薪ストーブアクセサリー暖炉メンテナンスヤフー店薪ストーブ情報バナー

かまや食堂

昨日の記事で書いた次女の 吹奏楽部の地区大会 では、娘の出番が14時半頃だろうと前もって知らされていたので、どこかでテキトーに会場へ向う道すがら昼食を食べようと細君に強請られていた。 で、実は前からずっと気になってたラーメンの美味い店 「かまや食堂」 ってのが、たまたま今回の会場近くにあった訳です。 なので、細君を誘って暖簾をくぐってみた。 まぁ彼女的にはもう少し小洒落た店に誘って欲しかったようなんだけれどね(笑)

聞くところによると、現在の主人は4代目で150年も続いてる老舗食堂らしい。 もちろんその間、時代と共にメニューは変わっているんだろうけど、それにしても旧いね。 現在の店舗の佇まいも老朽、相当な古ぼけたもので、出入り口こそアルミサッシに変えられてるけど、内部の建具は木枠にガラスのおそらく40~50年前のものそのままなんだろう。 子供の頃住んでた懐かしい吾が家を思い出した。 まさに昭和風情たっぷりのレトロな食堂です。

店に入った瞬間、どうも一般的なラーメン屋の匂いがしない。 で、席についてお品書きを見て納得、理由が判りました。 そう、ここは純粋なラーメン屋じゃないんですね。 日本蕎麦もやってる訳です。 種類もラーメンと蕎麦ともに同程度あります。 ラーメン系が中華そば・バラ肉中華そば・つけ麺・冷やしつけ麺・盛麺・ざる麺の6種類で、蕎麦系はかけ蕎麦・月見蕎麦・肉蕎麦・もり蕎麦・ざる蕎麦、そして天ぷら蕎麦のやはり6種類です。

そんな訳で 「かまや食堂」 というのはお品書き上はラーメンと蕎麦の店です。 しかし、店内を見渡してみれば圧倒的に、て言うか、ほとんどが中華そば目当てのお客さんです。 見た限りでは30人近く入ってる客の内、ざる蕎麦食べてたのがたったの1人で、それも親子連れの子供だけでした。 なので、実態は食堂と名乗るよりラーメン屋と言った方が合ってますかね。

昼時の12時半に入店したんですが、丁度1テーブルだけ空いててすんなり座れました。 吾々はたまたま入店のタイミングが良かったのでしょう。 その後ひっきりなしに客が入って来て席の空き待ち状態なってしまいましたからね。 それにしてもスゴイ人気の店みたいです。

さて、注文したのはもちろん2人とも中華そばなんですが、周りで食べてる普通盛りを見ると、どうも量が少し足りなさそうだ。 で、少し迷ったけど、結局自分は欲望に負けて大盛りを注文してしまった。 100円増しの650円ですね。 上の画像がその大盛りなんだけど、大した量じゃないです。

中華そばが運ばれて来ると強烈な鰹節系の匂いがします。 店に入った時、一般的なラーメン屋の匂いがしなかったのはこういうことだった訳です。 お品書きで書いた通りで、ここは蕎麦もやってる店ですからね。 出汁のとり方が独特なんでしょう、て言うか、おそらく蕎麦の出汁の取り方が基本にあるのかも知れません。

スープを一口啜ってみると匂い通りのインパクト、とにかくこれでもかってくらいに節系の味です。 それも今まで食べた節系とは全く違う個性豊かな風味、かまや食堂のこの味、かなり美味いです。 節系のスープとしては申し分ない味です。 この点は細君も同意見でした。 濃い口醤油色のスープは透明感もあり濁ってなくて見てくれもいい感じです。

そして、チャーシューもなかなかどうして、かなり美味い。 程よくトロリと軟らかいし臭みもない。 吾々2人の味覚ではスープとチャーシュー、これらはかなり高得点です。 しかし、惜しいのは麺ですね。 残念ながら麺はスープほどの感動がない。 特に細君はこの手の麺は好きじゃないらしい。 確かに食感がどうもガサツなんですよね。 プリッとしたモチモチ感が無い、て言うか、粉っぽい感じがどうしても残ります。 もちろん好みの問題もあるでしょうが・・・

でもまぁ全体的には美味いラーメンです。 隣町なので車で30分かかるんですがね、それでも時々は食べに来たいと思えるほどの美味しいラーメンには違いないです。 麺がどうしても苦手らしい細君はもう来ないと言ってるんで、次は1人で来ることになりますがね(笑)




かまや食堂

2010年の胡瓜収穫累計 : 183本
茄子収穫累計 : 95本


人気ブログランキングへ の 応援 なんてメンドクサイでしょうけど、そこを何とか!
いつも駄文にお付合いありがとーございます。
コメント ( 0 ) | Trackback (  )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする