽に使えそうなところもいいと
にやにやして今後たしなんでいくのであります
まあ、現在禁酒中だからどう使ったらいいかわからんのだが

と、大変長くなったのでこれにて
本日も買出しに行ってまいります、託

幽遊白書

2007-08-09 08:33:59 | 雑感
幽遊白書という漫画がありました

少年ジャンプにて連載されていて
当時わたくし中学生だったのではないか
まさに一世を風靡したといえるステキ作品であります
先日、時間つぶしに漫画を読む機会に恵まれたのですが
そこでワイド版で再発行されている同書を発見
懐かしいと思ってとっくり読んだのでありました

当時と考え方も年齢も違う今になって
読み返してみて、ああ、懐かしいという面白さもさることながら
ほとんど忘れてた内容をありのままに読んでみて
やっぱり面白いと痛感
この漫画凄かったんだなと
改めて驚いたのでありました
特にその頃ではわからなかった部分の面白さというか
妙な黒さ、悪徳さ、変態加減
なにもかもが、現在読んでも面白すぎる
ちうか子供に読ませるには危険すぎないか
いらん心配をするほどでありました

そんな感激も色々あったのですが
驚いたことがありまして
なんとまぁ、テンポがよいというのか
思った以上に話が短いのが驚き
これは凄い、バガボンドは見習うべきだ(ジャンル違う)
ストーリー漫画で、しっかりとそれを追いながら
まったくムダのないというか
ほとんどの闘いが1話で終わるというステキ仕様
お互いの見所が一回ずつあって決着
これは読み易さがステキ

物語は読み手が飽きないスピードで進み
なおかつ、みっしり詰め込まれてるのがいいんだななどと
生意気なことも思ってしまうのでありました
あんなに長いことやってたように思われるのに
戸愚呂篇なんかあっという間でやんの
しかも、人間ドラマでやんの、格闘漫画だと思ってたのに・・・

全体的にそこはかとないというか
圧倒的な人間臭さと時代臭があって
そういうところが香ばしくてステキだったのでありますが
少年漫画の鉄板である戦う漫画でなくて
実は、人間関係のあれこれが描かれていた漫画だったのだ
しかも、トレンディドラマ風情に仕立てられてたんだ
感動であります、ステキ、面白かった

テリトリー篇は、今読んでようやっと
この内容はもろにJOJOとかぶってると思ったんだが
まぁよし、というか、あんだけ短い話なんだから
少々はよかろう、などと勝手なことも思ったり
途中から明らかに作者が投げやりになってきた部分が
凄いステキだったりと面白かったのでありました

感動というか、感激したので書いておくしだい

あと、一つショックだったというか
完全に、ああ、俺の脳は腐ってきたんだと打ちのめされたのが
鞍馬に対して鴉が、トリートメントはしているか?とか言って
髪の毛触るところを読んで
当時、なんだこの気持ち悪いオカマ野郎
などと思っていたのが
うわっ、エロっ
などと思った部分でありました

そういう人たちに当時から絶大な人気を誇った理由も
今、そういう文化に親しんだせいかよくよくわかるのでありましたとさ
魔界篇の躯が当時から好きでしかたなかったんだが
ショートカットだからとかそういう問題じゃなくて
ああいう性癖があるのかもしれんなどと
自分の暗黒面を覗くのでありましたとさ

駄文

郷土のお土産 水戸なっとうスナック

2007-08-08 08:23:54 | 食べ物飲み物
昨日に続き水戸名産お菓子であります
なっとう
と、ひらがなで書くところに
愛らしさを感じるしかない
そんな具合でありますが、かいつまんで感想申しますと

なっとう味のうまい棒

そんな物体
正直うまい棒の亜種というか、シリーズの一つじゃねぇかと
ラベルを色々探してみましたが残念ながらわからずじまい
そもそも販売元すら書いてねぇ、なんだこれ
思ったりするのでありますが
味にかすかなバリエーションがある様子で
「からし味」「梅味」とあります
わたくし、梅味を所望

