kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

年の瀬

2012年12月29日 | 現場
人混みが嫌いである。
駅構内の通路、美術館、街中の交差点、デパ地下…
立ち止まることが許されない。

年の瀬。
瀬とは、水の流れが速いところをいう。
年末の人の流れ、年の瀬という表現は言い得て妙だ。

ごぞんじ上野・アメ横。
よせばいいのに、カメラ爺は、好奇心まるだしで人混みに入っていく。
「まぐろ4,000円が1,000円だよ! 1,000円!」
確かに安いのだろうが、もともと4,000円が妥当な値段なのだろうか。

若いカップルが、購入する。
隣の店の若い衆が
「値切ればもっと安くなるよ」とつぶやいた。
一体、ここの価格帯はどうなっているのだ。

確かにスーパーなどより安いのは事実だが、
量が半端じゃない。
声につられて買いこんだら、とても食べきれないだろう。

相方が、キューブのコンソメとカップスープを買ってきた。
「ええっ? それって、なんでアメ横なの?」
「ちょうど、きれてたから」
あっけらかんとしたものである。
もっと別なもの期待してたのに…