CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

江 ~姫たちの戦国~ 初めての父

2011-02-27 20:41:53 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」
まだ、やってるけど、もう感想文を書き始めてしまった

そんな書き出しで、何が伝わるかという話ですが、
ともあれ、正直なところ、
まじめにしっかりと、正座してみるのは
ちょっと違うということにいい加減に気づいたしだいであります
今回、確かに主題のとおりで、
なかなかそれなりに娘がおいたをして、叱ることで父になる
ほほえましいというか、
本当、いや、わかるんだ、そういうドラマがあるってのも、
そしてそういうのとしてよく出来ているんだろうと
思ったりもするんだけど、
それは朝ドラでやってもらえんだろうか…

ついつい、そんな本音をぶちまけてしまったのでありますが、
年初から思うとおり、栓の無いことをいっても
いた、仕方ないのでありまして、
今回、もっちりとそういうドラマとしてみておったのでありました

内容としては、お江が父親というものを
初めて意識するというところで、
確かに人生上重要なのかもしれないといったところ
ただ、このあたりは創作に相違ないのが残念で、
歴史ものとしては、まぁ、なんだかなぁとなってしまう
この経験が、やがて、お福との確執につながったりしたら
それはそれで凄いなと期待してしまいますが
まぁ、それはおいておきたいところ

基本的に軽いものとして
見続けておりますと、軽妙さにおいて
このドラマ内の利休はなかなかステキでありまして
あんな利休は無いと思ったりするのを
ハタ、止めてみてしまうといったところが
いい塩梅だと勝手に思っておるところ
ステキですね、石坂さん

独特の間合いと、なんともいえない愛嬌のある像というのは
期待しているのとまるで違うけども
いいなぁと思えて、ついつい出ていると見てしまいます
秀吉とのかけあいも、そういう間合いだと思っているメンバーで
あれこれと破綻している分には、割と面白いとか
思ったり思わなかったりするのであります

茶碗が残念でありましたが
だんだんと、姫たちの着物が
おべべっぽい感じから、着物になってきたのが
ステキだと思ったりするしだい
やっぱり、子供編を長くやりすぎるのがいけない
とっととこのあたりは飛ばして、
すぐにでも、秀忠とけちこんしておくべきでないかなと
感じてしまうのでありました

とはいえ、凄いスピードで、戦国時代前半を
さくさく片付けていき
次回は、秀吉と攻防、そう思うと
父上と呼んだ人とは、二週間くらいしか絡みないのかと
その構成に無理がないだろうかと
ちょっとだけ感じてしまったのであります

ふわふわ炒り卵

2011-02-22 22:07:50 | 食べ物飲み物
ふわふわ炒り卵であります

正式には、というべきか、
本来目指したものは、ふわふわオムレツでありましたが、
残念ながら、どうやっても、どうしても
オムレツ状にはならず
オムレツと炒り卵の間に横たわる
暗くて深い川を超えられないまま、
なんか、ふわふわ加減だけもの凄く上がってきて、
もう、ふわふわならいいやと、
ふわふわ炒り卵で満足した今夜

そっと、未来の自分のためにメモっておくのであります
とりあえず、なかなか上達というか、
明らかに作ったもののレベルが上がってきたと
手応えのようなものを覚えたのだ
素晴らしいことじゃないか、炒り卵だけど

そんなわけで、とりあえず
自己満足のために書いておくのでありますが
以前よりも劇的に変化したというか、
5回くらい作って、ようやっと
かなりのふわふわ加減に到達したのでありまして、
工夫というほどでもないけども、
やったことを書き殴っておくと

・フライパンの温度はひたすら上げる
・油をけちらない
・落としてから、しばらく箸でかき混ぜる

特に三番目が劇的だったように思うところ
オムレツを作る時、当たり前の作業なんだそうですが
そんなこと知らずに、じっと、固まるのを待っていた一時期
真っ黒な、でも半生の何かという
酷い有様から、この行程を噛ますだけで、
あれよあれよとふわふわ出来上がってきたじゃないですか

また、油の量も大切であります
ケチって少量とかにしてたからいけない
体に悪いと思うほどに、たー、なんて
音がするほど入れると、かなりよい感じ
あの、卵の塊が、フライパンを滑り動く
この感覚が大事だよなと思うところ