開封してみますと、まぁ、お約束のように
芳しい納豆の香り、いや、臭い
アメリカ人が「足の裏の臭いがする」と発狂したと噂の
そんな臭いがしますので、決してオフィスでは
開けないほうがいいように思われます
ああ、朝ごはんの臭いが充満して・・・

臭いばかりになってしまいますが、その臭いとあいまって
かみ締めてみると、スナック菓子なのに
奇妙な粘りがあり、ああ、納豆だなと痛感
味も確かに納豆風味が強く、梅味成分はいったいどこに含まれているのか
わからないまま食べ終わってしまうほどであります
納豆嫌いな人には苦痛というか、こんなお菓子が存在する理由が理解できない
そうつぶやくのもうなづけるところ
納豆をわざわざおやつに食べるなよと
思ってしまう地方人であります

食べ終わった後も口からほのかに納豆の香りが漂い
本当にもう、まったく人と会うときには適さないので
ひっそりこっそり過ごすときに
そっと、もしもし、かみ締めてみるとよろしいように思われるのでありました

なっとうふりかけと同じ成分で出来ているように
個人的には思うので、あれが好きな人は
なにかれなく食べられるのではなかろうか
そんな、当たり障りの無い雑文でこれにて

郷土のみやげ物 水戸・吉原殿中

2007-08-07 08:31:23 | 食べ物飲み物
というわけで、地方の名産品が手に入ったのでなんとなし

水戸の名物だそうであります
初めて聞いたし、見たこともない食べ物で
なんというか、また納豆の何かか?と
思っておったのでありますが
残念ながら納豆は含有されておりません

米と水あめを練って棒状に固めたものに
大量の黄な粉を降りかけて固めた物体

それが吉原殿中であります
食べてみると、なるほどふにゃっとした感触で
ほどよい甘さ、むせ返るほどの黄な粉が特徴
可もなく不可もなくといったお菓子でありました

まったく身勝手な感想でありますが、
美味しくないみやげ物以外は微妙とするなら
これはみやげ物失格だと烙印押さざるを得ない
それくらいなんでありますが
うまい、と言い切るほどでもない
にんともかんともであります

さて、そんなお菓子でありますが
驚いたというのか、なんだ、上述の通りの食べ物なんだが
この黄な粉の量が凄くてまた、全然固まってないから
食べるのに難儀で難儀でかなわない
ぼろぼろとこぼれるというレベルではなく
すわ、黄砂
春先の大阪を思うような大惨事になってしまうのであります
うっかりオフィスの机で食べた日にゃ
机中が黄色に・・・というか、どう考えても黄な粉多すぎるだろう

また誤って息を大きく吸い込むと
お約束のように器官に黄な粉が侵入しむせ返って
二次災害の発生に繋がるという凶暴さ
恐るべしでありますところ

と、そんな大騒ぎをしながらさっき食べたのでありますが(生々しい)
これを書くにあたりまして色々調べてみると
オブラートに包まれているのでそのままお召し上がりください
そんなくだりが・・・

・・・・
ああ、あの薄紙、食べられたのか
というわけで、普通の人は黄な粉まみれになることなく
ほの甘いお菓子を堪能できるのでありましょう
ただ、注意書きもなく、唐突にそれだった場合
絶対あれをオブラートだと気づかないとせつせつ思うのでありますが
なんだ、別に大して面白くもない話でありますが
地方名産には色々ある様子でございます

水戸は、個人的に納豆ふりかけが秀逸だと思います

風林火山 裏切りの城

2007-08-06 08:34:18 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ風林火山
陰謀渦巻く回でありました

もうなんといったらいいか
初めてではなかろうかというほど
真田の大活躍でしびれた次第、というかドラマ全体にやられた
たぶん何人もの人がひっかけられたと思うのでありますが
相木殿が胡散臭すぎて・・・

