kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

たまには和食もいいものだ。

2012年12月02日 | グルメ
上野の美術館詣でが続いている。
そこで思案するのが食事処。
和・洋・中、何でもありだが、だいたいが大人数の入れるところが中心になっている。
訪れる人々の数を考えれば当然のことか。

公園内に、気になる店があった。
創業明治8年。かつて、かの横山大観がオーナーだったこともある「韻松亭」だ。

11月25日にアップした都美術館「メトロポリタン美術館展」の帰途、
遅めの昼食に予約なしで入れた。
相方は茶つぼ三段弁当(1,680円)、私は花籠膳<雪>(1,890円)を注文。
値段の差は、器の盛り方と2品多いだけである。

船底を利用した卓が風情を醸しだす。
出された花籠膳は、色どりきれいに盛りつけられている。
ほぼ精進料理である
酒肴に合うものばかり。ご飯と赤出しを並べるのを忘れてしまった。
花見シーズンの予約は、正月初めすぐいっぱいになってしまうという。
さもありなん。
庭の夜桜は、喧騒の上野公園とは別世界だそうだ。