定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

大阪城は外人ばかり

2014年11月21日 20時51分01秒 | お仕事関係
今日午前中で研修が終わったため、研修会場のすぐ近くにある大阪城を見学することとした。

一般の人に比べると旅行経験は多い方であると思うが、大阪城には、今までに一度も行ったことは無かった。

大阪城は、高校二年の修学旅行で見学をする予定であったのだが、スケジュールが予定より遅れたためパスとなり、既に薄暗い公園内の食堂できつねうどんを食べた後、そのまま直行で、松山観光港行きの夜行フェリーに乗った記憶がある。

天守閣の中に入ると、中にはミュージアムショップが何軒も並び、8階天守閣に登るためのエレベーターまで完備されていた。
これが城なのだろうか。
地元の松山城の場合、小ぶりの天守閣の中を、とんでもない勾配で、殆ど梯子のような階段を駆け上らなけれならない。
しかし、床や階段は歴史を感じさせる黒光する木造で、現存12城の一つであることが、誇らしく感じられた。

そして、更に特筆すべき点として、観光客の中に殆ど日本人が見られなかったことが挙げられる。
顔つきは同じ東洋系なのに、男性はなんだか皆、妙に小太りしており、かつ大きな声で大陸の言語を発していた。
人の流れは一切無視して、思い気ままに立ち止まり、集合写真を撮影している。
孫の手ぐらいの長さの棒の先にスマホ、デジカメを装着し、きらびやかな装飾の前に来ると、それを背景にして自分撮りをしている者も多くいた。

白人の夫婦・カップルも多くみられた。一方、殆ど日本語を耳にすることは無かった。

たまに日本語の会話が聞こえると、たとえそれが普段は大嫌いな関西弁であったとしても、なぜか懐かしく、心強く感じられた。