あの小県の二人は侮れないというか
いい役者だなとつくづく感激した次第であります
蹴倒しまくる真田の怖いこと怖いこと
また、蹴倒されまくったほうも大変そうで
あの後日談で、あんなに蹴らんでも・・・みたいに
雑談しているのがステキでありました
ああいうのが真田の兵法なのかもだわと
感激であります
しかし、三国志の赤壁苦肉の策みたいですげぇな

相木殿との胡散臭いやりとりの最中から
なんかに取り付かれたみたいな真田弾正の狂気が本当にステキで
あれは村上を騙すと見せかけて、完全に
視聴者を騙すための演技だったんだわとしみじみ
見事な計略で、敵の貴重な兵力を損耗させるという
見所たっぷりの競り合いでありました
高田が、まったく見せ場無く死んだのが
ちょっと面白かったというか、あのプロレスラー枠は
今後また、新たなレスラーの導入があるのかと
気になったりするのです

とりあえず、矢崎殿の見事な死に様に敬礼
平蔵では、まったくもって矢崎殿の跡取りとして
話にならんと思うのですが
今後も村上について、ほそぼそと生き延びて
最終的には謙信方についてしまうのでありましょう
もしかすると、キツツキ破るのあいつじゃねぇのか・・・
不安すぎるのですが
できるだけ、そうじゃなくて、緒方宇佐美の
神謀が炸裂した結果になって欲しいと願います

それとはまったく別に、最近人気急上昇中の
小笠原様の相変わらずっぷりもステキ
なんだあの大・小物臭(だい・こものしゅう)は
圧倒的な小物臭さがステキすぎて、血族の方がいらしったら
えらいクレームが出るんじゃなかろうかという具合ですが、
あれはあれで凄いいい味だなぁと感激します
新撰組!のときも何気にあんなんだったな、もう
あんな人にしか見えませんが、今後も壮語を弄して頑張っていただきたい

テロップの大トリが諸角になったのが
少し感慨深いですね

陶磁器を探す旅~名古屋城~

2007-08-02 08:39:03 | 陶磁器を探す旅と名物
陶磁器を探しにぶらり名古屋まで

そんな理由じゃなかったのですが
先日名古屋城近くまでいく用事があったので
ぼんやりと見てきた次第、ステキ
先回の彦根城に続いて、城めぐりをしていて
なんか完全に夏休みの小学生ルートを辿ってる気が
せんでもないところでありますが
よしなに

名古屋城なんざ、実に8年ぶり?くらいか?
意外と近くで行っとるやないけ
そんな具合で困ったものですが、
以前に名古屋へ遊びに来た人を案内するため
ぼんやりつれてって以来のことであります
個人的に思うのだが拝観料500円は安い、
徳川美術館の値段と比べると、とてもリーズナブル
そんなわけで、ガイジンさんもよーさんおるのでありました

さて、あまりの暑さに卒倒しそうなほどだったので、
早々に城の中に入ってしまったのでありますが
どうやら、最近は茶屋で金の釜でお茶入れたりする
ステキイベントとかもあるらしく
ちょっと心引かれたのでありますところ
ここは色々わけありまして、呑まなかったのですが
機会があればいずれ

城内に侵入すると、もう、とても素晴らしい
クーラーって本当すばらしいわ
そう思うのでありますが、あまり知られていないらしい
名古屋城は実は一度焼けて、今のは偽者
というお話
改築というか、完全に最初から建て直しになったので
博物館としての機能を備えて、クーラー搭載してんだなこれが
まったくステキであります

しかし、完全に立て直したわりには、妙なところはこだわった様子で
階段は異常にきつい、急勾配になっており、お年寄りには
絶対向かないようになっております
名古屋城周辺の町並みが見られてステキなので
これまたおすすめ

はてさて、城の話はこれくらいにして
とりあえず折角博物館になってんだから、焼物の一つや二つ
置いてあるだろうなどと意気込んで見学
が、しかし

無い

一つもありません
あったのは、刀が二振りと甲冑が1つ
刀の鍔がいくつかに、金鯱関連のそれこれだけ・・・
しいて言うなら、金鯱の鋳型じゃないが
陶器、いや、焼物があったくらいでありました
はかられた
一人ごちてしまいましたが、考えてみると
中身についてはほとんどが、徳川美術館に移送されてんだなと
当たり前のことに気づいたのでありました
しかも徳川美術館から、今、東京に出張中だしな
名古屋は名物なしになっているわけであります

