CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

天地人 潜入!武田の陣

2009-03-29 21:13:44 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ天地人

長丁場になるというか
決戦ひとつで終わるわけでない戦なのは
わかっておるのですが、早くも中だるみというか
前回ので何か好転したのか?
というか、進展があったのか?と
疑問に思ったりしておったところ
今日は素敵でありました

ああ、みたことあるところで
見たことあることしてる

風林火山の勘助とかぶるかのような
あの囲炉裏というか、砂にお絵かきしながら
戦略を練るの巻がちょっと感慨深かったのであります
今回は、ああやって考えている姿が見えたのと
武田の高坂様が立派だったというだけで
十分に思えたのであります
俳優さんの名前を知らないという情報弱者の
自分を恨みつつ、あの病弱ながらも
なるほど、説得力があるのかもしれないという
威風が素敵でありました
平泉さんとかは、NEOというかギャグの印象が強くて
なんか重鎮なんだけど、強そうに見えないのが残念
その点、凄みがあって素敵でした

さて、話は結局なんかつまらないというと
残念極まりないそれでありますが
もう、お船の扱いがなんともかんとも
あんだけ兼継と絡んでたら、だんながかわいそうすぎるじゃないかと
ちょっと憤慨なのでありますが
あれでいいんだろうか、ヒロインの登場は
もそっとあとでよかったんじゃないのか?
なんて思ったり考えたり

ま、枝葉なのでそのようなことはどうでもいいのですが
とりあえず、天地人がやってきた2をうっかり見忘れたりして
自分の中で、この大河ドラマがどんどん
残念な位置になってきており、なんとかしていただきたいと
祈るようにしてみていきます
なんだろうかな、興味あるテーマなのに
見たいと思わないのが残念きわまりない

篤姫でちょっと感心というか喜ばしかったのは
みんなが見てたから、話題のとっかかりになった
ってのがあったんですが、今年はどうだろうかと
悩むのであります

談志が死んだ、立川流は誰が継ぐ

2009-03-23 22:57:24 | 読書感想文とか読み物レビウー
談志が死んだ、立川流は誰が継ぐ
著:立川談志ほか

談志師にはまってしまったので
とりあえず読んでしまいました
とりあえず読むなら、落語論のほうにしておけと
思わないでもなかったですが
こっちも面白そうというか、実際に
どうなるんだろうかと疑問に思ったので読みました

内容は、知り合いや弟子をまぜこぜにして
対談を収録したものと、寄稿によるもので
なんというか、こういうのを同人誌と呼ぶんじゃないかしらと
ちょっとだけ思ったのですが
内容はなかなかどうして凄かったのであります

赤めだかで落語デビューとか
もう、何言ってんのお前みたいな経歴のわたくし
その中で出てきた、すげぇ落語家が
ぞろぞろと対談しているのは興味深いを通り超えて感激
特にブラック師の素性もよくよくわかったし
満足できたのであります、そんなに古いお弟子さんだとは
夢にも思いませんでした、もっと若いというか
いや、なんだろうね、思ったんだよね

桂文字助師がいかに危ないのかというのも
よくよくわかったし、志らく師が
そもそも、あのシラクから名前とられてたなんて
夢にも思わなかったとか
いわゆる、談志師が俺より頭悪いヤツというのに
モロ入ってたんだなと、そのくだらないけど
あれこれの元ネタに気づけなかったのが残念だと
本を読んで感じたのでありました

いや、そもそも落語家みんなに
師ってつけるのかも、よくわかってないんだけども
まぁ、いいか

ともあれ、立川流が無くなった後どうなるかなんて
誰もがみんなテケトーにしか考えていないように
この本ではなっておりましたが、どうも共通だったのは
談志が死んだら、それは終わりであるけども
それぞれ別に何かしら生きてんじゃねぇかなと
まさに、まんま落語の体だなという結論
誰がつけたわけでもないですけども
そういうことになっておるらしく、なかなか
キモすわっているというか、楽しいのであります

