kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

どこかで見たことがある・・・

2014年06月29日 | 神社
行ったことはないが、この連なる鳥居の原点は、京都の伏見稲荷大社の千本鳥居。
全国3万~4万と言われる稲荷神社の総社である。
人の性(さが)で、その先がどうなっているのか行ってみたくなる。

上野・花園稲荷神社。
徳川将軍家の菩提寺寛永寺に比して地味だが、幕末、彰義隊の戦い、最後の激戦地だったという。
あだやおろそかに通り抜けるわけにはいかない。



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2 コメント

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見事な繰り返し (6944)
2014-06-30 10:19:28
本阿弥光悦の国宝燕子花図、鈴木基一の朝顔図、そして日本の伝統文様・青海波を彷彿させる写真を見た。爺の作品はこの繰り返しのリズム感を鳥居の列に見出して一枚にしている。

写真左下隅には狛犬も配し、どこかを示す提灯一対も画面に取り込むことも忘れていない。

「その先」こそが男児と生まれ育ったものの憧れ、求めるところ。この写真、なかなかの作とお見受けした。

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かきつばた (kazu)
2014-06-30 14:21:12
6944さんへ

燕子花(かきつばた)読めませんでした。
この字のもとは中国原産キンポウゲ科の花、まったく別種。いつの間にこうなってしまったのだろう。

繰り返しの構図、日本刀の柄のデザインにあるそうですね。とすれば、刀剣の鑑定・研磨を家業とする家に生まれた光悦が、それを絵画に取り入れたのかもしれない。

まさにループの魅力。

人はそれを美ととらえるのでしょう。

鳥居のことあれこれ書こうと思ったけど、生々しくなりそうなので、やめました。この、婉曲表現いいですね。
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