ハトとたんぽぽ

和子の気まま日記

2023-1-29(日)、経験者が語る「ひきこもり」🌤️

2023年01月31日 05時42分45秒 | 障がい者
室温は、3.5度(6時半)。
相変わらず寒い朝である。散歩に出掛けると、愛知知事選挙のポスターが6人の候補者中4人のポスターがやっと張り出されていた。

宣伝カーも回らず、静かな知事選挙である。

文化会館に行く前に、ストップ気候変動、ジェンダー平等、平和を訴えている尾形けい子候補の期日前投票をしてきました。

午後から、のほほん日和主催の「経験者が語るひきこもり」「生きづらくとも生きていく」と題して、高知でピアサポーターとして、全国各地で「ひきこもり」の講演をしている下田つきゆびさんの講演を聞きました。

下田さんは小学3年の時に、2歳違いの兄が不登校になって、兄からいじめられながら学校に通うようになるが、中学2年から不登校となり、ひきこもりになり、家のトイレに入れずに部屋でバケツでトイレをするようになり、それを片付ける生活をしてきました。

13歳から20歳までの時期は、不登校、ひきこもり生活で、父親はギャンブルで借金地獄で母と家出を繰り返し、悲惨な時代だった。

定時制高校、短大で友人もできて、一番の相談相手になってくれた。

24歳の時、四国お遍路を歩いて周り、人生観が変わり、サポートセンターや精神科にかかり、30歳で「つきゆび倶楽部」という表現活動を行うようになって、読んでくれた人から繋がりが出来て、人と繋がることで「生きづらくても生きていける」ようになってきた

特に母親がいつも一人の人間として扱ってくれたことが支えとなっていた。

「ひきこもり」の経験者の生々しい話を聴いて、こんなにも悲惨な生活を体験しながら、ピアサポーターして、講演活動が出来るようになるって凄いことです。

今社会の底辺で「ひきこもり」として苦しんでいる人達が少しでも救われるようになるといいですね。

私自身も娘を一人の人間として尊重して、一緒に生活しているのか反省しました。

久し振りにとてもいい講演会でした。

今日の万歩計は、7,538歩でした。

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