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夜遅く外に出ると、
街灯が薄ぼんやりと見えるほど、霞がかかっていた。
雨上がりのあと、夜の気温が下がらず、靄が発生したのだろう。
これを春霞というのか。
ふだん散歩道の玉川上水第二公園。
街灯に照らされた木々のシルエットが、深遠なものに見えてくる。
春霞 たなびきにけり 久方の 月の柱も 花や咲らむ(紀貫之)
灯りの元が月ならば、この歌がぴったりではないか。
街灯が薄ぼんやりと見えるほど、霞がかかっていた。
雨上がりのあと、夜の気温が下がらず、靄が発生したのだろう。
これを春霞というのか。
ふだん散歩道の玉川上水第二公園。
街灯に照らされた木々のシルエットが、深遠なものに見えてくる。
春霞 たなびきにけり 久方の 月の柱も 花や咲らむ(紀貫之)
灯りの元が月ならば、この歌がぴったりではないか。
一般に俳句・和歌では春は霞、霧は秋と峻別される。
爺の写真に戻ろう。松林ではないと思われるが、長谷川等伯の国宝「松林図屏風」にそっくりだ。入選?佳作?もしかして金賞?飛躍冗談なら盗作。
はははっ、考えもしなかったけど、ちょっと似てますね。
ゆえにイメージ盗作ではありません。
等伯のは常緑樹だけど、これは落葉樹。
何の木だろう。調べてみます。
泡を切らせて、24時間営業のドンキホーテ(驚安堂改めピカソ)にMTBで出かけたら、こんな風景に出会いました。
出直して、ブロック塀跡にデジ一眼を固定しての撮影。
近隣の人に不審がられるを懸念してのポジションでした。
実視では、もっと薄ぼんやりして風情がありました。気象現象が見せてくれた、美しい瞬間(とき)。