kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

あら懐かしや、「グー」?

2013年07月11日 | 動物
新宿エルタワー28Fのニコンフォトサロンで、かつて可愛がっていた猫そっくりの写真に出会った。

(回想)
10年以上前のこと、ご近所の茶虎猫「グー」が、我が家を訪問してきた。
猫好きのカメラ爺は、来るものは拒まずで、可愛がった。

餌を与えるわけでもないのに、夜になると、我が家に来るようになった。
そのうち、泊まっていくようになり、翌朝、飼い主の家に帰る。

北側の窓から、飼い主の家のベランダの手すりにいるのを見かけ、声をかけると、
「ニャー」と返事をする。

「なんだ、この猫は?」と思い、飼い主に話したら、別の猫を飼い始めてから、
ミニ家出をするようになったという。いる場所がなくなったということか。
ご近所のみなさんにも、愛想を振りまいて、可愛がられていた。

我が家での滞在時間が長くなり、正月の記念写真にも登場するようになった。
数年たって、足腰が弱くなり、ついに2006年8月15日、我が家の庭の脇で息を引き取った。
忘れられない悲しい出来事である。

写真とはいえ、その猫のそっくりさんが、じっとこちらを見つめているのだから、心動かされるのは当然だろう。
猫の写真なら、こんなふうに撮りたい。

写真家の名は、浅岡 恵。なんか聞いたことのある語感だが、同音異語。
ニコンD4で、南フランス・コートダジュールの鷹巣村と呼ばれるところの野良猫を撮った写真展である。
こんなやさしい野良猫の表情は見たことない。地域の人々に可愛がられているのだろう。

そういえば、「グー」も野良猫だった、と飼い主が言ってたっけ。



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