そんな見所なしかよ、みたいな状況でも
じっくりとっくり、やっぱり刀はよくわからんけどいいなぁと
しみじみ感動して、
お馬につける鞍に英語でサドルって書いてあって驚愕したり
金鯱は立派だがね
などと、とりあえずの感想を述べたりするのでありました
甲冑も立派なししおどし、でいいのか、なんかそんなんで
見ていて飽きないのも確かであります

で、個人的に一番の見所だと思うのが
燃える名古屋城の写真
これであります
太平洋戦争の際、空襲で燃えてしまった名古屋城
その燃えている様を写真で撮ってあるのです
これが、なんというかな、凄い迫力でありまして
当然白黒写真なのですが、炎のほの白さと
その勢いが凄いくっきりと写し込まれていて、ああ、城が焼け落ちるって
こういうことなのかと、つばを飲み込んでしまうのであります
大迫力

まったく当時のことはわかりませんが、
名古屋に住んでて、名古屋城が焼け落ちたってのは
近現代に移っていたとはいえ、ショックだったろうなぁと
思ったり考えたり
いや、でも、名古屋の人って意外でもなんでもないが
あんまりそういう物事に感心なさそうだから、そうでもなかったのかな
などなど、考えさせられるのでありました
これはこれでよし

と、まぁ、そんなわけで、物としてみるものはなく
いや、名物はこの名古屋城そのもの、そして天守閣の金鯱ですよ
と、言い切ってしまえばそれまでなのでありますが
500円で涼みながら名古屋城を知られるのはよいことではないか
思ったりするのでした、加藤清正にまつわるものいっぱいだしね

私が行ったときはやっぱり夏休み企画なのか
全然名古屋城と関係ない、世界の昆虫展とかやってて
個人的に嬉しすぎたところ
その卓抜した企画センスも見所だわねなんて思うのであります

そのあと、また、何を思ったか名古屋縦断行脚という苦行を
己に課してきて、愛知県の名物集を見たりしたのでありますが
それはまた後日にでも

陶磁器を探す旅~彦根城博物館つづき~

2007-08-01 08:46:02 | 陶磁器を探す旅と名物
さて、大名物を見る機会を作る
それがいかほど大変かおわかりか?

みたいなことを漫画で言われてから
やっきになっているこのごろ
少しずつ見たことのある茶器を増やしている次第なのでありますが
彦根城にて、ひこにゃんだけでなく
ちゃんと歴史的な物体として眺めようといざいざ

で、茶器の主に陶器についてそれこれ見てきたのであります
唐物鶴首茶入なんかもかわいらしいというか
たぶんあれこそが、へうげもので言われていた愛い奴
それにあたるんだろう
なんともかんとも、以前の私なら
なんだこの小汚い小壷、何がよいやら
などと言っていたであろうことが容易に想像つくのでありますが
その小汚さこそがステキと思えるというか
発想の転換?いや、ただ他人がいいっていうから?
みたいな価値観によって、素晴らしいと思えるようになる
なるほど、人間が安いのであります

なんのことやらという具合でありますが
ともかく、そういったステキ物体をいくつか見て
また、井伊家ゆかりというか、茶十徳とかいう
訓示みたいなのを眺めたり、
なかなかかっこいい形の釜やら、水指しやらを堪能しぃと
色々進んでいきましたところ

長曽根虎鉄

うお、名刀見参
相変わらず、刀は観賞のツボが全然わからないので
よいのやらどうやらさっぱりだったのでありますが
磨きぬかれた刀身と、なみなみしてる刃紋はステキでありました
青白い肌ではなかったのが、少しばかりがっかりでありましたが
たぶんそんな刀は漫画にしかないんでしょう
ともあれ、見事な刀が二振り続いたあと
いよいよ甲冑など、いわゆる
井伊の赤備えシリーズであります