そして、もう一つ共通なのが
お弟子さんみんなが、やっぱり一人として
談志落語のファンなんだなというのが
滲みでておりまして、こいつはまぁ
本当、同好の有志があれこれ書きつづった同人誌に
相違ない内容でありました
ただ、これはこれとして、極めて
巧緻というか、狡猾な営利団体たる立川流なので
そういうふうにアピールするという目的を果たす
そういうための本なのかもしれないと、考えたりもするところ

と、まぁ、斜め読みでろくなことになってないのだけは
間違いがないのでありますが
またひとつ、落語が面白いと感じられるようになったので
それはよいとしておこうと思うのであります
古典芸能ってのも凄いなぁ
生きてるなぁ、そういうのを感じるのも生きてるし
感じてないのも生きてんだなぁ

落語っていいなぁなんて、真面目に思ったのであります

天地人 命がけの使者

2009-03-22 20:58:44 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ天地人
視聴完了しました

久しぶりのロケだ!
とか、喜ぶような話でもないのですが
いつだったか、お船を送っていくときに通った道ですね
そっちの方向にちゃんとあるのかどうかわかりませんが
それでも自然光による演出というか映像は
なんだか素敵に見えました
だけど、合戦シーンはやっぱりうちどり
慣れてきたというか、なんか試みているのか今回は
スマッシュヒットになった瞬間に
ストップモーションと青白く画面が光るという
不思議演出に釘付けでありました
ある意味漫画みたいで、見やすいのかもしれない

さて、合戦がじわじわ盛り上がるさなか
囲まれていたはずなのに
兼続がさっさと抜け出していけたり
桑取衆が兵糧運んできて、誰にも邪魔されないとかは
どういうことかと思わないでもなかったですが
今回の争点なのか、本物の直江様の悋気が
大変でありました

そんな昼ドラみたいな話いらんよー
と、思ってしまうのですが
なんともかんともであります
これだけ見ていると、お船が一番悪い女なんじゃないかと
そんな風にも見えてしまったんだが
そういうことじゃないのかしら

と、なんだか難癖感想になってしまうので
このあたりにしつつ、あっちこっちに
お使いばっかりの兼続さんの明日は大丈夫か
不安とともに見守っていこうと思うのでした

白洲次郎~1945年のクリスマス~

2009-03-17 22:36:56 | ドラマ映画テレビ感想
白洲次郎~1945年のクリスマス~

少し間があいてしまいましたが
しかと見ておりました、ビデヲに撮って
何度も見返したよ

Don't remember! Not becoming slave!

多分、これであってるだろう、そう信じたい
自分の中学生並の英語能力で導き出した
ラストの台詞は上記の通りでありました
不思議なもので、なんかわからんけども言いたいことが伝わる
あれが本当の演技なんだろうかと、ぼんやりそういうのも
あわせて見たように思います

さて、相変わらずステキな内容で
当時の悲喜こもごもというにはあまりにもたくさんの
様々なそれこれを、やはりオムニバスのように見せているのに
全然不自然じゃなくて、刻々と大切なことだけを
映像にしている感じがステキでありました
あの農業の師匠が出征し死ぬまでのくだりは秀逸すぎる
なんという表現力というか、メッセージか
伝わりすぎるだろう

また、様々な人が死んでいくというか
何かに負けていくという風景がステキで
近衛公のあれこれは、実際をよくしらないけども
あまりにも惨いというか、なんというか
うわぁ、そうすべくしてしたのか
評価とかそういうのではなく、淡々と受けてしまいますところ