結果として、あのオムレツっぽい状態にほど遠いのは
もう一つ、二つくらい工夫が足らないと思うところ
それをなんとか自前で見つけていきたいと意気込みつつ

そもそも、納豆オムレツを作りたいという
いきなりナナメ上のものを目指しているから
ダメなんじゃないかしらと
あれこれ、考えたりなんだったり
とても楽しい、フライパンとの戯れであります

江 ~姫たちの戦国~ 母の再婚

2011-02-20 21:40:10 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」視聴完了であります

仕事しながらという体たらくで見てしまったので
猛省しておるのでありますが、
なんというか、物議というレベルを超えているというか、
いや、これこそが本当の物議なのか、
わかりませんが、時折伝わってくる
評判というか、なかなか、凄絶なことになっているようで、
確かになぁと思いつつ
まぁ、テレビじゃねぇかとなるだけ心を
穏やかにしてみていきたいところであります

さておき、清洲会議でありました
それ以上でも以下でもないというか、
とりあえず、手玉にとられる情けない柴田に加え、
とことん性根を悪く描かれる秀吉
その方向性が、かなりはっきりと出ておりましたところ
特に柴田については、なんというかな、
もうちょっとちゃんとというか、いい描かれ方を
するべきでないかなと残念に思ったりしますが、
どうにも、今回の物語では
「よいところ」という部分が、武将としてではなく、
父親として描かれるのが濃厚のようで、
なんともかんとも、残念であります

完全にホームドラマだなぁと思ってしまうのは
もう慣れてしまったのでありますが、
秀吉の家のくだりあたりは、完全に
朝ドラだなと思い当たってしまった次第
なんか、妙なしばりでもあるのか、
かなり尾張言葉も限定的になっておりましたし、
ちょっとというか、だいぶ物足りないなぁと
思ったりなんだったりするのでありました

で、見所というか
一番ちゃんと見たところは、やっぱり
利休のところでありまして、
なんで、茶碗をかえての馳走があったのか
そのあたりはよくわかりませんでしたが、
一つ目の青磁、二つ目の井戸と
どちらも唐物だった様子
ただ、井戸の割れたそれを、そのまま使うのは
ちょっとどうかしら、せめて、修復してからのがよくないかと
思ったりしたんですが、
気のせいか、茶をたててるときには
ヒビが無くなってたような絵に見えたんですけども
あれはどういうことだったんだろうか
まぁ、いいか、そんな瑣末なこと

とりあえず、のんびりと
月曜日をむかえるにあたり
やだなぁと思っているこの時間帯をまったりさせるという、
従来からの、燃えるような情熱を炊き上げて立ち向かうでなく、
これによってまったりしてから、なんとかなるべさと
ゆったり進んでいくそういうメッセージだと
勝手に解釈して、今後も細々見続けていこうと思うのでありましたとさ

しかし、方々であれこれ批判があがってますが、
案外、批判も的外れなことが多いというか、
私も含めて、この大河のここが違うじゃないかと
明確につっこめるだけの知識はやはり、無いんじゃないか
見る側も資質がよどんできているんじゃないかとか、
わけのわからないことを思ったりして

なんで、肩を持ってんだろうかと考えてしまうのであります

ただ、この大河がコケて、土曜時代劇枠に続いて
大河枠までなくなられたら、本当、
どうしたらいいんだと危機感を覚えればこそ
なんとかがんばってほしいと思ったりもするのでありました
余談ですね

ジャイアントロボ 地球が静止する日

2011-02-15 21:33:04 | ドラマ映画テレビ感想
機会に恵まれまして、
今更ながらといえばいいんでしょうか、
ジャイアントロボのアニメを見ました
どうにも疎いので、
どういうものなのか、さっぱりわかりませんでしたが、
横山光輝好きとしては欠かせないなんて思いつつ、
ついつい、全話見続けてしまったのであります

内容は、横山版のバイオレンスジャックといったら、
つじつまがあうのかわかりませんが、
いわゆる集大成的な趣で、
まさかの、かたき役に孔明が出てくるとか、
非常に面白いものでありました

