kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

絵画から音楽をイメージするなんて考えもしなかった

2012年09月26日 | アート
東京・京橋にあるブリヂストン美術館に「ドビュッシー、音楽と美術」を観に行った。
<印象派と象徴派のあいだで>との副題があるが、そもそもドビュッシーの音楽をあまり知らない。

家に帰って、確か「月の光」というタイトルのCDがあったことを思い出した。
バブルの頃、ソニーが自信を持ってデモをして売り込んでいた30万円近くするCDラジカセタイプのサウンドシステム。それについていた10セットのサンプルCDの1枚だ。
「月の光」「夢」を聴くと、確かに自然や情景は目に浮かぶが、絵画はない。

この展覧会、コロー、モネ、マネ、ルノワール、ゴーギャン、ボナール、好きな画家の作品も多いけど、
知らない画家の作品も数多く展示されていた。

ドビュッシーは、こうしたが画家たちと交流があったようだ。
しかし、絵画から曲のモチーフがわいてくるとはねえ。
そこが芸術家たるゆえんか…

ブリヂストン美術館の学芸員の企画に拍手。
ちなみに、このショーウインドーの作品は、マネの「浜辺にて」である。

大正10年創業、老舗の焼き鳥丼!

2012年09月26日 | グルメ
「はいっ、カウンター、サンドン一つ、ヨンドン一つ、ゴドン一つ入りました!」
(なんだ、この符帳は?)と思ったら、焼き鳥が3本、4本、5本の丼のことだった。

東京・京橋の「伊勢廣」の焼き鳥丼を食べた。
もう20年も前に取材した老舗の店である。

通常は4本からだが、午後1時から2時まで、3本のサービスメニューがある。
それが目当て。いかにおいしいからといって、もうカメラ爺には重い。
あつあつの鶏スープとお新香付きで1,000円。
隣席の若いカップルは、ガッツリ、5本丼を食べていた。1,800円也。

取材した頃は、6,7ヵ月飼育の雌の軍鶏(しゃも)だったと思ったが、
現在の店のネット紹介では、十分な飼育日数をかけた朝〆の雌鶏とある。

いずれにせよ、備長炭の焼き具合、おいしさは変わらない。
レアなササミ、団子(つくね)、ネギとシシトウを挟んだモモ。
しかも、タレとごはんが、ほどよく絡みあって絶妙なバランスだ。

たかが焼き鳥、されど焼き鳥…である。