で、今回のは次郎だけでなくて正子のほうもクローズアップされてて
青山次郎という怪人が出てきて、その梁山泊みたいな雰囲気に圧倒
あれはよかった
御館様はなんでもするなぁと、亀治郎さんの演技に
ほれぼれとなったのであります
頭はでっかいのに、目は小せぇなぁああ
声の出し方、震え方、気の触れ方
全てがステキすぎると思って
あのびくびくというか、テリアとしてあの場にいる正子の
リアクション一つ一つを飲み込むというか
より、リアルにするような演技で最高に楽しかった
ちょっとしか出てなかったのに
青山次郎に弟子入りしたいとか思ってしまったのであります

で、ちゃっかりその時に
紅志野の香炉の話が出たりとか
なんか、数寄のあれこれが出てきて驚愕
よくよく思い返してみて、白洲正子って人を
私は本で見ている、知っているじゃないか
なんて、今更に思ったのでありました
ああ、すげぇこりゃ

と、まぁ、そんなわけだったのですが
数寄にまで関わりが出てくるのか、そっちは
あんまり期待しちゃいけないなと思いつつ
次回がはるかかなた8月ということで
終戦記念日あたりとかになんかなんだろうかと
暑くなってるであろうその頃をまつのであります

それまでに、何回か再放送してくれるといいんだがなぁ

銭ゲバ

2009-03-16 23:47:42 | ドラマ映画テレビ感想
久しぶりに民放のドラマを見ました
銭ゲバ
よりによってそれかよ
という声があるのかもと思いますが、
なんというか、スポンサーとか視聴率とか
そういうのを全てないがしろにしたというか
何を思って、この企画を通したんだろうかと疑問に思うような
とてもステキな内容で、個人的に大満足でありました
もしかすると、この不況がやってくる前にキマってたのかな
そんなことも思います

かの有名なというか、私も幼い頃から
浮浪雲で勉強してきましたが、ジョージ秋山の
ステキな漫画であります、主に社会風刺というか
風刺というわりには、攻撃力が高すぎて
後味の悪さと、キレのよいやばい感じがステキな漫画
それを原作にして、松山ケンイチを主役に置いての
相当、アレな作品でありました

実は途中から見始めたので、最初の頃はわかりませんでしたが
貧乏人が銭のために、人の生き死にを超越して
そして成り上がる為になら、どんなことでもするズラという
その根性というか、怨念にも近い何かを
もの凄く秀逸に描いていたと思います
まぁ、最も見たくないようなことを
どんどん垂れ流すという、世の中が好景気だったら
もっともっと評価されただろうにと、残念極まりないドラマでありました
個人的にはすげー楽しかったんだが
このご時世には、あまりにも重すぎる

内容如何は触れる必要もないくらい
お金で何が買えて、何が買えないのか
そんなことよりも、お金で買う買わないという
単純なロジックをダメだという世の中は実際どうなのかと
じっくり考えたら、吐きそうになるようなテーマを
重苦しく、きっちりと描いておった秀逸な作品です

演者としては、椎名桔平がすげぇよくて
なんというか、あのオヤジ役は当たり役とか
そういう言葉を超越して
まさに、彼じゃないとできないそれであり、彼によって完成されとりました

あの口癖はマネしたくなるようなそれだったし
演技も凄く深くてよかった
また、松山ケンイチも最終回の鬼気迫る演技とかも
凄くよかったし、友人に言わせると
あの役は松田龍平だったらもっとよかったと
なるほどな内容でもありましたが
松山ケンイチなりの、ステキな風太郎が描かれておったと思うのです

さて、それが先週末に最終回を迎えたのでありますが
この内容がまた秀逸で、レトリックというのか
妄想と現実をうまいこと混ぜ合わせて
どこまでが本当で、救いがあり
どこからが嘘で、救いがないのか
それが凄く濁してあったのがよかった

読み解いた人から言わせると
最低最悪のEDが現実なんだが、
あえてそれを避けたような妄想を放映したことで
それを隠して、本当に気付いてしまった人だけに
後味の悪さをプレゼントしてくれるという
もう、人選びすぎな内容であったというのですが
これが、個人的に本当によかった