あんまりというか、さっぱり詳しくないので、
水滸伝の登場人物とかが多かったとか、
断片的なことしかわからないうえに、
そもそも、ジャイアントロボってどういう話しかも
よくわかっていないので、
ただただ、そのエンターテイメントな感じを
満喫しただけになったんですが、
それにしたって相当に面白かったのでありました、
惜しい、どうせなら、
元ネタというか、様々なことを知っているうえで
見たかった気がする

そんなわけでして、
結構、渋い演出というか、色々裏読みすると
面白い設定とかあるのかもと、思いながらも
理解する術もなく、
漫然とその流れのままに見つめていたのでありますが、
なんというか、出てくるキャラクタが
どれもこれも生き生きしているというのか、
なんか、素晴らしいなと感激した次第であります

ベタな作りともいえるところでありますが、
主人公を中心にして、仮の両親のような仲間、
兄のような仲間、姉のような仲間、
そのほか、様々な人たちを通じて、
主人公の大作少年が成長していくような、
そういうところでありまして、
特に、親代わりといって差し支えない夫婦については、
これはこれは、素晴らしい出来映えでありました
その登場から、見せ場、そしてラストまで、
実に印象的に立ち回っていて、
凄く面白かったのでありました

と、まぁ、そんな優等生な感想はおいといて、
一番といっていいかどうかわかりませんが、
やっぱり目が離せなかったのが、銀鈴でありまして、
これが何時頃作られたアニメだかわからないけども、
いい塩梅で狙ってきているな、
というか狙い打たれた感じだなと
しみじみ感心してしまった次第
しかも、物語としても、非常においしいというか、
いいラストシーンが用意されていてステキ

話し自体は、これからといっても差し支えないような、
思わせぶりなところで終わるのもなかなか
魅力たっぷりでありますところ
敵も、相当にキャラが立ってるというか、
敵なのに、共鳴するというか、

いや、

ともかく、暑苦しいというのが
正解なのかもしれないという、
そのノリが、なんだかんだ、見せられたところでないかと、
自分の年代にはたまらん作りになっていたと
思い返しつつ、しみじみ
面白かったと、メモっておくのでありましたとさ

あしたのジョー

2011-02-14 20:56:00 | ドラマ映画テレビ感想
実写版といえばいいのか、
映画館で、新作の「あしたのジョー」を見てきました

正直、ヤマトははずれだろうと踏み、
こっちに照準をあわせておったしだい
まぁ、どっちも見に行っておけばよかったんじゃないかと
思わなくもないですが、
何かしら、そういうものであります(説明しなさい)

さておき、そんなどうでもよいところはおきつつ、
話題作といって相違ないでありましょう、
漫画原作の実写といえば、
非常によくないことばかりを思い出してしまいますが、
今回は、今回こそわと、
香川さんと、伊勢谷さんが出るというだけで
それ目的に見に行ったのでありました

感想:思った以上に普通だった

褒めてんのか、けなしてんのかというところの評になってしまいますが、
正直、身構えたというか、なんとも
とんでもないできばえなんじゃないかと、
逆の意味での期待(いわゆる悪い予感というやつですな)が強すぎて、
かなり全うに、むしろ、作りこんできているという
そのまじめなできばえに、変に拍子抜けしたというのでありましょうか
なかなか、普通にボクシング映画だなと
そんな感じになっていたように思うのでありました

そもそも、原作を中途半端にしか知らないから、
見方として、なんか間違えていたんじゃないかなと
反省してしまうところであります
あしたのジョーっていう漫画が、どういう漫画だったか、
ジョーの生い立ちとか、なりたちって
どんなだったかを、よくよく覚えていないまま、
ああ、丹下段平が「立て、立つんだジョー」っていう漫画だよなと
うろおぼえもはなはだしい感じであったので、
映画をしっかりと見ていなかったという
私の反省を書いてどうするという感じ

漫画の生き写しのようなメイクで出てきた
香川さんの役者魂は半端ねぇなと思いつつ、
本当に絞り込んできたんだなとあっけにとられるほど
見事な肉体を披露した伊勢谷さんといい、
役者のなみなみならぬというか、
なんか、凄いんだけど、かみ合ってなくね?と思えてしまうところが
ちょっと残念でありましたところ
いや、そんだけ体作りこんだし、すげぇ気合はいってるのに
ストーリーが、完全に漫画じゃないか(仕方ないだろう)
そのズレがなんだか、惜しいというか
忍びない感じであったように思うのであります

