kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

政策研究大学院大学?

2011年03月22日 | 都市
六本木の国立新美術館に隣接して、政策研究大学院大学なるキャンパスがある。
34年前創設された、埼玉大学政策科学研究科の研究方針を引き継いで、1997年創設された大学院のみの国立大学法人である。
国内・国際の政治・経済・行政等の政策リーダー・研究者を育成する国際的拠点とある。
気になるのは、学生の3分の2が留学生。日本の若者はどうしたのだ。
博士課程の防災プログラムを専攻しているのは、73名の内わずか1名。それに対して地震工学、地盤工学、河川防災などの専門教授が8名もいる。
このキャンパスから新たなリーダーの登場を期待したいが、これでは仕分けの対象になってしまうのではないか。
ちなみに現在の副学長はよくテレビに出てくる大田弘子氏。あの竹中平蔵の政策を継承した人物である。

写真の向こうにそびえたつ六本木ヒルズが象徴的だ。