ただ、本当の漫画の方はもっと酷い内容だったらしいので
いつか見る機会があればなと思いつつ
久しぶりにドラマをきっちり見送ったので
メモっておくのであります

天地人 御館の乱

2009-03-15 21:05:28 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ天地人
視聴完了であります

先週で見捨てられた視聴者になりさがったわたくし
だらりと気を抜いて見ておりましたが
いやはや、NHKの撮影用スタジオってのは
ずいぶんでかいんだなと
いらんところに感動しておりました
いや、思い返してみると
義経の最期の戦いも、あのような風景だったし
NHKが誇るそれこれなんだろうな

さて、お話としては、女がでしゃばって
なんか、男の悋気をあおるような、なんと、なんと
戦国時代である必要のない話筋かしらと
がっかりどっきりしたのでありますところ
いた、仕方ありません
それはそれとして、ちゃんとというのか
戦っぽくなっているのは
楽しかったのでよいとしまして、
城攻めと守りってのがああいう
合戦風景だったのかしらと思うと楽しい
しかし、門をあけて刀抜いてるってのは
ちょっとどうなのかな、せめて、さすまたみたいなのとか
なんかなかったんだろうかと考えてしまいました
さすまたってまだ、あのころには無いんだろうか

さて、どっから抜け出して、どうやってたどり着いたのか
ぜんぜんわかりませんが、お船とあき竹城が
大変すばやくいったりきたりしておりましたのが
驚愕であります、あき竹城が、このおてんばのせいで
死んでしまうんじゃないかと心配しておりましたが
よかったよかった

さて、物語としてはというのか、
北条方の眉毛じじいと、与六よりもよほど軍師のような惣右衛門殿が
このあとどうなってしまうのか、気になって仕方ないのでありますが
兼続よりも、よほど働いている二人だと思うんだが
ちゃっかり、自分のせいだとか、お前
手柄横取りかと、思わないでもなかったですが
ともかくだ、しばらくはこの争いが続くのだそうで
次回以降を楽しみにするのであります

まるで、なんというか、まっすぐ見ていない自分は
よろしくないですね
そうだ、忘れておりましたが
明智様が出てきて、茶を点てておりましたが
茶碗は三島手でしたか、
ちょっとちゃんと見えなかったんだが
誰か、NHK大河ドラマに出てきた茶器の
まとめサイトとか作ってくれねぇかなと
他力本願に思うのであります

赤めだか

2009-03-13 22:19:34 | 読書感想文とか読み物レビウー
赤めだか  著:立川談春

話題の図書を読んでみたのであります
赤めだか
あの立川談志の直弟子、立川談春さんの本であります

内容は、談春さんの入門から現在にいたるまでを
かいつまんで書いたという随筆と呼ぶのか
なんかわからんが、本でありました
程良い、実に読みやすくて面白かった
話題がステキってのもあるんだが、
やっぱり立川談志を書いているってのは凄いなぁと
年末にNHKの特集見た時の衝撃が
また蘇ってきたのでありました

というわけで、ろくに落語も知らないわたくしが
すっかり落語好きをうそぶいたりしてるような
そういう末期的な中で、この本はステキで無敵でありました
談春さん凄い、なにせ、高校中退して落語家になった男
しかも、本当は競艇選手になりたかったとかなんとか

まぁ、噺家になるってんだから、並じゃいけねぇという了見か
そういう面白い話でかつがれてんだか
全然わからないのでありますが、実にリズムよくて
面白い文章でありました
何か、凄い事件が起きていくわけでもないんだけども
たんたんと読んでいって、話はすいすいと進んでいき
よいところで笑いがはいって、オチもある
そんなコラムが何本も収録されているというのが凄い
電車の中で読むのに
ほどよい感じで、実用書の類とは違って
すいすいと読み切ってしまった次第であります

なぜ赤めだかというのか、それは
内容にちょろっとだけ登場したので、それのことなのかと
まだ判別しかねておるのですが、
どうも、赤めだかという落語の題目はないらしく
はてさて