リアルすぎたといったらいいのか、
あんだけ作ってきて、作りこんでいて、
だけども、第一ラウンドから、
アッパーしか打たない作戦とか、
お互いノーガードとかは、見ていると、
そこだけ漫画すぎて残念という感じになってたのでありました

まぁ、面白かったからいいかと済ませてもいいかと思うのですが、
ちょっと、燃えて燃えたつくりなのに、なんでか
いろいろ惜しいなぁそういうところに落ち着いたように
感じたのでした

キャラクタとかよくわからないので
なんともいいようがなかったですが、
原作知っている人だと、いろいろ文句を言いたい改変などが
山盛りあったようでありまして、
そこは詳しい人にまかせつつ、確かに
唐突な設定というか、その設定は掘り込んでもらわないと
拾うことができないと、知らないで見ている私は感じたと
なんのことだかぜんぜんわかりませんが、あれだ、
お嬢さんの秘密の件だ

そんなことをメモっておきつつ
役に立たない感想文をしたためておくのでありました
主役のジャニーズの人も、悪くなかったんだけど、
ジョーのイメージじゃないなぁというのが
これまた惜しいと思えてならんのでありました
昨今流行のいわゆる「天才」で、なにやっても勝てるというか
そういう、才能でなぎ倒す系と違って、
わりと泥臭い感じがジョーじゃないかなと思うほど、
そこが違って見えてしまいましたね、
いい男過ぎたのかもしれない
だいぶ体作っていたようですが、筋トレでつけたという感じで
伊勢谷さんと差が出てたのも、
ちょっとかわいそうだったと、思ったりなんだったりメモメモ

江~姫たちの戦国~ 光秀の天下

2011-02-13 23:06:03 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「江」
視聴完了しました

合戦シーンはほとんどないと思っていたのに
意外や意外、山崎の合戦も形だけとはいえ
十分に見せてもらえたのに感激したしだいでありました

秀吉の描き方が、唐突だなぁと
思わなくもないですが
どうにも、悪いやつという印象でいくのは間違いないなと
今回のでよくよくわかった感じでありますところ
合戦シーンというほどでもありませんでしたが、
川を挟んでのあれこれについては、
なかなかよいところだったように思います
負けろというほうが無理、
そんなせりふを聞けるとも思ってなかっただけに
なかなかステキ

で、江でありますが、まさかのあれこれ
あの犬死した徳川の家臣団がかわいそうでなりませんでしたが
そんなことはきわめて枝葉の話でありまして、
まさかの、10歳間際の女の子が
大大名になっていたあれに説教するというのは
ちょっと、さすがにやりすぎでないかと
思ってしまいましたところ
光秀の唐突というか、通り物としかいいようのない
衝動的な謀反という印象付けには
見事達成できていたそれだとは思うのでありますが
なかなか、大変でありました

なんだかんだというか、
何気に人情ものとしていいなぁと思ったのが
あの次女でありまして、
正直、風林火山のときに、ちょっとどうかしらなんて
失礼なことを思っておっただけに
いろいろ心配しておりましたが、
あのキャラクタがかっちりというか、結構はまっているのが
いい塩梅だなと、今回のツンデレ気味な対応には
ほんのり感情を揺さぶられたというか、
ああ、いい話だなと素直に感動したのでありました

来週は、もう、柴田との話となるようで
柴田もあと一ヶ月もたないうちに
討ち果たされるんだろうなと思うと
なかなか、駆け足で大変だと
いらぬ心配をしつつ
とりあえず、のんびり見てまわるのでありました

江~姫たちの戦国 本能寺の変

2011-02-12 00:25:10 | NHK大河ドラマ感想
先週出張先から見ておりました
NHK大河ドラマ「江」
本能寺の変ということで、かっこいい明智様が見られた
ただ、それだけだったように思います

信長とカラムこと自体がとか
あれこれ思ったりしてしまいましたが
そういうのはすべてうっちゃっておいて
気になったシーンというか、目に留まったのが
名物を公家どもに見せびらかすシーンが
なんというか、へうげものの信長のあれと
まったく一緒だったんじゃないかと思ったところであります
近々、BSで始まるそうなので
さりげない、何かだったんだろうかとか
わけのわからないことを考えてしまいましたが
そんなわけありませんね
ただ、あのシーンは本当にあったというか
結構重要度の高いところだったんだなと
認識したしだいであります

