kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

ヤマトではないクロネコ

2014年07月03日 | 動物
時折り、我が家の猫額の庭を横切る猫がいる。
これがそうか。

先週の日曜日、区民の3分の1にも満たない投票率だった区長・区議会補欠選挙。
夕方、突然の土砂降りの雨があったとはいえ、あまりに関心がなさすぎる。
誰が選ばれようとどうでもいいのだろう。

それにしても、盛りあがらない選挙だった。
朝、投票所に行っても、会場の中学校の校門が開かれると、そこに張られている小さな「投票所」の文字がまったく見えなくなる。
ましてや、投票所を示す看板さえない。

人の気配すらなく、「投票日を間違ったのではないか」と思わせてしまうくらいである。
以前は、校門脇の看板もあったぞ。

相談係にその旨を指摘したら、そばにいた選挙管理委員会の人が「善処します」だと。
その後どうしたかは、確認しなかった。
が、この投票率では、もし「善処」しても、なにも変わらなかったのだろう。

帰途、とあるアパートの濡れ縁で、黒猫が日差しを浴びてまどろんでいた。
動物写真家の岩合光昭さんなら、近寄って優しく声をかけることだろう。
が、ここは他人様の敷地である。

それまで、カメラを意識していたのだが、しかとされて、目を閉じられてしまった。
脱ぎ捨てられた片方のサンダルが、妙に安心感を誘う。
我が家の庭の前を通り過ぎる黒猫は、もっと警戒心が強かったはずなのだが…

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2 コメント

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日光外にも眠り猫 (6944)
2014-07-04 05:46:01
黒猫と青いサンダルの「デュエット」である。
心地よいさなかにある被写体に「何を歌ってるの」と聞くのは安眠妨害、静かにその夢を想像しよう。

黒猫については紀元前のエジプトでは神であったとか、中世ヨーロッパでは悪魔の使いであったとかいう話も無いではないようだが、実は飼いネコの中でも人懐こく穏やかな性質を持っている。

爺はまた、その対象の心根をカメラを通してものにした。サンダルの縁は猫に合わせた黒、中央部分は遠い海や空を表す青である。猫ならずとも「夢幻(無限)」の睡魔に襲われよう。

6944はいまエジプトの猫を陶芸の作品として製作中だが、それよりなにより思い出すのは「黒ネコのタンゴ(皆川おさむ)」だ。歌詞に「だけどときどき 爪を出して
僕の心をなやませる」とある。

愛らしい黒猫。
爺のように印画紙に閉じ込め愛でてみたい。
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猫神・犬神 (kazu)
2014-07-04 14:58:41
6944さんへ。

日光の眠り猫が、黒猫だったら、気味悪い。
まだ、「黒猫のタンゴ」の方が可愛い。が、あの歌詞を思い出すとは、爺らしい。
確かに爪を立てられると、後遺症が残ります。
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