読み終えてから、そのあたりは不思議だったのでありますが
格好をつけた感想をつけておくと
この本の内容が、赤めだかという落語になってて
笑いあり、人情ありの、随分面白い話だったとか
そんな風に思ったのでありました

衝撃というのか、談志がもしかしたらいなくなるかもしれない
そんなことに触れている筋は、どこか、追いつめられた感があって
なんかすげぇな、師弟愛というのか
人間模様が染みるようにステキだと思ったのであります
まったく、たいした話だよ

ところで、除夜の雪というのは演ったんだろうか

名物を探す旅~滋賀県長浜~

2009-03-10 23:38:44 | 陶磁器を探す旅と名物
ただの国内旅行じゃないか

そんな具合になってしまいますが、
先日天気がよいのもあって、ぶらりというには
ちと遠いんだが、滋賀県長浜までいって参りました
以前に彦根城を見たときに断念した
長浜城を見るのが目的だったのであります
幸いなことに無料駐車場も多いようだしと
喜び勇んで、アホみたいに混む滋賀県の道路を
のらりくらり移動して、さて、ついた、長浜城

つまんね

いや、そんな身も蓋もないこと書いたらダメだ
と思うんだが、しかし、なんというのか
惜しいとは違う、なんかこう
名物のない博物館の哀しさを存分に味わってきたのでありました

長浜といいますと、秀吉が根城にしたし
石田、小堀とそれなりに多くのあれこれと
ゆかり深い土地、そりゃ楽しいだろうと
凄い楽しみにしていったのでありますが
城が小さい、そして、博物館として建てられた
いわゆる名古屋城と同じそれだったのであります
いや、名古屋城と比べたらいけない
あんなにでかくないっていうか、石垣の破片しか
本物は残ってなかったし…

というわけで、がっかりだったのでありますが
展示品にせめて、遠州好みの名物でもないかと
目を皿にして探したのでありますが
あったのは、必殺国友銃
これはこれで見事と、ちょっと感激してしまい
興奮を覚えたのでありますが、本当にそれくらいで
あとは秀吉直筆の手紙が二点ほど、他は複製ということで
なんというか、がっかりしてしまったのでありました

が、しかし、
物だけが名物とは限らない
そう思ったのが、天守閣というか、展望台からの眺めであります
琵琶湖の景色がこれまた
抜群によく見えて、こりゃすげぇなと感心
さらに、その琵琶湖から土器がすごいたくさんあがってきたとか
なにげにそんな時代のものまであるのかと
滋賀県をバカにしていた自分を反省したのでありました

さて、そんなわけでなんだかんだと楽しんでしまったのだが
そのまま帰るのも惜しいと思って
ぶらりとそのあたりを散策、幸いというのか
ちょうど、有名な盆梅展をやっておると知りつけ
慶雲館を見て参りました

盆梅展というのは、話だけ聞いていたのですが
実際に見てみると凄い迫力で、巨大な盆栽であります
多分そういう説明でいいんじゃないかな(不安)
樹齢数百年の梅の木が、不自然なほど小さい鉢に
みっしり植わっているという凄いもので
直径1mくらいの鉢にその鉢そのままから生えたような
凄い巨木が、細かな梅の花を咲かせている
しかも、凄いいい香りがする
感激でありました

こんな鉢が、これまた、困ったことに
とてつもない数ありまして、そのすさまじさを堪能するのでありました
日本人は本当、色々とすげぇな、バカだなぁと
ほれぼれとしたのでありました

さらに、有名な黒壁の町を歩いて
骨董屋巡りをしたりとか
なんだかんだしっかり楽しんできたのでありますが
骨董屋で、名物らしきものをいくつか見たくらいで
凄い出会いはなかったので
ここらで筆をおきます