よもやの伊賀越え同行という
ちょっと、どうしてそうなったというところでありましたが、
なんだろうか、歴史ドラマでなくて、
そういう時代劇なんだと思うと
割と、姫様が馬に乗れるようになっていくシーンとしては
秀逸だったんじゃないかしらとか
感じてしまうのであります
ちょっと無理がある解釈か

と、いうわけで、
いけないと思いつつも
なんというか、正直、どう評してよいものかと
考えあぐねてしまうといいますか、
なかなか、難解だと思いつつ
がんばってみていこうと思うのでありましたとさ

とりあえず、江がまだ幼すぎるから、
さっさと時間を飛ばしてほしいとか
思ってしまうのであります
篤姫のときもそうだったけども、姫時代というのは
退屈極まりない
そのせいだと、書いておくのでありましたとさ

フェイク~京都美術事件絵巻

2011-02-08 23:09:03 | ドラマ映画テレビ感想
フェイク~京都美術事件絵巻

ずっとじゃないけど、見てました
俺が見ないわけにいかないだろう
そんな内容で、名前からして、ちょっと
ギャラリーフェイク的な話になんのか、
っていうか、それだったらギャラリーフェイクを実写でやってくれ

余計なことを考えつつ見ておったんですが
いや、びっくり、
これをギャラリーフェイクっぽいといったら怒られる
これは、まったく別のサスペンスものなのだ
そして、これとして単体で面白いものなのだ
凄く反省したのであります

第一回の若冲の話については、
なんか、京都弁が無理やりすぎてというか
全体的に、京都弁のせいで、窮屈なつくりになってんじゃないかと
わけのわからないことを思っておったんですが
気づいてみれば、南野洋子さんが
なんと美人なんだろうと、いまさらながらに惚れてしまうほど
にんともかんともという具合で、
もう、あの京都っぽいなまりでないとたまらん感じになったのが
なかなか楽しい記憶であります
出てくるキャラクタ、また、
話も、確かに人が死んでしまうのですが、
そんなにしつこい重たさとかもなく、よくある刑事ものというと
失礼な気がしてしまいますが、
そんな按配でありました

もっとも、このドラマについては、
もう、チカラのいれ所を完全に間違えたと思われる
美術品に本物を使おうという、その
暴挙というか、なんというか、それだよNHKという
心意気を汲み取ってみるのが楽しかったのでありまして、
贋作として用意されたりなんだったりを見て、
結局、あれは本当に存在する器や絵の話だったのか?
よくわからないまま、話が面白かったからいいかと
流してしまうことがたびたびありました

今回、最終回を終えて、
なんで、犯人捕まらなかったんだろうかというか、
あいつ何がしたかったんだろうかと
そのあたりはさっぱり分かりませんでしたが、
次回というか、続編ができるようなことがあれば、
番組後に、フェイク紀行じゃないですが、
美の壺めいた、主題になった美術品の薀蓄5分コーナーとか
設置してほしいよなぁと
思ったりしてしまったのでありました

とりあえず、肩の力を抜いて
なんだかんだ、楽しみに見てしまったのであります
割と、平たくというか、美術品も
結構多岐にわたった感じで扱ってもらえたし
なかなか、眼福でありましたとかなんとか

あのテイストで、へうげものもやるんだろうかと
ちょっとだけ気になったんですが
どうでもよいことでありますね、
あ、刀剣は出てなかったから、そのあたりは
やってほしいとか

もう、本当にどうしようもない殴り書きを残しておきます

アドルフに告ぐ

2011-02-05 21:44:19 | 読書感想文とか読み物レビウー
アドルフに告ぐ 作:手塚治虫

今さらかよ
そんな感じでありますが、縁があって読みました
手に入れたわけじゃなく、漫画喫茶みたいなところで
だらだらと読んだだけなので、
ちゃんと読み解けていないのでありますが
手塚漫画は読んでおいて損はないだろうとか
えらそうな感じで読んだのです

舞台は二次大戦
というよりも、アドルフヒットラー
そして、日本とドイツ
そんなところで、あの時代を描いてありました

非常に面白かった
手に入れて、もうちょっとちゃんと読まないといけないんじゃないか
そう思うくらい、二次大戦時というよりも、ヒットラーのそれこれを
描いておりました
また、その頃のドイツ人というか、狂乱みたいなものを
すらすらと描いておったように思います
これって、社会派というか、そういう漫画だったんだな(いまさら)