赤い甲冑がぞろりぞろり、言うても3つくらいしか無かったんですが
どれもこれも無骨でかっこいい・・・
あの仮面といったらいいのか、顔半分だけ朱塗りでかたどった
ステキな物体が、かっこよすぎて悶絶
すばらしい、なんだこれは
じっくりとっくりと眺めているのでありますが
なるほど、戦国時代の武将はそんなに背が高くなかったと
よくよくわかるサイズでありましたところ
あれなら、俺着られるんじゃないかな(重すぎて動けません)

見ていると姫様用とかいって
女用甲冑まで置いてある
うわ、流石武家、娘もやっぱり出陣する気概があったのね
やや小ぶりに備えられていて、言われてみれば
どことなく女性的な作りに見える(影響されやすい)
あとは、あのものすごい角の生えた奴とか
なんかそんなのを見てから、ぼんやり
今度は井伊家が愛してやまなかったのか
能舞台シリーズを堪能するのでありました

能面についてよしあしは全然わからないので
なんともいえませんでしたが、ともかく
武家のたしなみの一つなんだろうなぁというぐらいで
さらっとスルー、ステキよね
そういう感想だけにしておく
そして、さらに進むとまたも陶器
今度は、あの幻の器、湖東焼であります

噂というか、なんでも鑑定団で見ただけですが
その昔琵琶湖の東岸北部にて焼かれていたと噂のあった
湖東焼、絵付けの技法を備えた陶器だった様子であります
金襴手やら、極彩色やらで、個人的な感想としては
京焼のそれらに近いと思われる逸品
井伊家がもちもち作らせたらしいが
桜田門外にて頭首を失い、そのまま財政逼迫、窯閉鎖となり
幻となったとかなんとか・・・

その名品がいくつか並んでおりました
ステキだったのが、盃、ぐい飲みくらいの大きさなんだが
これがまぁ、よくよく彫られたというのか
描かれた絵付けがステキ、金で飾るあたりは
侘び茶とはまた別だが、これはこれで見事だわと
しみじみ感激する次第
他にも香合やら、ツボというか水入れやら花瓶やらと
さまざまにありました
どうやら、焼が甘いというか薄いらしく
使い込んでいると絵が剥げてしまうのだそうで
まだまだ、発展途上だったんじゃないかなと焼物として
どうなのか、個人的に思った次第
おお、偉そうだ俺、ステキ俺

で、その後は、屋敷跡みたいなところを見て
終了
なんか他にも色々あった気がせんでもないが
覚えていないのでありましたとさ

で、終わってみて、ああ、よく見た
感激した、などと思っていたのでありますが
今回の大目的であった「宮王肩衝」が見られなかった
というか、展示してなかったというのが
本当、お前、貴様、ゆ、ゆるせんっ
などと憤慨しておりましたが、また行かねばならない
そんなことを思ったりもするのであります
なんで展示品案内とかをホームページに掲載していないかしら
ぷんぷん

怒りながら外に出てみると
なにやら人だかり、うろうろ近づいていくと
すさまじい爆発音、いや、炸裂音
すわ、襲撃
思って眺めてみれば、本当に襲撃というのか
鉄砲隊による火縄銃実演がなされておりました
これはこれでステキなイベント

あたり一面に独特な火薬の臭いを漂わせて
ばっかーんっ!!(本当にこんな音)
という爆発音で周囲から拍手を受ける
地元の鉄砲隊(本当にそう紹介されるのであります)によったのですが
なかなかステキ、あの音は馬が逃げるはずだぜなどと
思ったりして、一斉射、順射等々、膝立ちの姿勢で
ばっかんばっかん撃ってるところはかっこよかった
ひそかな名物を眺めた気分でありましたという

そんな、彦根旅行でありましたとさ
長浜城跡もいこうと思っておりましたが
断念しましたのでこのあたりで
その内また、見にいこうと思うのです