いや、梅が植わってる鉢が常滑っぽいというか
多分紫砂の宜興あたりじゃないかと素人考えを
もっちり述べておきます

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

2009-03-09 23:13:59 | 読書感想文とか読み物レビウー
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術
著:デビッド・アレン

久しぶりでもないか、実用書を読みました
物事がみるみる整理できると
まぁ、そんな夢みたいな話あるわけねーだろうと
こういうのを読む時、いつもバカにしてから入るんだが
今回もなるほどと納得して読了したのであります
(影響されやすい)

ストレスフリーという状態になる
これが、どんなことよりも大切で
クリエイティブな仕事をするための状態だ

そういう信念というか、その言葉の下に
いかにしてストレスなく、フリーな状態を手に入れるか
その手法をいくつかと、あとは
金持ち父さんシリーズと同じように、
何度も何度も、同じことを言葉をかえて言い換えるという
読みきかせ本でありました
アメリカというか、ガイジンのハウツー本は
みんなこんな論調だよな

さて、書いてあったことはなかなか面白いというか
似たようなことは、みんなしてんじゃないかな
という内容で親近感がわくのがステキであります
多分、私はさほど忙しいほうではないからこそ
やってたんだろうなと、少し感じたのでありますが
ともかく、全ての事象を把握することから初めて
把握したら、次にどうするべきかを整理して
あとは、その整理した順番にたんたんとこなしていく

すると、中途半端な事象も全て次にやる事が決まってるし、
やらないといけないことも網羅されてるし
あとは邁進するだけだから、心にゆとりをもつことができる
もしくは、どうしたらいいかと無駄に考えることもなく
淡々と目の前のことに没頭できるんだよ

そういうお話でありました
なるほど、確かにその通りだ
なんて思ってしまったのだが、これはひょっとすると
凄く個人差のある話じゃないかなとも思うところ
自分でいうのもなんだが、集中するとそれしかできないという
ちょっとした病気みたいな自分をかんがみるに
集中できる環境があるってのはステキなんだが
例えば、あれもこれもやるのがよい人ってのもいるだろうし
この手法は、合う、合わないがあるんじゃないかな
なんて感じたりもしたのであります

個人的には凄く気に入って
早速会社の仕事に応用とか、生意気なことしてみたら
それなりに効果というか、なるほど
書いてあった通りにはなるなぁと感心したのでありますが
これは、なんというか、ちょっとした罠でありまして

整理して、次やることが明確になるだけに
次々とやることの山がやってきて、また
凄いスピードでこなしてしまうから、また新しい山がやってくる
なんだ、仕事ができる人みたいじゃないかと
思わなくもないが、この状態が嬉しいかというと
まったくそんなことはない、休ませろ
何も考えない時間を与えろ馬鹿野郎

と、愚痴ばっかりになって
挙げ句、オーバーフロー気味になって現在酷い有様です(最低)
ただ、間違いなく効果もでるしやる気と体力がある場合は
これでもりもり解決していくと、本当
とても立派な人になれるんじゃないかななんて
思ったのでありましたとさ

面白かったし、ためになりましたとしておきます

天地人 二人の養子

2009-03-08 22:17:08 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ天地人
見ていて、大変なことに気付いてしまいました
最近は大河ドラマとも思えないけしからん内容ばかりで
頭おかしいんじゃないかなどと
意気揚々と吼えておったわけですが
本日、その、それまでの自分がいかにおろかであったかを
身を以て知ることとなりました
天地人、今年の大河ドラマ、そのオープニングにて

イケメン

この輝く書を見て、呆気にとられ
その直ぐ後に、ヘレンケラーが水を悟ったように
すべからく私の脳内が整理されました

NHKは本気なのだ、捨てられたのは我々なのだ

ここの視聴層に最も適した内容を送る
それは公共の電波を使う以上当たり前のことであります
それを忘れて、やれいけてない、それ面白くないなどと
何も解っていない、そのターゲットとされていない身分の私が
あれこれと批判のようなママゴトを繰り返すなど
茶番以外の何者でもない
NHKが作るそれこそが大河ドラマであって
それにあれこれ文句をつける者どもはピエロでしかないのだ