日本を舞台にしておりまして、
あの頃の赤狩の話が、特高を描くことで
なかなか陰惨に描かれておるのも凄かったのですが、
主にドイツでの、ユダヤ人をどうしたというところを
ずっとずっと描き続けておきながら、
最後にはパレスチナなどの部分で、また
そのユダヤ人を別の視点から描く

それら、大きな善悪というのか、やる側とやられる側を
それぞれにかかわる、組織よりも小さい
一人の人間によって、描いていくというのが
かなりすばらしく風刺というか、考えさせられる内容を
みっちり漫画で伝えてもらったように思うのでありました

なんだかんだ、えらそうなことを
描きすぎておりますが、
出てくる女の子のキャラが
どれもこれもすばらしく可愛らしいというか、
いわゆる萌えっぽいそれであるところが、
御大の一番凄かったところじゃないかと
いらんことをしみじみ、確かめたのでありましたとさ

なんというか、手塚キャラというのは
コミカルに描かれているというのに
生き生きしているというか、男も女も
それ以外の何かも、
あるキャラクタってのを、造形しているというか、
見た目と行動とせりふで完璧に体現してるよなと
改めて、感心してしまったので
書いておくのであります

なんとえらそうな文章なのだ

アジアカップ 決勝 日本vsオーストラリア

2011-02-01 21:31:44 | スポーツ
何戦かは見たのですが、
一番面白かったのが、やっぱり決勝だったということで、
記憶に新しいうちにメモっておきます

ずっとはらはらどきどきし通しで、
こんだけ面白いものはなかなか見られないんじゃないかと、
ただ単に、感受性が年老いて、感動が安っぽくなってんじゃないか
とも思わなくもないですけども、
日本代表の、おっかな危ない進み方は
非常に面白かったです
我らがセレソンは、随分と年代を重ねて
進歩したんだなぁなんて、感慨深いものを覚えたのであります

プレイヤーが若い、そして、強い
そんな印象がステキで無敵で
長友、長谷部、香川、本田あたりは、
なんか、凄く安心して見ていられるのが
新鮮な感覚でありました
あんなに安心して見られる日本代表見たことねぇよ
みんなチャンスメイクするし
なんか、とても上手いし

と、そんな中、香川が怪我で出られず、
危ないなぁというよりも、面白い攻撃材料が
減ったよなぁなんて思って見ておりました
正直、前半の、何度も何度もやられかける姿に関して、
心臓に悪すぎたという具合
ここも、まさかの、川島ビッグセーブ連発という、
あの瞬間に川口の意識が無くなってて、
憑依したんじゃないかと思うほどのステキなところに
相当助けられてしのぎ

攻撃は、本当、まさに無尽蔵というところ、
長友が、上がる上がる、戻る戻ると
怒濤の上下運動にて、最終的には
完璧にぶっちぎってのステキクロス
しかも、なんでかドフリー
あれは、何が起きたんだろうか、
しかも、そのドフリーのところに、ぴったりクロスが上がるとか、
どうなってんだと、驚きたまげたのでありました

あの場面、あの球を、わざわざボレーで決めてしまう李も
すげぇなと感心したのであります
以前の代表なら(誰というわけでもない)、
絶対あれは宇宙開発していて
とても大変なことになったんだろうなと
遠い目をして見たのでした

と、そんなことを書いておったんですが
今回の、一番面白かったところは、
初めて、監督の意図というのを誰に説明されず、
私が理解できて、しかも、それが成功した
そういう、名采配をまさにその場で見た
それに一番感激したのでありました

確かに、藤本がフィットしてなかったのは解ってましたが、
あれをDFと交換して、守備的布陣かと思いきや、
長友を一枚上げるなんて、
ちょっとかっこよすぎる戦法
しかも、大当たりなんて…
そこが一番面白かったと
しみじみ、語り連ねておくのであります

今回の大会というか、これの類だけで
何回か語ることがあるというか、
おっさん語り続けたいと思うくらい
非常に面白かったので、
取り急ぎ、てんやわんやと書いておくのでありました