kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

みんなに見られている!

2014年07月07日 | アート
最近、ちょっと危うい写真をアップし、「よくこんなの撮れたな」といわれる。
一方「個人情報としてまずいんじゃないの」ともいわれる。

このところ驚くのは、毎日100人前後の訪問者が定着しているものの、閲覧数が600を越すこと。
ということは、アーカイブスを見ていただいているわけだ。
で、よく見られている記事の上位が、その危ういもの。

みんなに、見られている。やっぱりまずいな。

「お散歩デジカメ」の師匠(といっても弟子入りしてないんだけど)、キット・タケナガさんに触発されて、いつも外出するときは、コンデジ・ニコンクールピクスP7000を首にぶら下げている。

気にかかったものにカメラを向ける。
だけど、ブログにアップしていいものと、そうでないものがある。
それをわきまえよう。

その根拠が、不特定多数の人に見られていること。
グーグルでは、タイトルや本文中で、使用している言葉でヒットする。
恐ろしいほどの、情報分析である。

ところで、我が家には、親しかった故人の遺品、梟(ふくろう)の置物コレクションがある。
あまり多すぎて数を数えたことが無い。
たくさんの目がこちらを見ている。

梟は、不苦労、福来朗、福老の縁起ものと聞く。
古くはギリシャ神話の知恵の女神アテナの使いといわれる。

が、実際は、愛くるしい表情はしているものの、猛禽類である。
和名のふくろうは、毛がふくれた鳥。なるほど。

烏(からす)はその色から、忌み嫌われるが、梟は「賢明・友達・幸せを呼ぶ」と、諸外国でもマスコット的存在だ。
府中・大國魂神社のカラス団扇、JFAの旗章三本足のヤタガラスもあるが、カメラ爺はやはりフクロウの方が、愛嬌があって好きだ。

ちなみに、このフクロウ、近年数が激減して、東京都など、複数の県で絶滅危惧類に指定されている。
そういえば、里山も森がなくなった都会では見かけろことも無くなったな。







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2 コメント

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ギロット光る眼 (6944)
2014-07-07 21:45:39
爺のこの一枚は、親族の遺品を題材に供養としてカメラに収め、捧げたものかもしれない(邪推だから違っていたらご免なさい)。

フクロウの当て字はなるほど、なるほど爺の蘊蓄の豊かさである。そして世界中にこれほど愛される鳥がいないのも言うまでもない。

海外旅行に出ればそこかしこにお土産として売られている。

6944は陶芸の視点から述べたい。フクロウとミミズクの違いである。生物学的にはなんの差もないが陶芸ではミミズクが圧倒的人気である。二つ並べて一つあげるといううと十ちゅう八九の人がミミズクをとる。また長くなる恐れ。そこまでとします。

ところでアイヌのイオマンテ(熊祭り)は著名だが、シマフクロウをを送る儀式はそれほどでもない。だがアイヌにとっては同じく大切な儀式だ。

そのシマフクロウ、ミミズクみたいに角(みみ)がある。でもフクロウと呼ぶ。そのことが、ミミズク・フクロウの差をいうことの意味のなさを象徴している。

爺も言うようにフクロウは猛禽類とはいえない愛すべき鳥(撮り)。爺の故人もそのことを愛でてコレクションに勤しんだのだろう。
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結果的にそうなった。 (kazu)
2014-07-09 01:01:54
6944さんへ

故人は親族ではありませんが、親戚以上に親しくしていただいた方です。
遺品整理の折、一個ずつ、紙に包んで持ってきたと聞いて、まさしく供養のため撮ったと言われれば、その通りかもしれません。
良く見ると、ミミズクの置きものもありますね。

偶然ですが、故人の持っていたエンジュ製シマフクロウのキーホルダーが、カメラ爺が26年前北海道取材の折、購入したキーホルダーと、少し大きさは違うものの、そっくりなのには驚きました。
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