と、そんなことを思うくらい
衝撃的だったのでありますが
ともあれ、そのためなのか、ロケでなく
セット内でばったばったと人が死ぬ
しかも柿崎の死に方はちょっとそれは、コントか?と
思うようなデキの上に
さらに、その後、本当にバラエティ番組なのかと
疑うような、景虎方の勢を谷へと突き落とすとか
面白すぎたのでありますけども
なんだろうか、どうしたらいいんだろうか

捨てられた視聴者として、それでも大河が見たいというだけで
この枠を見続けていくのでありますところ

しかし、これまで全く感じさせなかった
あの兼続の親父殿の素晴らしさに感嘆を漏らし
なんというか、上田衆の烏合みたいな具合とかに辟易したり
敵が殺せなかった兼続が
嬉々として味方殺しをしているあたりとか
なんか複雑な気分になってしまったのですが

とりあえず、ぽっと出の眉毛が悪いみたいな話は
どうかなぁと首をかしげたりしながら
来週も見る予定です
なんというか、ほら、捨てられたと思うと
気軽に楽しめるじゃないか、そういうもんだろう

名物を探す旅~竜安寺~

2009-03-04 22:54:36 | 陶磁器を探す旅と名物
ただの京都観光じゃねぇか

そんな具合ですが、ちょっと暖かくなってきたからってのもあり
観光にいそしんでおります、ステキね観光
どこいっても、お年寄りばっかりだわ、元気ね

さて、そんなわけで行って参りました竜安寺
かのへうげものにも登場して
ドヴォっとした岩(石)やらを見てくるという
それだけのためにいってきたんですが
いやびっくり、

工事中

値段下げてんのかと思ったら
ただしがきで工事中だけど勘弁な
なんて、特攻野郎Aチームみたいなことが書いてあるだけで
値段一緒でした、まったくもう

そんなぶーたれながらでも見てきて驚きました
あの石庭が見事だったのであります
舞台ではないんでしょうが、ちょうど石庭を臨む
その場所周辺が工事中ということで、そういう
工事用のそれこれが景観を著しく損なっているものの
確かにあの石庭があったのでございます

ついでに、その石庭を臨む部屋が解放されておりまして
まぁ、踏み込むことはできませんでしたが
凄いおどろおどろしい龍の襖が開かれておりました
あれは本来は非公開だとどっかで聞いたので
多分、工事中だからおまけしてくれてんでしょう

名物はその二つで、他にもあれこれとあったんだが
早咲きの梅を見て、でっかい池の中心に
怪獣みたいな木と鳥居があるのを見たり
まぁ、竜安寺を満喫したのであります
駐車場が無料というのがステキでありまして
あんな山奥、なかなかいけないんだが
車でなら安心と、にこやかに遊んできたのでありました

ちなみに石庭では、撮影しまくりの人々がいっぱいなのと
わかってんのかどうか怪しいガイジンが
これまたたくさんいたのも印象的
なぜか、学生さんも多くて驚いたのですが
考えてみると、天神さんが近いから
ついでに寄ったのかもとか思ったりしつつ

本当に普通の観光日記となってしまいました

ドラマスペシャル・白洲次郎~カントリージェントルマンへの道~ その1

2009-03-02 23:50:28 | ドラマ映画テレビ感想
テレビという業界について
ちょっと最近心配というか色々大変だよななんて
思うようになってきているのでありますが
なんというか、憎いヤツは憎いままでいてもらわないと
とてもやりづらいとつくづく思うところ
私は、NHKが好きでよくよく見ておるわけだが
これは民放に比べて実にくだらないことをやっているという
ある種羨ましい状態であることから端を発する

となると、そういう状態って恵まれてるよななんて思考になるんだが
そうじゃなくて、なんだろうか、カネの使い方を
あってるような間違ってるようなよくわからない状態で
常に迷走しているNHKが好きであって
なんか、本気出してるNHKがほかの民放をぶっちぎっちゃうのは
それはそれで色々なんというか、しょんぼりだなぁなんて
思わなくもなかったりと
何書いてんだかわかりませんが、その本気のNHKなのか
最近の不祥事に対しての返答がこれなのか
スペシャルドラマを見ました

今年は年末に坂の上の雲もひかえているし
もう大変楽しみで仕方ないのでありますが
今回のこの、白洲次郎についても相当のものでありました
まずフィルムが高価い、セットというかロケの質が高価い
ともかくすげぇなという具合で
圧倒的な贅沢をつぎ込んできたドラマであります

わたくし、またも勉強不足でさっぱり知らなかったのですが
なかなか面白いというか、日本人というのは
たまにこういう人もいたりして、実にいい仕事をして
この安穏としたたわけた民族をなんとか
国体維持させるに至らしめていたのだとか
難しい言葉を弄するほどのあれこれでありました

ぼんぼんはいいなぁ

そういう感想が一番適当なのかわかりませんが
白洲次郎の生き様のかっこよすぎるところとか
そういうのが全面に出ていて凄くよかった
ただ、意外と退屈というか、なんか
唐突な作りのような気がして、ちゃんと見ていても
どれくらい時間が経ったのかわからないように
とんとんと話が進んでいってたり、細切れにでかい事件を見せられると
どうなってるかわからないうちに、うずうずオワってしまったとか
なんか、見る方に学の無さを知らしめる内容だったように
ちょっとだけ感じたのであります

とりあえず、開戦までのそれこれで
その頃までで、いかにすげぇというか
かっこよかったかが描かれておりました
着てるもんもいいし、文平さんにはとてもステキだと思わされたし
ぎらぎらしてる日本人ていうのを見るのは
面白いなぁという感想が一番強いのでありますが
次郎のスタイリッシュすぎる姿にやられつつ
次回が楽しみで仕方ないドラマとなりました

これとかやってるせいで
今の大河がああなんだろうかと、一抹の不安を覚えますが
これで視聴率という怪しい指標でみると
天地人のほうが高いんだろうなと思うと
なんとも色々考えさせられるのでありましたとか

ドラマの感想になってませんね

天地人 謙信の死

2009-03-01 21:10:19 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ
方々でロケを見せろとたたかれておるらしいですが
最初のうち、結構ロケあったんだから我慢せよと
言わぬばかりの昨今の演出に驚くばかりであります
面白ければいいんだけどね

というわけで、面白いかどうかでいうと
今回は、揉め事の回だけあって面白かった
ああやって、重臣どもがかってに揉めまくるのが
たまらんなと思うところ
上杉の今後がどうなっていくのかは
まだ勉強不足でさっぱり知りませんが
あのあたりの輩は一掃されるのでありましょうか
来週が気になります
結局景虎を攻め滅ぼすんだよなとは覚えてんだが
さてさて

こんないさかいをしている間に
織田勢に包囲されるようになって
今度は逆に、織田勢が不可解な撤退をしていくとか
そういう展開だろうとぼんやり楽しみなのでありますが
とりあえず、合戦というか、戦いは
ほぼすべてスタジオ撮りになるのかもと思い
じっと耐えて見ていきます

あとは、とりたてて何がというのはなかったというか
遺言でっちあげて、義の国とか
そのちぐはぐさが狙いなのか、それとも
ちぐはぐな脚本で何が悪いとかふんぞりかえってんのか
今後ちゃんと見ていきたいなぁと思うのでありましたとさ

謙信の遺言というタイトル使っておいて
今回こういう内容というのはどうなんだろうかと
少し考えさせられるのですが、いいとして
どんどんきなくさい話をしてほしいものであります
あの眉毛の人がいい感じだなぁ